※この作品はR-18です。

阿笠博士の爛れた日常   作:マグダス

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9月
9月3日 (土) 「ねたばらし」


 博士がカウンターでケーキを食べていると玄関のチャイムが鳴った。ケーキに刺したファークを置いて、覗き穴から相手を確認すると、ゆっくりと玄関のドアを開いた。

 空調が効いている室内とは違い、まだまだ夏らしい暑さが体を撫でる。

 それにも関わらず、蘭は露出を抑える為か、青い薄手の長袖のトレーナーに白のデニムパンツという格好をしていた。顔に汗は見えなかったが、トレーナーの肩の部分が少し色が濃くしている。

 

「いらっしゃい」

 

 博士の声に返事をせずに、蘭は無言で靴を棚に入れると博士の横を足早に通り抜けた。そして、室内を見回すと持っていたカンバス生地のトートバッグから出した水色のエプロンを身に付ける。

「それじゃ、さっさとやっちゃいますね」

 

 そう言うと蘭は掃除機を掛け始める。

 室内はどちらかいうと整理され、定期的に掃除を依頼する必要は無いように思える。

 掃除機もほこり以外を吸い込んで音を大きくする事はほとんど無い。

 

 博士はその様子を虎視眈々と見守る。

 蘭もその視線には気付いているらしく、チラチラと博士の顔を見てはすぐに背ける。どうやら目が合えば何かされると思っているらしい。

 その理解は概ね正しい。博士は蘭がこうして手を出す前と変わらない様子に些か戸惑ってしまう。反抗的な反応や、悲観的な反応を期待していただけに、こうして以前と同じような態度を返されてしまうと却ってやりにくい。自分だけが楽しんでいる自覚はあるが、影響が無いのはある意味でショックだった。

 物思いに耽る間にも蘭は淡々と掃除機を走らせる。部屋の奥から始めた掃除機は今では博士のいる玄関付近まで差し迫っていた。

 

「博士、掃除の邪魔なのでどいてください。」

 

「ああ、すまん」

 

 博士はケーキを片付けてしまおうとカウンターに向かって蘭の横を通り抜けようとした。

 

「っ!」

 

 博士が近づくと蘭は慌てた様子で後ろに後ずさる。表情はさっきまでの「普通」の顔から打って変わて、試合前のような迫力があった。

 その様変わりに博士は面食らってしまったが、蘭の反応から影響は確かに与えている実感が起きてきて、これからの反応を考えると逸物に血が集まるのを感じた。

 

 博士は両手を胸の高さまで上げると、両方の掌を蘭に向けて、落ち着くようにジェスチャーをしながら横歩きで離れる。二メートルほど離れると蘭は構えを解いて、掃除を再開した。

 圧倒的な力があるのは解っているので、直線的な強襲は間違いなく命取りになる。

 それは博士も承知の上で、蘭を相手にする場合はその身体能力を奪うのを楽しんでいた。

 これまでも薬物や縄を使ってきたが、それは彼女を神経質にしているらしい。

 博士はそのままカウンターに座ると食べ掛けのケーキを口に入れる。さっきまで広がっていたクリームの甘さが感じられず、柔らかい食感だけが口を慰めた。美味しくない物を無理に口にする必要も無いので博士はケーキにラップをして冷蔵庫に入れた。

 掃除機のモーターが鳴り止む。博士が振り返ると掃除機を元の位置に戻している蘭が目に入った。

 焦っているのか戻した掃除機の柄に手をぶつけて倒している。慌てた様子は無いが、代わりにしまったという顔で掃除機を立てる。そうしててきぱきというよりもいそいそという表現がしっくりきてしまいそうになる調子で掃除は進められた。

 その中で一つだけ共通しているのは、掃除をしている蘭は決して後ろを見せないことだ。

 掃除機は博士に背中を見せないように不自然に後ろに歩いている。

 台所掃除も同様に博士の位置を見ていた。博士がソファーに腰を下ろしても変わる様子は無い。シンクの水垢を綺麗にする為か、派手に水音を立てながらも視線がチラチラとこちらを見ていた。

 

 予め整理していた事もあるが、蘭の掃除スキルの高さもあってか室内の掃除は一時間ほどで終わった。

 

「それじゃあ、失礼します」

 

「まあ、待ちなさい。そんなに急がんでもよかろうて」

 

「勉強しないといけないので」

 

 掃除を終えて、足早に帰ろうとする蘭を博士は呼び止めると、素っ気ない言葉が返ってきた。

 

