「うわー、エミヤさん。本当にいいのですか!?」
エミヤ「構わないよ、ギルドマスター。君も少し休憩した方がいい。」
「ありがとう、生きる伝説とはまさにこの人ね!」
エミヤ「いや、そこまで言わなくても……。」
-グレン城 武器鍛冶ギルド-
「ほう、これが干将莫耶という物か。」
士郎「俺の贋作ではありますが、素材次第では何とかなると思います。」
「これが、そのレシピか?」
士郎「ええ、俺が調べた結果、これらを使えば『干将莫耶』も作れると分かりましたし。それにしても、この銅の剣は素晴らしいです!普通のとは違って、切れ味もいいです!」
「そうか、これにはコツがあってだな。まず───」
-始原の城-
何してんの、エミヤ達は……。
-プクレット村- -朝ノ刻-
聖杯戦争二日目
ガルッチside
「……本当に行くのかね?ムラマサよ。」
ムラマサ「ええ、ここにいたら村の者に迷惑をかけてしまいますから。」
「………分かった。もうお前を止めはしない、ただこれを受け取ってくれ。」
あれって確か冒険の書だっけ?しかも紋章があるって事は一人前って事か。
「それと、これも持っていくがよい。」
ムラマサ「え、これって……。いいのですか!?高かったはずなのに!」
ガルッチ「どうかしたのか?」
ムラマサ「これ、『鉄道パス』よ!しかも人数分もあるわ!」
ギル「む?これが高いのか?ただの紙切れ如きが?」
ムラマサ「あ、ギルは価値観が違うんだっけ。この『鉄道パス』はあまりにも高くて、買う人があまりいないのよ。でもこれを使えば、大地の箱舟っていう列車に乗れて5大陸の旅が出来るのよ!」
ギル「ほう、だが我のヴィマーナの空の旅行がよいのだが……、まあもらっておこう。」
確かに価値観が違うもんなぁ、ギルガメッシュの場合だと。
─ムラマサは(大事な物)『鉄道パス』を手に入れた─
ガルッチ「なにこのテロップ。」
ギル「おそらくこの世界の仕様だろ、無視しておけ。」
ガルッチ「メタイけどそうしよう。」
「それとじゃ、これも持っていくがよい。」
─ムラマサは、薬草5つ、毒消し草4つ、300G手に入れた─
ムラマサ「ありがとう、村長。」
「気にするな。寂しくなったら、何時でも帰ってこい。儂がフィーバーしながら待っておるからな。」
ガルッチ「フィーバーしながらって……。(・_・;)」
フラン「まあまあ、それより行きましょ?」
こいし「一体、どんな冒険が待っているのかなぁ。」
イリヤ「ついでに、あのシロエって人も殺さないと………。」
ヘラクレス「あの、ヤンデレの目をしていますぞ。お嬢様……。」
クロエ「ま、そう言うわけで、行ってくるわね。」
うん、まあ知ってたわ。絶対4人とも来ると思った。とは言え、今回は……。
ルッチ「本当に行くの?お姉ちゃん。」
ラルッチ「だって、貴方は天皇でしょ?だったら危険な真似は出来ないわよ。貴方は待ってて、ね?」
ルッチ「うーん、僕だって行きたいのに……。分かった、ガルッチ。お姉ちゃんをお願い。」
ガルッチ「任せて、兄さん。」
レイス「それじゃあみんな。アビスと一緒に行ってくるわね。」
アビス「レイス……、正しくは僕とサーヴァント、そしてガルッチ達とだ。」
レイス「勿論よ。」
ブレイズ「……相変わらず、凄い溺愛っぷり……。いやどっちかというと恋人になったばかりか。」
………………は?
ガルッチ「おい待て、ブレイズ。何つった?」
ブレイズ「恋人になったばかりかって。」
ガルッチ「…………はァァァァァァァァァァァァァァ!?」
おい嘘だろ!?ここに着いて、まだ二日も経ってねえぞ!?いや待て、そもそもいつの間に恋人まで発展してたの!?何処だ!?何処にそんな台詞を!?
