※この作品はR-18です。

艦娘とどろどろになっていちゃつきたい   作:祖父地図

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このレ級はきわめて個人的な妄想に基づいてキャラ付けをしているので、あまり深く考えないでください。


レ級と

 島のほとんどの部分を占める山岳。その、鎮守府から見て島の反対側、木々に囲まれた丘の中頃に、粗末な掘っ立て小屋がある。

 野生動物や雑多な虫、雨水などが入り込まないように地面からほんの少し上に床があり、踊り場や返しがあることを除けば板を貼り合わせて家のように整えた直方体という外見にふさわしく、中はベッドと机と椅子があるだけだ。

 ベッドもフレームがあるだけで、寝るためには寝袋を持ってこなければならない。というのも、ここに布団の類いを用意したところで頻繁に来る誰かがいるわけでもなく、すぐにかびて駄目になるのがわかりきっているからだ。

 だがここの役割はただの休憩地点、あるいは観測拠点でしかない。ゆえに、提督はここに来る時に寝袋や食料といった簡易な遠征支度を調えてくる。

 レポートを書き記すために机があり、身を休めるためにベッドのフレームがある。風呂は近くの河川で水浴びをするかタオルで拭く。トイレはそのあたり。長くとも一週間すらいない。その程度の場所だ。

 提督はぐっしょり濡れた作業服を脱ぎ、絞っている。少し気合いを入れて調査を行っていたさなか、突然の大雨に出くわしたからだ。

 これでは作業にならない、と濡れながら帰って来た。このあとは、濡れた服をつるして体を拭き、裸のまま寝袋にくるまって暖まるのを待つ。

 別に、持ってきた衣服がそれひとつというのではないが、寝袋にくるまっているだけで充分寒さをしのげる。着替えるのを面倒くさがっただけだ。

 この日はなにもする気が起こらず、提督はそのまま寝入っていた。

 提督が目を覚ましても、雨はやんでいなかった。当然ながら服は生乾きである。

 予備の衣服を着込みながら、暖炉でもあった方が楽だろうかと考えるもどうせろくに利用しない場所だ、不要に決まっている。こういう場面にたまたまぶち当たったから欲しいと考えているに過ぎない――そう自分を納得させる。

 今日も外に出て作業をするには耐えない。雨具はあるが、利用してまで出たくない。そのレベルの雨だ。

 雨音が周囲の環境音のすべてである。それも耳に残る程度にうるさい。

 ふと、物音がした。見れば、扉が開かれている。気づいた程度の物音が扉の開閉音とは。しかしいったい誰がここに来るというのか。

 当たり前だが艦娘には行き先を伝えてある。探しにここまで来ることはない。緊急の用事があったとしても、提督を必要とすることはまずあり得ない。そもそもここの鎮守府は提督という存在がなくとも機能するのだ。

 疑問を膨らませながら見ていると、見覚えのある姿が入ってくる。見慣れているわけではないが。

「ン……オオ、人かヨ。珍しいじゃねえカ」

 雨合羽のような光沢のある黒いパーカー、黒いビキニ姿。真っ白い肌と髪の毛、真っ赤な瞳。マフラーをしてザックを背負い、それから尻尾、そして歩くのには適していないだろう変形した足。

 戦艦レ級。提督たちが敵対する深海棲艦、そのうちの一体である。

 薄暗い室内で輝くように赤い瞳がゆらゆら揺れている。

 彼女の発する言葉はどこか機械的のように感ぜられ、流ちょうに発音されていない。かと言って聞き取りにくいのでもなく、片言でもない。日本語を話せるものが、わざと舌足らずに喋っているかのようでもある。

 びしょ濡れになり、ぼたぼた水をしたたらせるレ級から提督は視線を外せない。いろんな意味で。

「なに見てんだヨ」

 レ級はいつものにやにやした表情を崩さない。言葉尻から不快感がにじむというのでもなく、からかうような色も見える。

 深海棲艦は艦娘と張り合える――いや逆かも知れないが。ともかく人間など片手間でミンチにできる、人間を遙かに超越している艦娘と同等の存在であり、しかも敵対関係にある。そんな存在と閉鎖空間で鉢合わせたというのだから、脅威以外のなにものでもない。そのはずだ。