「私、これでも受験生なんですよ。それを無理矢理呼び出して、落ちたら博士のせいですからね」

 

「なら、落ちたらワシが雇おうじゃないか。住み込みの家事手伝いとして、な」

 

 博士は口角を上げた。

 

「だいたい、それなら断れば良かったのに、こうして来ているのは君の言い分には納得しかねるよ」

 

「お父さんとお母さんに話を持ち掛けて、私にはお母さんから話が来たんです。いつ断れば良かったんですか?」

 

「先週末に電話してきたときに。もしかして写真をバラされると思ったかな? 心配せんでも掃除を拒否した位ではそんなきつい罰は与えんよ。まあ、別の理由、もう少し強引な理由で呼び出すが」

 

 その言葉に蘭の表情が強張る。

 

「受験に落ちたら間違いなく博士が責められますよ」

 

「何故?」

 

「こうして時間を無駄にしているからです」

 

「じゃが、家に居ても父親の世話を焼いてしまうじゃろ」

 

「それは……」

 

 蘭の言葉が続かない。受験勉強を最優先にしていても世話焼き体質や長年の習慣から父親の世話を焼いてしまうのは簡単に予想がつく。

 

「妃君も同じことを考えたんだろうな。君がワシの所に来たらメールをくれるように頼んできた。たぶん、恥ずかしかったんじゃろうな。毛利君の世話を焼いてしまうのを蘭くんに見られるのが」

 

「お母さん……」

 

 蘭が呆れたように声を漏らす。

 

「ということで、今帰ったら夫婦の仲に水を差す事になるぞ。」

 

「なら、園子のところに行きます」

 

 蘭は玄関のドアノブに手を掛ける。

 

「彼女なら今はホテルじゃないか」

 

 ドアを半分開いていた蘭の足が止まった。開いたドアから熱風が玄関の気温を急速に上げていく。博士は額に汗が滲むのを感じた。

 

「どうして博士が知ってるんですか?」

 

「どうしてって、園子くんから聞いたとしか」

 

「どうして博士が園子の行動を把握してるんですか?」

 

「今朝、彼女が教えてくれたから、かな?」

 

 蘭は苛立たしげに言葉を荒げる。

 

「そうじゃなくて! どうして博士に園子が自分の予定を話したのか聞いてるんです」

 

「そりゃ、灰原くんを貸してほしいと言われたときに理由を尋ねたからな」

 

「え?」

 

 一瞬蘭が呆ける。しかし、すぐに困惑した表情を作った。

 

「少し考えたら解ることじゃないか。夏休みに子供たちを連れての旅行。ワシがあんなに大胆に行動するにはそれなりの協力者が居るはずとは考えなかったのかね。そして、協力者の可能性は園子くん以外ありえない。簡単な話じゃ」

 

 困惑した表情をしていた蘭は博士の言葉に呆然としている。

 

「君も薄々気付いていたんじゃないかね。都合よくいない園子くんの存在を。まさか、インターハイ絡みの一連の事は園子くんの悪のりと思ったかな?それとも痴態を見られなかったことに安心しておったかね」

 蘭は首を振った。

 

「そんなわけないじゃないですか! 園子は性に奔放な部分もありますけど、それでもちゃんと理性的にわきまえて生活しています」

 

 蘭は自分の肩を手で抱くと、言い聞かせるように答える。

 

「まあ、彼女は悪気がある訳じゃない。哀くんたちを連れ回すのはワシがけしかけた結果だし。しかし、今のタイミングで呼び出したら哀くんたちがちょっと心配じゃな」

 

「どういう意味です?」

 

 蘭はドアを閉めて博士に向かい合う。

 

「今日の相手はロリコンのサドらしくてな。園子くんが監視していないと何をするかわからないらしい。もちろん命に関わるような下手はしないと思うが、深いトラウマにならないように見ておかないといけないそうじゃ。」

 

「だったら一緒に連れて来てもらえば……」

 

「そのロリコンが素直に手放してくれればな。幼い少女を、しかも二人も自由に出来る機会はほとんどない。園子くんが席を外す理由が出来たなら、なんとしても自分たちの手元に置きたいじゃろうな。」

 

「ちょっと待ってください。二人?自分たち?」

 

 蘭は途切れながら、小さく言葉を繋ぐ。彼女は理解不能というよりも理解したくないという思考を止めているようだった。

 

