※この作品はR-18です。

ゴーストハント二次小説 短編、気分で長編中編   作:神崎 真由

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廃病院へ調査!


SPRメンバーが麻衣のクラスメイトなら(試作)③

 

本日、公欠1日目。

 

部活メンバーと顧問は廃病院前に集合した。

 

「この機械相変わらず、すげえなぁ。」

 

「まだまだ少ない方ですよ。」

 

この世界での機材の持ち主は顧問のリンさ……林先生だった。

 

「よし。麻衣、滝川君、機材をセッティングしてくれ。」

 

うわぁ……ここは相変わらずなんだ、ナル。

 

「なんで、ナルは手伝ってくれないんだよ!」

 

さて、この世界のナルはどう答えるか。

 

「僕には頭脳労働が向いてるものでして。」

 

「麻衣。数学オリンピックで優勝するような奴だから仕方がない。」

 

ぼーさんに諭される。

 

数学オリンピック?!

 

これはこの世界のオリジナルだ……。

 

「それにしても如何にもな雰囲気ですわね。」

 

「真砂子はこういうとこ来慣れてるんじゃないの?」

 

「こんな廃病院、何回来たって嫌なもんでしょ。」

 

「麻衣、行くぞ。」

 

ぼーさんが呼んでる。

 

「今、行く!」

 

セッティングが終わった後、病院前の駐車場で調査前のミーティング。

 

病院さ本館と別館が渡り廊下で繋がってあり、本館はナルと綾子とぼーさん。別館は私とジョンと真砂子。顧問と安原さんは外で待機。

 

「気をつけて、みなさん。」

 

リンさんはこの世界でも縁起のいい笑顔だった。

 

 

私達は、別館を懐中電灯で照らしながら進む。

 

「別館って何に使われてたんだろ。」

 

「入院棟とかでっしゃろか。」

 

「ホームページには、何処に出ると書いていましたっけ。」

 

「あー、霊安室と地下と手術室ⅳやないですか。」

 

「それそれ。」

 

「この辺から空気が重いですわ。」

 

受付を通りすぎ、病室が並ぶところに進んでいた。

 

「何床ぐらいあるんでしょう。大病院だったんでしょうね。」

 

そんな時、ギギィーと音がした。

 

「今の音はなんですの?」

 

「真砂子、ジョン、後ろ!」

 

防火扉が閉まっていた。

 

さっきまで、きっちり開いていたのに。

 

「開きませんわ!」

 

「林先生に電話させてもらいます。」

 

お約束のように圏外。

 

「進むしかありませんわ。」

 

最初から嫌な予感しかしない。

 

「この場所、全体的に空気が重いですから、清めながら進むのはどうでっしゃろ。

」

 

ジョンが清めながら進んだ。

 

病院入ってから、ずっと痛かった私の頭も、少しましになった。

 

「手術室だよ!」

 

その時、建物がミシミシ音を立て始めた。

 

懐中電灯の光が消える。

 

「え!?」

 

何も見えない。

 

少したって、また光がついた。

 

「手術室Ⅰの扉を見てくださいまし!」

 

苦シイ 苦シイ

 

「血文字ですやろか。」

 

「血糊だったら嬉しいけどね。」

 

そのまま廊下を歩いていると、手術室ⅳについた。

 

「これが噂の…………。」

 

恐る恐る扉を開ける。

 

「苦シイ…苦シ……イ」

 

「聞こえますか、私の声が。」

 

「ナン……ダ。」

 

「生きていらっしゃる時、苦しい目に遭われたのですね。しかし、貴女は亡くなられています。光が見えますでしょう。あそこに行けば苦しみから開放されます。強く祈るのです。」

 

「ヤット死ネタカ……アァ光ガ……お母さん。」

 

そして霊は成仏した。

 

「死んだ事、知らなかったんだね。ちゃんとお母さんと逝けたかな。」

 

そして私が部屋から出ようとしたら。

 

「麻衣。少しは形のある証拠を持って帰らないとまたナルに怒られますよ。」

 

手術室でいくつかのカルテを手に入れた。

 

 

 




次話はナル達。
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