皇帝ネロの思い付きによるネロ祭の開催が決まり、あなたの部屋も様変わりした。
ベッドと風呂場はそのままながら部屋模様は石畳の古代ローマ風になりひんやりと冷たい。
小窓から差し込む日差しだけが暖のため日没になると寒さを感じるほどである。
祭の参加者はサーヴァント達のためあなたは誰を応援しようかと考えながら、明日に備えて布団にくるまる。電気を消して暗くなった部屋の戸が静かに開くがあなたは気付かない。
「もう寝たのかしら」
あなたは体を包む暖かい感触に心地良さを感じてふと眼を覚ます。背中に当たる誰かの体温、柔らかい体が当たり女の匂いがしてくる。言葉に上手くできないがこの匂いには嗅ぎ憶えがある。そう、あの人の匂いだとあなたは気付き体を起こした。
「起きたのかしら。灯りをつけるわ」
あなたの布団に潜り込んでいたのは式だった。
声だけでは分かりにくいが落ち着いた口調なので十中八九「両儀式」の方だろうとあなたは察する。そもそも両儀式ならばこのような行為をするとは思えない、夜這いに来た時点で該当する式は「」さんなのは当然の考えである。
灯りに照らされた式の格好は見慣れないものだった。その姿にあなたはドキドキと緊張した。
来ている服はいわゆる体操着、下のぱんつのような履物はブルマだろう。あなたはブルマには馴染みがないのだが音に聞くブルセラの格好をした式の姿に興奮しないわけがない。
「ネロの仕業ね……石畳でゴツゴツしてまるであなたみたい。でも『なにが?』って顔をしているわね。わかっているでしょうに」
あなたは式の言う言葉の意味が解らず呆気にとられるが式はそれを嘘と決めつける。
式は優しく寝巻の上からあなたの股間を撫でて、その感触にあなたは興奮して亀頭を硬くする。
ガチガチになったあなたのおちんちんはゴツゴツしており、式はそれを指していた。
あなたは顔を赤くしながら「なぜ体操着を着ているのか?」と式に訊ねる。その間にも式は優しくあなたを撫でておりあなたは腰がガクガクと震え続ける。
「なぜわたしが体操着、しかもブルマを穿いているのか? そんなのネロ祭だからにきまっているじゃない。出場予定はまだ無いけれど、運動会なら体操着は当たり前の格好よ。ブルマを選んだ理由もわたしの学生時代は体操着と言えばブルマだったからだし……それにあなたも好きでしょう?」
あなたは「うん」と頷く。
ブルマそのものについてを脇にどけても式の体操着姿というのは新鮮である。まるで学生時代の同級生に式がいるかのように感じられて口の中が甘酸っぱくなる。
「ごめんなさい。つい」
式はそんな悶え顔のあなたに口づけをした。
「ストロベリー味ね。あの子がよく食べていた味だわ」
実際にあなたの口がいちご味だったというわけではないが、青春の一ページみたいな甘酸っぱさを式はそう表現する。
「式はあまりこういう格好をしなかったから眼福ね」
この場を幹也が知ればすこし羨ましがるかもしれないなと式は微笑む。
その悪戯っぽい式の態度にあなたは我慢の限界に至った。式の名前を呼びぎゅっと抱き付く。
鼻で息をすれば式の匂いが体の中にしみ込んでくる。それに着物と比べて体操着は薄いのでいつもより式の体が熱く感じられた。ドキドキと興奮は冷めずそのままあなたは式の首筋を舐めた。
「がっつくのね。いいわ、みんなよりも一足先に……二人だけのネロ祭を始めましょう」
抱き合ったまま式が体を移動させてあなたをベッドに押し倒す。式の華奢な体が押し当てられて重いというより気持ちいいとあなたは思う。式はキスをしながらあなたの背中やお尻をやさしく撫でる。ぞわぞわと淡い感触があなたを気持ちよくさせる。
あなたはそろそろ一つになりたいと体に力を入れて式と上下を逆転させた。仰向けになった式の体操着は乱れてブルマは股間に食い込む。
