※この作品はR-18です。

「」さんとあなたのマイルーム   作:どるき

58 / 61
「」さんと温泉宿でお仕置きックスを眺めながら種付けえっち

 とある温泉を舞台にした一件はあなたにとって生殺しの一言である。

 何故ならあなたと身体を重ね合わせているあの人の面影を強く持つ、あなたが知らない世界の式が家族揃って来ていたからだ。

 娘を連れているとはいえ、まだ若い妻が夫を連れて長期間温泉旅館に逗留すれば必ずアレをするというみの。

 それを無意識に盗み見てしまうのはあなたと「」の繋がり故だろう。

 

「ごめんなさい。許して」

「口ではそう言いつつも僕に叱られるのを見越してやったんだろう?」

「う‥…」

「だから当然、お仕置きが終わるまで許さない」

 

 すやすやと眠る娘を起こさぬよう物音を立てず、夫の幹也は式を布団に押し倒している。

 彼女の目の前にはナイフが刺さった枕。

 何かにすねて刺したのは自分が知る式と同じであり、口調こそ「式」に近いがやはり表の彼女なのだろう。

 だがうつ伏せにさせた状態で背中の上に乗り、襦袢越しに触る式の弱点はあなたが知るものと同じである。

 ああ、この世界の式だけでなく、あなたの知るもう一人の式もはこのように攻められているのだろう。

 どちらかと言えばあなたのほうが間男に近いのに、何処か奪われた感覚がしてもどかしさに股間が疼く。

 

 

「今日は出来やすい日だからね。残さず全部飲み干してね」

「んもー。あの子が出来たときも含めて、あなたが膣外に射精したことなんてないくせに」

 

 抱きつかれて、うなじと耳元をキスしながらの愛撫だけで式は仕上がっているようだ。

 10分少々の前戯で物欲しそうな目になった式の身体を翻すと、幹也は開けさせた襦袢の隙間から溢れる秘部に指を這わせた。

 あんと溢れる喘ぎ声は「」と全く同じモノ。

 精神だけで覗き見をしている状態は苛立ちのあまり見抜きしたくてたまらない。

 そんな熟れた式の入口が充分に潤っているのを確認したところでもろだした幹也はそそり立つ分身で妻と繋がっていく。

 ゆっくり。

 だが滑らかに繋がるのは何度も身体を重ねている証拠であろうか。

 

 

「ん……ん……」

 

 娘が起きないように注意する二人は唇を重ねて声を殺す。

 そんな状態を身動きが取れず意識だけで眺めるあなたの耳元をあの声が襲った。

 

「気持ちよさそうね。あんなものを見せられたら、あなたもしたくなってしまうでしょう?」

 

 驚いて声の方に目を向けると、そこにいたのは今回はついてきていないはずである「式」の姿。

 目の前に全く同じ格好の淑女がいても見間違えない自分だけのパートナーの姿が其処にあった。

 困惑しつつも、これは夢に近い現象なのだからこんなことも起きえよう。

 それだけの無茶もこちらの「」には不可能ではない。

 

「身体はピクリとも動けないのにここだけはビンビンに動けるのだから。あの子は幹也にされるがままだけれどあなたは逆ね」

 

 空中に浮かんでいて天地がわからないのに寄りかかる式が押し付けた先が床と感じる不思議な感覚。

 踏ん張りが効かず射精を抑えられそうもない浮遊感を得た状態で脱がされたあなたのモノは鈴口が涙で潤っている。

 身体を下げて顔をおちんちんに近づけると、あなたが暴発しない程度に軽く舐めた式の喉がゴクリと動く姿だけで、あなたには艶かしさが限界に近い。

 やり過ぎに気づいた式はすぐに離した唇を再び吸い付けると、いったん軽く漏らしてしまおうと言わんばかりに舌を這わす。

 

「見せられ続けて余程溜まっていたのね」

 

 しゃぶりながら言葉を発するものだから刺激が強すぎてしまう。

 式にあやされながらぷりぷりと吹き上がったあなたの精液は口だけに収まらない。

 ぶりゅんと口から飛び出た亀頭が式の顔を真っ白に染めてしまう。

 その姿と幹也たちのほうにも精液が飛び散ってしまうのではという背徳感のせいであなたの射精は止まらない。

 ジャブのつもりが本番並みの大量の精液で「式」はベトベトである。

 

「んもー。軽く舐めただけでこんなに射精すなんて」

 

