博士たちは三列シートのファミリーカーで目的地を目指していた。
車窓の景色からビル群が移ろいでいく。高速道路を運転する博士の車は反対車線に作られている渋滞を横目に軽快に進んでいた。
「反対車線の渋滞はすごいんですね。今朝のテレビの渋滞情報ではこれでも治まったらしいですけど。」
光彦が手に持った目的地の宿泊施設付近の衛星写真に点を付けながら渋滞している車列を一瞥する。
「ピークは過ぎたがお盆に帰省した人が帰るのは仕事次第じゃからな。親孝行とか家族サービスとかで帰れる時期は違うしな。」
博士は続ける。
「おかげで新幹線の席が取れんかったわい。」
新幹線の予約なんて全く見ていない博士だったが、こうして長距離移動に車を使うのにもっともらしい理由として新幹線が満席だと説明していた。
「意外と混んでるんですね。」
「そうじゃな。こればかりは予想外だったよ。」
博士は肩をすくめてハンドルを握り直した。
博士は一応保護者であるから蘭と灰原はともかくとして元太、光彦、歩美は一纏めにしておきたかった。そうなると新幹線は迷子になる可能性がある。そこで今回は車で移動することにした。のだが、
「いやぁ、歳かな。運転が腰に来そうで今回はレンタカーはサスペンションを最優先に選んだんじゃが大正解じゃった。」
博士の言葉通りレンタカーは地面の凸凹を車内に反映させず、悠々と高速道路を快適に走っていた。普段乗っているビートルとは比べ物にならない乗り心地に博士は感心していた。
「本当に揺れませんね。ビックリですよ。」
「だな。」
光彦の感嘆に元太が相づちを打つ。三列シートの最後尾に座る聞こえるように博士は話していて少し喉が渇いてきたのでボトルホルダーに収められているコーヒーを一口する。
「おや、どうやらこっちもみたいじゃ。」
博士は車のアクセルを緩める。目前には車列が作られている。
「渋滞かよ。」
元太が不満そうな声を上げた。声こそ出していなかったが博士がバックミラーを確認すると光彦も同様の意見だったらしく、声を出すことはなかったが眉をひそめていた。
「今のうちに休憩しようか。」
博士はそう言ってSAに入ったが、駐車場のほとんどが埋まってしまっていた。
博士はかろうじてSAの隅に空きを見つけそこに駐車する。
「トイレに行きたいなら今のうちじゃぞ。後は目的地までノンストップの予定じゃからな。」
博士は再びコーヒーを飲もうとボトルホルダーに手を伸ばした。
「博士と蘭さんは降りないんですか?」
後部ドアから降りようとしていた光彦は降りる様子のない博士と、助手席の蘭に声を掛ける。元太は先に降りており、トイレに行かずに屋外販売している食べ物をウロウロと物色していた。
「車のエンジンを止めればたちまち車内の温度が上がるから。君たちが帰ってきたら行こうかなと思ってな。」
「そうですか。蘭さんは…」
「光彦くん。レディーにトイレの話題を振るのは無粋じゃぞ。」
博士の言葉に光彦はあわてて口をつぐむとドアを開けたまま元太の後を追っていった。
「さて、哀くんと歩美ちゃんは行かない…あ、いや、行けないのか。」
二列目のシートに座っている灰原と歩美は身体を寄せあっている。
「二人とも大丈夫?」
助手席から振り向いた蘭は心配そうに灰原たちに手を伸ばす。
「はぅっ!」
「んっ!」
蘭の手が博士の後ろに座っている灰原に伸びる前に灰原から苦しそうな声が漏れる。それとほぼ同時に蘭の後ろに座っていた歩美からも声が聞こえたが、こちらの声には苦しさの中にも艶がある。
「…博士。二人に何をしたんですk…」
言い終える前に蘭はバランスを崩した。運転席を掴んでいた左腕の肘がガクリと折れ、そのまま倒れそうになる。
「おっと。」
バランスを崩した蘭のお腹に博士は自分の腕を滑り込ませる。完全に麻痺したわけではないのか蘭は博士の腕で上手くバランスを取ると助手席に座り直した。
彼女に盛ったクスリは痺れが軽くある程度に抑えてある。
「……博士っ、また……」
蘭はか細い声を上げる。
「……せめて、二人には」
自分のこれからを予想したのか蘭は後ろの席に座る二人の少女に自分の痴態が見られるのが恥ずかしいらしい。クスリは大して身体を蝕んでいないはずだが、ひどい倦怠感を与えるのは博士の想定どおりで、蘭の無気力も納得していた。
「別に構わないがね。」