ブレイズ「そういえば言ってなかったな……。実はというとさ、お前があの星を封印した後の事なんだが………。俺達脱出用ポットに乗ってて、そん時妙に空気が変わってな……、なんかいちゃつく音が聞こえるなぁっと後ろを振り向くと同時に……。」
アビス「お……覚えていたのか……ブレイズ。」
ガルッチ「………納得。んじゃあまあ………、行ってくる。」
ルッチ「うん、行ってらっしゃい。」
ブレイズ「じゃあな!土産話を楽しみにしてるぜ!」
さてと、いよいよ聖杯戦争に突入した冒険の始まりか。確か承太郎の時以来の冒険か、なんかあの時が懐かしく思ってきた。
-プクレット地方-
テム「別れは済んだか?んじゃあ早速、オルフェア町を目指すぞ。」
ベヨネッタ「何でも、オルフェア町には凄腕の料理人がいるって聞いたわよ?」
………あ、これ絶対。
ガルッチ「エミヤだな。」
ギル「フェイカーだな。」
イリヤ「お兄ちゃんだね。」
クロエ「……やっぱり、こうなるのね。」
テム「ん?どうかしたのか?」
4人「何でもない。」
大体こうだろうと思ったよ、だって大急ぎで行ったし、これが違うなら誰だって言いたくなるよ。うん。
テム「って、霊体化しないのかガルッチ。」
ガルッチ「しないよ?っていうかあんまりする気が出ない。」
ラルッチ「それはそれで、サーヴァントとして如何なのよ……。」
ガルッチ「そうはいうけどね?ぶっちゃけ言うのも難だが…………、恥ずかしながら、僕幽霊とか、苦手なんだよね。自分が幽霊になるのも含めて……。」
ラルッチ「え、何それ初耳。」
フラン「お兄ちゃん、幽霊苦手なの?」
ガルッチ「うん……。」
こいし「でも、私の幽霊まがいでも怖がってないでしょ?」
ガルッチ「そりゃ見えてるし、背後で……これ以上は言わん。恥ずかしいから言わせないで。」
こいし「ふーん?背後じゃなければいいんだ。」
やっぱりそうなるか畜生……、本当に読みが早くなってきたな。ぶっちゃけ本当に幽霊苦手だし、背後に急激にビックリさせに行くのも同じだわ。
ガルッチ「だからって、後ろで脅かそうとするなよレイス。」
レイス「(ギクッ)な………何をい……言ってるかなぁ?」
アビス「………やるつもりだったか。」
ギル「意外だな、幽霊苦手とは……。」
ガルッチ「まあね……、あの時の依頼ですっかり臆病になっちまったよ……。全く、とんだ茶番とは言え、あれ以来トラウマだっつうの。」
アビス「相当だな………。生き霊は?」
ガルッチ「そこは大丈夫。」
レイス「基準が分からないわね………。」
まあ仕方ないしな、あれがあれでインパクト強すぎたから………。絶対思い出さないでおこう。死にたくなるほど、怖い。いや、下手すりゃ狂化発動するわ。
-ポーポラ地方- -朝ノ刻-
???「はぁ……、ここ何処よ。」
???「彼奴らの技で、吹っ飛んで以来の驚きだぜ……。」
???「ニャー達、ここで帰れず仕舞いで死ぬのかニャー……。」
???「はぁ……、もう………ダメ……。」バタン
???「俺も………。」バタン
???「ニャーも……。」バタン
ガルッチ「………だから、本当に無理なんだって。だから今までホラーゲームを避けてたんだよ。」
レイス「相当嫌ってたのね……。」
アビス「本当に意外だよ、他のみんなは幽霊は苦手じゃないのに……。」
ガルッチ「面目ない……。本当に………ん?」
あれ?あそこに誰かが倒れてるけど……。
ガルッチ「なぁ。あそこに誰かが倒れてるぞ?」
フラン「え!?」
こいし「あれって確か……。」
イリヤ「お兄ちゃん、如何する?」
ガルッチ「何者なのかは聞かな───」
いとって言おうとしたら、倒れてた3人が立ち上がった。
???「何者なのかと聞かれたら。」
???「答えてあげるのが、世の情け。」
???「世界の破壊を防ぐため。」
???「世界の平和を守るため。」
