サマーシーズン到来。
そんな浮かれた雰囲気のあなたがこの年に海に行ったのは九月に入ってからだった。
日本の海ならクラゲが出てくる時期なのだが、ところはカリブなので安泰である。
まあいつものように遊びではなく任務なので気が抜けないのだが、こう水着の女性に囲まれての禁欲状態では気を抜きたい日もやってくる。
皆で寝泊まりするキャンプを離れて一人ブラブラと夜中の徘徊。
こっそりしてても誰かにつけられていそうな不安を覚えながら歩くあなたが月明かりの見える海岸線についたところで、あなたは誰かに抱きつかれた。
「だーれだ?」
いたずらっぽく耳元で囁くのは彼女の声か。柔らかい手が目線を塞ぎ、背中に当たるのは手よりも柔らかい乳房か。
素肌に擦れる乾いた水着がザラッとしているのだが、それが胸の柔らかさを強調してきた。
あなたは彼女の名前を呟く。飛び出そうなほどに驚いた心臓がいたずらをして震えるような声で。
「だいせーかい」
彼女とは「式」のこと。
いつもはもっと落ち着いた大人っぽい態度なのだが、夏のカリブだからかもう一人の式よりも今日の彼女は子供っぽい。
彼女の正体を知った上で判断するのならば、さながら自ら捨てた幼少期の無邪気さを取り戻そうとするかのようだ。
「心配しなくても大丈夫よ。ここには誰も来られないから」
ドキドキしていて興奮もひとしおだが、一抹の不安からハメを外せないでいるあなたの耳元に式は囁く。
「それにあなたもそのつもりだったのでしょう?」
安心していいと囁く式は、手をあなたの目から離すとそのままするりとお腹をはわせて海パンの上にあてがった。
すでにあなたの海パンは溢れた粥で濡れていて、早く脱いで洗い落とさなければ匂いで皆にバレる状態。
ただでさえこっそり海岸で月見オナニーと洒落込むところだったのだから、こうなるのも仕方がなかった。
そのまま海パンに手を伸ばした式は片方の手で太ももまで脱がすと、先走りの粥を手ですくってもう一方の手であなたにすり込む。
海パンについていたぶんとおちんちんについていたぶんに首筋から垂らした式の唾液が混じると糸をひくほどのトロトロになり、それを指で弄んでから擦るのだから気持ちよさもひとしおか。
自分一人でする月見オナニーよりも何倍も気持ちが良くてあなたは我慢などできない。
「もう射精たのね。あれだけ溜まっていたら当然でしょうけれど」
放物線を描いて白濁した精液が砂浜に飛び散って、白い一本線が地面に引かれた。
式はあなたの射精をふふふと微笑んで眺めてから、手についた精液をぺろりと舐めて、あなたは目に見えないその仕草を想像するだけでおちんちんがまた大きくなった。
「でもまだまだイケるわよね」
式はあなたの状態を見て耳元で囁く。あなたもコクリと頷くと、式はちょっと乱暴にあなたを砂浜に押し倒す。
柔道か何かの投げ技で手品のように砂浜に寝そべったあなたは困惑しつつもおちんちんは上向き。
そんなあなたの上に式は跨った。
「今日は月見のつもりだったのでしょう?」
式の言葉は正解なのであなたも頷く。
「だから今日はわたしが上になるわね。んもー……風流なんだから」
あなたに跨った式は平静を装っているが、あなたとしたかったのが丸見えなほどおまんこが濡れていた。
ビキニの水着越しにぴちゃりと水気があなたの足に付着し、よく見れば彼女の息も荒い。
そのまましゅるりと紐を解いて水着の下を振りほどいた式のおまんこは興奮で熱を帯びて、水着によるせきがなくなったのであなたの足をさらに濡らした。
もうあなたもそうだが式もえっちな気分が我慢できないようだ。
「でもごめんなさいね。今日のわたしは風流じゃなくて」
あなたは謝る式に「むしろえっちなほうがいい」と伝えると、待てを解かれた犬のように満面の笑みを浮かべた式は少し腰を浮かした。
そして塗れてトロトロの入り口にあなたのおちんちんをあてがうと最後の確認。
「ありがとう。それでは、あなたのお望み通りにえっちなわたしとお月様をご覧あれ」
あなたが頷くと、式は腰を落としておちんちんを飲み込んだ。
入り口は熱さと水気でとろけるような柔らかさだが、一息であなたを飲み込むと万力のようにあなたの根本を締め付ける。
できるだけあなたを長く味わいたい。
そのためにはすぐに射精されたらもったいない。
そんな意図が感じられるあなたのおちんちんはリングで押さえつけられたかのようにおちんちんの血の気がカリ首に集まった。
充血で敏感さは増すのだが、圧迫感があなたの射精をこらえさせる。
過敏だからこそいつも以上に膣ヒダの蠢きが気持ちが良くて、式が言うように月見をする余裕などあなたにはもはやない。
射精しそうなのをギュッと式が抑えているから我慢できているだけだ。
先程から腰を動かすのは式だけなのもそのため。
自分から動いたらすぐに射精するのがわかっているから、あなたは動きたくても動けない。
「そろそろあなたも動いて❤」
そんなあなたの内心を知っていてあえてなのだろう。
腰を上下させて胸をプルプルとゆらし、あなたのおちんちんを十分ほど貪った式は体を倒すと、あなたの耳元で囁いた。
あなたから動いてほしいのはもちろんのこと、その結果の射精がどれだけ早くてもわたしは大丈夫よという式の合図にあなたは口づけで答えた。
最初のキスこそあなたが頭を抱き寄せてのものだが、以降は式の方から啄むようにあなたを求める。
手が空いたあなたは式の腰を掴むと、そのまま叩きつけるように少し乱暴なピストンで腰を何度も打ち付けて式を浮かせた。
気持ちの良さに体が混ざり合うような錯覚があなたを襲う。
こんな状態では我慢などできようか。
「ん❤」
あなたの射精に合わせて式がえづく。
「ん、ん❤」
そして射精がおさまるまであなたの唇を求める速度を式は早めた。
キスハメナカダシの快感にあなたのおちんちんは射精できるだけの精液を式の膣内に注いでいく。
こってりと濃い白濁液が式の子宮を満たした。
「たくさん射精たわね。妊娠してしまいそう」
無論妊娠できるかは微妙だらこそ式は願望をあなたに囁く。
あなたは「うん」と頷いてから、式の頭を撫でつつ、えっち中は眺める余裕のなかった満月をまじまじと見つめることにした。
様々なものに願うが未だかなわない式の妊娠。
別の世界の召喚方式では可能なのはわかっておるからこそ、今の式が妊娠でいないのは何が悪いのかと、あなたは満月に問いかけた。
式はそんなあなたの考えをお見通しのうえで、今はあなたに抱きついてえっちの余韻に浸っていいる。
射精しきってしぼむあなたが膣から抜けたことで栓を失った穴からあふれる精液だけが、あなたの願いが成就したのかを知るようだ。