ゴーストハント二次小説 短編、気分で長編中編 作:神崎 真由
「どういうことだ。」
大分走って大丈夫そうなところで、綾子とナルは息を整えていた。
「あんたはとりつかれて、中にヤバイものがいてるところを開けようとしたの。ぼうずが落とそうとしたけど間に合わなくて、私が突き飛ばしても間に合わなくて……。」
「それは悪かった。滝川さんはどうした。」
綾子は来た道を指さす。
「除霊中。ここであいつをまとうと思うんだけど、どうすんの、ナル。」
また、ナルの頭痛の種は増えた。
実績集めで夏休みはないかもしない……。
「なら、その時間で麻衣達のほうに電話をかけてみる。」
プルルル……
《えっ、なんで電話くんの?》
「なに言ってる。電話かけたからだ。」
《……ナル?!ナルだ!よかったー!こっち圏外でって今少しだけ立ってるけど……》
「そっちはどんな様子だ。」
《防火扉閉まっちゃって、進むしかなくて……、そうだリンさ…リン先生に連絡して!別館の防火扉開かないって!》
「それ以外は?」
《ちょっとぐらい心配しなっ…………お電話代わりましたわ。》
「原さん。そちらはどうですか?」
《霊を一体浄霊致しましたわ。そしてカルテを見つけました。そこには、薬剤の人体実験と思われる記述がありましたわ。》
人体実験……か。
「ありがとうございます。」
電話を切る。
「人体実験って?」
「カルテを見るまでは詳しいことは分からない。とにかく別館は出られなくなったようだ。顧問に連絡する。」
本館からは普通につながった。
別館に向かってもらうように伝えた。
「おーい!終わったぞ!」
「ぼうず!良かった……。」
「なに葬式みたいな顔してんだよ。大変だったけど、朝飯前だぜ(キリッ」
「言ってることが噛み合ってませんけど。」
滝川をじっとナルは見ていた。
「ナルよぉ、除霊して悪かった。」
ナルは目を伏せる。
「憑かれた僕が悪かった。迷惑かけた。」
滝川と綾子は、超珍しくしおらしいナルにまだ憑かれてんじゃないのと思うが顔には出さない。
「どうする?ナル部長。俺は1回戻った方がいいとおもうぜ。」
「理由は?」
滝川は一瞬の逡巡の後答えた。
「地下の果ては悪魔だ。私だけで終わりだと思うな。お前らに未来はない。ってあの扉の中のやつが言ってたから、さ。根拠はそれだけ。霊の戯言ってとることもできるけどな……。」
「ならさ、先に麻衣達を助けに行かない?」
「綾子、助けに行くってどういうことだ?」
ナルが答える。
「別館の防火扉が閉まって開かなくなったそうだ。」
「じゃあ、連絡通路探すか!」
「その前に、さっきの霊の話、詳しく教えて欲しい。」
ナルの瞳に輝きを見つけた二人はうんざりとした。
「分かったよ。俺の勇姿を語ってやるさ。」
風邪気味で学校サボタージュして書いてます(笑)
みんな、風邪には気をつけてね☆