部屋の中に音が響く。ぱちんぱちんと肉と肉がぶつかり合い、ぐちゅぐちゅと水が混じりあう淫らな音が。
あなたは白い背中と汗に濡れたうなじを眺めながら彼女を犯す。獣のように激しく腰を打ち付けていた。
無言だが息は荒く、呼吸はまるで雄叫びのようである。まさに性に溺れる獣となっていた。
むずむずと熱いものがこみあげてきてもうそろそろで発射しそうだ。
その寸前のところであなたは目覚めた。
「居眠りしていたのね」
気が付くとあなたは椅子に座っていた。
机の上には難しい本が並んでおり、今後に向けて英雄について下調べしているうちに寝てしまったようだ。
それ以上にあなたを驚かせる事象があるが、その元凶は悪びれない。
「あら、わたしと一緒に座るのは嫌かしら?」
目覚めたあなたが驚くのも無理はない。あなたのふとももの上には式が座っていたのだ。
重さはさほど感じないが、おしりが密着してきて気持ちが良い。とくにおちんちんがおしりに埋もれていて今にも射精してしまいそうである。
夢だけでなく現実でも発射寸前になっていた。
あなたは首を横に振り、おちんちんを怒張させた。
「ありがとう。でも……わたしもごめんなさいね。そうよね……おちんちんの上に座ったらそうなっても仕方がないわよね」
式もあなたが勃起しているのに気付いて謝る。彼女はほんの悪ふざけのつもりだったようで、あなたとえっちなことがしたくて騎乗したわけではなかった。だが意識したからだろうか、式もあなたと同様にむらむらとえっちな気分になる。
うなじが汗ばんでメスの匂いを放つ式にあなたも自然と胸を高鳴らせる。
「このままあなたの好きなように」
式はあなたに身を任せた。このまま服越しに擦り合って射精するのも、脱がせて重なり合うのもあなたの好きにしていいと。
式の言葉に甘えたあなたは立ち上がって互いに裸になると、再び椅子に座って式をその上に座らせた。
素股のような状態になり、大きく張り詰めたあなたのおちんちんは式のふとももに挟まれる。
亀頭からあふれたカウパー線液と式のふとももから滲む汗で程よく滑り、気持ちよさに任せて腰を振るあなたの動きでおちんちんは式のふとももの隙間を駆けた。
「いくら好きなようにといってもズルいわよ」
気持ちよさに身を任せるあなたと違って式は悶えていた。
あなたからすれば式のふとももで擦られるのは得も言われぬ快感だが、式にとっては気持ちが良いがイクほどでもない微妙な快感である。前戯の愛撫だけではもどかしいと、式は指で膣の入り口を広げると、そのままあなたを飲み込んだ。
「これでお相子ね」
式はそう言うがお相子も何もなかった。
急に挿入までしたものだから、先ほどの淫夢から続くあなたの勃起は限界を迎えて式の膣内で果ててしまったのだ。
挿入した瞬間に快感のツボが切り替わったのにあなたは耐えられず、勢いよくいのちの精を式に注ぐ。
今度は満足いく前に射精されてまたしてもイけない式は少しむくれつつも、振り向いてあなたに囁く。
「もう……言ったそばから射精するなんて。でも……まだイケるわよね?」
式はあなたに期待していたし、あなたは実際まだイケた。
一度の射精ではあなたのおちんちんの猛りはおさまらず、式の膣内で固いままである。あなたは立ち上がると、先ほどの淫夢のように腰を式に打ち付ける。
式は机に手をかけて体を支えながら腰をあなたに向けて押し出し、あなたはそこに向けて腰を振り肉と肉がぶつかり合う。
ぬちゅぬちゅとおちんちんを前後させながら膣内の白濁液を掻き回すため、自然と混合愛液が溢れてふとももに垂れる、あなたからは死角のため見られないが、あなたのふとももにも付着したため感覚でその光景は容易に想像でき、その想像であなたの性欲は加速していく。
「ん! やん♡ あん!」
式もやっと満足いく激しいストロークについ小娘のように喘ぐ。
いつもはなるべく喘ぎ声を抑える式が大声で喘いでいるその姿にあなたが乱れないわけがない。
もっとその声を聴きたいと、腰の動きは早くなる。
ぱちんぱちんというペースからパンパンと肉の音はビートを上げて、後輩位で激しく突き上げられた式は気持ちよすぎて目から涙が出てきた。
「ひゃん! や♡ んあん!」
いつもの式と喘ぎ声も違っている。
もしかしたらこれが本来の彼女なのかもしれないが、それを知る術はない。ただ今日の式はあなたのおちんちんによがっていた。
「ん……あ! あん! ひゃん♡」
喘ぎ声をあげているうちについに式は絶頂してしまう。
式の膣壁がきゅんと締まってそれに合わせてあなたも射精する。
搾り取られるように射精が収まらないあなたは腰を式のおしりに押し当てて幸せを感じ恍惚の笑みを浮かべる。
一呼吸でも一本のうどんのように白濁液を注いだのにビクンと脈動すると式の膣内でおかわりを差し出す。最初のものを含めると抜かずの三発目に式もおなかを膨らませた。
「こんなに射精したら、溢れてしまうわね」
式の膣に刺さるあなたのおちんちんは栓の役割である。
一滴残らず搾り切ったあなたは萎え始まるおちんちんを引き抜くと、式の入り口がぱっくりと開いて白く濁ったものが溢れる。自分の精液が式の愛液と混ざりあったそれが式の太ももに垂れていて、交尾の最中に溢れたモノとは量も白さも粘り気も一線を画す。先ほどの射精で出し切って居なければもう一度式を抱きたいほどにあなたは興奮して鼻息を荒げた。
「もっとえっちがしたいって顔ね。でもあなたのおちんちんはもうイケないようね」
式は軽くあなたのおちんちんを撫でたがピクリとも脈動しない。どうやら打ち止めのようだ。
「でも……胸の高鳴りが収まらないのはわたしも同じね。そうね、このまま裸のまま抱き合って眠りましょうか」
あなたは式の申し出に頷いた。
式をベッドの上に押し倒すと裸のまま抱き合い、胸と唇を重ね合わせる。
胸の鼓動がシンクロし、その音を聞きながら互いに抱き付き合うだけで、あなたも式も気持ちよい。
獣のように体を重ね合わせた二人は、幸せな顔で今宵は眠る。