夏の暑い日、あなたは部屋の中にいた。
全裸になって肌はうっすらと汗ばんでいる。
向かい合う二人の女性も裸であり、彼女たちは同じ顔、同じ体をしていた。
「サーヴァントって奴だからなのか、織が此処にいても不思議じゃないのはわかる。だがな、なんで女っぽい仕草で平然とマスターとやる現場に俺が居合わせないといけないんだ? しかもこんな恰好で。これじゃあ俺もやれって言っているようなもんじゃないか」
「実際そういうつもりよ」
向かい合っているのは式と「式」である。
「式」が言うに、普段は式には認識できない「式」を、失われたこの場にはいない人格である織と誤認させれることで一時的に認識させているという。
「式」は何を考えたのかあなたと式を入れた三人でまぐわいたいと思ったという。
「本来のあなただって幹也とこれくらいしているのでしょう?」
「式」はあなたを押し倒すとおちんちんにしゃぶりついた。
下品にじゅるじゅると水音を立てながら気持ちよさそうにしゃぶる。
あなたも裏筋に快感の電気が走って悶えてしまう。
式に見られているせいか、いつも以上にあなたもドキドキしていた。
「それは……」
「これは夢よ。だからここにいる彼のことは幹也だと思っていいから」
「夢か……そうかな……そうかも……」
「」の力によるものなのか式が普段見せないようなトロンとした目つきに一瞬なると、そのままあなたの顔に顔を近づけた。
「ホラ……こっちに来てからご無沙汰なんだ、久しぶりにいいだろう幹也」
式の言動にあなたも困惑してしまう。
「式」が言うように式はすっかりあなたを旦那さんだと思い込んでいたからだ。
しかも久々のセックスをするとハメを外している。
おちんちんを「式」に握られたまま、あなたは式にキスをされた。
蕩けるように甘い吐息の口づけ。
肉体的には普段の「式」と同じはずだが、人妻だからか人格の違いなのか、その唾液は媚薬のように熱い。
唇の柔らかさだけでついおちんちんの我慢まで解けてしまい、そのまま「式」の口内にいのちの精を注いでしまった。
上と下を同時に責められてあなたも身が持たない。
「んぐ……いつもより量も勢いも凄いわね。これはわたしの口がよかったのかしら? それとも式のキス?」
あなたは答えられない。だがその目線にあなたの答えを察した「式」は少し拗ねて式を押し倒した。
「オイオイ、何するんだよ」
「わたしは口にたっぷり射精してもらったから、次はあなたの番よ」
「なんだよ、キスだけでイったのか。幹也も溜まっているみたいだな」
「式」に惑わされている式の脳内設定では久々に訪ねてきた幹也が実体化した織を踏まえた三人で事に及んでいるわけである。つまり式が久々ということは幹也役のあなたも久々でたまっているのが当然である。
あなたもおちんちんは一度の射精では収まらないくらいには元気である。式はあなたの腹上に跨った。
「久々の幹也がわたしの膣内にぴったりと張り付いて気持ちいい」
挿入時の一突きだけで久しぶりの式は果てたようだ。
膣内が蠢いてぐにぐにと気持ちよさそうである。そのリアクションがあなたのおちんちんを刺激してもっと気持ちよくさせる。まだ挿入しただけなのに気持ちが良い。
背徳感の補正もあるのか普段の「式」と比べても数段快楽が強い。
その気持ちよさ具合を「式」も察しているようで顔を少しむくれさせており、その申し訳なさが余計にあなたを刺激した。
いけないことなのに気持ちよすぎる。
あなたは快楽の導くままに式を下から突き上げる。
「や! まだ動いちゃ!」
突き上げるたびに式の腰はあなたの動きを受け止める。尻肉が衝撃を吸収してその電波が太ももを通っておちんちんに伝わっていく。
互いの汗と愛液が混じってびしょびしょになった腰元と突くたびに下半身に広がる快感。
あなたは性欲の化身と化して無言のまま突き続ける。
「そんな! がっつくな! わた……おれもイっちまうだろ」