ガルッチ「あれ?この台詞……。」
こいし「うん、アレだね。どう見ても。」
???「愛と真実が悪を貫く。」
???「ラブリーチャーミーの敵役。」
ムサシ「ムサシ!」
コジロウ「コジロウ!」
ムサシ「銀河を駆ける『ロケット団』の2人には!」
コジロウ「ホワイトホール、白い明日が待ってるぜ。」
ガルッチ「次に君が言う台詞は!」
こいガルイリクロ「『ニャーンてな!』と言う!」
???「ニャーンてな!………ハッ( ゚д゚)」
ガルッチ「やれやれ、何でロケット団がここにいるんだ?流石に驚きを隠せないんだが……。」
ムサシ「私だって聞きたいわよ!いやそれより………。」
コジロウ「腹減った~……。」
………空腹だったのか、此奴ら。さっきの威勢は何処へやら、またばったりと倒れてしまった。
ガルッチ「………如何する?マスター?」
ムラマサ「うんまあ、無視も出来ないしね。今は負ぶって行きましょ?」
テム「そうだな、一応ピィピのお宿のところまで行って、そこで休憩しよう。」
フラン「そうね、今はそうしましょ。」
???「うにゃー……、ありがとだにゃー……。」
まあとりあえず、ムサシさんはムラマサさん。コジロウは僕、んで喋るネコらしき者はレイスが運ぶことになった。というか、本当にどうやってこっちの世界に来たんだろうか……。
-オルフェア地方東 ピィピのお宿-
ガルッチ「とりあえず、軽く作ったから食ってくれ。」
ムサシ「ありがとうございます!」
コジロウ「よっしゃ!久々の飯だ!」
???「ムシャムシャ……!サンドイッチなのに、滅茶苦茶うまいニャー!」
ガルッチ「其奴はよかった。」
ムラマサ「それにしても、あの人たちマスターかサーヴァントなのかな?」
アビス「うーん、少なくとも令呪は見あたらないし……。」
ギル「かといって、サーヴァントの気配もない。一般人か?」
ガルッチ「おそらくピカチュウの10万ボルトで、いつも通り吹っ飛ばされたけど、何かの事情でこっちまで来たと思うんだが………。」
ギル「その何かが、気になるなぁ………。」
実際、僕も考えてみた。少し復習してみれば、複数の次元と時空が別れている。ハリー・ポッターの世界でも、あるときは練鉄の英霊がいる時とか、あるときはハリー・ポッター自身が復讐の為に闇に落ちたり、あるときはハリー・ポッターのいない世界だったりなど、様々なIFの世界と原作の世界が繋がっている。
そして、そこの管理者である時空の賢者は、アルバス・ダンブルドアとトム・リドルこと『ヴォルデモート郷』がやっている。いわば彼らが消えると言うことは、その世界の結界が緩んでしまう事になる。現に艦隊これくしょんの世界が例の一つ。今では陸と海風が賢者になって管理者になっているが、他の世界はどうなっているのだろうか……。
まず、ポケモンの世界。いわばアニメにいるサトシ達がいる世界だが、あそこに賢者がいるのか疑問に思ってしまう。何しろ─────
ムサシ「はぁ、ご馳走さん。」
コジロウ「いやぁ、どうにか生き返ったぁ……。って、如何したんだ?」
ガルッチ「あ、いや気にするな。それより、どうやってこっちに来たか、覚えがあるか?」
???「そうはいわれてもにゃー……。」
ムサシ「私達、ジャリボーイのピカチュウに吹っ飛ばされた後の記憶が、あまりないのよね……。」
コジロウ「ああ、いつも通り吹っ飛ばされて、気が付いたらここにいたって事だし……。」
記憶がないか………、それだと手詰まりだなこりゃ。うーんそうなると……。
ムサシ「ってあー!!」
ガルッチ「如何した!?」
ムサシ「手持ちのポケモンがなーい!」
コジロウ「なにぃ!?って俺もだ!」
ムサシ「ニャース、あんたしかいないことになるわよ!」
ニャース「あ!そういえば吹っ飛ばされた後に、何かの裂け目に入った事があったにゃ!」
何かの裂け目!?
