博士の言葉で僕たちは焼き物教室に参加するために博士とは別行動です。博士は何やら僕たちにサプライズをするつもりなのかBBQの準備を理由にしたつもりのようですが、甘いですね。BBQに蘭さんの手がいる程の手間が必要だとは思えません。
僕の推理としては、蘭さんに大役をお願いするのでそれのリハーサルというところでしょうか。
チラシでは、焼き物教室は午前と午後の二回開かれているらしく、僕らは午後からの教室に参加するつもりで行動しているので今やっているグループは午前中のグループなのでしょう。
六つあるテーブルのうち、4つは使用されています。これなら急いで来る必要もありませんでした。
博士は人気教室と言ってましたが、良く考えてみたら不自然です。教室の存在を昨日まで知らなかった博士が此処の人気を知っている筈がありません。
推理して博士を問い詰めましょう。少年探偵団の推理力向上の格好のお題です。元太くんたちにも声を掛けておかないと。…灰原さんには答えが出揃うまでは推理を披露しないように釘を刺しておかないといけませんね。コナンくんが引っ越した今は灰原さんが推理力はナンバーワンですから。
「クルクル回すのねぇんだな」
僕の隣でペットボトルのお茶から口を離した元太くんが声を上げました。
「ロクロですか? あれは扱いが難しいらしいですから。あと元太くん声が大きいですよ。生徒さんがこっち見てます」
教室を覗いていた僕たちを生徒の人たちがちらちらと見てます。それに対して元太くんは気にする様子もなくガックリと肩を落とします。ここに来るまでに両手でやっていたのはやはりロクロでの茶碗作りの練習だったみたいです。
「非常に残念です。せっかくレアな経験を逃しちゃいましたね」
「ああ」
そんなにロクロが楽しみだったのでしょうか?
「おーい」
少し、いえ、大分遅れて女子の皆さんが到着しました。よく見たら園子さんの手には焼き物教室のパンフレットが握られています。
「うーん、午前中の焼き物教室は一時からみたいね。」
「まだ二時間以上あるじゃねぇか」
立ち直った元太くんは教室の黒板の上の時計を見えたのか声に元気がありません。どうでもいいですけどここから時計が見えるってすごいですね。僕なんて時計の数字すらも霞んでいるのに。
「仕方ないわね」
園子さんはあたりをギラギラとした視線で見渡すと、白い建物、おそらくトイレを指差しました。
「行くわよ」
園子さんは指差した手とは反対の手で作った輪を唇の辺りで前後させます。それだけでこれからスることが理解出来た僕は視線が園子さんと合わないように隣の元太くんの方に移します。
理解出来たのは元太くんも同じようで、園子さんの代わりに元太くんと視線が合ってしまいました。
「……」
「……」
お互いに探り合うような視線の応酬が数秒。こちらの返事を待つように棒立ちしている園子さんに先に口を開いたのは元太くんでした。
「…気持ちよくしてくれよ」
「天国を見せたげる」
園子さんはそう言って僕たちの背中を押してトイレだろう場所に急かします。隣を見ると明らかに興奮している様子の元太くんが鼻を膨らませています。
気持ちいいのは解りますがそんなにですかね。僕は先に来るぞわぞわする感触がどうも苦手です。
――――
やはり建物はトイレだったようで中には三つの小便器と二つの洋式便座がありました。
「そ、園子さん!?」
背中からの布すれ音に振り向くと園子さんはすでに上半身裸でした。手にはブラらしき物をもっていないみたいなので、おそらく別荘から着けていなかったのでしょう。
「あ、あの、ブラは?」
「暑いから着てないわよ」
あわてて目を手で隠した僕たちを余裕綽々で見ているのが口調から伝わり足す。
「メガネっ子にはまだまだ早かったかしら?」
「そんな問題じゃありません!」
「でも隣は興味津々みたいよ」
「は?」
僕は隣に立っていた元太くんを見ると彼は鼻を伸ばして園子さんの顔、の下ガッツリと見ていた元太くんは僕の視線に気づいたのか、バツの悪そうな表情で天井を見上げました。
「ほらっ、腕を降ろす」
園子さんが僕の腕に手を乗せます。僕はドキドキしながら腕を降ろしました。
