※この作品はR-18です。

阿笠博士の爛れた日常   作:マグダス

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10月11日(火)「妊娠、そして尻」

 三歩あまり距離のある場所で蘭は立っている。足元には通学用のカバンが置かれていた。時刻は十七時を過ぎている。外は既に薄暗くなりあちこちの住宅から暖かい光が灯る。博士の家からも光が漏れているが、そこに暖かな空気はなく、張り詰めた雰囲気が漂っていた。

 学校から真っ直ぐ来たらしい蘭は家に入るとすぐに検査薬の結果表示したスマホを博士に渡した。

 

「確かに妊娠してるみたいじゃな」

 

 博士は椅子に凭れながら妊娠検査薬が示している陽性反応を見て目を細めた。

 

「それで、どうする?」

 

「……どうする?」

 

「決まってるじゃろ。産むか、堕ろすかじゃ」

「そんな他人事みたいに」

 

「いや、別に他人事だなんて思っておらんよ。ただ、ワシとしてはどちらでも構わないというだけの話じゃ」

 

 蘭はお腹に手を当てる。望まない妊娠にしては落ち着いている。いづれはと考えていた博士の方が動揺していた。

 それを隠して博士は言葉を続ける、

 

「それにしても、今、妊娠が判るとなると受精したのは壮行会の時かな?初めてでデキるとは、いやはや、ワシらの身体の相性って相当いいのかもしれんな」

 

 博士が検査薬をソファーの前のテーブルの上に置いた。

 

「そんな些細な話ならスマホに写真を送ってくれるだけで良かったのに」

「そんなじゃありません!」

 

 蘭が声を荒げる。

 

「これは失礼。君にしてみれば人生を左右する一大事じゃったな。失言だった」

 博士は姿勢を糺すと頭を下げた。

 

「それで、どうするんですか?」

 

 落ち着きを取り戻した様子の蘭が尋ねた。

「私、まだ赤ちゃんなんて育てられません。だいたい、お父さんたちになんて言えばいいんですか」

 

「ワシの名前を出さないでくれるとありがたいな」

 

 博士は「新一の子とか?」という冗談が頭をよぎったが、蘭がキレるのが簡単に想像出来たので口には出さなかった。

 

「しかし、そうなると母体が心配になるからこれまでみたいなアブノーマルなのは控えなくちゃいかんな」

 

「え?」

 

 蘭の口が半開きになる。

 

「当たり前じゃないか。ワシは命の危険があるような事はしないよ。妊娠中のセックスは早産のリスクがあるらしいからな」

 

 意外という感じで蘭が博士を見ている。

「少々誤解があるみたいじゃな。ワシは別に君を壊したい訳じゃない。そんな願望があるなら協力するけど?」

 

 蘭が首を振る。

 

「新一が戻ってくるまで存分に楽しませてもらうが、彼が帰ってきたら素直に解放するよ」

 

 博士は蘭を手招きする。

 蘭が隣に腰を下ろすと博士の手が伸びる。

 プツ、プツとブレザーのボタンを外して、カッターシャツの上から胸を掴む。

 

「なんじゃ、ブラジャー着けてるのか」

 

「どうして着けてないと思ったんですか」

 

「これから寒くなるからブラジャーの有無が判らなくなるな」

 

「……だから何だって言うんですか」

「言わなければ解らんか?」

 

 博士はシャツの中に手を入れるとブラジャーを上にずらし、乳首を擦る。

 既に固くなっていた乳首はつまみ易く、指によく馴染んだ。

 グミのような触感が変形するのを確かめるようなしつこさで博士は捏ねる。

 蘭は目を瞑り澄ました表情をしていた。乳首はシャツに浮くくらい膨張しているのに、あえぎの1つすらも漏らさない。

 何の反応もしない彼女に飽きたのか、博士はシャツから手を抜いた。

 

「まあ、日中は暑くなる日もあるから、もう少し寒くなってからでいいか」

 

 そう言うとキッチンからコーヒーを二つ淹れてテーブルの上に置く。

 蘭はカップを凝視して、コーヒーを飲む様子は無い。明らかに何か入っていることを疑っているようだ。

 

