※この作品はR-18です。

ドラゴンクエストⅩ アストルティア聖杯戦争   作:深緑 風龍

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二日目の昼

ムラマサ陣営

愛歌陣営と遭遇し、ハルクというサーヴァントと戦うために同盟を交わす。

愛歌陣営

ムラマサ陣営を見つけ、同盟を組むことに成功。



chapter6

-オルフェア町- -黄昏ノ刻-

 

ガルッチside

 

ふう、ようやくオルフェア町に着いたな。しかし、まさかルカ達も聖杯戦争に参加とはなぁ……。まあ今しばらくは、5人とも霊体化しているし、町で何かあったら念話すりゃあいいしな。って……、あれ?あの赤い服に色は違うけどツインテールって……。

 

ギル「ん?あの小娘、何処かで見たような………。」

イリヤ「あれって、リン?」

フラン「待って、もし凛だったら金髪じゃないと思うわ。」

こいし「でも、あれってどう見たって凛だよね……?」

クロエ「でも凛は、何かとサイヤ人みたいに金髪になるらしいけど…。」

ガルッチ「なぜドラゴンボールなんだよ……。」

 

まあそんな会話をしていたら、金髪の凛がこちらに来て話し掛けられた。

 

???「貴方達、聖杯戦争の参加者?」

ムラマサ「え?そうだけど?」

愛歌「貴方は誰なの?今から駅に向かうところだけど。」

???「悪いけど、少しばかり話を聞いてくれないかしら?丁度探してたところなのよ。」

 

探してたって一体何を………?っていうか、一応確認しよう。遠坂凛でありながら、違う名前かもしれないし。

 

ガルッチ「一つ確認させて戴くが、君は『遠坂凛』で合ってるか?」

金髪凛「あら、私の事知っていたのね?」

イリヤ「リンって、金髪に染める事なんてあるんだね……。」

金髪凛「これは地毛よ!染めていないわよ!」

ギル「ほう?よくよく見れば、あの小娘ではないか。」

金髪凛「って、英雄王ギルガメッシュ!?貴方何でここに!?」

ギル「なに、マスターである我が雑種と共に行動してるだけの事よ。」

金髪凛「我が雑種っていったって、白野いないじゃないの。」

ギル「ああ、彼奴か。彼奴なら、この我と結婚したぞ?」

金髪凛「………はい?」

 

あ、そう言うことか。あの金髪の凛は別世界の『遠坂凛』か。

 

???「誰か見つけましたか?」

???「おや、大勢の人達がいますね。お疲れ様です、遠坂さん。」

金髪凛「ちょっとラニ、レオ!丁度よかった。この英雄王、白野と結婚したって!」

ガルッチ「………ん?」

 

あるぇ~?(´・ω・`)なんか勘違いしていそうな気がするんだけど……。まさか、な。

 

???「え、そんな馬鹿な!だって、男同士は結婚出来るはずが……ハッ!もしかして、彼はホモだったのですか!?」

ガルッチ「おい、勘違いにも程々に……。」

レイス「BLキターーーーーーー(º∀º)ーーーーー!!!」

ガルッチ「レイス、あんたもあんたで何勘違いしてんだ?」

フラン「あー、もしかして……。ギル、岸波士郎さんと勘違いさせてないかしら?」

ギル「………確かに、我にも語弊だったようだな。正しくは……。」

金髪凛「ちょっと、まさかとは思うけど金ピカ!子供とか……。」

ギル「いるのはいる………あ。」

金髪凛「嘘ォォォォ!!!」

ラルッチ「………凄い勘違い。」

ガルッチ「僕もそう思った。まず凛、落ち着け。そしてそこの者達よ、勘違いにも程がある。」

 

 

─数分後─

 

 

ガルッチ「さて、まず言いたいことがある。まず金髪の勘違いした凛。」

金髪凛「はい……。」

ガルッチ「お前は一体どっちの白野の事、言っているんだ?男か女か。」

金髪凛「男です、はい。」

ガルッチ「あのなぁ、『岸波士郎』はギルガメッシュと結婚してねえわ!というか結婚すらしてねえよ!ギルガメッシュと結婚したのは『白野凛』!つまり、女性の方だよ!」

ラニ「そうなのですか!?じゃあ岸波白野は、両性……。」

ガルッチ「んな訳あるかァァァァァ!!!!」

レオ「では、白野さんは元々性別なんて………。」

ガルッチ「あるに決まってるだろ!この勘違いする阿呆共がァァァァァ!!」

 

というか、此奴ら気付いてねえのか!?岸波白野が2人いるって気付かないのか!?………いや待て、もしかしたら此奴ら知らねえのか………?