フラン「お兄ちゃん、それってもしかして。」
ガルッチ「可能性は低くない。でも、何で空のところに?」
ニャース「ニャーだって知りたいにゃ。ただ、その時に2人のポケモンが消えたと思うんだにゃ。」
ムサシ「ちょっと!何で言ってくれなかったのよニャース!」
コジロウ「そうだよ!あー如何すればいいんだよ!」
ガルッチ「そう言われて……ん?」
何故かクラスカードが震えてる。いや、震えながら光り出していた。少しケースを開けると1枚のカードが出てきた。そこには『アサシン』と書かれた佐々木小次郎が出てきてつかんだ。
ガルッチ「一体如何したんだろう?」
コジロウと呼ばれた男に向けると、凄まじいぐらい震えていた。
コジロウ「お、おい。なんだそのカード!?動いてねえか!?」
ガルッチ「これ?クラスカードっていうやつさ。でも、何でコジロウさんに?ってあ!」
コジロウ「おいおい!?こっちに来やがったんだが!?」
逃げるや否や、そのままコジロウの中に入っていき、それと同時に姿そのものが変わり始めた。
ムサシ「ちょっと!?あんた何をしたの!?」
ガルッチ「こっちが聞きたいわ!何で佐々木小次郎のカードがコジロウさんの中に入ったのか分かんねえ………ん?ちょっと待て?」
イリヤ「ねぇ、これってあっちのキリツグと似たような現象じゃない?」
そうだ、確かあの時アサシンのエミヤキリツグのカードは衛宮切嗣に入っていって、デミ・サーヴァントになったんだっけ。でも、これは違う。これってまさか……。
コジロウ?「ふう、久々に外の世界に出てこれた。しかもこの感じは、聖杯戦争のようだな。」
ムサシ「ちょっと!?コジロウ、あんた大丈夫!?」
コジロウ?「む?これはこれは、何とも美しい。可憐な花の如く、美しい。」
ニャース「コジロウ、大丈夫かにゃー?」
コジロウ?「さてと、早速だが言わねばな。サーヴァント『
ムサシ「待って、状況が読めないっていうかなにこれ!?」
ムサシの右手の甲には、令呪が現れた。どうやら、コジロウは佐々木小次郎と一体化し、サーヴァントとなったようだ。
ガルッチ「こんなことってあるんだなぁ。」
ムサシ「っていうか、聖杯戦争って何?」
ガルッチ「時間をかけて説明するよ。まずは─────」
やれやれ、面倒だが説明するか。しかし、セイバーの佐々木小次郎ねぇ……。
sideChange
-セレドッド山道- -朝ノ刻-
愛歌side
愛歌「はぁ、初日疲れたわ……本当にもう………。っていうか、あれがカラリスの夢ね……。」
あの後眠くなって、過去の話は寝てからにしようと考えてセレドの町ってところで泊まったけど、まさか夢を見ることになるなんてね……。あの赤いアンドロイドが、カラリスが言ってたアンドロイドなのかな?
司馬昭「ようマスター、おはよう御座います。」
愛歌「おはよう、セイバー。」
司馬昭「さて、二日目だけど戦闘始めますか?」
愛歌「どういう事?」
カラリス「現在、ここにいるサーヴァントの気配がありました。クラスは『
ハルク?これまた聞いたことのない英霊ね。
愛歌「ステータスは確認できた?」
カラリス「どうにか出来ましたが、ただ勝算があまりというよりは、ほぼ無いに等しいです。」
愛歌「どういう事?」
カラリス「こちらです。」
カラリスが書いたとされる『ハルクという名のステータス』を見てみると、驚く事が書かれていた。
『真名:ハルク
クラス:バーサーカー
マスター:???
性別:男
身長:???
体重:???
属性:混沌・狂
ステータス:筋力 :EX /耐久 :EX /敏捷 :EX /魔力 E: /幸運 :E /宝具 :EX』
愛歌「………何これぇ。魔力と幸運はともかく、なにこの強さ。」
司馬昭「うわ、無理無理。此奴は絶対無理!しかも筋力耐久敏捷がEXって、勝てないじゃないか。」
うん、流石にこれはチートバーサーカーだわ。これ勝てた人いたら素直に賞賛するわ。
カラリス「私の提案ですが、素直にここから離れるべきです。流石のアンドロイドの私でも、敗北に目に見えていますので。」
愛歌「うん、それでいいわ。急いでここから逃げましょう!」
もしそのマスターに出くわしたらやばい、っていうかやばすぎる。死ぬって本当に。というか絶対死ぬ!サーヴァントも倒されて、挙げ句の果てに私も死んでお終いじゃん!早くここから逃げないと!
