※この作品はR-18です。

【Rewrite】星の階(きざはし)を昇った先に   作:千月華音

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※18禁になります。二十九章の続きの設定です。
かなり激しいシーンがありますのでご注意下さい。


第二十九・五章:欲求 ★★

 

 

「……、…………。……っ、…」

 篝の口から絶え間なく気持ち良さそうな吐息があがっていた。

 喘ぎ声とか悲鳴とか、通常の性行為で発せられるような言葉は彼女からは聞こえない。だが……。

 吐息、鼻息、口から洩れる微かな電子音のようなもの。

 それから伝わる温かさと継ぎ間の間隔などから、快感を表しているのだと次第にわかってきた。

(気持ちいいんだな……)

 篝の両胸を優しく揉み愛撫しながら、背後から座る形で繋がっていた。

 いわゆる背面座位というやつ。

 繋がっている部分から伝わる水音だけが響いている。もうほとんど動かずとも内部の蠢く肉壷の感触だけで幾度か射精を促されていた。

 篝が物足りないというかのように見上げてくる。

 だけどその表情は、恥ずかしさと躊躇いが滲み出ているかのような――今まで見たことがない可愛らしさだった。

 それを見たくて。

 つい、こうやって……奥ではなく、襞を纏わりつかせるように回すような動きをしてしまう。

「……っ、~~っ」

 求めた刺激には至らない快感に、篝が身悶えして自ら腰を揺らそうとするが。

 どうやって動けばいいのかわからないのだろう。結局、力が抜けて背を預け愛撫に身を任せてきた。

「……篝。疲れた?」

 意地悪く尋ねる。

 疲れたならやめる。そう言外に臭わせた。

 だけどそんなことあるわけがないのはわかっている。もっと絶頂を味わいたいと中の締め付けが震えて答えていた。

 でも……。

(篝の口から聞きたい……)

 たとえ意味の通じない言葉であっても。

 零れる口の動きや吐息から、欲しいと言わせてみたかった。

 篝の唇がきゅっと引き締まる。噛みしめるように、小刻みに震えた。

(言うか……?)

 期待に満ち溢れる。おねだりして欲しい。言われてみたい。男心として。

 だが――。

「――――ッッ?!?!」

 頭の中に直接、高密度の圧縮された情報が怒気の入り混じった声で注入……脳細胞を一部破壊された。

(これはマズイ……!)

 急いでシナプスを結合する。破壊された細胞を破棄、体内のオーラを掻き集めて新たな神経細胞と結合、縫合。

 とりあえず精神崩壊する心配はなくなった。

 だが涙目で篝を見下ろす。油断していたとはいえ……。

 こういう女だってことを忘れていた。

「かが、り……。頼むからそれ、やめてくれ……。俺もう死んだら、復活できないんだよ……」

 いや、そればかりではなく。

 いま死ぬとこの世界そのものが破滅する。

 打ち明けることはできないが。

「…………」

 篝は。

 わかっているのかいないのか、唇を尖らせて顔をプイッと逸らした。

 そんなことを言う瑚太朗が悪いのだと。

 ……要するに。

 意地悪しないで、さっさと続きをしろということらしい。

 篝の蜜壷は、続きを促すかのようにキツく締め上げ、萎えかけた瑚太朗を愛撫していた。

(はいはい……)

 もう余計なお願いをするのはやめよう。命が惜しい。

 篝の両足を抱え上げる。

 大きく股を広げる格好をさせると、恥ずかしいのか身を捩って逃れようとした。

 だが篝の耳を甘く噛んで、性感を刺激する。

 本気でイかせるつもりだから、どんなに嫌がろうと淫らな格好でしたかった。

 篝の唇を背後から塞ぐ。

 舌と舌を絡ませ、彼女の口内を犯すほどの勢いで激しく口づけた。

 篝の瞼が震え、次第に口づけに酔っていき、自然と吸い寄せられるように腕が伸びて首にまとわりついた。

(そのまま……しがみついてろ)