 

ギル「もしや、貴様ら知らぬのか?」

3人「?」

ギル「我が雑種。」

ガルッチ「了解。」

 

『モニターテレフォン起動。相手、白野凛。』

 

ガルッチ「もしもし、白野。聞こえるか。」

白野『あ、ガルッチさん。どうしました?』

ガルッチ「いやなんかさ、この人らが何かと勘違いしてるんだけど……。白野が男だって……。」

岸波『どうかした?白野。』

白野『あ、お兄ちゃん。』

金髪凛「お兄ちゃん!?」

岸波『ん?あれ?遠坂、お前何でここに?っていうか、レオもラニも、お前ら何してんの?』

ラニ「白野さん、貴方英雄王と結婚したのですか?」

白野『はい、ここに指輪が───』

金髪凛「いや、貴方じゃなくそっちの………ん?」

 

あ、やっと気がついたのか。

 

金髪凛「ちょっと待って、白野って2人いたっけ?」

ラニ「私には、さっぱり。」

レオ「というよりは、兄妹とかいましたか?」

ギル「ああ……、それはだな……。」

 

─かくかくしかじか四角いムーブ、コンテ新登場。ダイハツへ。─

 

ギル「って事だ。」

金髪凛「えー……、んじゃあ結婚したのは女性の白野さんって事?」

ガルッチ「Exactly、そのとおりでございます。」

金髪凛「なるほどね……、納得したわ。」

ガルッチ「すまんな、白野さん。育児の邪魔をさせてしまって。」

白野『ううん、気にしないで。聖杯戦争頑張って。』

 

ふう、とりあえず。誤解は解けたことだし、後は……。

 

ガルッチ「んで、金髪の遠坂凛はわかったが、そっちの2人は誰?」

レオ「あ、ここではなんですから、別のところに行きましょう。」

愛歌「……セイバー?」

カラリス「はい?」

愛歌「もしかして、まだ陣営があったのかしら?」

カラリス「いえ、恐らく出来た陣営なので私にはさっぱりです。」

愛歌「………だったらいいけど。」

 

 

-オルフェア住宅地 フラワーガーデン- -黄昏ノ刻-

 

ムラマサ「あのー、ここは?」

レオ「僕の仮拠点です。お城のようなものですが、お気になさらず。」

 

いや、どっからどう見ても、日本にあるような城じゃねえか。場違いにも程があるだろ。どっちかというとエルトナだろ!?ってなツッコミを入れて中に入ろうとドアを開けてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ガチャ』

 

言峰「温めますか?」

 

『バタン』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………うん、なんか場違いがいたような気がする。

 

レオ「どうかしましました?」

ガルッチ「なんか、あり得ない人がいたような気がしたんで。」

ラニ「いえ、怪しい人はいません。ここにいる人達は仲間なので。」

ムラマサ「だって。だから入りましょ?」

ガルッチ「あ、うん。少し勇気入れて開けるね?」

ギル「ん?なぜ勇気を入れる必要があるのだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ガチャ』

 

言峰「ご主人、よくぞお戻りになられ────」

 

『バタン』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………………うん、多分これ現実かもしれない。何でここにいるのだ?いやまず、いつからあんなところに?

 

ギル「どうした?我が開けるぞ?」

ガルッチ「どうぞ。」

 

『ガチャ……バタン』

 

ギル「………いやな事件だった。」

イリヤ「如何したの英雄王。」

ギル「………今に分かる。」

イリヤ「?」

 

『ガチャ………バタン』

 

イリヤ「………うん、どうやら私達は、大変な事件を垣間見れてしまいましたね。」

クロエ「もう、3人とも如何したの?私が先に入るわよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ガチャ』

 

言峰「お嬢様、お帰りなさいま─────」

 

『バタン』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クロエ「………どうやら私達、見てはいけないものを見てしまったようね。」

愛歌「どうかしたの?早く入ろうよ。」

 

そうはいってもなぁ、っていうか何でここにいるのマジで。

 

レオ「一体誰がいたのですか?」

 

『ガチャ』

 

レオ「ああ、そう言うことですね。安心してください、僕達の味方です。」

ガルッチ「いや、それは分かる!」

イリヤ「でもね!」

クロエ「何で!」

ギル「言峰がここにおるのだ!!!」

レオ「え?おかしいでしょうか?」

4人「当たり前だ(でしょ)!!」

ラニ「大丈夫です。因みに私は、パンツを穿かないので。」

 

そこか!?っていうか何気に何言っちゃってんの!?というか、何その私は露出狂ですみたいなオーラ!?

