年末大掃除と題して寝込みを襲われた式のお腹に子種を注いだ後。
溢れる精液でベッドを濡らしながら、満足そうな微笑みで横たわる彼女を抱きしめているあまたは困っていた。
大掃除をするだけのこともありあなたも溜まっていたからだ。
腕枕をしているので式の柔らかい身体は腕と横腹に触れている。
さながら抱き枕のように絡まる式の太ももの感触だけで、あなたはうぶな童貞のように猛り狂う。
「あら」
とうとう我慢の限界を迎えたあなたは身を翻し、式に覆いかぶさった。
両腕を式の背中に回しながら、一物がそそり勃つ腰を太ももに擦り付ける。
体重がかかって重たいだろうと言うのはわかっていても、眼の前に居る彼女を求める欲求に抗えないでいた。
肉棒の接合による一体化とは異なる、肌を重ねて一つになる感覚。
肌を濡らす汗が混じり合い、息の荒い鼻は式の体臭を胸の奥に吸い込んでいた。
そのまま唇を重ねたあなたは式の口内に舌をねじ込み、互いの唾液を混じり合わせる。
錯覚であろう甘美な味に酔いしれているうちにあなたの身体は溶けていた。
キスに夢中なあなたの腰は式の太ももをこすっている。
先走りが溢れて彼女を濡らしていることなどお構い無し。
一見すると独りよがりの行為に思えても絡みつく彼女の舌と背中を掴む彼女の両腕が相愛であると証明していた。
(下手に繋がっている状態よりも、あなたがわたしを求めている事が強く感じられるわね)
自分からの求愛でお腹を満たしたばかりだと言うのに、あなたから求められれば別口であると新たな乾きが生まれてくる。
もっと。
もっとこの乾きを蜜で満たして欲しい。
式の舌はあなたに向けてそう懇願していた。
蕩けるような甘いキスに胸をときめかせていたあなただったが、舌先のプロレスが激しすぎたのだろう。
背中から腰を通って玉袋に抜けていくゾクゾクに対して腰を引いて刺激を中断したのだが間に合わない。
そのまま式の太ももをさながら発射台にして射精してしまった。
「こんなに射精して……匂いも強いわね。さっきわたしの腟内に射精したのより多いんじゃないかしら」
指先でお腹を拭った式はねっとりとした精液をあなたに見せつける。
愛液と混じって入口からこぼれているモノよりも粘り気のある白濁液がとろりと垂れる様は艶かしく、最後にぺろりと舐める仕草は甘くて美味しそうに見えてしまう。
コレには二度の射精で賢者になっていた股間も若返るというモノ。
ビクンとうねったあなたのモノは眼の前の彼女を求める。
「それにもう元気になってしまったわね。いいわ。好きなだけ抱いていただけないかしら」
さっきのようにキスしながら抱きしめるのでも良いし別の意味の抱くでも良い。
股を広げて両手を投げ出した式に覆いかぶさったあなたが選んだのは後者だった。
膝の裏に腕を通して押し倒しながらおちんちんを差し込むと、そのまま唇も重ねて一つになる。
あなたが上になった状態で奥まで刺激される快感に式は声を漏らしそうになるがキスがそれを遮った。
それに挿入しただけでどくんとあなたは脈打つ。
熱い精液の塊がこみ上げてきて式のお腹の奥に注がれる。
(んもー)
愚痴も漏らせぬのは口封じの真っ最中だからだ。
キスをしながら腰を動かすのに夢中なあなたは射精で腰が抜けたおちんちんを引き抜かず。
やや柔らかくなったモノは式の腟内のカタチに合わせて変化し、その状態できゅうきゅうと締め付けられて精液を搾り出される。
尿道から掻き出された精液が最初のモノと先程のモノとに混ざって子宮を満たす。
妊娠しそうなほどの量に式はうっとりとした瞳であなたを見つめた。
「んはっ」
