最優秀生徒である生徒会長は、最底辺生徒に中出し孕ませ妊娠出産させられなければならない会則 作:ヤラナイカ―
「あのでもセックスするといっても、避妊具とかないですけど……」
ベッドを見せたら、実際にやることを想像して怖気づいたのか、すぐネガティブになる森村君。
わかるぞ、私も実は怖いからな。
「安心しろ。避妊具とかはいらない。生入れ中出しだ」
「えっ、また安全日なんですか。でも、あのあと考えたんだけど……やっぱり生で挿れたらできちゃう可能性はありますよね?」
おっ、森村君も意外に賢い。
そうなのだよ。完全な安全日など存在しない、よく学んでくれた。
「ふふふ、心配いらない。そのために、私はこれを用意した」
私は、森村君の前に一枚の書類を差し出す。
「これなんすか。森村遊太専属精液便器……無責任種付けOK?」
「私が、森村君の専属精液便器になる契約書だ。これにお互いに署名捺印すれば、妊娠の心配はいらないだろ」
「えー、妊娠の心配はいらないって、ええー!」
森村君は、ひっくり返りそうなほど仰け反った。
オーバーリアクションだが、いきなり貴方の精液便所になりますと言われても、そりゃ呆気にとられるのもわかる。
「妊娠したら、私の方で処理するからかまわん」
「あのでも、堕胎はダメですよ! 女の子の身体に負担がかかるって!」
そう少し怒ったように言う森村君に、私は少し感動していた。
ちゃんと女性の身体に配慮する気持ちもあるのか。
自分の欲望を満たせればいいゲスなのかと思い込んでいた。
かなりの変態ではあるが、それは生育の仮定で捻じ曲がったのだろう。
彼も、根っこでは善良な人柄だと知れて私は安心した。
なにせ、私は森村君の子供を産んで育てなければならないのだから。
「誰が堕胎するといった、ちゃんと産むぞ」
「本気ですか?」
「本気も本気だ」
「でも、会長も学校がありますよね。お腹とか大きくなったら、学業に差支えがあるんじゃ?」
「私を誰だと思ってるんだ。この学校の生徒会長であり、理事長の娘だぞ。お腹が目立つ前はごまかせるし、目立ってからは自宅学習すれば、気が付かれずに産むことぐらい簡単にできる。この学校で、私に不可能なことなどないからな!」
「でも、なんでまた僕の子供を産もうなんて思ったんですか。会長ほどの美人が子作りしたいなら、相手なんていくらでもいると思うんですが」
当然の疑問であるな。
もう、こういう会則があるから仕方がないんだと言ってしまいたくなるが、それを言えば森村君は私とセックスすることを当然の権利と思うことだろう。
そうすると、調子に乗りやすい森村君のことだから、すぐに増長するに違いない。
会則のことを知らせないでセックスするためには、あくまでも私の変態趣味ということにして、主導権を握らなくてはならない。
「他の男ではダメなのだ」
「もしかして、会長は僕のこと好きだったり……」
「そんなわけないだろう! むしろ一番嫌いな男だからこそ、嫌いな男に無責任に種付けされて興奮できるんだ」
「でも、ゴム付きでもいいでしょう。身体に負担のかかる妊娠や、出産までしなくても……」
「出産アクメというのも楽しんで見たくてな。こういってはなんだが、うちの家は君などでは想像もつかないほど金持ちだ。子供は産み捨てておけば、うちの家のメイドが育ててくれるから、何の心配しなくていい」
もちろん私は、産み捨てなどはしない。
産んだらきちんと自分で育てるつもりなのだが、森村君にできた子に価値があると思われては困るので捨てると言っておく。
「うーん、わかりました。でも、印鑑とか持ってきてないんですが?」
「拇印で構わんぞ」
私は森村君を誘導するために、自分の名前を書いて印鑑を押す。
さあ、君も名前を書いて拇印を押すんだ。
「会長もボインでいいですよ」
「……ほら、くだらないことを言ってないで、さっさと君も署名してくれ」
「ハハッ、じゃあ森村遊太っと」
森村君が拇印を押したとき、やったと私は心の中でガッツポーズした。
ものすごく酷い文面だが、これは立派な契約書だ。
森村君は、私に無責任種付けをしてもいい。孕んだ場合の責任は、私だけにある。
裏を返せば、できた子供の親権は私だけにあることが書かれているわけだ。
これで森村君は、私の子供とは関わりないことになる。
万が一、子供の認知などを求めてきても突っぱねる法的根拠になるわけだ。
森村君が性欲に目が眩んだところを騙すような真似をして申し訳ないが、これで問題の半分は片付いたとホッと胸をなでおろす。
さて、これからがセックスの始まりである。