 奥を一気に貫いた。

「……っ!」

 口づけを離さないまま抱えた脚を広げさせた状態で子宮入口に亀頭をカリまでめり込ませた。

 篝の中の襞が衝撃でざわめく。

 それを無視する勢いで、めりこませたまま左右に回転させるように動かした。

 娘に用いた性技。

 彼女はこうすると泣いて怖がったが次第に夢中になっていった。

 篝に通用するかどうか……。

 だが。

「   っ……   !!」

「……?」

 何か変な音が、篝の口から空気の振動のような震えで伝わった。

 だが感じているのは確かなようで、先ほどからビクビクと膣入口がひっきりなしに痙攣している。

 そのまま。

 右に、左に、子宮口に引っ掛けた状態のまま勢いを殺さず回し続ける。

 中はぐしょぐしょに濡れて、刺激されてもいないのに彼女の陰核が次第に膨れて勃ちあがってきた。

 だが無視する。

 このやり方の欠点は腰をひたすら動かさなければ出来ないので、他の愛撫に手を動かす余裕がない。

 しかも篝の両足を限界近くまで広げ持っている状態。

 身体は軽いので苦にはならない。中の湿りが洪水のようになっているので動かすことだけに集中できた。

 篝は――。

 快楽だけを追って自ら口づけを求め舌を絡ませてきた。

 感激してしまった。

 まさかこれほど感じたまま応えてくれるとは思わなかった。

 夢中になるというより、これは……。

(もっと欲しがってる……)

 それが伝わった。

 期待に応えましょう、とさらに行為を過激にすることにした。

 めり込ませた亀頭を、そのまま。

 子宮の内部……さらに奥へ。

 人間ではない篝に必要のない器官。だがそこは女性のもつそれと寸分違わない、芸術的なまでに見事に再現された秘部だった。

 かつて娘を取り上げたとき、そこを一度視認した。

 そのときの記憶を呼び覚ます。――興奮がさらに過熱する。

 内部のイメージを掴みながら子宮内部を抉るように掻き回した。陰茎の棹部分に子宮口と擦れる刺激が動きをさらに加速する。

 たまらず、内部に押し付けるように射精した。

 だが勢いがとまらず、注ぎこみながら動きをとめずに攪拌していくと。

 篝がひきつけを起こしたように連続絶頂した。

「……篝、っ!」

 腰を両手で抱きしめる。

 篝の両足は何もしなくても震えながら大きく広がっていった。

 彼女の奥の奥まで突き刺す感覚が、自然と淫らな姿を導いている。だがそれがいやらしいとかエロいとか、そんな気持ちは起きなかった。

 求め合っていた。

 それが快楽の共有だと後に冷静になってわかるが、やっている今は何も考えられず、ひたすら。

 彼女を求め、彼女に求められ――命そのものを分け与えられているかのような、不思議な充足感。

 篝は子宮で瑚太朗を感じていた。

 そして感じるまま欲求を促し、それに応えて動き続けていた。

 あまりにも奥深くで接合しているため、もはや膣内そのものが波濤のような揺らめきをもたらし、二人の結合部から精液すら零れなくなっている。

 瑚太朗は篝を抱きしめて、背面座位から後背位に切り替えた。

 獣のような格好で篝を激しく穿つ。

 彼女の手が何かを求めるように伸ばされ、その手に指を絡めた。

 娘のときと同じ――。

 性の快楽。

 神様がもう一度与えてくれたとしか思えなかった。

 不思議だった。

 性欲はとうになくなっていたはずなのに。

 篝と繋がっているだけで……かつて夢中になって貪り続けたあのときの悦楽が再び呼び覚まされていく。

(もう一度……)

