※この作品はR-18です。

阿笠博士の爛れた日常   作:マグダス

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11月
11月??日


 地下の研究室は相変わらず不気味な機材が散乱している。とりわけ灰原たちが座らされていた分娩台は縄やら鎖やらバケツやらが足下に集められているせいで余計にごった返して見えた。

 その二台ある分娩台の片方に灰原は裸で座らされていた。大きく股を開かされているのは前回同様だが、前とは違いカテーテルが尿道から伸びていない。両の手足を拘束されて身体を開いている事を除けば博士にしては大分緩い調教と言えた。

 

「それで、これから何をするつもり?」

 

 灰原はこれで終わる筈が無いと決めつけているのか呆れたような目で博士を見やる。

 その予測通り博士は楽しそうにロッカーからいくつかの機械を出してくると、灰原に持ち上げて見せる。「今日はこれを試そうかと思ってな」

 小さなボンベの上に長方形の箱が備え付けられ、更にその上にはメーターのような計器が付いている。

 それから伸びているホースの先には二つの湯呑みサイズのカップがもう片方の手に握られていた。

 

「何、窒息でもさせようっていうの?」

 

 灰原は表情を変えず、声だけが低い。唯一目だけが蔑むように博士を見据える。

 

 博士は嬉しそうに灰原の隣に立ち、彼女の仄かに形成されている乳首を軽く摘まんだ。

 

「そんな危ない事をするものか。これはここを吸わせるのに使うんじゃよ」

 

 博士はポケットから血行促進のクリームの入ったチューブを取り出して灰原の胸に厚く伸ばしていく。

「きちんと密着させないといけないからな」

 

 白いクリームが肌に馴染みテカツカと光る。

 厚塗りした肌には透明な層が出来、カップを付けると端に圧迫されて行き場の無くなったクリームの小山が作られる。

 揺らして密着具合を確認した博士はコンプレッサーの電源を入れた。

 吸気するためのモーターがけたたましい音を立てる。

 カップの中の胸が不自然に浮き上がり、しばらくすると鬱血して縁の内円の肌が真っ赤に染まる。

 博士はスマホのビデオ通話を使って真上からの灰原の姿を彼女の目の前に備え付けたタブレットに映した。

 

「間抜けね」

 

「お、結構余裕あるみたいじゃな。胸は痛いかね?」

「別に」

 

「そうかそうか。ではもう少し中の空気を抜いていくよ」

 

「ねえ、どれくらい抜くの」

 

「聞いてどうする?」

 

「ただの質問よ」

 

「そうじゃな、限りなく真空になるまでか」

 

 博士はコンプレッサーのモーターを作動させて空気を抜いていく。

 気圧が下がり、比例してカップの中の胸が更に浮かび上がる。

 

「そう」

 

 それだけ言うと灰原は目を閉じた。手足からは力が抜けて、人形のようになり生命力が感じられない。

 それでもそれは雰囲気の話で、血流促進のクリームが塗られた彼女の胸は朱色を差し、カップの中に至っては黒みが加わり始めている。

 血流が増した事で身体は空気を求め、鼻を膨らませて深くゆっくりとした呼吸で胸が動いていた。

 時間と共にカップの中の充血で赤い肌に黒い斑点や筋が浮いてくる。

 黒の割合が八割に到達した段階で博士はコンプレッサーを止めた。

 目を開けて自分胸を見た灰原は一瞬だけ表情を凍らせたが、そうやって自分の動揺が博士を愉しませると解っているのだろう。すぐに澄ました表情で分娩台に凭れた。 カップを外すと余計に鬱血した肌の黒みが目立つ。赤に青黒い模様が入ったというよりも青黒の肌に赤が差したといった方が自然に思える。

 吸気していない部分の肌は綺麗か朱色なだけにより不気味さが増していた。

「なかなかに良い格好になったじゃないか」

 

「……」

 

「一回試してみたかったんじゃが、夏だと薄着のリスクがあったからな。哀くんがバレるような下手をするとは考え難いが何事も用心するに越したことは無い」

 

「……もしかしたらこれを証拠に児相に行くかもしれないわよ」

 

「代わりに歩美ちゃんのあられもない姿が全世界に拡散しても構わないなら好きにすると良い。ついでに君と蘭くんも」

 

「……卑怯者」

 

「久しぶりにその言葉を聞いた気がするよ。なんと言おうが自由だが、それが自分の待遇に帰って来るのを覚えておくように」

 

 博士は机の上からクリップを取ると、黒く変色した胸の先端で勃起している乳首を挟んだ。

「……」

 

 灰原はその様子を冷めた目で見ている。

「やはり痛覚が麻痺しているみたいじゃな」

 

 博士は灰原の胸に手を載せると熱を帯びている部分を慰めるようにして擦る。

 

「これが治るまでどれくらい掛かるかな。一週間は確実じゃろうが、綺麗に色が収まるまで一月は掛かるかもしれんな」

 

 嬉しそうに博士はクリップを指で弾く。

「本当は蘭くんに試したかったんじゃが、生憎彼女は妊娠中であまり無理はさせられん。流産なんてことになっては愉しみが減ってしまうからな」

 

「それで私?モルモットじゃ無いんだけど」

 

「似たようなものじゃろう。と、言いたいがそれはこちらも承知しておる。だからこうして反応が分かりやすい方法を取っているんじゃないか。本当にモルモット扱いするなら薬漬けにしておるよ。遊ぶだけなら歩美ちゃんだけで事足りる。」

 

 そう言うと博士はテーブルの上にあった小袋からカプセルを手に取ると灰原の歯の隙間に挟む。

 

「それとも、薬漬けの方がお好みかな。ならば手間は無いから今すぐにその薬を飲み込みなさ……っと」

 