「今回はちょっと嗜好を変えてみたいから睡眠薬は入っておらんよ」

 

「その口ぶりだと睡眠薬以外なら入っているみたいに聞こえるんですけど」

 

「聡いなぁ」

 

 博士は紙箱をテーブルの上に置いた。

 

「これは?」

 

「簡単に言うと女性用のバイアグラじゃ。男性用と対して効能は変わらんが、未だに蘭くんが乱れる姿って見たこと無いから、もしかして乱れ方が分からないのかなと思ってな。」

 

 紙箱から取り出した錠剤をコーヒーに入れる。 マドラー代わりのスプーンで掻き回して錠剤が溶けると博士はコーヒーカップを蘭に差し出した。

 蘭がコーヒーを凝視する。

 

「何を迷う?これを飲めば存分にセックスを楽しんでも『薬のせい』にできるというのに」

 

 迷っていると判断した博士は彼女が自分に弄ばれてもそれは自分の意志とは無関係だと説いていく。過去にいくら身体を許しているとはいえ、諦めている気配は無かった。

 

「君が飲まないなら、そうじゃな、哀くんにはこんな薬なんて飴玉みたいな物だから、歩美ちゃんに飲んでもらうかな」

 

 蘭は博士を睨み付けるが、

「別に夏休みの映像をネットに流すとかでも構わんよ。しっかりとモザイクはするし。まあ、今の日本だとモザイクがある方が拡散するかも知れ……」

 

 言い終える前にカップを掴んだ蘭は中身を一気に煽った。

 

「良い飲みっぷり」

 

「どうせ飲むまで止めないつもりだったんじゃないですか?」

 

 博士は答えずに満足そうな笑顔を返すと、テーブルの下にあった作業箱を上に置いた。

 観音開きに開いた中にはピンクと黄色と青の三本のディルドーが並び、博士は青いのを手に取ると蘭の前に置いた。

 蘭の表情が嫌悪感を露にする。予想通りの反応に博士の胸は高鳴った。

「懐かしいじゃろ?とは言ってもあんまり良い記憶は無いだろうが」

 

 ディルドーを指でなぞりながら博士は蘭を覗き見る。

 夏休みの旅行中に使った記憶が残っているのか蘭は唇を強く結んでいる。朦朧とした意識の中で迫ったとはいえ、思う所があるのか何も言葉が飛んで来ない。

 

「薬の効果が現れるまで少々時間が掛かるだろうから、それまで準備しておこうか」

 

 ディルドーを目の前に差し出すと、蘭はじっと睨むように博士とディルドーを交互に一度ずつ見た後、ディルドーを手に取った。

 足をソファーの上に乗せてM字開脚に姿勢を直す。捲れ上がってショーツが露になるのを避ける目的なのか下にスカートずらした。

 ショーツのクロッチの部分に指を掛けて横に引くと黒々と陰毛の茂る肉の丘が現れる。鬱蒼と伸びた毛を掻き分けて丘が左右に開かれる。

 しかし、

 

「あ、今回はこっちじゃ」

 

 横から眺めていた博士の手が蘭のアナルに触れる。

 

「お腹の胎児にもしものことがあると大変じゃから安定期になるまでは控えようかと思ってな。せっかくだしアナルを使えるようにしようか」

 

 博士は作業箱から細長いボトルを取り、手のひらに透明なクリームを出した。

 

「いきなり使うと切れてしまうからローションで保護してあげよう。とは言ってもその程度の大きさのディルドーなら余程激しくしなければ怪我することは無いと思うが」

 ローションを手のひらで暖めた博士はアナルに塗り伸ばす。皺を慈しむように丹念に手を動かしてアナルの周りを塗り終えるとディルドーを持つ蘭の手に腕を伸ばした。

 

「抵抗の一つでもしてみたらどうかね。案外それでワシも手を引くかも知れんぞ」

 

 俯いたままの蘭に変化は無い。よく見ると目尻に涙が滲んでいた。

 ディルドーを握る手に力を込めていじらしく抵抗しているが、それ以上の反応はなく沈黙している。

 抵抗する力もゆるゆると弱まっていく。

 先端が皺に触れると蘭の手から力が抜けた。

 引き絞られている菊門が押し広げられる。

 ディルドーを握る力が緩む。

 

