ゴーストハント二次小説 短編、気分で長編中編 作:神崎 真由
放課後。
「麻衣、部活いくぞ。」
ぼーさんだった。
この世界の私は、ぼーさんをどう呼んでいるんだろう。
下手に呼んで、何そのあだ名とかなっても困るし。
どーしよ……。
ぼーさんの後をついて行くと、《SPR》と書かれた札がかけられた部屋に来た。
「ナル、入るぞ。」
「ああ、麻衣、お茶。」
この世界でも、私お茶くみなの!?
「黒田君、明日部活予算会議に出てください。」
これは、リンさん!
って、黒田君って誰?
「分かりました、林先生。」
黒田君ってナルのこと!?
「来たわよ~。」
「あっ、真砂子と綾子。」
「麻衣、先きてたんだ。」
真砂子と綾子のあとに、安原さんとジョンがきた。
「全員揃ったな。」
部活としてのSPRは、ホームページ「渋谷サイキックリサーチ」に書き込まれた、霊的なものによる問題を解決しに向かう、というものだった。
「明日から、ホームページに書き込まれていた例の廃病院に調査に向かう。参加できない者は挙手を。」
全員参加できるようだ。
「林先生に数日間公欠にしてもらえた。明日、先生引率のもとそこへ行く。」
そして、本日の部活は解散になった。
「麻衣、帰るわよ。」
私と真砂子と綾子で下校。
「今日は西園寺さんに絡まれたんでしょー。」
西園寺 麗華。
ナル様とかいってた子だ。
「もー、めんどくさくって。ああいうの。」
「ナルの本性知ってたら、ナル様なんて呼ぼうとも思わないでしょうにね。知らないって幸せよね、ほんとに。」
「誰を好きになっても、自由ですけれど、周りまで巻き込むのは如何なものかと思いますわ。」
「ほーんと、それ。長々と今日も言われちゃって辟易としたよ。」
それから、たわいのないことを話して帰った。
二人と別れて、ふと見たいつもの景色は、夕日で赤くて。
振り返った、そこに、影はいつも通りあって。
「何なんだろ、この世界。」
私の呟きに、烏がカァーっと返事する。
家に着いた私は、今日わかったことを頭の中で整理する事にした。
まず、部活名簿をみたら、ナルの本名はオリバー・デイヴィスではなく、黒田 成だった。
そして、リンさんは中国人学校教師だった。
ジョンはオーストラリアとの交換留学生。
そして、真砂子はやっぱり芸能人らしい。
そういや、安原さんは生徒会長なのかな?
明晰な頭脳と言えば、ナルと安原さんだけど、どっちの方が優秀なんだろ……
「全然まだ分かんないや……。」
ベッドにダイブした。
夢のようなハチャメチャな世界。
案外寝たら元の世界に戻れたりして。
②でした。
ナルVS安原さん。
果たしてどちらの方が成績がいいのか。
乞うご期待。