「もう我慢の限界って様子ね。挿入れたいようね」
式はそのままあなたが挿入できるようにブルマをずらして膣の入り口を指で開いた。抱き合うことで体が温まった式の膣は濡れている。指を入れれば吸い込みそうな小さな穴はあなたを欲しそうにヒクヒクと動いた。
「そう……そのままゆっくり挿入れてね」
あなたは式に従ってあてがったおちんちんをゆっくり差し込んだ。
亀頭の先が入った時点で口をすぼめたように咥えこむ式のおまんこに精液が絞られそうになる。それを我慢して突き進めば式の膣内にあるヒダが絡みついてきてあなたを気持ちよくさせる。
たったの一突きであなたは射精したくてたまらない状態に陥った。
「ブルマをずらして挿入れるというのも新鮮ね」
式も今回のずらしハメに悶えていた。
考えても見れば両儀式は和服ばかりのため洋服を着る機会が少ない。まして体操着など更に珍しい。そんな恰好で、しかも幹也と行為に及んぶなどこの体には未体験の事だった。
「あなたも気持ちがいいのね、激しいわ」
あなたは射精を我慢しながら激しく体を動かす。
おちんちんが繋がったまま手をベッドについて体を沿って起こす。そのまま両手に力を込めて体重移動を使って腰を上下させた。
気持ちが良くてすぐに射精しそうではあるが祭に備えて食事の栄養も充分に取っている。だから大丈夫だろうとあなたは意気込んだ。
「ん……もう射精たのね」
式がそうつぶやいた頃、式の膣内では熱を帯びたあなたのおちんちんが臨界点に達して白濁液をまき散らしていた。ドピュドピュと脈打つこと二回、特濃ザーメンの二連射は式の膣内を一度に満たす。あなたはおちんちんを挿入したまま射精の余韻に浸り式を見つめた。こうやって見るとやはり式は可愛らしい。どちらかといえば美人と言うべきかもしれないが小柄なのでかわいいでも構わないかとあなたは心の中でつぶやく。
「あなたの熱いモノがおなかの中を満たして気持ちがいいわ」
式は敏感になっていた。
慣れない格好のため緊張していたのと、初めて味わうずらしハメの感覚のせいで調子が狂っていた。
とくにずらしたブルマは挿入中も陰核を擦ってあなたの竿とは別の快感を式にもたらしていた。二点攻めに加えての特濃膣内射精に式は果てた。
「待って! まだ動かない……ん……あん!」
射精してもあなたは腰を止めていない。
その動きに既に膣内を満たした白濁液はあなたのおちんちんにかき回されてぐちゅぐちゅといやらしく水音を立てる。その音だけでもいやらしいのにあなたの腰が止まらずにおまんこを掘り続けているのだから式はたまらない。一方的にあなたにイかされてしまう。
「あ、ああん……ん!」
式は絶頂を迎えて果てた。
あなたのおちんちんも式が果ててギュッと締まる膣の動きに絞られて三度目の射精をした。
更に注がれた精液で式のおなかは少しこころなしか膨らんだように思えた。それだけ大量の白濁液が式の体の中に注がれた。
あなたが倒れ込むとその動きで萎えたおちんちんが式の膣から抜ける。それに合わせて式の膣穴からは白濁液があふれていやらしく垂れた。
「ありがとう……でも……まだイケるわよね」
自分の上に覆いかぶさって息を荒くするあなたの耳元で式は囁いた。
あなたも気持ちがやりたいと逸っても体が追い付かないと式に言いかける。だが不思議と彼女の声を聴くとあなたの体は立ち直る。
気付かないうちに式にクスリでも盛られたのか、それとも誰かの差し金か。
わからなくても今はそれがありがたい。
「夜が明ける別れの時まで致しましょう」
そのままあなたと式は夜通しの野戦を繰り広げた。同時に果てて互いに気を失ったのはまさに夜明けの朝日と同時である。
結果、石畳の部屋の中は熱気といやらしい匂いが充満して異質になってしまうが、ことを終えて笑顔で眠る二人にはどうでもいいことだった。