「おっと、そうはいかん」

 

 

 博士は自分の手を蘭の手に重ねる。振り払おうとする手を力づくで押さえつけた。

 

「せっかくだから手でも自分がお尻を掘られる感触を味わってみるといい」

 

 ディルドーが前後に動く。伸びていた菊門が動きにあわせて伸縮を繰り返す。

 押し込む度にアナルの中に肉を巻き込むように、引く度に菊門が盛り上がる。蘭は身体を固くするだけで暴力に訴える様子はない。

 手の動きが激しくなる。それまでの単純な前後運動に円運動が加わる。

 上下左右に伸びきった菊門の隙間に博士は指を差し入れた。

 

「なかなかに柔軟なお尻じゃないか。これだけ伸びておるのに切れてない。これならワシの逸物も余裕じゃな」

 ディルドーを引き抜くとぽっかりと菊門が口を開く。

 ぱくぱくと拡縮しているが、閉じる様子はなく半開きで安定している。そこに人差し指以外の四本の指を使って更に拡張させる。

 

「このぐらい開くなら問題無いな」

 

 蘭をソファーに横倒しにした博士は逸物を開ききった菊門の穴をふさぐように亀頭の先をくっつける。

 飲み込まれていない亀頭は菊門から離れたりくっついたりを繰り返している。筋肉が感覚を取り戻しているのか収縮してきている。さっきまで腸壁が見えるまで開いていた穴は指一本程度のサイズまで小さくなっていて魚の口を連想させるように小刻みに開閉していた。

 博士が逸物を菊門に突き刺す。

「んふっ」

 

 蘭がこもった息を漏らす。

 

「おや、まさか本当に入れられるとは思わなかったかい? せっかく開いた穴をみすみす閉じるマヌケはおらんよ」

 

 博士は蘭が逸物の感触を感じられるようにゆっくりと腰を動かしていく。

 排泄口の本来の機能として逸物を体外に押し出そうとする。しかし、その筋肉運動の兆候が起きる度に博士は腰を臀部に密着させて逸物を奥まで突き刺したままで収まるまで動かない。

 初めは頻繁に動いていた腸壁もその動きが段々と鈍くなり、最終的には力なく小刻みに震えているだけで逸物を押し返すような活発な動きは無くなる。

 

「ようやく観念したかね?」

 博士の質問に答える声は無い。

 

「ちょっとおしっこしたくなったなぁ」

 

「っ!ちょっと待って!」

 

 顔を隠していた両手をソファーに付いた蘭が身体を起こそうとする。しかし、博士に体重を掛けられて肩を押さえらた為に一度は離れた肘を再びソファーに着けてしまう。

 

「嫌ぁ。嫌ぁ」

 

 顔同士の距離が十センチあまりに迫る。蘭は鼻水が流れ、目尻からは涙が止めどなく流れている。そこに少し前まであった凛々しい面影は無く、ひたすらに怯える少女の姿があった。

 

「冗談じゃよ。本当にする筈ないじゃないか」

 

 蘭の頭を撫でながら博士は優しい口調で語り掛ける。

「君が妊娠している間はハードなプレイは控えるさ。あ、でもお尻は使うからな。アナルプレイはソフトに行えばそこまで身体に負担を掛けないし」

 

 博士は蘭に密着している腰を引くと、さっきまでの緩慢な動きから、逸物を一気に突き入れた。

 

「ひっ!」

 

 蘭の腕が宙に浮く。

 支える力を失った身体がソファーに倒れ込む。ギシギシと音を鳴らすが、すぐに博士のピストンに掻き消された。

 蘭の二の腕を押さえて博士はピストンのスピードを上げる。菊門の捲れる感触も気にせず更にリズムを上げていく。

 一際ダイナミックなピストンで逸物を引いた博士の動きが止まる。

 肩で息をする博士。それを蘭は目を見開いて見上げている。

 

「はあ、はあ、おしっこは冗談じゃが精子は受け止めてもらうよ」

 

 逸物を引き抜くと、開いたままの菊門から白い液体が流れ落ちる。

 




なんか錯綜
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