改めて見る園子さんのおっぱいに思わず唾を飲みます。
昨日は園子さんにいいように遊ばれてこんな風にじっくりと見る余裕はありませんでした。
灰原さんや歩美ちゃんと比べるのが馬鹿らしくなります。
園子さんが露出の多い服を着ている事は珍しくありません。
しかし、これは別問題です。歩く度に小さく揺れるおっぱいから視線が外せません。
「ほら、エロ助ども。触ってみる?」
園子さんが両腕で挟んだ胸を僕らの前に突き出しました。道中でかいた汗が首が胸の谷間に吸い込まれていきます。
「お、おう」
「お、お願いします」
ゴクリとのどを鳴らして僕らはそれぞれに返事をすると、園子さんのおっぱいに手を伸ばしました。
「やわらけぇ…」
おっぱいに触った瞬間に元太くんが感想を漏らします。
「そっちは?」
園子さんは触りやすいように両手を頭の後ろに組んでいるので視線で僕を差しました。
「や、柔らかいです」
指の形に変わるおっぱいをぐにぐにと握ります。園子さんのおっぱいは指に吸い付くように沈み、力を抜けば早く元に戻ろうと指を押します。その感触に言葉が出ません。
その先端の乳首はさらにすごいです。
灰原さんたちはうっすらと確認できる程度でしたが、園子さんの乳首は二人よりもはるかに太く、高く、濃いものでした。お母さんみたいに乳首から広がる皿みたいな柄は黒くありませんが、それでも歩美ちゃんたちが将来こうなると思うとなんとも言えない気分が広がります。
「乳首、舐めて」
園子さんはそう言って胸を僕らの顔の前に動かしました。近づいてきた園子さんからはいいにおいがします。香水でしょうか?
「んんっ!」
とにかく園子さんに言われた通りに乳首を舐めます。舌が乳首に触れた瞬間に園子さんの口からエッチな声が漏れました。
「だ、大丈夫ですか?」
「ああ、平気、平気。ちょっと切なくなっただけだから。」
「そうですか」
「考えてみたら乳首を舐められたのって久しぶりなのよね」
園子さんがぶつぶつ独り言を呟いていますがそれを気にする余裕は今はありません。
そうして無我夢中で舐めていると、いつの間にか乳首の周りがキラキラと光っていました。
「あっつい」
園子さんの言葉で僕は自分が額から汗が顎まで垂れ落ちていることに気付きました。よく見れば元太くんと僕の上着は汗を吸って濃く変色しています。
「あちぃな。それに臭え」
「まったくです。どうして気付かなかったんでしょう」
僕と元太くんは手で顔を扇ぎました。鼻から公衆トイレ独特の刺激臭がしますが、園子さんはまだ何かイベントを企画しているのかニヤニヤしています。
「じゃあ次に行きましょうか」
やはり何か企みがあったみたいです。
「二人とも来なさい」
監視していてくれたのでしょう。トイレの外にいた灰原さんと歩美ちゃんを園子さんはトイレのドアを開いて招き入れました。
「うっ!」
トイレに入った途端に歩美ちゃんが鼻を押さえます。
「みんな臭くないの?」
歩美ちゃんが少し目を潤ませます。
「今は臭いです」
「俺は最初から我慢してたんだ」
元太くんの裏切りに僕は思わず声が荒くなります。
「はぁぁぁあ!? 元太くんもさっきまで園子さんのおっぱいを夢中で吸ってたじゃ無いですか!」
「嘘じゃねぇよ! 園子姉ちゃんの匂いのおかげで気にしなくて良かったんだよ!」
元太くんが勝ち誇った顔をしています。非常に殴りたいですが悲しいことに腕っぷしで勝てる相手じゃありません。
「ふぅん、小島くんは年上の女の人の匂いを嗅いじゃう変態なんだ」
灰原さんしたり顔を浮かべていた元太くんにクリティカルな一言を放ちます。
「あ、いや、その、そういうわけじゃねぇよ?」
灰原さんの一言で元太くんはおそらくこれまでとは違う種類の汗を浮かべています。
「元太くんも変態なんだ」
歩美ちゃんが灰原さんの後ろに隠れました。いや、それよりも、
「歩美ちゃん、「元太くん『も』」って、まさか僕は既に変態ですか?!」
「あっ!?うんっ!そう!」
そんな風に思われていたんですね…
「それじゃあ、二人はそっちを相手してあげて。私はこっちを相手するから」
そう言って園子さんは元太くんの手を引いて洋式トイレのドアにカギを掛けました。
