精霊。世界を殺す少女たち。彼女たちを無力化する方法は、殺すか、特殊な力を持った主人公のキスのみ。しかし、それは本当にそうなのだろうか。人ならざる力を持とうとも、彼女たちの身体がメスである限り、サーカスの餌食になるしかないのだろうか―――――――――――――――――――
五河琴里。精霊を保護する秘密結社ラタトスク所属の司令官であり、最重要人物である五河士道の義妹。そしてイフリートと言うコードネームを持つ精霊である。
組織において最も貴重で重宝すべき人材であるはずの彼女だが、この時ばかりは腹を立てていた。
「精霊の封印を強化する薬なんて、いつ作ってたのよ。聞いてないんだけど」
「秘密裏に作ったんだよ。こう見えても、シンの負担を少しでも抑えなくてはと私も常日頃から考えているのさ」
解析官である村雨令音の言葉に琴里はムッとした顔でチュッパチャプスを上下させる。今日は珍しく白衣の前を止めている信用している部下が、自分に黙って怪しげな薬を作っていることに対する苛立ちだったが、それでも彼女の作った薬については信用している。
「で、これを飲めばいいのね?」
「ああ。だが、まだ試作品だ。あまり一気には・・・」
「んっ・・・・」
「・・・やはり一気飲みか。予想通りだ」
「んくっ・・・んくっ・・・ぷはっ!何よこれ、変な味・・・!?」
その時、琴里の身体が痺れ始めた。足が震え、膝を付いてしまう。令音はその姿を見つめて頷いた。
「まずは第一段階だ。身体の自由が利かなくなるが、一過性の物だ」
「聞いてないわよ・・・!!でも、これで力は・・・?」
「ああ。何をしても出てこない筈だ。試しに・・・」
令音はそのまま何の前触れもなく、いきなり琴里の着ている服の前のボタンを外し始めた。
「え・・・?」
何が起きたか分からない、と言う顔をする琴里。しかし令音は一切の容赦なく琴里の上着をはぎとり、上半身をまだ小さい胸を覆うブラジャーのみにした。
「な、何やってんのよ!」
「何。実験だよ。何をされても精霊の力が出てこないかどうか・・・」
「もっと他にやりようがあるでしょ!?早く、服を返して!!」
「駄目だ。さて・・・」
「い、いやだって言ってるのにぃ!!」
まともに動けない身体を床に押し倒され、まずスカートを引きずり降ろされる。可愛らしいクマのパンツがむき出しになり、琴里は顔を真っ赤にして涙目になる。
「まだこんな可愛いパンツを履いているのか?黒のリボンをしている時くらいは大人っぽい物を履いているとばかり」
「こ、これは・・・っ!!さ、さっきまで・・・士道と会ってたから・・・って何言わせてんのよ!!」
「自分で言ったんじゃないか。さて」
「あ、ちょ・・・!!」
パンツを下ろされ、まだ毛も生えていない股間やケツ穴を外気に晒されてしまう琴里。令音はそのまま背中のブラジャーのホックも外して全裸に靴下だけの格好にさせると、琴里の身体を動かして無理矢理仰向けにしてみせた。
「もう・・・いいでしょ・・・?ここまでされて出てこないんだから・・・」
「いや、この程度では判断しかねる。実験は継続しよう。さあ、着いて来なさい」
「い、いやっ・・・!!」
全裸のまま令音によって首輪を填められ、そのまま軽く手にしたリードを引かれると、なぜか琴里の身体が勝手に四つん這いの体勢になってしまった。
「な、何なのよぉ・・・これぇ・・・なに、飲ませたのよぉ・・・」
「何、精霊化を抑制する薬だと言っているだろう。さて、どれだけの羞恥に耐えられるかな?」
「やっ・・・!!」
令音に首輪とリードを引かれ、琴里の腕と足が勝手に四つん這いのまま動き出す。まるで犬のような扱いに琴里は睨みつけるものの、令音は薄く笑いながらリードを引っ張って琴里を部屋の外に連れ出す。
「やだぁ・・・」
黒いリボンの司令官モードにも関わらず、心が既に折れかけたのか本来の子供のような悲鳴を上げる琴里。その悲鳴に令音は植え付けられた加虐心が疼くのを感じた。
「安心したまえ。流石にいきなり全裸で散歩はさせないさ。ほら」
「っ・・・!?」
「おや、村雨解析官。指令は?」
通路に出ていきなり現れたのは、副指令の神無月だった。琴里は出会い頭に見られてしまったことで顔を真っ赤にして殴りかかろうとするが、身体はピクリとも動かない。しかし、神無月は目の前に居る琴里に気づいている様子は無かった。