博士はそう言って自分のスマホ画面を蘭に見せる。蘭は正面を虚ろに眺めていた視線を移すと、画面に映る光景に驚いていた。
スマホの画面には灰原と歩美がピースをしている。洋服は今と同じで、後ろにレンタカーが写っている。丁寧にも灰原に目覚まし時計を持たせてあり、その針から時刻が午前7時前だと判断できる。
固い笑顔の歩美と無表情の灰原からこの写真が本意では無いのは明らかだ。
なにせ、二人は性器を大きくがに股で晒し、本来くぼみしかない股の裂け目からは無機物の竿もどきが生えている。
―――
朝。
光彦と元太にはそれぞれの自宅に迎えに行くと伝えてある。現在時刻は午前6時前である。今から迎えに行っても寝ているだろう。博士にとって二人の同行は歩美を連れ出す方便でしかない。今回は灰原と歩美をあてがってやるつもりだが、調子に乗ってしまいそうなので手綱を灰原に握らせておく必要がある。そこに博士の心配はない。前回の童貞狩りで主導権は女子側が握っている。灰原が博士の相手をしなくて済むボーナスステージのような状況で好んで下手に出るとは考えづらい。
「いずれ、哀くんに奉仕プレイをさせるのもアリかな。」
博士が身支度を整える頃には灰原と表向きはお泊り会として前日から軟禁していた歩美が既に出かけられる様に洋服を着て、それぞれのキャリーケースをがっちりと握っていた。
灰原は襟のあるタンクトップにホットパンツ。歩美は若草色のワンピースだ。
「哀くん。まだ隠し持っておったか。」
博士は小さくため息をついた。灰原のズボン類は全て夏休みの初めに処分し、今の彼女の選択肢にズボンは無いと博士は思っていただけに意外さとまだ抵抗する気なのかという呆れがあった。
「あら、当り前じゃない。フィールドワークにスカートは不向きだもの。特に私の場合、ノーパンなんだから。パンチラなんてサービスはできないし。」
灰原はホットパンツの裾をずらす。割れ目までは確認できなかったが普通であれば下着が隠してくれる柔らかな双丘の片方が確認できたので博士は良しとする。
「抵抗しながらもワシの趣向を取り入れてくれるから哀くんは好きじゃ。」
「はいはい。」
博士の告白を灰原は呆れ顔で流した。
「あの、博士…」
灰原の後ろに隠れていた歩美が声を上げる。今日からの事が不安だったのか目が少し充血していた。
「おいおい、いくら楽しみだからって睡眠はしっかりと取らんといかんぞ。特に今日から二泊三日、たぶんまともに寝られんじゃろうし。」
博士の言葉に歩美は肩を震わせる。しかし逃げることは許されていない。逃げたら園子からのお仕置きがあるらしい。博士は内容を聞かされてはいないが昨日から従順な態度を崩さない歩美の様子から碌なことではない事だけははっきりしている。
「痛いのだけはやめて。」
小さな声で歩美が懇願する。博士は顎に手を当てて考える素振りを見せる。
「歩美ちゃんがワシの言うことを素直に聞いてくれたら考えるよ。」
歩美の様子から園子はどうやらあまり性的な快楽を与えていないと博士は見当をつけた。
「歩美ちゃん。園子くんは君に普段どんなことをさせるのかね?」
博士は歩美に手を伸ばす。歩美は灰原の袖を掴むと更に灰原の後ろに隠れる。体格が同じくらいの二人なので到底歩美が身体を隠すことなど出来ないが、スカートを抑えていることから自分がこれからされることを理解しているのかと博士は察する。
「…お外で裸になったり、うねうねしたのをマンコに入れたり、…あと一回だけ大人の人のおちんちんを入れようとした。」
「した?」
博士は歯切れがさらに悪くなった歩美を問い詰める。
「…痛くて入んなかった。」
「ほぅ。」
博士は顎に手を当てて歩美に言葉を促す。
「博士のよりも大きくてまんこがちぎれそうだったの。」
「それで?」
思った以上にハードにやっている園子に歩美を壊さないように注意すると決めながらもその行為を興味深げに聞いていた。
「歩美が無理だって言ったら園子お姉さんが確認して、「やっぱり無理かって」言って許してくれたの。」
博士には歩美が脚を抱えられて園子に無理矢理に男の逸物を幼膣に入れさせられる姿が容易に想像できた。しかし、園子はそれをしなかったと言う。
「園子くんは何か言ってたかね?」
「「もう少し大きくなったら」って言いながら帰らせてくれた。あとは知らない。」
歩美はどうやら「大きく」を自分が成長したらと捉えているようだった。