「哀くんと歩美ちゃんじゃよ。哀くんを主語に使っていたから思考から外れていたかな? 残念ながら歩美ちゃんの方は園子くんの管理じゃからな。それと、今日の相手はロリコンが二人とロリコンサドが一人らしいよ。」

 

 淡々としながらも博士はどこか楽しそうだった。

 

「身体に跡を残さないといった制限はあるが、それも園子くんの監視があればの話だからな。君は自分の都合と小学生二人の安全、どちらを取るかね?」

 

「……卑怯者」

 

 絞り出された声に博士は肩を竦める。

 

「否定はしないよ。こうして君と交渉するにはこちらの手札を十分に揃えないと」

 

「交渉? これは間違いなく脅迫です。しかも人質を使った一番悪どい手段のです」

 

「そうじゃよ。しかし、今さら正々堂々と君を襲うような真似はせん。どうやら警戒レベルが高そうな感じだからな。で、あれば使う手段は脅迫による服従しか無くなる」

 

「っ!」

 

 蘭が拳を振りかぶるのと、博士が麻酔銃を構えるのはほとんど当時だった。しかし、距離のせいで踏み込まなくてはいけなかった蘭より、おざっぱに狙うだけの博士の針が届くのが早かった。

 踏み出した足で身体を支えきれず博士の横をすり抜ける。力を相当に込めていたのか倒れるというよりも飛び越む感じで身体が流れた。

 

「まったく、危ないなぁ」

 

 蘭の口に手を当てた博士は、意識を完全に失っているのを確認すると、脇に手を入れて、引きずるようにしてベッドに運んだ。

 

 

 

 眠ってしまった蘭は上半身を抱えるとぐったりと身体が沈む。それでもこれから行うことを考えると博士は力が湧いてきた。

 

「ふぅ」

 

 蘭をベッドに寝かせた博士は一息ついた。

 

「筋肉があるだけに重かったわい。しかし、こうして寝ていれば反抗せんからな。起きた時に文句は言われるだろうが」

 

 博士は蘭のトレーナーを胸の下まで捲る。引き締まった腹筋が露わになる。旅行の時にはくっきりと割れていた腹筋は、今はうっすらと線を引いている程度だ。それでもウエストのラインは綺麗な凹凸をしている。

 

「ほほっ、やはりこれくらい女性的でなくてはな。蘭くんはプロポーションが良いだけに引き締まると若干女性らしい柔らかさが無くなるのが難点だよ」

 

 指で蘭の腹をなぞる。十代の滑るような肌触りと、汗ばんだ肌触りが混在する素晴らしい感触が指を介して博士に伝わる。その感触を確かめるように博士の指に力が入り、蘭の腹が突いた指先を中心に沈む。

 博士は蘭のトレーナーを更に上げた。ブラが顔を出す。カップではなく、ゴムと布で胸を固定するネズミ色のブラジャー、スポブラを博士はずらし上げる。きつい拘束から解放された胸は、息継ぎをする子供のように派手に天を衝いた。乳房の先、ピンクの乳首は尖り、皮膚が巻き込む形で少しばかり歪な形にはなっているが、ピアス跡が塞がっている。どうやら慎重にケアしていたようで、かさぶたが出来ている様子は無かった。

 しげしげと露わになった胸を見ていた博士は手を添えた。温かな体温と心臓の鼓動がじんわり手のひらに広がる。豊かに実る乳房は柔らかさが増しているような気がする。握り潰すようにして掴むと、指の隙間から張り出てきた。

 それを楽しむように博士は何度も握り潰しては離すを繰り返す。

 満足して乳房を確認すると、なだらかな円錐形の乳房は博士の手形が紅葉を作っていた。

 

「さすがにピアス穴を律義に開けっ放しにはしておらんか」

 

 博士はそう言うとピンと張っている乳首を捏ねる。見た目は修復されていても、中身はまだ完治していないらしく、押しつぶすとマカロニのような感触で芯が感じられない。深く眠っているのか蘭は自分の胸が玩具にされていても全く起きる気配は無い。

 博士は蘭の足元に移動するとデニムパンツに手を伸ばす。ファスナーの上のホックを外すと左右の生地が勢いよく離れた。その余波でファスナーが少し下がる。

 

「サイズが合わないのをよく履けるなぁ」

 

 博士は感心しながらデニムの左右の端に手を掛けると、自分の方に蘭のお尻をデニムごと引き上げてデニムを脱がせていく。パステルピンクのショーツも一緒に付いてきて、鼠径部がわずかに見えた。

