※この作品はR-18です。

ゴーストハント二次小説 短編、気分で長編中編   作:神崎 真由

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続き続き♪


調査物─麻衣の悪夢④─(長編)

「あー疲れた……」

 

戻ってきた滝川はそう言って座り込む。

 

「お疲れ、そろそろ夕食よ」

 

「腹減ってたんだ。仕事のあとの食事ほどいいものはないねぇ」

 

「なにおじさんみたいなこと言ってんのよ」

 

俺はどうせおじさんですよーとふてくされる滝川とそれを見て上品に笑う真砂子。

 

夕食を執事長の榊原が持ってきた。

 

「わざわざありがとうございます」

 

綾子と滝川がそれを受け取った。

 

その時、滝川の携帯が鳴った。

 

「おう?誰だ?」

 

携帯を開く。

 

「どうした、少年」

 

《調べたこと、今伝えても大丈夫ですか?》

 

「あ……悪いが、今から食事なんだ。後からでもいいか?」

 

《そうなんですか。じゃあ、僕今から向かいます》

 

「いいのか?じゃあ後で」

 

電話を切る。

 

「ぼーず、まだー?」

 

「今行く!」

 

二時間後、安原は別邸に着いた。

 

「なんだか、静かだな」

 

そうつぶやきながら、ベースになっている部屋の扉を開けた。

 

真砂子、綾子、滝川が机に突っ伏して寝ていた。

 

「……よほど疲れたんですね……って訳じゃないですよね、どうしてでしょう」

 

三人が起きる気配はない。

 

「のりお、起きてください」

 

「…………う…………」

 

揺するが反応は薄い。

 

「起きてください!」

 

安原は滝川の頬をひっぱたいた。

 

見事な紅葉模様だ。

 

「ぃたあ……?何だあ?!」

 

安原は厳しい顔で滝川を見る。

 

「何があったんですか」

 

滝川が眉間に皺をよせながら目を開く。

 

そして、目を見開いて固まる。

 

「なんで、俺は寝てんだ?」

 

「状況を見るに、これに睡眠薬が入ってたんじゃないですか」

 

安原は机の上の残された夕食を指さす。

 

「そうだろうな、食べているところまでの記憶しかないところを考えると。なぜ別邸の連中はそんなことを」

 

その時つんざくような悲鳴が聞こえた。

 

「今のは何だ?!」

 

走り出そうとした滝川を安原は止める。

 

「ここにいるべきです」

 

滝川は安原を睨みつける。

 

「はあ?何言ってんだ少年」

 

「僕の話を聞いてください。この別邸の前の持ち主元社長は、ここで殺し合いさせてるんです。名前は生き残りゲーム、最後の一人は一億円を手にするというルールです。」

 

「それで?」

 

「それが今日なんです。オカ版に載っていたのは旧暦でしたので、滝川さんに連絡した時には気づかなくて……すいません」

 

「じゃあ、その時の奴らが今度は憑依して殺し合いをするってか?」

 

「僕たちだって、憑依されて谷山さんを……だから」

 

滝川は独鈷を見みる。

 

「俺は今日、ここを除霊しまくってるんだ」

 

「全てではないでしょう?」

 

「だが沢山したんだ、それなのに」

 

「一億円はあるんでしょうか」

 

「あるんじゃないの?」

 

「え?」

 

「ここ金持ちの別邸だぜ…………いや、芝生だ」

 

「入れ替えるって、あ!」

 

「こりゃあ、少年の予想通りになるかもしれないな」

 

その時、複数の走ってくる音がした。

 

「早く、二人を起こせ。」

 

「はい!」

 

滝川は独鈷を握り締めた。




調査物は大変だー。゚(゚´Д`゚)゚。
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