 だが夢に近いからかこの精液はあなたと「式」しか触れられない。

 なんど抜かずの射精をしているのかわからない下界の二人はまるで気づいていないようだ。

 そして夢に近いのもあってかあなたの性欲に歯止めはない。

 ビンビンとしているあなたはむしろ射精前より元気なくらいだ。

 

「でもその様子なら……まだイケるわよね?」

 

 あなたがうなづいたちょうどその頃、幹也の方は一休みなのか身体を起こした。

 接合部から引き抜かれた幹也のものはまだ猛りが収まらず、旅行前は忙しくて溜め込んでいたのだろうか。

 まだまだ終わらないと言う態度で水分を補給しつつ娘が目覚めないかの確認のようだ。

 何度もキスしながら膣内射精されたからかすっかり式のほうはヘトヘトで、これだけは「式」の性豪具合には追いついていないもよう。

 だが脱力した彼女の姿。

 しかも精液を溢れさせて襦袢に染みができそうな様子はすごく艶めかしい。

 こんな様子を見せられてあなたは我慢などできない。

 

「残りはこちらに」

 

 襟を開いて露わになった胸元を白濁した精液の塊が汗に乗って滑り落ちていく。

 眼下では夫に注がれた精液が多すぎて溢れさせている彼女と同じ形をした女性器が潤っており、杭を打つかのように騎乗位で挿入していくと滑らかにあなたを飲み込んでいく。

 だが締付けは強くて先端が挿入っただけで搾り取られそうだ。

 あれだけ射精してもまだ衰えている様子のない幹也も同じタイミングで2回戦を開始しているが、挿入時の表情を見るに同じなのだろう。

 先端から根元まで飲み込んだ式の腟内が蠢く様子は彼女の腟内があなたのカタチになっている証左。

 見下ろせば夫のカタチとなって愛の種を搾り取っているもう一人の式。

 そして見上げれば身体を上下させて気持ちよさそうにお腹の中であなたのモノをしゃぶり尽くす式は薄っすらと随喜の涙を流しつつ、ぷるんと胸を揺らしていた。

 ここのところ胸を使った前戯やらで巨乳化プレイをすることも多かった式だが今日は夫に抱かれている方の式と全く同じ形。

 もしかしたら彼女もあなたのように、あなたと身体を重ねる感覚に眼下の夫婦の営みの感覚を上乗せしているのかもしれない。

 二乗化した営みの快感にあなたはすぐに果てる。

 それは「式」も同じようで──

 

「んぁん♥」

 

 気持ち良すぎてまだ式が満足していないのではないかと思いながら、遠慮なく射精したあなたのおちんちんがお腹の中で爆発する。

 その射精の勢いが一押しになった式はあなたにしか聞こえない声で艶めかしい鳴き声をあげた。

 ビュッビュッと射精時のポンプ運動に合わせて身体が跳ねる式はその瞬間のたびに果てているのだろう。

 何度か射精を繰り返し、あなたの爆発が収まったタイミングで身体を倒した式の膣からは、姿勢の変化でズレたおちんちんとの隙間で精液がこぼれ落ちた。

 仕上げのキスでも軽くイったのか、押し付けた胸の先端がグミのような硬さを一瞬主張して、モゾモゾと身体を擦るのでお漏らしが余計に増える。

 あなたは式の仕草がえっちすぎるのと生殺し生活の影響なのか、そんな式にもっと精液を注ぎたいと言う気持ちで溢れながら手を背中に回した。

 この瞬間だけ動けなかったあなたは手だけ動かす。

 

「あの子たちはまだまだ続けるようね。わたしたちも負けていられないわ」

 

 このまま眼下で押し倒されて抱かれる式とは真逆に、ほとんど動けないあなたを押し倒して抱く「式」。

 エーテルという特殊な肉体状況など構わずに愛する「式」を孕ませたいという思いを乗せて、身体中の精液を残らず搾り射精すあなた。

 それは二人目を本気で欲しいと願いながら腟内射精を繰り返す眼下の幹也と同じ、家族を増やしたいという生物的な繁殖欲求を混ぜ込んだ妻への愛だろう。

 

 翌朝、目を覚ましたあなたは元の客間に戻っていた。

 だが性欲のムラつきは収まるどころかカラカラになっていることからも理解る通りにあれば夢ではない。

 今頃向こうに帰った彼女はおそらくお腹の中のあなたの愛の種を愛でている頃だろう。

 あれだけ射精したらしばらくピクリとも勃起できそうにもなさそうなのに、それを想像するだけで気持ちだけはまた猛ってしまうのは御愛嬌。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。