 博士は蘭がどうしてサイズの小さいパンツを履いていたのか納得する。太ももが張り付くようにしてパンツがそれ以上下がらない。

 

「こしゃくな」

 

 博士はそう言ってキッチンから調理用の太いハサミを持って来た。刃をデニムに合わせたところでふと一つのアイデアが浮かび、再びキッチンに向かう。

 

 キッチンから戻った博士の手にはオリーブオイルの瓶が握られている。博士はそれをデニムの上から足に垂らす。白いデニムがオリーブオイルの黄色に染まる。博士はそのままデニムを剥がした蘭の鼠径部にもオイルを垂らしていく。

 ショーツの色が濃くなり、肌に光沢が出ている。博士は空になったオイルをベッドに置くと、蘭の太ももを揉んでいく。

 オイルまみれの足はヌルヌルとしていて、蘭の体温がオイルを温める。蘭の太ももが淫靡に光り輝く。

 

「さて、どうかな」

 

 博士は蘭のデニムを掴むと、ゆっくりと下に力を入れていく。オイルを吸ったデニムは摩擦が弱く、楽々と膝下まで下がる。光沢のある足は、眠って意識が無いこともあってか安物のAVらしい雰囲気があった。

 脱がせてしまわずに博士はデニムを踝まで下ろすと手を放した。鼠径部からふくらはぎまでオイルまみれの肢体は家の蛍光灯の光を反射させてキラキラと光っている。

 博士はショーツに手を伸ばす。

 オイルに濡れて色が濃くなったショーツは肌に張りついていた。博士はショーツの両端に手を入れて、左右に引き伸ばしてショーツを下げていく。

 鼠径が露になっていくと同時に薄く生えている陰毛が出てくる。

 ショーツから手を抜いた博士は陰毛を撫でる。

 

「二週間じゃこの程度か」

 

 ちぢれるほども伸びていない陰毛は芝生のようになっていて、手のひらを優しく刺した。オイルでいくらかは柔らかくなっている毛もあり、撫でるにはいいアクセントになっている。

 博士はショーツの股の部分を掴むと、そのまま膝まで一気にショーツを下げた。年不相応にすっきりしているワレメが現れる。黒い芝生の植生は薄く、双丘の麓は荒野になっている。日焼けしていない白い丘は砂丘を連想させた。

 蘭の膝の裏から突き上げて脚を上げさせる。まだ麻酔が効いているのか、蘭は目を醒まさない。しかし、さっきまでとは違い、まぶたをひくひくと痙攣させて、口をもごもごとしていることから覚醒が近いと博士は判断した。

 逸物を蘭の肉壺に挿入する。入口は薄くオイルが垂れていたが、内部は逸物に巻き込まれるように膣肉が着いてきた。それでも慣れか、生理的反応か、すぐに肉はほぐれて、愛液らしき潤滑液が逸物を受け入れる為に生成される。

 博士は片足だけデニムを脱がせて脚を広げさせる。大きく広げさせた股の間に逸物ごと体を入れた。

 

「やはり、小学生とは違うなぁ。逸物がキスしておるのは共通しておるが、こっちは産道に柔軟性があるおかげで逸物を無理なく膣が受け入れてくれる」

 

 博士は深い位置で逸物をピストンさせる。腰を前後させる幅は小さく、肉同士がぶつかる音はしない。それでも逸物で突く度に抱えた両足が持ち上げられて空を蹴った。

 五分ばかり自分の体と相談しながらに腰を振っていた博士の動きが緩やかになる。自分の腰を蘭の下半身に着けるとぶるっと震えて、逸物をを引き抜く。

 つい今まで自分を受け入れていた肉壺を博士はしげしげと見つめる。膣口は小さく口を開けている。

 

 

 

 目を覚ました蘭が一番最初にしたのはティッシュで自分に吐き出された精子を拭き取る事だった。下半身の感覚を確かめるように膝を曲げ伸ばしをした彼女はデニムパンツごとオイルまみれになっているのを下半身を見つめて、溜め息を一つ吐いただけで博士を追及しなかった。

 

「シャワーを浴びてきなさい」

 

 そんなつもりはなかったが、博士は自分の言葉が命令口調になってしまっているのに言ってから気付いた。

 蘭は無言でデニムを履き直すと重たい足取りで浴室へ向かう。無理矢理なセックスで膣内を痛めたのか歩き方がひょこひょことおぼつかない。蘭が浴室に入るのを確かめた博士は自分も浴室へ向かった。

 

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