???「見つけたわ。バーサーカー、こっちにいるよ!」
愛歌「え!?もう見つかった!?」
カラリス「やむを得ません、全力で逃げることに提案します!」
愛歌「当たり前よ!こんなところで挑むなんて、無謀だよホントに!」
司馬昭「とにかく、逃げろー!」
-ローヌ樹林帯- -朝ノ刻-
あ、あっぶねえ……。敏捷を限界まで上げなかったら、死んでいたわ……。追って来なさそうだし、うん。とりあえず、安心ね。
司馬昭「あー……今ので寿命縮んだ気がする……。」
愛歌「いやあなた、英霊よね?もう死んでるわよね?何で寿命とか言うの?」
カラリス「ハルク、我らとは反対側のエリアに移動。おそらく、違うサーヴァントの発見したと思われます。」
愛歌「そ……そう……。安心したけど、また其奴と出くわすのは勘弁だわ……。」
司馬昭「なぁ、如何する?流石にまた出くわす可能性もあるし、何時までも撤退するわけにはいかないでしょ……。」
愛歌「そ……そうね………。カラリス、提案ある?」
カラリス「現在、アストルティア全域にて、3つの候補陣営を確認。おそらく、バーサーカーのハルクに対抗する者と思われます。」
愛歌「3つの陣営?」
カラリス「一つはグランゼドーラ城にいる者。リーダー『アンルシア』、サーヴァントは『
シールダーか……、聞いたことないけど身代わり役っていうのは大きいかもしれないわね………。
カラリス「二つ目は魔幻宮殿にいる者。リーダー『魔元帥ゼルドラド』、サーヴァントは『
なるほど、面白そうね。そう言うのは……。
カラリス「そして、3つ目。こちらはようやく旅立った様子で、しかも聖杯戦争の経験者でもある。経験者4名。」
愛歌「経験者いるの!?私だけかと思ったのに……。」
カラリス「一人目『ムラマサ』、そのサーヴァント『
ちょ!?サーヴァントなのにサーヴァント従えてるの!?規格外じゃないのよ!?
カラリス「そのアーチャーのサーヴァントも『
愛歌「アーチャーがアーチャーを従えてるって、一体どんなサーヴァントなのよ!?」
カラリス「説明続行。二人目『イリヤスフィール・フォン・アインツベルン』、サーヴァントは『
司馬昭「おいおい、数ならアンルシア陣営で、威力ならゼルドラド陣営、んで経験者がいるムラマサ陣営って奴か。どちらも協力してくれるか、分かんねえな。」
愛歌「うーん……、司馬昭。どの陣営にする?」
司馬昭「俺ですか!?そうですねぇ……。いずれ3つの陣営の内、いい方法でしたらムラマサ陣営またはアンルシア陣営でしょう。ムラマサ陣営は一般人は居ますが、運が良ければ戦力にもなるかもしれません。あとアンルシア陣営は、真名は分かりませんが身代わり役のシールダーが居るため、上手く行けば勝てる勝算が上がります。如何します?」
愛歌「……………。」
難しい選択ね……。一体どこの陣営と同盟を………。
カラリス「私自身は、ムラマサ陣営におすすめします。」
愛歌「あら、何故かしら?」
カラリス「ムラマサのサーヴァント、アーチャーに興味があります。もしかしたら、バーサーカーのハルクに対抗する力を持っている可能性があるからです。」
愛歌「………分かったわ。場所はどこ?」
カラリス「現在、プクランド大陸の東側、オルフェア地方東、ピィピのお宿にて、休憩中。」
そこにいるのね。よし、こっから飛んでいくわよ!