 

レイス「ねえ、なんて言うのかしら?」

ラニ「『ラニ=Ⅷ』です。」

レイス「同士ラニよ、私も下着を穿いていないわ。」

 

同士!?あんたもあんたで何言っちゃってんの!?っていうか同士って何!?露出狂の同士って言いたいの!?

 

レオ「ああ、これが俗にいう。」

 

『パンッ、2、○、見え』

 

言峰「パンツー丸見え。」

レオ「イェーイ!」

 

おい、なぜ言峰が言うんだよ。しかも、下着穿いてないっていってるけど、なぜその台詞?

 

金髪凛「馬鹿な事言ってる場合かァァァァァ!さっさと入りなさい、このド低脳がァァァァァ!」

ガルッチ「………何でシュトロハイムとフーゴの台詞?」

フラン「お兄ちゃん、そこは言わないお約束。」

ガルッチ「あ、はい。」

愛歌「シュトロハイムとフーゴって誰なの?」

こいし「気にしないで、愛歌ちゃん。」

司馬昭「……面倒くせえな、これ。」

 

 

─数分後、ようやく皆さん入りました。─

 

 

 

レオ「では、改めまして自己紹介させていただきます。僕はレオナルド・ビスタリオ・ハーウェイと言います。そして、こちらが僕のサーヴァント、剣士(セイバー)の『サー・ガウェイン』です。」

ガウェイン「宜しくお願いします。」

アルトリア「ガウェイン、お前この人のマスターだったのか。」

ガウェイン「なっ!アーサー王!」

レオ「あ、会話は後回しです。次はこの子です。」

 

レオが招いたのは、狐耳でしかもなぜか幼女という………ってまた幼女!?どんだけ幼女に出会うっていうのだ!?

 

いづな「初瀬いづなだ、です。宜しく、です。」

こいし「如何したの?お兄ちゃん。」

ガルッチ「……いや、気にするなこいし。少し、僕の幼女と出会う率に恨んでるだけだから。うん。」

 

ロリコンが故に、幼女から寄ってくるって、『女祝の相』ェ………。

 

レオ「彼女のサーヴァントは剣士(セイバー)の『ベディヴィエール』です。」

ベディ「ベディヴィエールです。ご無沙汰です、アーサー王。」

アルトリア「まさか、ベディヴィエールもいたとはな……。」

???「んで、俺達の紹介はまだか?レオさんよ。」

レオ「ああ、そうですね。此方は空さん、そしてそこの子供は………アレ?あの人は?」

ギル「我が雑種なら、あそこで頭をぶつけておるが?」

 

おいおいおいおい!!!!また幼女かよ!?どんだけ幼女率増えるんだよ!ロリコンは認めるけど、こうもそっちから寄ってくるって、もはや呪い以外ないじゃあないか!!!

 

ムラマサ「………うんまあ、アーチャーもああ見えて、可愛いところがあるから、気にしないで?」

フラン「そうそう。」

レオ「そ……そうですか。続けますが、この方は白。空と白で『 』と読んでいます。」

空「空だ、宜しく。」

白「白………、宜しくね。」

レオ「空のサーヴァントは、剣士(セイバー)の『アルカード』さんです。」

フラン「!」

アルカード「どうも、私がセイバーの………む?」

フラン「アルカード………お祖父様、お会いできて光栄です!」

アルカード「え?貴方は?」

フラン「私は、ツェペシュの末裔、フランドール・スカーレットです。」

 

ん?あれが、アルカード?思ったほどイケメンじゃないか。

 