「そ、そして・・・この犬は?」
「い、犬!?」
神無月に犬呼ばわりされて激高する琴里。しかし神無月は一切に気に留めずに四つん這いの琴里と視線を合わせる。
「ああ。実は預かってくれるように琴里から頼まれてね。これからいろんなところに散歩に行く所だったんだが」
「そうでしたか。いやあ、それにしても可愛いなぁ・・・!!」
手を伸ばされ、頭を撫でられる。琴里は抵抗できない自分自身の身体を呪いつつ何とか逃げ出そうと抵抗を試みる物の、琴里自身とリードを握る令音以外には不機嫌そうに犬が吠えているようにしか聞こえない。
「おおっと。まあそれはともかくとして、指令は?」
「家に帰ったよ」
「そうですか。入れ違いになっちゃったかなぁ」
そう言って首を傾げつつ神無月は立ち去っていく。その後ろ姿を見送りつつ、プライドと尊厳をズタズタにされた琴里は涙目になりながら令音を睨みつける。
「どういうつもりよ・・・!!こんなこと、実験なんて言い訳が通ると思ってる訳!?」
「それもそうだな。なら、歩きながら話そうか」
「なにを・・・うっ!?」
リードを引かれて歩き出す琴里。冷たい床の感触が掌と膝に当たり、空調の風がむき出しの股間や背中に当たってスースーする。その道中は何人もの、見知った顔―――――このフラクシナスのクルーたちとすれ違い、そして時にはかわいい犬として撫でられる。あまりのショックと恥辱に琴里の心は限界だった。
「ふむ。これで一周したな。さて、そろそろ質問に答えようか」
「れ・・・い・・・ね・・・?どう・・・してぇ・・・?」
顔を真っ赤に染め、冷た身体をもじもじさせながら見つめる瞳に令音はにこやかに笑い、そのまま自分の部屋に連れ込んでいった。
「サーカス・・・と言っても、君は知らないな。この世界の真の支配者で・・・私のご主人様だ」
「なによ・・・それ・・・っ!?」
令音は琴里の質問に答えるように白衣を脱ぎ捨てる。その下は下着すら身に着けておらず、豊満な身体を惜しげもなく晒し、そして股間とケツ穴にはバイブが埋まっていた。
「私に本当の幸せを教えてくれたんだよ。琴里。君や、精霊たちにもその幸せを教えてあげたくてね」
「そんな・・・目を覚ましてよ!!そんなの・・・!!」
「目を覚まさせてくれたのさ。さあ、次は君だよ。力を抜いて―――――」
「い、いやあああああああああ!?」
リードを引かれ、身体が勝手に四つん這いからお腹を見せつける服従のポーズを取り、琴里の羞恥心は最高潮に達した。まさに人間じゃない、犬としての扱いに身体が完全に屈してしまったかのような恐怖に、この時ばかりは精霊の力が蘇ることを必死に祈る。
「え、
「無駄だよ。精霊の力は完全に封印した。いや、君の全ては御主人様である私の許可なく使えないように設定している。さあ・・・」
「むっ・・・!?」
令音は優しく琴里の唇にキスしつつ、右手は琴里の毛も生えていない股間に、そして左手はまだ膨らみ切っていない胸の乳首に伸びた。
「んっ・・・!!」
舌が口の中に入り込み、琴里の舌と令音の舌が絡み合うディープキス。お互いの唾液を無理矢理交換させられる感覚に琴里が戸惑う中、令音は巧みなテクニックで指を琴里のぴっちりと閉じられた股間に滑り込ませた。
「ひゃあっ!?」
「濡れそうにないな。まあ仕方ないか」
まだお互いの口に繋がる糸が切れていないうちから指を入れていく令音。人差し指で膣内の壁を一通り撫で、そして微かに膨らんだ突起を見つける。
「見つけた・・・」
「な、なにを・・・ひいっ!?」
今度は親指も入れられ、一気に押し広げられる感覚に琴里は悲鳴を上げる。そしてそれと同時に令音は左手で揉みしだいていた琴里の胸から乳首をつまむ。琴里の身体がビクッと痙攣し、快感を得始めたことを確認した令音は同時に琴里のクリトリスを摘み上げた。
「ああっ!?」
びくびくと痙攣を初めた琴里。令音はその姿に満足げに笑いながら指を動かし、クチュクチュと音を立てて濡れ始めた琴里の股間をいじくり回す。更にディープキスからがら空きだった左の乳首を甘噛みし、嘗め回す。そして――――――
「ひゃあああああああ!?」