 博士が言い切る前に灰原は薬を吐き出した。

 

「ふざけないで!聞く気も無いくせに」

 

「まあね」

 

 床に落ちたカプセルに息を吹き掛けた博士はそのままカプセルを口に放り込むと灰原の足を開いた。

 

「本当はただの整腸剤だしな」

 

 灰原が悔しそうに眉を寄せて唇を噛むと博士の顔に唾を吐いた。

 

「人でなし!」

 

 感情のタガが外れたのか灰原の罵声が続く。

 

「脅迫しないと女の子一人自由に出来ない癖に調子に乗らないでよね!こんなこと続く訳無い!いずれ外にバレて破滅すればいいわ」

 

「かもしれん。だから愉しめるうちに存分にやろうというのは結構理屈に敵うとは思わんかね」

 

 博士がポケットから穴の空いた金属性のブジーを取り出した。

 20センチ余りの長さに波打つような形状に光を返す姿は独特の威圧感がある。

 径の最大は博士の指ほどあり、重量感がありありと見てとれた。

 

「マゾの男性の使うのを目的にしてるから少々太いかもしれんが、多分大丈夫じゃろ。散々尿道には色々突っ込んで来たからな」

 

 ジェルをブジーに垂らし、灰原の尿道に差し込んでいく。

 博士は波模様が入り口を拡縮させるのを感じさせるために二つこぶを飲み込ませると一つを引き抜く。

 こぶは根元に向かって段々と太くなっていて、先端のはBB弾サイズですんなりと尿道に入っていったが、最後の七つ目はビー玉サイズだった。

 

「……あっ、んっ」

 

 三つ目まで抵抗なくスムーズに飲み込まれたが、四つ目で尿道とサイズが同じになり、五つ目以降から灰原の表情に苦悶が浮かぶ。

 瞼を大きく開き、つま先をピンと伸ばしていた。

 こぶで尿道が拡がる悪寒から逃げるように拳を作ったり広げたりを繰り返しているが、筋を痛めそうなほどに指が反り返っていた。

 

 コツンとブジーが膀胱の壁にぶつかる。

 七割が入りきりグリップ部分だけが露出しているブジーを博士は膀胱を刺激するように細かく前後させる。ブジーに空いた穴からは薄い色の黄金水がだらしなく流れ落ちて、床にある灰原の洋服を黄色く染める。

こぶが抜けるには小さな運動はそれでも灰原には大層な刺激らしく、目が充血し額には汗が滲んでいた。

 

「もうっ……、やめて……」

 

「自分の発言は待遇に返ってくるとさっき言ったじゃないか。これは自分が蒔いた種じゃよ」

 

「う……嘘よ、……ちょっと言い過ぎたのは謝るから。……ぬ、抜いて」

 

 ブジーの動きに連動して言葉を詰まらせながらの灰原の懇願に博士はブジーを引き抜いた。

 

「あああっ」

 

 

 灰原の身体が痙攣する。ブジー引き抜いた尿道はぽっかりと口を開き、ぱくぱくと力なく魚の口のようにせわしなく拡縮していた。額には玉汗が浮かび、全身から血の気の引いた肌は真っ白に変わっていて、胸の青黒さと相まって犯罪臭さが一層強まっていた。

 全身からはこれまで以上に力が抜けているのがわかる。無駄なのは承知の筈なのに股間に手を伸ばし、結局は鎖の音を鳴らしただけで、その状況すらも音を聴いて再確認するまでは忘れているみたいだった。

 憎そうに鎖を睨み、その鎖のせいで満足に振りかぶれない拳で分娩台を打った、つもりなのだろうがあまりの力の無さに手を置き直しているようにしか見えなかった。

「それじゃあワシも失礼して」

 

 博士の逸物が腟に埋まっていく。脱力していることに加えて散々他人から「調教」された灰原の腟内は驚くほどに密着する。

 腟口は柔らかく、締め付けるどころか逸物を誘うように口を開いた。

 

 腰を打ち付ける博士を灰原が見上げた。だが、その瞳に力は無く、見ているよりも映っていると言った方がしっくりと来る。

 それ程に灰原哀は疲弊の色が身体から滲んでいた。

 

「ほっ、ほっ、ほっ」

 

 それに構わずに博士はピストンを繰り返す。逸物を打ち付ける度に灰原の身体が上に浮いた。

 灰原は逸物が腟奥にぶつかる時にだけ反射反応的に息を吐くだけで他には何の動きも無い文字通りの人形になっている。

 博士は灰原の両手の鎖を外すと、場所を入れ替えて分娩台に座り、灰原に騎乗位を強制した。

 脇を突き上げるのに加えて、灰原にも腕で身体のバランスを取らせる。背筋を伸ばす体力も残っていないのか腕の支えでなんとか前傾姿勢を保っている様子だった。しかし、それも逸物が身体を突く度に段々と前に傾いていく。

 それでも博士に寄り掛かるのは御免とばかりに博士の腹に肘を着いて身体が密着するのを拒否していた。

 絶え絶えの呼吸は博士の情欲を掻き立てる。脇を支えていた腕を離し、紫色になった乳首を摘まんで軽く引っ張る。

 灰原の身体が段々と前のめりになり、博士の手に体重が掛かる。手を離すと博士の腹に灰原の身体が倒れた。だらんと力が抜けている身体は突き上げられる腰だけがリズミカルに動いていた。

 ピストンのリズムが早くなる。灰原の突き上げられた腰が落ちきる前に逸物で突かれ直していた。

 博士の動きが一気に緩やかになる。灰原の腟内を逸物で満たして、その最奥に射精した。

 ぜえぜえと呼吸する灰原は悪態を吐く余裕は無さそうで、せめてもの反抗なのか博士の乳首はつねっていた。

 




調教の方向性に悩み中。
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