アルカード「ツェペシュの末裔!?」

フラン「あ、お祖父様。私は別に、人を危険視するわけじゃありません。そこだけは、分かってくだしゃい。」

ガルッチ「……フラン、とりあえず緊張しないで。」

アルカード「……あの末裔とは、また違うのか。」

レオ「積もる話はまた今度でお願いします。それで、白のサーヴァントが魔術師(キャスター)の『諸葛亮』です。」

諸葛亮「諸葛孔明と申します、宜しくお願いします。」

レオ「では、次はラニさん。どうぞ。」

 

さっきの露出狂の人か………。でも、なんか人じゃないっぽいな……。

 

ギル「気づいたか?我が雑種。」

ガルッチ「あの子のこと?」

ギル「ああ、あの造花の事よ。知ってはいるが、彼奴はホムンクルスだ。」

ラニ「ええ、ギルガメッシュさんの言うとおり。私はホムンクルスのラニ=Ⅷです。そして、私のサーヴァントは狂戦士(バーサーカー)の『呂布』です。」

ガルッチ「はい!?」

フラン「呂布って、あの呂布!?」

こいし「あれ?お兄ちゃんと出会ったあの呂布とは違うの?」

 

そういえば、呂布といえば方天画戟を使っていて、黒い鎧とか着ていたよな。

 

クロエ「もしかして、違う方の呂布かな?」

 

 

─一方呂布は……。─

 

 

呂布「へっくしょん!」

貂蝉「奉先様、風邪ですか?」

呂布「なぜだか、誰かが噂をしている気がする。しかも、何故かもう一人の俺の気配を感じるのは、気のせいだろうか………?」

恋「気にしない………。」

月「そうですよ、噂でしたらほっといたらいいと思います。」

玲綺「そうですよ、父上。もし悪い噂でしたら、其奴を殺すので。」

恋「……ヤンデレ……ダメ………絶対。」

呂布「………。」

 

 

 

 

ガルッチ「確かに、呂布だったらバーサーカーにもあうしな。」

ラニ「ええ、喋る事は出来ませんけどね。」

ムラマサ「そういえば、アーチャーって呂布に出会ったことあるんだっけ?」

ガルッチ「あるって言うか……。」

ギル「戦った事があるなぁ。」

愛歌「………え、それって歴史的な凄さじゃないの?」

レオ「凄いじゃないですか……ってまだいますよ。では遠坂さん、お願いします。」

金髪凛「はいはい、んじゃあ改めまして、私は遠坂凛。私のサーヴァントは、槍兵(ランサー)の……。」

ギル「!ま………まさか……。」

???「あはは、まさかこんなところで再会だなんて。久しぶり、ギルガメッシュ。」

金髪凛「あれ?貴方知ってるの?」

ギル「エルキドゥ……、貴様がここにいるとは……。」

ガルッチ「え、ギルガメッシュ。あの人がギルガメッシュの唯一無二の?」

ギル「ああ、我が親友のエルキドゥ。正真正銘だ………。」

エルキドゥ「僕も驚いたよ、君と再会できるなんて。しかも、その人は友人かな?」

ギル「ああ、我が雑種のガルッチだ。今や我がマスターでな。」

エルキドゥ「へぇ、ガルッチさん。」

ガルッチ「は、はい!」

エルキドゥ「ギルの事、宜しく頼むね。」

金髪凛「あー……先に言われちゃった……。」

 

あ、これで全員か。んで、何で言峰がポツンと座ってんの?

 

言峰「私は別に、忘れられて気を病んでるわけではないから、安心するがよい。」

ガルッチ「どう見ても落ち込んでるようにしかみえねぇ!!!」

アルトリア「と……とりあえず。自己紹介しましょう。」

 

 

─大勢いるため、カット─

 

レオ「では、早速要件をいいます。先ほど、監視人からある依頼を出された事をお分かりでしょうか?」

ムラマサ「確か、愛歌ちゃんが言ってたハルクの事?」

金髪凛「そうそう、何でも大半のマスター達はサーヴァントと心中したり、其奴についたりしているようだからね。」

愛歌「え!?そんな事が!?」

司馬昭「おいおい、こりゃ面倒くせえ展開になっちまったんじゃあねえか?」

レオ「単刀直入に言いますと、しばらくの間だけでもいいので、協力関係となって、共に戦いましょう。」

 

本当に単刀直入に言ったな。っていうか、こっちも倒す段階って事か。

 