博士は園子の「大きく」を歩美の幼膣の容量の「拡張」宣言と捉えた。園子が歩美の成長を待つ義理は無い。それに彼女の性格からすると他人を思いやるということがずれていることがある。
「じゃあ、ワシもその手伝いをしようかな」
博士は持っていたキャリーケースから黄色の工具箱を取り出した。ティッシュ箱程度の大きさのそれは観音開きになっていて、2段になっている収納スペースいっぱいに「大人のオモチャ」がぎっしりと詰まっていた。
小さく「ひぃ!」っと歩美が悲鳴を上げる。博士は歩美にそれほど関与していないから知らないが、あの園子が自分のディルドーを歩美に使っていたとすれば納得の反応だった。
「そう身構えんでも園子君のに比べたらおとなしい物じゃろ?」
博士は言いながら下層の収納からディルドーを掴むと歩美に見える様に差し出した。写真で見た園子のコレクションは黒かったり、歪だったりと威圧感があったので今回の為にピンクと黄色と青のディルドーを新調していた。威圧感を和らげるために。
「かわ…いい?」
歩美の脳は博士の取り出したそれを一瞬判断できずにいたが、すぐにそのシルエットと合致するのを脳内から引きずり出してきたのか表情が消えていった。
「さて、二人ともこれの使い方は解っているな」
『……』
灰原はもちろんとして、歩美の沈黙を肯定と取った博士は灰原に黄色の、歩美にはピンクのディルドーを渡す。
渡されたディルドーを見つめていた歩美だったが、隣でホットパンツの隙間から自身の幼膣にディルドーを沈ませていく灰原を見かけるとその視線は灰原の股に集中する。
「…ほら、歩美ちゃんも」
灰原に促されて自分の渡されたディルドーに視線を戻した歩美はおもむろに自分のスカートの中に手を入れると膝まで白いショーツを下ろした。そしてピンクの無機物の人工竿を自身の幼膣に沈めようとする。
「あれ?入んない?あれっ?」
まだ恥じらいがあるのか、それとも触覚だけで出来ると判断したのか歩美はスカートを上げずに作業しようとする。しかし、歩美はディルドー相手に悪戦苦闘していた。
「仕方ないなぁ。歩美ちゃん、パンツを脱ぎなさい」
「え?」
博士の言葉に歩美は気の抜けた声を上げる。それは優しい普段の博士だったが、これまでのように促す口調ではなく明らかな「命令」だった。
博士の普段と違う圧力に危険を感じたのか、歩美は無言で素早くショーツを脱いだ。
「それじゃあ、それはワシが預かろう。」
博士は目線を歩美に合わせる様に屈むと自分の手を彼女の前に出した。歩美は怯えるような視線を博士に送りながらも素直にショーツを渡す。
「次はそのワンピースを胸のところまで捲りあげてくれるかな。」
博士の要望に歩美はワンピースを捲りあげて従う。
当然ながら捲られた歩美の股は隠す布はなく、歩美の秘部が露わになっている。博士は二股に分かれている柔肉を左右に開き、その奥の膣口に指を呑み込ませる。
「…」
嫌悪感としての認識があるのか解らないが歩美は無言で博士の指を膣から抜こうと腰を引いた。
「これこれ、逃げるでない」
博士は逃げる歩美の尻に手を当ててそれ以上の後退ができないようにすると歩美の膣内を指でゆっくりと蹂躙し始める。
始めは歩美の拡張具合を知りたかったので入り口をほぐすように手を回す。指は伸ばしたままで腕ごと小さく旋回させる。
「…んッ!…んッ」
歩美は苦しそうに声を上げていたが博士の指の湿り気がだんだんと濡れてくるとともに声が艶っぽくなってくる。
歩美は膝に力が入らなくなったのか博士の肩に手をついてしまう。博士が歩美を見上げると歩美は恥ずかしいというよりも気まずいという感じで顔を反らす。いまさら自分の膣を遊ばれたからといってこんな風に反応をしてくるのは少し博士には意外だった。
「あぁ、なるほど」
博士は歩美の足元に視線を落としてその理由に納得する。歩美の足元には小さな水溜まりが出来上がっており、太ももから細い水の筋が数本作られていた。
「あ、ゆ、みちゃん」
博士は楽しそうに歩美を見上げる。歩美はスカートを握っていた手を離すと両手で顔を隠した。律儀にもディルドーを握ったまま。
「パンツは脱いでて正解じゃったな。」
博士はそう言って歩美の膣をいじる。
「しかし、歩美ちゃん。すっきりしとらんのじゃないかな?」
「…ウッ、うん。」
