気がつくと、あなたはプールサイドで横たわっていた。
直前まで何をしていたのか思い出せないが、衣服はいわゆる水着である。
強い日差しのせいか構内にはムシムシとした湿気が溜まっており、ちょっとしたサウナのようでもある。
おあつらえ向きに清らかな水が張られたプールがあるのだから、それを見過ごせるはずがあろうか。
あなたはおもむろに飛び込むと、しばらく泳ぎ続けた。
「んもー、ちゃんと目を開けなければダメじゃない」
誰もいないと思っていたあなたは誰かにぶつかってしまい驚く。息を切らせつつ顔をあげると、そこには白い水着を着た「式」が立っていた。
「それとも、水の中で目を開けられなかったのかしら?」
優しく、そしてちょっとアンニュイな口調は間違いなく彼女であろう。
驚いて目を擦るあなたは、水を除けてクリアになった視界に式の肢体を取りこんだ。
水着は白いワンピースで、いわゆる競泳水着であろうか。いや、よく見ればあれは姉を名乗る不審者が着ていたものの一着であろう。
いつぞやのように他人の衣装を拝借したのだろうが、モノマネされたら聞き間違えそうな衣装にあなたは少しドキリとしてしまう。
「あら?」
式を前に硬直したあなたに対して、式はあることに気がついたようだ。
おもむろに式はあなたに近寄ると、右手を水中にあるあなたのある場所にあてがったのだ。
「やっぱり、貯まっているのかしら」
式は優しくあなたの金的に触れていたのだ。
先ほどからどくんどくんと鳴る心音に同調するように、あなたは止めどなく精液が作られていることを感じていた。
その影響かあなたのきんたまは膨らんでおり、いつにもまして熱を帯びていた。
触れなければプールの水に溶けていくであろうあなたの熱。式はそれを手に触れることで感じ取っていた。
「んもー」
式は自分でイタズラしておきながら、まるであなたが悪いかのように呟いた。
次第におちんちんが大きくなり、式の手首にカリが触れていたのだ。
揉みしだく右手に伝わる滑る感覚は、プールの水だけではないようだ。式が直感したように、あなたのおちんちんは先走り汁を溢れさせ始めていた。
そろそろプールを汚してしまいそうだ。
式はそう考えて、あなたを外に出すことにした。
「少し我慢してね。続きは上でしましょう」
抱き抱える際に式は軽く頬をキスしており、あなたはそれで射精しかけた。だが、必死に我慢したあなたのおちんちんは水中から上がった時点で既に限界であろう。
「それでは、脱がせてしまいましょう」
式は手始めとしてあなたの水着を剥ぎ取ったのだが、その際に上下したおちんちんの振動で、あなたは果ててしまった。
ぷるんと上下したおちんちんのスイングにあわせて、振り回された一本うどんのようあなたのザーメンが空を舞う。
恥ずかしいというより気持ちいいと言うべき感触。
あなたは不意の射精に腰を抜かしてしまう。
「急に射精すなんて失礼ね。でも、それもあなたらしいわね」
あなたらしいとはあなたのおちんちんの状態であろうか。
いつものようにあなたは一回では終わらない。おちんちんの裏筋を精液がつたりつつも、一層あなたのおちんちんは大きくなっていた。
式は水着の内側できゅんきゅんとときめいている。
そろそろ彼女とて肉欲が恋しい。
「先程より大きいし、まだイケるわよね?」
顔にかかった精液で頬を濡らしながら、式はあなたを押し倒した。
プールサイドは滑り止め加工が施された床なので少し痛いが、水を吸っているせいか思ったほどではない。
水泳帽以外、裸に剥かれて仰向けになるあなたに対して式は水着をずらして花園の門を開いた。
またぐらをずらし淫唇を指で開くと、膣の入り口が物欲しそうに呼吸をしている。更に指を膣穴に近づけて押し広げると、愛液とプールの水が混ざった何かがあなたのお腹に溢れてきた。
そのまま式は緩んだ顔であなたを下のお口で飲み込んでいく。
にゅるにゅると進む膣の刺激は、水着のせいかいつもとは少し異なっていた。どことなく締まりが強く、それでいて滑りも相応に強まって釣り合う。
「ほら、あなたも頑張って♥️」
式は「がんばれ♥️がんばれ♥️」とあなたを応援しながら腰を動かした。
射精しても勃起を維持するように「がんばれ♥️」なのか、出来るだけ射精を我慢してほしいと「がんばれ♥️」なのかがいまいちながら、あなたはとりあえず射精を堪えてみた。
あなたのお腹に手を当てて、力を込めて行う激しいグラインド。式のまたぐらがあなたの接合部に密着し、ときおりお尻の肉がきんたまにあたるとそれがとても心地がよかった。
何度か腰を上下させると式もあなたのきょうのツボに気づいたのか、途中からそればっかり攻めてくる。
いくら頑張ってもこんなことをされて我慢など出来ようか。
あなたは式に断りもなく果てていた。
膣内に射精しているので音もないが、ぴゅるぴゅるという効果音がふさわしい勢いで射精してしまう。
真っ白なザーメンは最初のものと同様にぷるぷると艶と濃さを持つそれで、一度だけでも式の膣内を染めるに充分であった。
「ん♥️」
あなたは何回か射精してしかうが、その度に式は小さく喘いでいる。
おそらく式もあなたの射精には気がついている。それでも、もうひとつの「がんばれ♥️」が続いているからか腰を止めることはない。
絡み付き、搾り取るように蠢く式の膣内。
射精してもすぐ回復するのもさもありなんな名器にあなたは酔いしれる。
勃起こそ維持しているが、されるがままのあなたがどこか愛しかったのだろう。式もそんなだらしない顔のあなたをおかずにするのが止まらない。
「射精てる……でも、これで最後かしら」
何度めかの射精であろう。
とうとうあなたも限界を迎えてしまった。
射精直後なのでまだ少し固いが、きょうはもうこれ以上は大きくなりそうもない。
式もそれを察したのか、腰を止めてあなたの胸に体を倒す。
汗と最初の精液でべとついているが、式の匂いの前にあなたは気にせず手を回して式を抱き締めてしまう。
「誰もいないし、しばらくこのままもいいわね」
式の提案にあなたは頷き、あなたと式は時間を忘れて重なりあった。
「───シミュレーター、起動を終了します───」
気がつくと、あなたはシミュレーターの機械に座っていた。
あのプールはシミュレーション中に見た夢なのだろうかと、あなたは小首を傾げてしまう。
しかし夢ではないようだ。
よく見れば「式」と一緒に訓練をしていたようで、式は目が合った瞬間、人差し指を口に当てていたのだ。
手段はわからないが、式ならばそれくらいできるのだろう。
自分もそうだが彼女も貯まっているのか、シミュレーターのバグのようなものをついて、あの空間に誘われたようだ。