「どうします?」
取り残された僕は灰原さんに声を掛けました。
「決まってるでしょ」
灰原さんは僕らの手を取ると空いているもう一つのトイレに入り、僕をトイレに座らせてカギを閉めました。
個室トイレは狭くて湿度も高く、僕は粘り着く暑さに気分が悪くなりそうになります。
「え?」
そんな暑さを吹き飛ばしたのは目の前の二人でした。
二人は何回か深呼吸をするとお互いの服を脱がせ始めました。
そうして上半身ハダカになった二人はは僕のズボンに手を伸ばします。
二人が何を考えているのか解った僕は腰をズボンが抜きやすいように動かしました。それにしても脱がせてもらうというのは変な気分です。
今の格好は僕が下半身、二人が上半身ハダカです。僕が目のやり場に困っているのに比べると二人はずいぶんと慣れた様子でこちらを見ています。灰原さんが動じないのは不思議はないのですが、歩美ちゃんも落ち着いているのは意外です。慣れているのでしょうか。
「それじゃ」
灰原さんがおもむろに屈むと僕のちんちんを咥えました。
「はぅっ」
これまでと違うのは皮の中に舌を入れられたということです。それはこれまでに最初に感じていた不快感を吹き飛ばして背中に電撃を走らせました。
僕をじっと見上げる灰原さんの視線はいつも通りなのに僕はその視線をもっと浴びたいと思ってしまいます。
「光彦ぉー。そっちって二人かぁ?」
薄い壁越しに元太くんの声が聞こえてきました。
「気持ちいいかぁ?」
「天国ですねぇ」
「だよな」
元太くんの間延びした声が響いてきます。さっきからジュルジュルと音が聞こえてきていますが、相当激しいキスをされているみたいですね。正直、園子さんのおっぱいを逃した時は残念だと思いましたが今はおっぱいに選ばれなくて良かったと思います。こんなに気持ちいいんですから。
「あぅっ!」
腰が抜けそうになっていた僕の身体に寒気が走ります。そしてキンタマが引っ張られる感触が来たと思うとオシッコの出口から何かが灰原さんの口の中に滲み出ているのがわかりました。
「ぅんっ!」
「は、灰原さん!」
ちんちんから何かが出終わると灰原さんがストローのように吸い始めました。その気持ちよさに抗えずに僕は立ち上がれません。
十数秒して灰原さんが口をちんちんから離し、両手を顎の下に構えるとよだれをその上に出し始めました。
「は、灰原さ…」
「これが光彦くんの精子よ」
灰原さんは歩美ちゃんを見ながら手をあげてよだれを切り、歩美ちゃんによだれを見せました。一連の動作がスムーズです。
歩美ちゃんは差し出されたよだれを親指と人差し指で摘まむように掬い取ると二本の指を擦り合わせます。
「サラサラだね」
「健康なんですかね!」
何だか恥ずかしくて歩美ちゃんの言葉に僕が答え返すとトイレットペーパーで口を拭っていた灰原さんが、
「慣れてないからよ」
と言いました。その言葉に納得したのか親指と人差し指から伸びる糸で遊んでいた歩美ちゃんは灰原さんから差し出されたトイレットペーパーを受け取ると指に着いていたよだれを拭きました。
よく考えたらいくら歩美ちゃんと灰原さんとはいえ、他人のよだれで遊ぶのはあまりいい趣味とは言えません。
その時、ドアがノックされました。
「ひぅっ!」
ビクッと肩を震わせるのを灰原さんが冷ややかな目で見ています。「そんなにビビる位ならしなきゃいいのに」と言われているような気もしますが気持ちよさには勝てません。最初に来る気持ち悪さを破る方法も解りましたしね。
「そっちは?」
ドアの向こうから園子さんの声が聞こえました。どうやらすでに元太くんの相手は終わったみたいです。
そう思ってドアを開くと体中から汗を流している園子さんが立っていました。
「やられたわ。射精かと思ったらまさかおもらしだったなんて」
「ここはトイレよ。いいじゃない正しい使い方よ」
「ほほぅ」
なぜか園子さんと灰原さんの間に火花が散ります。
「あ、あの、元太くんは?」
「あそこ」
園子さんが指差した先、二人が入っていたトイレの便座には元太くんがぐったりと座っていました。
なんか考えすぎてテンポがおかしい気がするけど、このままいきます。