そう言った歩美の股から勢いよく黄色い液体が噴射されていく。比例して足元に作られていた水溜まりが大きくなる。それに加えて太ももの水筋が太く、数が増ていき、脛の途中で切れていた水の轍が伸び、歩美のソックスの色を濃くした。
「ありゃ、こんなに我慢していたのかね。遠距離を移動するのにそんなんじゃダメじゃないか」
博士はそこで視線に気付く。灰原の視線は普段と変わらず冷ややかだったがどこか違和感があった。
「なにかな?」
「別に」
灰原は素っ気なく答える。
「何か約束したかな?」
「博士とはしてない。」
灰原の言葉は棘に満ちていたが博士は気にしない。いくら針があっても丸く軟らかい見せかけの針など博士の脅威にはならなかった。
「歩美ちゃんとは何かしているのかな?」
博士の質問に灰原は大きな溜め息をついた。
「それ以上歩美ちゃんをいじめないなら教えてあげる。」
「…ちょっと待ってくれ」
博士は歩美からディルドーを奪い取ると歩美の腰を落とさた。そして、がに股で中腰になった歩美の股にディルドーを擦り付け彼女から出された愛液で濡らしていった。
「それじゃあ歩美ちゃん。力を抜いてくれるかね。」
そう言って歩美の下半身の力が抜けるのを感じた博士はディルドーのスイッチを入れて歩美の膣に沈めていく。
卑猥な駆動音が博士の耳に届く。歩美に呑まれたピンクの部分は歩美の膣によって固定されているので今は歩美からはみ出している白い竿の余りの部分が動く。歩美に呑まれているピンクの竿も蠢動していた。
「…っあん!?これぇっ!おかしい!痛いっ!」
しかし、歩美が一番反応しているのはディルドーの激しい動きよりもクリトリスを振動させている突起のようで、身体をよじらせて少しでも刺激の少ない場所を探しているようだった。
ねじりながらも歩美の身体は博士から離れない。正確には離れられない。歩美が少しでも離れれば彼女のアナルをなぞって警告する。歩美も博士の警告の意味を理解しているのか博士から一瞬反射的に離れることはあるがすぐに身体を密着させる。
「さて、哀くん。要求はなにかな?」
博士は灰原に背を向けたまま尋ねる。
灰原は再び深い溜め息を吐いた。
「訂正。教えるから歩美ちゃんを苦しめないで。」
「その約束とやらがワシを愉しませたら考えようじゃないか。」
博士は歩美を蹂躙していた右手を舐めた。左手は相変わらずこそこそと歩美のアナルを撫でている。
「単純なことよ。博士が手を出し難い環境を作ろうって話。」
「具体的には?」
「最後尾の席に座ったり、男の子と話を熱中する振りをしたり、あとはそれこそ排泄衝動を訴えたりかしら。」
漏らせば少なくとも車中は安全だろう。蘭はともかく、光彦と元太にそんな痴態を見せたら二人とは変に距離が出来る。探偵ごっこをしているかは知らないが、せっかくのおもちゃを失うところだった。
そして、博士にひとつの疑問が浮かぶ。
「歩美ちゃんだけか?」
「まさか」
博士の疑問は素知らぬ顔で淡々と白状する灰原がお腹をさする。歩美が責めるような視線を彼女に送らないことから質問には素直に答える約束をしてるのかもしれない。灰原の最大の誤算は自身の我慢の無さだと博士は思う。
灰原の中で歩美は重要なポジションにいると博士は認識している。歩美の安全のために地図の精度を上げたり、労いの言葉や自分を身代わりにする献身からそう結論付けた。失うものがほとんどない灰原にとっては歩美はそれだけ特別な存在で、失いたくないという意志が見てとれた。
だから灰原が自分を犠牲にすることは予想出来た。そして実行するなら車中が最適なことも。少年二人と距離を作るには「おもらし」という痴態は絶好の口実だろう。下手に詮索させて博士の罠に不用意に引っ掛かるよりも自分から離れてくれた方が後腐れがない。
そこで博士はこうして先手を打ったのだが、本音を言えば灰原の意志を挫くのが真の目的だった。今の灰原は半ば捨て鉢になっている。一度精神を病み掛けたのが予想外の自棄に繋がってしまっていた。
それでも逃げないのはそれだけ「組織」への執着があるのか、執着しかないのか。
歩美への過保護も精神の安定として見るといくらか納得できる。
「じゃあこっちに来てくれるかな」
博士は灰原を手招きすると歩美の正面に立たせた。二人の顔は30センチ程度の距離しか離れていない。