レオ「もちろんただとは言いません、此方も全力で行きたいのですが、そちらの宝具を教えて下さらないだろうか。」

ガルッチ「待った、此方とて条件がある。確かに仲間が増えるのは嬉しいが、その分危険度が高いと思う。」

金髪凛「何よそれ、裏切り者かスパイがいるって言いたいの?」

ギル「いや、此奴はこう見えて軍に入っておるからな。反乱軍ではあったが、此奴は特に仲間に敏感なやつでな。裏切りを企む者がいれば、それ相応の刑に処される事があるのだ。最も、貴様らに切り捨てる覚悟があるかどうか………だがな。」

ガルッチ「それと、此方の行動は好きにさせて貰いたい。最低限までは従うが、それ以上は認めない。何しろ、最古の英雄王は唯我独尊、んで僕は孤高でありながら百戦錬磨の剣士だ。」

レイス「自分で言っちゃう?それ。」

ムラマサ「あとガルッチさん、一応アーチャーでしょ?」

ガルッチ「剣士は認めるけど、セイバーになりたいとは思わないからね。」

 

というか、ぶっちゃけやり方がエグいし、剣とか投げてたし、アーチャー向きだからなぁ。

 

レオ「………意外と困ったサーヴァントですね。マスターは如何します?」

ムラマサ「………一つだけ、破ってはならない事がある。」

レオ「何でしょう?」

ムラマサ「…………外道な真似はしないこと。やったら即同盟を破棄、貴方達を殺すから。」

レオ「ッ!?」

全員「!!」

 

な……なんだろう、今のムラマサから出た殺意。多分僕と同等………いや、それ以上かもしれな

い。殺ると言ったら殺るという『凄み』を感じた。って……うん?ムラマサさんの首筋に何かの刻印が………。

 

レオ「わ、分かりました。ぜ……絶対に外道な事はい……いたしま………せんので………。はい。」

ムラマサ「ええ、それでは同盟完了。」

 

 

─ムラマサ陣営は西欧連合陣営と同盟を交わした─

 

まあ、とりあえず無事に(?)同盟を果たした事だし…………

 

アルカード「少し良いか?」

ガルッチ「ん?いいけど。」

 

sideChange

 

アルカードside

 

私は今、驚愕している。何故なら、私の父『ドラキュラ・ブラド・ツェペシュ』の末裔と呼んでいる、『フランドール・スカーレット』という子がいたのだ。一体どういう事なのだろうか…………。恐らく真相を持っているのは、あのアーチャーと呼ばれた男。何か知っているはずと、私の勘が言っている。とにかく、聞いて───

 

ガルッチ「アルカードさん?話ってなんですか?」

アルカード「あ、すまない。話ってのは、あの娘の事なのだが………。」

ガルッチ「フランの事ですか?」

アルカード「彼女は、ツェペシュの末裔と自称していたが………そうなのか?」

ガルッチ「ええ、それにあの子の姉『レミリア・スカーレット』もその一人です。」

 

何と!姉が居たと言う事か!では………この者との関係は一体………。

 

ガルッチ「あー、因みに言いますが。フランは僕の妻ですよ。」

アルカード「結婚を!?」

ガルッチ「あの………何故そこまで──────あー、そう言うことか。」

アルカード「?」

ガルッチ「アルカードさん、貴方の父でありフランとレミリアの先祖であるツェペシュさんは確か、とある妻が殺されて、復讐に堕ちた吸血鬼でしたよね。」

アルカード「………何故それを?」

ガルッチ「勘さ。それに、僕はあの子がツェペシュの末裔だとしても、いつかは結ばれる運命でしたから。それに…………。」

 

それに?

 

ガルッチ「あー、ここじゃ言いにくいから、外で話そう?」

 

何か言いにくい事ななのだろうか?というより、何やら息遣いの荒い子が此方を見ているのだが………。

 

 

 

アルカード「それで、言いにくい事とは?」

ガルッチ「あ、ああ。あの子の能力の事だけど……。」

アルカード「能力?」

 

吸血鬼に関する能力なのか?確かに吸血や変身も出来るし、暗黒魔術も扱うけど、気を付ければ何の支障もないと思うが……。

 

