※この作品はR-18です。

「」さんとあなたのマイルーム   作:どるき

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「」さんのCCC

「性的欲求不満の限界を確認」

 

 そんな音声をあなたは聞いた気がした。

 たしかにあなたはしばらくご無沙汰だし、女性に囲まれての某電子空間の攻略で疲れ魔羅になっていた。

 性欲に忠実になるのなら手あたり次第皆に襲い掛かりたいが、それこそ敵の思う壺とだろうと相手の危険度ゆえにあなたは我慢する。

 だがそれも限界に近い。

 

「今だけは我慢しなくてもいいわよ。でも目は開けないでね」

 

 休息中、うとうととしていたあなたの耳元で誰かが囁く。あなたはこの声を聞き間違えるわけがない。今では同じ体であろうとも聞き分けられるようになった「式」の声である。

 耳元にキスをした式はそのまま唇を這わせてあなたのおちんちんを咥えこんだ。唾液が渇いて冷える感覚に肌が粟だち、それが口淫の感触を強める。

 いま式は同行していないはずだがあなたは確かに彼女の肉を感じている。目を開けるなと言うのだから、目を閉じているあいだだけ干渉可能ななんらかの方法で感覚だけ遠方から送っているのだろうとあなたは解釈した。

 溜まっているだけあって、式が亀頭の裏筋をちろちろと舐めると、あなたは堪え切れずに舌で割られた亀頭の裂け目からいのちの精を溢れさせた。

 びゅるんという効果音がふさわしいほどに濃いザーメンゼリーは式の口の中に消えていく。時間と空間を超越したフェラチオは今のあなたには刺激が強い。

 

「ヨーグルトのように白くてぷるぷるね。それにこんなに元気だなんて……まだイケるわよね?」

 

 あなたは式に伝わるかはわからないが、彼女の声に頷いた。

 式は口の中に溜まったあなたを飲み込むと、再び口で攻める。今度は唇をつぼめて顎を上下させ、ストローク運動であなたの竿をしごいた。

 じゅぷじゅぷと式の口が泡立って、細かい泡が千手観音の如き快感をあなたに与える。

 無限ともいえる小さな掌で撫でられているようで、ここが特殊な空間かつ、特殊な方法によるフェラチオだからなのかもしれないが、その快感は今までの性行為の中でもトップクラスである。

 それでもあなたは辛うじて射精を我慢出来ていたが、じゅるじゅると式が吸う力を強めるとそれには我慢できない。裏筋からいのちの精を引き抜かれたかのような快感が背中を駆け巡り、あなたは二度目の射精をした。

 もう少しこの快感を味わっていたかったとは思うが、それ以上に気持ちが良い発射にあなたは腰を抜かす。

 

「にふぉめわすふぉひうひゅいわね」

 

 二度目の射精は一度目と比べれば薄かった。

 だがそれも一度目が濃かったことと比べたためで、一般的には二度目も充分に濃厚である。

 式の唾液と混じってクリーミーなおちんぽミルクを式は下品な音を立てて飲み込む。傍目にはミルク系のスイーツのように式は美味しそうにいのちの精を飲み干した。

 式とてご無沙汰なのでそろそろあなたと一つになりたいが、いまはそれが許されない。

 そのため式は残念そうな顔をしながら、二度の射精で少し小さくなったあなたのおちんちんをキャンディのように嘗め回した。今できるのがフェラチオに限られるのなら、搾りつくすまで口で搾り取るつもりなのだ。

 

「今日は口だけでごめんなさいね」

 

 式は謝るが、あなたは気持ちよすぎて気にしなくてもいいのにと呟く。式にもこの声は届いたが、むしろ自分が満足しきれていないが故の懺悔なので式は八つ当たり的にあなたのお尻に指を入れた。

 アナルを襲う異物感にあなたは呻くが、式の指が前立腺を攻めるのでおちんちんの方は節操なく大勃起してしまう。実際にはアナルに指は入れておらず式は挿入したときの感覚をあなたに伝えているだけであるが、それゆえに開発など何一つしていないあなたのアナルでも快感だけを拾ってしまう。

 式は逆の立場で激しい愛撫をされたかったなと心の中でつぶやきながら、アナルと亀頭の二点攻めであなたを襲った。

 

 そのまま何度あなたは射精しただろうか。

 眼を閉じて快感に身を任せたあなたは途中で数えるのを止めていたが、四回は射精したのを憶えている。

 遠隔フェラチオで発射したあなたの精液はすべて式の元に届き、式は顔も胸元もすっかりおちんぽみるく化粧になっていた。

 モンスターとしてのワザマエ、CCC(ちゅーして・ちゅちゅっと吸う・ちんちんみるく)は誰にも気付かれることなく一時間ほど続いた。

 

「そろそろ打ち止めかしら。でも……まだ濃いわね」

 

 射精の度にあなたの白濁液は薄まっていくが、それでもあなたのものは濃かった。

 水のように薄い射精でもその生臭い匂いは鼻にツンと来て、式の口の中にいやらしい気持ちを溢れさせる。

 何度も射精されて溢れた精液がつたる式の頬は艶やかで、直接目にしたらあなたは恐らくそのまま押し倒すだろう。でもあなたはそれを見ることが出来ない。

 最後の一滴を吸い取った式はその生臭い口であなたの口元にキスをして、あなたは自分の精液の味をそれとも知らずに口に含んだ。

 

「時間もおちんちんも限界のようね。続きはあなたが戻ってきてからにしましょうか」

 

 こうして式の干渉は止んだ。

 目を覚ましたあなたはストレスから解放されて清々しい気分と、射精しすぎて体のあちこちががたつく倦怠感に襲われた。

 こんなにおちんちんが痛いのなら、あれは夢ではないのだろう。

 夢のようなフェラチオの事をあなたは胸に刻んで戦いに赴く。

 無事生還して、式と続きをするために。

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