ゴーストハント二次小説 短編、気分で長編中編 作:神崎 真由
前回の続き
調査だ、やっと(´・ω・`)
ナルがいなくなり、最初に口を開いたのはリンだった。
「ナルはPKを使うと最悪心臓が止まるのです。今日は複数回使っているようですし、体の方に相当来ている筈です」
「ナル坊は顔に出さんから困りものだよな」
「私、そんなこと知らないから、PKであんたたちを御神木まで運んでもらったんだけど……」
「いつもに増して表情が硬いのは怒ってるからだと思っていたんですけど、もしかして体調が悪かったんじゃ……」
そう安原が言ったとき、リンの携帯が鳴る。
変だなと思いつつも電話に出る。
「もしもし……」
《こちら梅木総合病院です。渋谷一也さんのお知り合いの方ですか?》
「はい……ナ、渋谷がどうかしましたか」
《谷山 麻衣さんの付き添いで病院にいらしてたのですが、倒れて。渋谷さんの御家族の方を教えていただけますか》
「家族は海外にいるので。私、林興徐が対応します」
《そうですか。では病院に来てください》
「分かりました」
電話を切ったリンはため息をつく。
「どうすんのよ、リン」
「行くしかないでしょう」
「僕も付き添います。明日からは、別邸についてのフィールドワークになるので」
「分かりました、安原さん私に付いてきてください」
安原は頷いて、二人はベースを出た。
「三人だけになってしまいましたわね」
「そうだな。これじゃあ調査、誰が指揮とるんだよ」
「…そうね。あんたじゃないの?」
綾子は滝川を見てそう言った。
「俺?まじ?」
滝川は二人の顔を交互に見る。
「仕方ないでしょ。一番の戦力はあんただし、少年は当分は戻らないし、リンはそういうタイプじゃないでしょ。それにナルと麻衣は病院だし」
「そうですわね、松崎さんに賛成ですわ」
「しっかたねぇな!ここは、ひとつ頑張らせてもらうか!」
ナルへのわびも込めてやるしかない。滝川は目の前の掛け時計を睨みつけた。
次の日。
三人は朝食を終え話し合っていた。
「綾子、今日、モニター見ながら気温下がった部屋があったら教えてくれ」
「…いいけど、何する気?」
「除霊大会だ。真砂子ちゃんの見立てでは結構いるんだろ?」
「ええ。今回は仕方ありませんわ、浄霊している時間はありませんもの……」
ちょっぴり、暗い顔をして真砂子は言った。
「早速よ、二階の和室」
「ラジャ!」
滝川はインカムをつけて独鈷を持ってベースを走り出た。
「臨兵闘者皆陣烈在前──ナウマクサンマンダバザラダンカン!」
《ぼーず、次は一階の階段、踊り場よ》
「へいへい」
滝川は素早く階段を下りる。
「オンキリキリバザラバジリホラマンダマンダウンハッタ……」
独鈷を床に叩きつけ、そこから赤い光線が霊に向かって放たれた。
《次は─────
それを夜まで続けた。
調査っぽくなってきました((´^ω^))ゥ
次話も調査よん