sideChange
-魔幻宮殿-
ゼルドラドside
ゼルドラド「どうだファズマ、何か分かったか?」
ファズマ「ああ、厄介なことが分かった。どうやら最強のサーヴァント、ハルクを召喚した奴が現れた。」
エドモン「ほう、ハルクねぇ。緑色の肌とかしてるが、どこが最強なのかなぁ?」
ファズマ「侮る事なかれ、エドモンよ。儂なりの情報じゃと、筋力耐久敏捷がEXという最も強すぎるサーヴァントなのじゃ。しかも怒れば怒るほど、そのステータスも大きく上がる。厄介じゃ。」
ハルクか……。もし味方として召喚したら、勝ち確定だが、確かに厄介だ。
ノワール「それで?何か策はあるの?」
ファズマ「苦肉の策じゃが、グランゼドーラ城の王と同盟を交わし、バーサーカーのハルクを討つほかない。」
ゼルドラド「正気か?マデサゴーラ様にはなんと?」
ファズマ「分かっておる。じゃが、そうも言っておれんのじゃ。儂が言っておく。」
ゼルドラド「はぁ……、分かった。使い魔を出しておこう。」
やれやれ、面倒な事になったな。まさか勇者と同盟を組むことになるとは………。とは言え、あちらだって厄介だと言うことは分かってるはず。
ゼルドラド「スターキメラよ、伝言を言うからしっかり聞け。まず……。」
sideChange
-グランゼドーラ城 玉座の間- -昼ノ刻-
アンルシアside
使い魔「っという、ゼルドラド様の伝言です。」
王「あり得ぬな……。まさか魔元帥自ら一時期同盟を願うとは……、しかもハルク?という者か……。それ程強いのか?」
使い魔「それは分かりかねますが、最強と自負してるのは確かです。」
アンルシア「………お父様、如何しましょう。」
王「ふむ………、出来ることなら組みたくはないが、そのハルクという奴は捨て置けぬ。よかろう、ゼルドラドに伝えよ。ハルクという者を倒すまで、同盟を組もうと。」
使い魔「ありがとうございます、それでは私はこれで。」
そう言ってすぐ帰っていった。
ダンテ「さてさて、厄介なことになっちまったな。」
バージル「ああ、ハルクというバーサーカーなぁ。マスター名が隠されてるって事は、よっぽど臆病なマスターか、それとも……。」
ブイヨン「いずれにしても、危機感があるのはたしかですぅ。」
キャスター「全く、困ったものだ。いくら俺でも、そのハルクって奴に勝てるか微妙だな……。」
ルシェンダ「まさか、初戦がバーサーカーなんて……。」
シールダー「しかもハルクか……。出来れば戦いたくなかった相手だ……。」
フロイト「ん?シールダー、其奴とは知り合いか?」
シールダー「ああ、よく怒りに身を任せてるやつだが、根は優しい方なのだ。」
マンリオ「んー、でもそうは言ってられないよ。もしこっちに来たら、城が滅茶苦茶にされそうだし。」
ライダー「まぁ、私には敵うことはないが、問題はマスターなんだよなぁ………。」
ころん「マスターねぇ、それが分からないのが痛いわね。」
アサシン「マスター殿、拙者は少し、ハルクのマスターを探しに行ってくるでござる。」
ころん「え、大丈夫なの?」
アサシン「御安心を、皮肉ながら拙者の気配遮断は高いので、見つからない限りは大丈夫でござる。」
ころん「……分かった。お願いね、アサシン『ドロロ兵長』。」
ドロロ「はっ!」
最初から心配だわ、まさか急にあのゼルドラドから同盟を組む事になるなんて………。うーん、でもゼルドラドでさえ危険視するハルクって事は、相当危険なんだね。
ランサー「我が主よ、この世界のマスターを調べた結果、レンダーシアにいるマスターとサーヴァントは、ほぼ壊滅的になっています。殆どはハルクという名のバーサーカーとゼルドラドとアヴェンジャーですが。」
ルシェンダ「……ゼルドラドはともかく、やはりそうなったか。もしここにマスターやサーヴァントが来たら、迷わず協力してくれるように頼む他ないな。」
ランサー「そうですね。強大な故に、マスターも残酷な者でしたら、最悪の場合も考えられます。なんとしても阻止しなくては………。」
sideChange
-リャナ荒涼地帯- -昼ノ刻- -天候 雨-
???side
「はぁ………はぁ………、逃げないと………逃げ………ないと………。」
???「マスター、大丈夫ですか?」
「わ……分かんねえ………。ぶっちゃけあの宝具を防げただけでも、き………奇跡に近い………。だが、もう防ぐ術はなくなっちまった………。」
???「マスター、弱気にならないでください。私の配慮が成っていなかったばかりに……。」
「いや、ランサー。ううん、アルトリア。俺が未熟だったばかりに………。」
いたいた。どうやらもう走れないみたいだな。今の内にバーサーカーで終わらせるか。いやここは………。
???「はいはーい、鬼ごっこはお終いだよ~。」
アルトリア「なっ!?」
「……ちっ、ここまでか。」
???「いやー、苦労したよ。バーサーカーの宝具を防ぐマスターがいるなんてさ。まあ、いずれにしてもボロボロになってるけどね。アハハハハ!」
「全画の………令呪をもって………命じる!」
おや?意外と諦めの悪い人形だなぁ。まあいいさ、どうせ壊れる人形なんて、ツマラナイだけだし。さっさと終わらせて────
???「『我がマスターを見捨て、この大陸から離れろ!』」
アルトリア「!」
???「何!?ハルク!宝具を使え!」
ハルク「『
アルトリア「マスタァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
「じゃあな………、アル………ト………リ………ア………。娘よ………、ごめ…………ん。」
アハハハハ!飛び散った飛び散った!肉片や内蔵が一杯出てきた!之だから殺しはやめられない!もっとだ………、もっと殺したい!みんなが居なくなるまで、殺しまくりたい!バーサーカーが居るお陰で、本当に楽しい!!