しばらくキスに没頭していたあなただったが、唇を解いたときには股間は回復を迎える。
式のカタチで回復したあなたのおちんちんはすっかり硬くなっており、このままピストン運動をされたらと式は生唾を飲む。
あなたは抜けないようにゆっくりと腰を引いて腟内をカリ首で擦ろうとするわけだが、その心配は無用とばかりに吸い付いた式のおなかは一滴の精液すらこぼさない。
強いて言えばあなたの裏筋に付着したカクテルがベッドに垂れた程度。
こみ上げるものを感じたあなたは果てそうなのだが、それはお腹の奥が引っ張られるような快感に襲われた式もそう。
ゆっくりと押し込むピストンの続きでお腹の奥をキスされた式はイっていた。
(あなたのモノが鋭敏に感じられて……奥をキスされるだけで果ててしまうわ)
式は表に出さないのだが緩んだ頬となによりあなたとつながるパスでそれがバレバレである。
あなたはもっと式を喜ばせたいと自分の射精を我慢して、爆発寸前となったおちんちんはパンパンと膨らんでいく。
とうとうあなたに身を委ねる貞淑な態度すら取れなくなった式が奥を突かれて仰け反ったのに合わせて、あなたのおちんちんも爆発した。
「んもー。こんなに射精したら妊娠してしまうわよ」
むしろ妊娠させろと暗に示す式のお腹の何処に精液が収まるのか。
そう不思議に思うほどにこの日のあなたは溜まっていたものを吐き出している。
袖ー腟内ー太ももー腟内とこれで四度目になるが、その量は回数ごとに増えているため大半は式のお腹の中。
そのうえでまだあなたの欲望は残っていた。
多少縮んだとはいえまだ硬いおちんちんを引き抜くことなく身体を倒したあなたは「妊娠したい……でしょ?」と耳元で囁く。
バレバレな本心を突く言葉にキュンとしている式の望みを叶えんとばかりに腰を押し当てたあなたはお腹の奥を掻き乱す。
体重をかけて重たいであろうことなどお構い無し。
ドロドロに溶けて細胞すべてが精液となって彼女のお腹を満たし、愛の結晶となるような妄想に囚われたあなたは何度も膣内に射精していた。
(これで10回目……久々とは言え凄いわね)
あなたは気持ちよさがカンストして何時射精したのかもわからぬほど。
回数を数えていた式は子種を注がれるたびに頭の中が白く飛ぶのだが数え間違いは無いようだ。
小一時間ほど溶け続けたあなたのおちんちんがようやく倒れて栓が抜ける。
脱力し引き抜かれた膣穴からは、ドロリと白いモノが溢れてベッドにシミを作っていた。
「おはよう。部屋の掃除は終わらせておいたわよ」
射精疲れて眠っていたあなたが目を覚ますとベッドの汚れは無くなっていた。
それどころかあなたの身体についていた太ももから胸にまでかかった大量の精液を厭わずに裸で重なったことでついていた汗と精液の混じり物の痕跡すらない。
式が掃除を終えたというようにベッド以外に机や私物もきれいに整頓されてゴミ箱も空っぽ。
そしてあなたの溜まっていた精液もすっかり空になっていた。
式の衣服は普段の着物であり、夜這いに来たときのサンタ衣装は流石に洗濯中なのだろう。
だがあの布を隔てた内側には溜まっていたモノをすべて飲み干した淫欲の獣が潜んでいると思うと寝起きも手伝って胸がときめいた。
思い出すだけで勃起しそうだが実際には射精し過ぎた反動でヒリヒリするだけである。
「ふふふ。次は年が明けたらね」
興奮はするがすっからかんになってしまって猛らない。
式はパスを通じてあなたの心を読んだうえでそんなあなたの気持ちを撫でる。
ゆっくりと頷いたあなたを見て再び「ふふふ」と微笑む式。
あなたの精液に満たされて余韻に浸る式もまた、あなたとの次のえっちに期待していた。