 やり直せるなら。

 彼女を得られるのなら。

 回復させるための手段だけど。

 篝を今度こそ永遠に自分のものに出来るのなら、無駄にはならない。――無駄になどさせない。

 たとえまた後悔することになっても構わない。

「……   ――っ    ……!!」

 空気の振動のような声が、また篝の口から溢れ出た。……少し不安になる。

 これが篝の精神状態をまた脅かすものでなければいいのだが。

 窓の外を見る。……大丈夫そうだった。

 たぶん、余りにも快感が強すぎて、それを知りたがって解析でもしようとしているのかもしれない。

 篝らしいと思えば笑みすら浮かんできた。

「篝。……中に溜まったの、苦しいか?」

 だいぶ子宮内部に精液を注いでしまった。我ながら出し尽くしたと思う。だが……。

 まだ数回は出せそうだった。

 篝は首を振って、腹の力を強め、もっと欲しいというかのように膣内の襞を蠢かせた。

 なんてタフなんだろう。嬉しくなる。

「じゃあこのまま、掻き混ぜるからな。手、しっかり掴んでろよ」

 ひっくり返す。

 篝と深く口づけを交わしながら、両足を高く持ち上げ、すっかり降りて垂れ下がってきた子宮にまた突き挿れた。

 聞こえないはずなのに、内部の水音が木霊する。

 それに合わせて子宮内を縦横に掻き混ぜた。篝の口から零れる涎を舐めとり、掻き混ぜるごとに彼女が達し続けていることが伝わってくる。

 篝の手が、首を締め付けるようにしがみつく。

 その手を背中へと導き、身体ごときつく抱きしめるようにした。抱きしめ合う恋人同士のように。

 再び注ぎこむ。

 そしてビクビクと震える彼女の瞼をそっとキスして、注ぎこむ勢いのまま動きを早めていく。いつまでも終わりが見えなかった。

 すると――。

 いつの間にか、篝のリボンが。

 意志をもつかのように、身体に巻きついてきた。

「……っ?!」

 二重三重にぐるぐる巻きにされる。

 篝とぴったり密着した状態のまま、キツく身体を縛りつけてきた。

「ちょ、……篝っ!」

 叫ぶが。

 篝は、もっと深く入れろとばかりに結合部にまでリボンを伸ばし、繋がっている根元にある睾丸を刺激してきた。

「くぅ、……っ!」

 揉みしだかれる。強制的に射精させようとしていた。

 もはや抗う術もなく、リボンに促されるまま射精が続けられた。

 篝は――。

 自分だけでは満足できず、瑚太朗にも長く絶頂させようとしていた。そのために射精の元となる精巣を刺激している。

 淫乱とかそういうレベルを超えていた。

 これはもはや、人間同士の性の営みを越えた何か。

 さすがについていけそうもない。

 瑚太朗は逃げようとして、根元にあるリボンを手に取って引き剥がそうとしたが。

 そんな簡単に取れるものでもなく、……しかも急所を刺激されてはたまらない。

「か、篝……! 頼むから……っ!」

 懇願するが。

 もっと出せるでしょ? とでも言うかのように笑みを浮かべていた。

「いや、だから、そんなことしなくても……っ!」

 足りない。

 と、彼女の顔が言っていた。

 顔が青ざめていくのがわかった。

 ――すでに。

 能力によってかなりの身体的強化を行っている。それをもう数段階上げなければ、このままだと。

 殺されるかもしれない。

 瑚太朗は覚悟を決めて、体内循環機能を新陳代謝に特化、底上げして回復。一時的なものだったが。

 そして筋肉組成と心臓の構造を改造――とにかく。

 精液を作る機能だけを高めた。

 普通の人間なら、これ以上出すと痛みを伴う。が、その痛覚を遮断。

 ここまでする必要はないけれど、万が一にも死ぬわけにはいかない。

 篝を見下ろした。

「覚悟しろよ。ここまでさせたからには最後まで付き合ってもらうからな」

 篝は。

 この後数時間――いや、数百時間以上。

 瑚太朗の精をすべて受け入れて、数々の体位で極めさせられ、そして失神するまで付き合わされることとなった。

 

 

 

 寝ている瑚太朗の傍から。

 ヨロヨロの状態で篝はベッドから這い出した。

 膣内から溢れ出る精液が一筋の流れを床に残し。

 それを省みる余裕もなく。

 早く正気に戻ろうと、とにかく屋敷から逃げだした。

 

 

 

 

It leads to thirty chapter……

 




第二ラウンド以降がなかったので追加しました。
普通以上の行為ではないですけど、激しさ的に★★にしました。
文章はそんなにエロくないですけど内容が…。具体的な明言は避けますけど。
次話も18禁となります。
35章「別れの曲」の幕間となります。(異物挿入有)
ひとまずこの話をもちまして完結とさせて頂きます。
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