式は出来ることならつながったままの淡い快感を長く味わいたかったようだが、肉欲に振り回されるあなたはそれを許さない。
一突きするたびに式の膣内はキュンと軽く絶頂してあなたのおちんちんも先走り汁がドバっと溢れて膣内射精しているようなものである。
こんなことを繰り返していては特濃ザーメンの膣内射精も時期が近いだろう。
あなたが式の名を呼びながら突き続けるのと同様に式も幹也の名前を呼びながら突きに合わせて腰を振る。
これがあの式とはあなたは思えなかった。「式」ならこういう反応もよくしているとはいえ、いつもツンとしている彼女がこうも乱れるとは思っていなかった。
いくら自分を旦那さんだと思い込んでいとはいえ、見てはいけない家庭の姿を見てしまったようであなたも後ろめたい。だがその後ろめたさが快感を加速させた。
「そろそろね……お返しよ」
その様子を眺めていた「式」はそろそろあなたが射精しそうだと見抜くと、頭の方からあなたの唇にキスをした。先ほどフェラチオ中に式にキスされた結果、射精してしまったことの意趣返しだろうか。
口の中には唾液に混じった生臭い匂いが広がるが妙にその違和感が効いてくる。
おそらく先ほど口内に射精した精液の残り香なのだろう。
よく考えると飲み込んだりすすいだりもせずに彼女はずっと口の中に残して味わっていたようだ。そう考えると嫉妬でむくれながらそんなことをしていた「式」をあなたは可愛いと思ってしまった。
もとをただせばこんなことをしなければよかったろうにと思いつつも、あなたは口の中に広がる自分の精液と「式」の唾液のカクテルの味で果てた。
「こんなに射精して、二人目が欲しいか?」
そんな風にいう式の声が聞こえたが、あなたの意識は次第に遠くなっていった。
気持ちよさのせいか、射精でおちんちんの精液が空になるのに合わせてあなたは気絶した。
はっと目が覚めたあなたは意識がもうろうとしていた。
それは先ほどの3Pが大それたことだったからというわけではない。あれがどうやら夢だったようだからだ。
気が付くとあなたは汗だくの全裸姿でベッドに寝ており、その上には式が跨っていた。
先ほどの射精など夢だからなかったのだろう。おちんちんはガチガチに硬くなって式の膣に包まれていた。
「ごめんなさい。我慢できなくて襲ってしまって。寝ながら犯されて、いい夢が見られたかしら?」
あなたはつながったまま式に先ほどの夢の事を教えた。
そして夢の中ではやられっぱなしだったからと、あなたは式を押し倒す。
「今度はあなたが攻める番というわけね。いいわ、満足が行くまであなたの好きに」
あなたは正常位から始めて松葉崩しを経由して出船後ろ取りと体を重ねながら体位を変える。
いつの間にこんな連携を憶えたのかと式は思うが、たんにあなたはおちんちんに任せて抜かずにバックにもっていこうとした結果こうなっただけに過ぎない。
そして珍しくお尻を突き出した式を後ろから突きあげた。あなたは獣のように式のお尻をわしづかみ、快楽に任せて腰を叩きつける。
ぱつんぱつんと肉と肉がぶつかる音が部屋に響き、その音にあたなはトリップしてリズムを上げる。
次第にパンパンとビートを早め、そしてついに達した。
「夢とはいえ式と寝たというのは気に入らないけれど、こんなに激しくしてくれたのだから許してあげるわね。ありがとう……それに……まだイケるわよね?」
夢の中でもセックスをして起きてすぐにまたセックスと普段と違うことをしているせいなのだろうか。
今日のあなたはやけに元気である。
寝ている間に夢での射精回数に連動して二回ほど搾り取られているし、この膣内射精も通常の二倍の量がある。
それでもあなたのおちんちんは収まらなかった。
「今日は元気すぎるけれど、偶にはこういうのも悪くないわね」
あなたのおちんちんが収まるまで二人の交合は続いた。
その結果どうなったのかは脇にどけるが、あなたの部屋にいかがわしい匂いが充満するくらいにあなたも式もやり過ぎなくらいに互いを貪り合った。