???「アハハハハハハハハ!!!」
ハルク「■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!」
sideChange
-冥王の心臓 玉座の間-
ネルゲルside
む?まだ二日目だと言うにも関わらず、また急激に減りだしたな。何だったのだ?シロウを呼び出すか。
ネルゲル「シロウ、少し良いか?」
四郎「どうかなさいました?」
ネルゲル「また急激に減り始めたようだが、何か原因があるのか?」
四郎「おそらく、このマスターとサーヴァントの仕業ですね。」
シロウからもらった紙には、以下の名前が記されている。
『マスター名:雁夜流星
魔術回路の質:SSS
魔術回路の量:EX
魔術属性:闇・狂・殺・風
年齢:8歳』
『真名:ハルク
クラス:バーサーカー
マスター:雁夜流星
性別:男
身長:???
体重:???
属性:混沌・狂
ステータス:筋力 :EX /耐久 :EX /敏捷 :EX /魔力 E: /幸運 :E /宝具 :EX
クラス別スキル
狂化:EX
保持スキル
勇敢:SS
対魔術:A
戦闘続行:S
心眼(偽):A+
自己再生:A++
宝具
ランク:SSS
種別:対城宝具
レンジ:400
最大捕捉:1000人』
な………なんだこれは………。破格すぎるぞ、この者。いや、そもそも此奴……子供だと!?
四郎「如何ですか?」
ネルゲル「どうもこうも、此奴だと!?まだ子供ではないか!しかも尋常じゃないぞ!?」
四郎「何でもその者は、快楽殺人鬼と呼ばれており、様々な人達を殺し回ってると言われてる子供らしい。老若男女問わず、しかも虐待された経験があるらしく、復讐するために残酷な殺人をも犯したらしい。」
ネルゲル「はぁ、そんな者がバーサーカーのハルク?って奴を召喚させているとか、面倒ではないか。下手すれば、一般人にも被害が……。」
四郎「あーそれと同時に、ルール無視して一般人を殺害してますけど。」
………これ相当の異常者じゃないか。うわー……、これ全部のマスターとサーヴァント達に知らせた方が無難かもしれない。
ネルゲル「やれやれ、二日目にして緊急任務を送り出さなくてはならんとはな……。」
四郎「では、雁夜流星とハルク以外のマスター達に伝えるって事でいいのですね?」
ネルゲル「それでいい。全く、俺ですらルールは守る方だというのに、こうも破る奴は気に食わん。」
四郎「それ、悪役の言う台詞ですか?」
ネルゲル「言うな、どうせ作者に言わせてるだけだ。」
四郎「風龍さんに失礼だと思いますよ、それ。」
風龍(メタイこと言うなよ……。)
しかもちゃっかり聞こえてるって……、あんたはデットプールかなんかなのか?
風龍(あの変態と一緒にするな!)
ネルゲル「心も読むなよ!?」
四郎「如何なさいましたか?」
ネルゲル「あ、気にするな。」
さて、雁夜流星よ。貴様ならどう対処するかな?俺が調べたところ、貴様以外に有力な陣営が4つある。ムラマサ・アンルシア・愛歌・ゼルドラド。このどちらか、いや両方を相手にして勝てると思っているなら、今の内にそう思い込んでいるがいい。
マスター名:雁夜流星
CV:石田彰
魔術回路の質:SSS
魔術回路の量:EX
魔術属性:闇・狂・殺・風
年齢:8歳
サーヴァント
真名:ハルク
クラス:バーサーカー
マスター:雁夜流星
性別:男
身長:???
体重:???
属性:混沌・狂
ステータス:筋力 :EX /耐久 :EX /敏捷 :EX /魔力 E: /幸運 :E /宝具 :EX
クラス別スキル
狂化:EX
保持スキル
勇敢:SS
対魔術:A
戦闘続行:S
心眼(偽):A+
自己再生:A++
宝具
ランク:SSS
種別:対城宝具
レンジ:400
最大捕捉:1000人