※この作品はR-18です。

「」さんとあなたのマイルーム   作:どるき

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「」さんと旅館えっち

 新年あけましておめでとうございます。

 そんなお題目で、あなたと「式」は雀のお宿を訪れていた。

 三が日は誰にも邪魔されず、ゆっくりと過ごすためにここに来ている。当然ながら人も精霊も英霊も避けたプライベートな区域に宿泊していた。

 人目を気にせずに一緒にお風呂に入ったり、ごはんを食べさせてもらったりと、至れり尽くせりなあなたは気が緩む。

 食事も入浴も済ませた夜になって、いよいよの時間に式はあるものを取り出した。

 

「そろそろ時間だけれど、ちょっとこれを聞いてもらえないかしら」

 

 式が取り出したのはラジオか何かの受信機と、そこから伸びているイヤホンのようだ。

 言われるがまま耳にそれをセットしたあなたは、そこから漏れてくる声に驚いた。

 

「んあん! んん! 幹也ぁ」

 

 それは式のよがり声だったからだ。

 おそらくもうひとりの式が、夫との行為に雌として鳴く声があなたの耳を溶かしていく。

 

「だいぶあの子も盛り上がっているわね。さあ、わたしたちも」

 

 この日、あなたと式とは別に両儀夫婦がこの宿に来ていた。

 夫婦水入らず、娘にも邪魔をさせないふたりきりの温泉旅行と言えばただの骨休めで終わるわけがない。

 向こうも一晩中体を求め会うつもりだろう。

 普段は死んでしまった織という男性としての人格をなぞろうと勤める彼女が、女に戻ってあえぐ声にあなたも興奮を覚える。

 それは目の前にいる「」もそう。

 第二子を仕込む子作り生えっちに負けないような、自分たちの子作り生えっちをしたいとあなたに訴えた。

 

「ん……ん、ん」

 

 あなたは手始めに式と唇を重ねた。

 口が塞がれて鼻でしか息ができていないが、耳に届く向こうのあえぎ声にあなたも式も興奮して唇が激しい。

 アダルトビデオが性的興奮を刺激する要素の一つとも言われるのが女性のあえぎ声であり、声だけで抜けることの証明がエロボイスCDと言われるわけだ。

 声とキスだけであなたのおちんちんは暴発寸前であり、式の体もあなたを受け入れたくて疼く。

 

「このままじゃキスだけで射精してしまいそうね。でもダメよ。ちゃんとこっちにしてくれなと」

 

 式は浴衣の裾を捲りあげると、充分に潤ったおまんこを露にした。キスの最中は両手を絡ませあっていたので、式は片手をそこに誘導してあなたの指を膣に差し込んだ。

 ぬるりと軽々と飲み込む式の入り口は温かく、もう充分に解れている。何度も求めているのでこれだけでわかるほど準備万端な彼女に、あなたも喉が唸る。

 

「そう、そのまままっすぐね」

 

 初めてではないのでガイドは不要だが、ガイドする行為に式は感じているのであなたもそれに従った。

 ガイドにあわせてゆっくりと腰を落としたあなたのおちんちんは、蕩けるような熱さに思わず射精しかける。

 久々に味わう式のおまんこの味は美味すぎる。

 

「我慢できて偉いわ。向こうの幹也より後から始めて先に射精したら、ちょっと悔しかったし」

 

 耳には相変わらず幹也の手によってあえぎ続ける式の声が届いていた。

 たしかにこの様子だと、幹也は一向に射精する事なく式を感じさせているようだ。

 相手はとんだベッドヤクザだが、自分も式のベッドマスターとしてなんとなく負けていられない。

 あなたは対抗心で射精を我慢しながら、式の体を味わう。

 浴衣で隠れるアナルに力をいれて、必死に我慢するあなたの顔は紅潮していた。

 とろとろの粘液をかき混ぜているような感覚にあなたは酔いしれて、気持ちよすぎてひだの愛撫も締め付けも感じられていない。

 つまりは快感のオーバーフローが偶然にもあなたの我慢をサポートしていた。

 

「そろそろ射精るよ」

「いいわ……いや、いいぜ」

 

 幹也の声を聞くに、そろそろ向こうはフィニッシュのようだ。気が緩んだあなたは向こうの式がそれを許可する声にあわせて果ててしまった。

 びゅる、ぴゅるぴゅる、どびゅる。

 久々の射精は濃厚だ。

 

「今のはわたしではないのに」

 

 向こうの式が許す声にあわせて射精したあなたに、目の前の式は少しむくれた。

 あなたは謝るのだが、式は少しご機嫌ナナメのようだ。だが式の腰はあなたに絡み付いている。まるでこれだけでは終わらせないとばかりにあなたを自分から引き抜かせないように押さえつける。

 久々ということは当然ながらあなたも貯まっているので、一回だけでは終わらない。いったんは射精して小さくなったのだが、少し休めばまた大きくなる。

 

「まだイケるわよね?」

 

 式がそう言った頃には充分あなたは固くなっていた。

 一度落ち着いて式の膣内をじっくりと味わうあなたの丹田は白いものを産み出すために魔力を走らせる。

 密着して動いていないのに、ぐにぐにと式の膣壁の疼きがあなたを刺激している。この状態で向こうで喘いでいる式の声を聞いていれば、それだけでも射精しそうである。

 聞き耳をたてると、どうやら向こうでは第二ラウンドが終わったようで、幹也がおちんちんを引き抜いた孔から白濁したものがドロリと溢れたようだ。

 声だけでもふたりのやり取りが想像できるあなたと式は、それをオカズに自分達もフィニッシュへと向かう。

 

「あん」

 

 同じ声、同じ口調のあえぎ方だが、目の前の彼女は向こうとは異なる。

 他人の奥さんである式とは違う自分の恋人としての式にあなたの胸は熱い。

 熱いのは式の膣内もそう。

 ただでさえご無沙汰で熱々とろとろだった式は一回あなたの精液を注がれたことでぐちゅぐちゅである。あなたから精液をさらに絞りとろうとする淫欲の肉壺を前に、あなたの腰は止まらない。

 特に腰を深く落として、おちんちんの先で膣の奥にある赤ちゃんの部屋にキスをして、それと同時に重ねる唇は頭の中が真っ白になるほどの快感である。

 上と下への同時の刺激に酔うのはあなただけではない。式もあなたと同時に果てた。

 

「んふ」

 

 あなたに膣内射精されながら、キスで唇を塞がれる式は鼻息しかできない。

 その艶やかな吐息はあなたの脳を蕩けさせて、あなたに射精しかさせない。

 溜め込んだ精がつきるまで、キスをしながらの抜かずの射精を繰り返すあなたに、式は満足げに微笑む。

 そんな笑顔をもっと見ていたいと、あなたは彼女を求め続けた。

 

「姫納めが出来なかったぶん、こんなに激しい姫初めをしてくれるなんて。ありがとう、今年もよろしくね」

 

 あなたの精液が枯れるまで何度射精したのかは数えきれない。

 だがついに力尽きたあなたがおちんちんを引き抜いて、式の膣から白濁液を溢れさせながら覆い被さったところで、式はあなたの耳元で囁いた。

 あなたも「こちらこそよろしく」と囁いて、そのままはだけた浴衣で抱き合った。

 事後の包容は射精とはまた違った気持ちよさで、そのまま回復したらまた求めあったのは言うまでもない。

 水入らずの温泉旅行ならではのだらだらとした寝正月は式と幹也が一晩で帰っても続き、あなたは式との三が日をこの客室で過ごした。

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