ガルッチ「あの子の能力は『あらゆる物を破壊する程度の能力』を持っているんだ。」

アルカード「あらゆる物を?」

ガルッチ「まあ、悪く言ってしまえば簡単に全てを破壊する事が出来る能力なんだよ。」

アルカード「!!!」

 

全てを破壊する能力だと!?最早ドラキュラよりも危険な存在じゃないか!何故それを分かっていて────

 

ガルッチ「『何故それを分かっていて結婚をしたのか』、って思っただろ?」

アルカード「なっ!?心が読めるのか!?」

ガルッチ「心眼を使ってる内にね。話を戻すが、あの子の能力を危険視した、かつ守りたいと思ったレミリアは495年間封じ込めてしまった。そのせいで、あの子は孤独に耐えきれず、狂ってしまった。あの子を守る為だとしても、逆に壊してしまった事に気付いていなかった………。」

アルカード「…………しかし、如何してそれが結婚とつながったのだ?」

ガルッチ「そうだね……、恥ずかしながら、僕はロリコンでさ。幼女に対して弱かったんだ。それと共通点があったんだ。」

アルカード「ロリコンはともかく、共通点ですか?」

ガルッチ「………あの子と同じ、過去に辛い事がある、孤独だったってところ。とはいえ、それだとこいしもイリヤも当てはまってるようなものだな。」

アルカード「もしや、帽子を被ってた子と銀髪の子とも?」

ガルッチ「まあ、そう言うこと。『重婚』ってやつだな。ああ、別に浮気って奴じゃないんだが、どういう訳か愛人も出来ちゃったし………。まあ切り捨てる事が出来ないのが、僕の悪いところなんだけどね……。」

 

一体どれだけの女を作ると言うのだ、この者は……。

 

ガルッチ「とは言え、フランと出会って最も似たのは、この壊れかけた心かな?」

アルカード「壊れかけた心?」

ガルッチ「ああ、過去に僕と兄さんは、自分の両親を殺した事があって、ついでとして家も燃やしたんだよ。その頃かな?僕の心が壊れ始めたのは……。」

 

 

─数十分後─

 

 

ガルッチ「………って事で、こうなった。」

アルカード「………なんというか、私も不甲斐ないです。そんなことを知らずに、私は……。」

ガルッチ「責める必要はないですよ。其方も事情があってのこと、気付かれたく無かったのでしょう。なので……、あの子の事は僕に任せて下さい。」

アルカード「………アーチャー。」

ガルッチ「この身は、元より誰かを守るための物ですから。」

アルカード「………そうか、安心した。君は優しい悪なのだな。」

ガルッチ「アハハ、悪は認めますが、根っからの悪党じゃないんで。大切なものを守る為に『断罪者』になったので、正義だろうが悪だろうが、容赦するつもりはありません。」

アルカード「そうか…………、ならば我が孫娘って呼べば良いのかな?」

ガルッチ「まあそうだね。」

アルカード「では、我が孫娘を宜しく頼みます。アーチャー。」

ガルッチ「いや、ここは真名で呼んでくれればいいですよ。僕だけ真名で呼ばせるのは、なんかあれだし……。」

アルカード「では………、その………ガルッチ殿。これでいいでしょうか?」

ガルッチ「あー……殿は勘弁して欲しかった……。呼び捨てでいいのに……。」

 

 

 

 

私も知らぬ間に孫娘がいたとはな………。見ていますか、父上。貴方の曾々孫娘が、この者が守ってくれるそうです。因縁は続きますが、いつかは会いに要らしてください。

 

 

 

 

 

 

 

sideChange

 

-???- -黄昏ノ刻-

 

雁夜side

 

へぇ、これは予想外だなぁ。あなたに従うから殺さないでくれって頼み込む人達が、こんなに多くいるなんて。やっぱり僕のバーサーカーは最強だって事を理解してるんだね。でも、まだいるな。僕のバーサーカーは最強だって理解しない人達が、何人かいるようだし。それに、風の噂じゃこんな陣営が僕らに挑もうってことか……。

 

 

雁夜「アハハハハハハハハ!!面白い、僕に勝てるなら来るといいよ!君達が何人こようと、僕のバーサーカーで返り討ちしてあげて、それから殺すから!!!特に、アーチャーのマスター、君だけは必ず僕の手で殺してあげる!」

 

 

 

 

 

君だけは、どんな願いを言っても、殺してあげるからね。『ムラマサ』。

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