足元に作られた水溜まりはほんのわずかの時間で消え去り、今は周囲よりも色の濃さしか見た目では判断できないが、早朝とはいえ夏の熱気はアンモニアを蒸発させるには充分だった。
「ダメッ!来ないでッ!来ちゃダメッ!」
歩美が声を上げる。しかし、何かに怯えているように声量は小さい。博士は結構危険な賭けをしていたことに気づいた。
「哀くん、ワシの言いたいことは解るな?」
灰原は無言でホットパンツの裾から割れ目を出すと、小さく身をよじる。すると黄色い液体が彼女の尿道から流れ落ちる。勢いよく漏れ出ることは数秒で彼女の水溜まりは歩美の後方にずれて作られた。
尿の水圧が奇妙な放物線を描けなくなり、真下に落ちる。が、彼女に備えつけられた人工竿はあたかも男の放尿のように彼女の少し前に小さな水溜まりを作った。
「哀ちゃん…」
「平気よ、これくらい。」
歩美の哀れみを聞きたくなかったのか灰原は言葉を遮ると歩美と顔は向かい合わせていたが、視線が合わないようなのかに目を閉じていた。その姿が当たり前のように堂々としていて博士は思わず感心してしまった。
「さて、二人とも旅行の記念写真第一号じゃよ。」
博士はそう言ってポケットからスマホを取り出した。
灰原は冷ややかな表情を崩さなかったが歩美は気分を変えようとしてか、スカートを下ろすと、ついさっきまで非常なことをやらされていたとは思えない明るい笑顔を作っている。
だが、博士はその笑顔に水を差した。
「二人とも、何を突っ立っておる。それぞれのまんこ全開じゃよ。」
「え?」
両手でピースサインを作り、満面の作り笑いの歩美が固まる。対して灰原は博士が普通の写真を撮るはずがないことを予想していたのか全く動揺した様子はなかった。
「歩美ちゃんはリアクションが愉しいな。哀くんは知識と理解力、それに順応性が高過ぎるなぁ。わざとでも構わんから驚いてみないかね?」
「かなり引いてはいるのだけど」
「うん、それは解る。しかしな。こう、男心をな」
博士は意味不明なジェスチャーで灰原に説明しようとする。
「博士も科学者なら言語化しなさい。話はそれからよ。」
灰原はそう言うとズボンを足首まで下ろすと膝を外側に開き膣を剥き出しにする。それを見た歩美が後を追うように自分のスカートを掴み上げると灰原に倣うように膣をスマホに剥き出した。
灰原は両手で、歩美はスカートを掴んでいない手でそれぞれの股の柔肉を割り開く。二人が興奮しているのか博士が興奮しているのか、割り開かれた秘所は博士にはいつもよりドメスティックに赤く映った。
―――
「というわけじゃよ」
博士は写真の経緯を蘭に説明すると残っていた缶コーヒーを一気に飲み干した、
「そんな、園子が、まさか…」
聞かされた蘭は気怠そうに言葉を吐く。蘭からすれば園子は処女喪失の原因を作った張本人であり、インハイの時に精神を乱した要因の一つであり、博士が知っている中では二人は無二の親友だった筈だ。しかし、今の園子はそれに加えて博士の協力者…共犯者だった。
「二人に譲歩したのじゃこのSAまで股に収めたディルドーを作動させないということ。これから目的地までの後ろの二人の待遇は君次第じゃよ。」
博士は助手席のダッシュボードを開く。そこには青いディルドーがぽつんと置いてあった。
「君が受け入れるなた二人のスイッチは止めてあげよう。幸い二人が挿入しているのはスマホからの電波を受信してくれる。」
博士はそう言うとスマホの画面を切り替える。切り替えられた画面にはエアコンの風量調整のような画面が現れ、現在はちょうど真ん中に目盛りが合わせられている。
「ちなみに君が拒否すれば後ろの二人は言わずもがなじゃ。」
博士は言い終わると画面の目盛りを最大に合わせる。
「「ん”ん”っ」」
それまでの艶声を出していたとは思えないくぐもった声を二人は上げた。
「…入れます。」
「そうかね。二人とも、よかったのう」
ディルドーの電源を切られら二人は肩で小さく息をしながら蘭に目線で感謝を告げていた。いよいよ意識が朦朧となってきているのか、蘭は手を挙げて答え返すとそのまま意識を手放した。
「なんじゃ、つまらん。」
博士は不平を漏らしつつも蘭の地味なレースのショーツを横にずらす。彼女の茂みのある秘所を確認すると、太ももを開き人工竿で茂みの奥の洞窟に蓋をしてからレースのショーツを支えにして蓋を補強した。
なんか漏れ出た物が暴走しだした。