巧みな指使いに一気に絶頂まで押し上げられ、琴里は何が何だか分からないままに自分の股間から噴き出した愛液が床に点々と落ちているのを呆然と見つめる。
「あ・・・」
「感度は中々だな。私も最初はこうもうまくはイケなかったんだが」
「なに、言ってんのよお・・・」
「筋がいいと言うことさ」
そう言って令音は指を抜き、琴里の股間を舌で舐め始めた。
「い、いやっ!?ど、どこを舐めるのよ・・・!!ひうっ!?」
「味も中々イイな。嫉妬するよ」
「な、なにがよぉ・・・!!」
ジュルルル、と音を立てて琴里の愛液を舐めとり、それを口に含んだ令音は再び琴里にディープキスをしてその液体を自分の唾液ごと飲ませた。
「うっ!?ゴフッ!!ガフッ!!」
「吐いてはいけないな。もう一度やり直そうか」
「や、やめてぇ・・・!!」
琴里の懇願など気にも留めず、令音は何度でも琴里を絶頂に誘い、そして愛液を無理矢理飲ませていく。やがて琴里は観念したように自分の愛液を飲み干すようになり、その味に顔をしかめる。
「不味い・・・」
「そうか。まあ、いずれ美味しく感じるようになる。さて・・・」
令音は自らの股間に差し込んだバイブを抜き、その代わりにやけに長くて大きいバイブを自らの股間に差し込む。バイブは令音の股間だけでなく、外側のもう一人が同時に感じれるようになっていた。
「な、何する気よ・・・!!」
「決まっている。レズセックスと言う奴さ」
「い、いや!!やめっ・・・!!う”あ”っ!?」
ぬぷり、と音を立てて令音の股間に生えるような形で存在しているバイブの先端が琴里の股間に差し込まれる。令音は一切の容赦などなく琴里の処女膜をバイブで突き破り、琴里は激痛に悶えながらも令音の豊満な胸に抱きしめられて奇妙な感覚に陥った。
(な、なによ・・・これぇ・・・)
「はあっ・・・!!はあっ・・・!!」
まるで本当のセックスのように腰を動かし、パンパンと二人の身体が何度も当たる音が部屋に響く。バイブ本体は動いてはいなかったが、それでも性にまだ疎い琴里には激しい刺激を与え続けられる。
(や、やだ・・・こう言うのは・・・お兄ちゃんと・・・!なのに・・・)
「ど、どうだ・・・?気持ちいいのか・・・?」
「ああっ!?」
気が付けば手が勝手に令音を抱きしめ、身長差から顔の辺りにあった豊満な胸に顔を押し付け、令音にされたように見様見真似で乳首を舐めてしまう。股間からは愛液が次第に漏れ出し、琴里は令音とのレズセックスに快感と快楽を得始めていた。
「ふふ・・・」
「うわあああああああああ!?」
それを確認した令音がバイブのスイッチを入れ、二人は同時に股間が爆発するかのような感覚に酔いしれた。
「さあ、琴里。どうする?私と一緒にこの幸せを皆に知らしめていかないか?」
「・・・・」
全てが終わった後、令音は自分の胸の間に収まる琴里にそう聞いた。既に時間は夜も遅く、家には今日は帰れないとだけ連絡して令音の部屋に泊まって一晩中愛し合わされた。
ベッドの上で混じり合い、何度も何度もイカされた琴里は毛布で胸を隠しながら震える声を上げる。
「わた・・・し・・・は・・・」
既に身体に刻まれた快感の味は忘れられず、しかしそれでもこれはいけないことだと頭の中でわずかに残った理性が叫ぶ。サーカスは女を奴隷に調教して売りさばく組織。令音はあくまで琴里たち精霊を調教してサーカスに引き渡すための使命を与えられた奴隷であって、任務を終えればそのままどこかの御主人様の所に売られていくんだろう。
そして、それは琴里も同じ。このまま頷けば、最後はこれから奴隷に調教されて売り飛ばされてしまうのだろう。
「言っておくがね。この部屋はありとあらゆる角度で撮影されている」
「え・・・?」
「もう逃げられないのさ。私も、君も・・・」
令音の言葉通り、部屋にあったテレビに琴里と令音の二人がレズセックスで嬌声を上げる映像が映し出される。顔も身体も、声も何もかも撮影されていた。
「協力してくれるな?琴里」
令音の言う通り、もう逃げることなど出来ない。それを悟った琴里は小さく頷く。毛布に落ちた涙は、彼女が人間だった最後の証だった。
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