 しかし提督は、へその下辺りまでジッパーを下げてはだけさせたレ級の、胸元を凝視していた。確かにこれほど近づかなければお目にかかれないものではある。

「胸元を」

「馬鹿正直なやつだなテメー」

 レ級はげらげらと笑った。

「真正面から艦娘らと殴り合って勝てるようなばかげた体力があるでもなし。この状況下ではすでに詰んでいる」

「だからってフツー女の体を眺めるかヨ」

「裸の女がいれば死体であっても視線が泳ぐのは仕方がない。それがきれいどころであればなおさら」

「そりゃテメーだけダ!」

 上半身をのけぞらせるほどに、腹を抱えて笑った。

 レ級の馬鹿笑いが落ち着くのを待ってから、提督が尋ねる。

「で? おれを殺すか?」

「ア? なんでそんなメンドクセーことをしなきゃなんねーんダ?」

「一応、敵対組織の司令官だが」

「湧いて出てくるようなお飾りじゃねえカ。いてもいなくてもいいなラ、わざわざどうこうするでもないだロ。進んで敵意をみせるでもねえシ、テメーと一緒だヨ」

 まだまだ水のしたたり落ちる雨合羽を脱いで、そのあたりに投げる。この豪雨の中、前を開けっ放しにしていたのだろう。中身もほとんどずぶ濡れである。

 雨合羽に意味があったのかはなはだ疑問だが、普段着のようなものだ。濡れようがどうしようが構わないのだろう。

 同様にマフラーとザックも投げ捨てる。見る機会はほとんどないだろう、単純にビキニ姿のレ級がそこに。

 尻尾の兼ね合いもあるのだろう、ローライズの紐めいた扇情的なパンツに、どうしようもなく視線が向く。あの位置では、尻の上半分が出ている。

 駆逐艦を思い出すなだらかで柔らかなからだつきは、鬼畜戦艦レ級の実力から大きくかけ離れて提督の欲情を呼び起こすものだった。

 胸元からあばら、腹、股間へと順調に視線を下げた提督に、レ級は感心さえしたような視線を向ける。

「尻尾のそれは自前なのか?」

「オ、敵情視察カ?」

 口角をぐいと引き上げて皓歯を見せつけるようにつくる笑みは、レ級の当たり前の表情である。が、今はどこかいたずらめいてからかうように見えた。

「せっかく言葉の通ずる敵役がいるんだ、尋ねるのは当然だろう」

 レ級はにやにやしながら、尻尾の先端を提督の鼻先に突きつける。

 船首に乱ぐい歯が住み着いたようなそれは、尻尾と一体化しているようだ。周囲に取り付けられた副砲がそれぞればらばらに、がちゃがちゃと動く。まるでそれぞれが意志をもっているかのようである。

 腕を組みつつ顎に手を当ててじっくり食い入るように見ていると、がばっと大きく口が開く。口の中には主砲が潜む。艦娘を一撃で沈めるほどの威力をもつそれが眼前にあると、さすがに寒気を覚える。

 尻尾と同化しているそれは、生物的とも機械的とも言えず、そのどちらをも併せ持っているようであり、しかし中間であるとも言えなかった。

「見りゃわかるだロ。俺様印の主砲だゼ」

「本当に尻尾が生えているのか。艤装かなにかだとばかり思っていたが」

「オウ。確かめるカ?」

「ふむ」

 レ級は直立不動。そのため提督はレ級の背後に回る。

 普段はザックや雨合羽に隠れ、戦闘中においても露になることがない背中が丸見えである。首筋からやや浮き出るような背骨へと視線を移し、さらに視線を下げると腰の辺りから余分な皮膚が伸びるように垂れ下がり、尻尾になっている。

 体の横幅のほとんどが尻尾の太さと言い換えてもよく、臀部を確かめるには尻尾を持ち上げるか、あるいは直接まさぐるしかない。

 手のひらで付け根を触ると、まずひんやりと低い体温を感じた。この雨に打たれてきたからというわけではなさそうだ。

深海棲艦にとっては平均的、あるいは標準的な体温かも知れないが、提督は具合の悪そうな肌色に似合って死人のようだと感じた。

「この尻尾は持ち上げられないのか?」

 レ級の尻尾の先が主砲である。だからこそレ級は好きなタイミングで好きな方向へ主砲を向けることができる。

 普段そのようにぐりぐり動かしているはずの尻尾が、今は力なく垂れ下がっているようであり、機敏に動く感じがしない。

「海の上ならナ」

「海の上?」

「オウ。俺様たちの能力は海上に限られル。そもそも、俺様の足を見て陸上で生活できると思うカ?」

 ふくらはぎから以下、平たく変形した脚部を見ればわかることだが、足首のようなものもなければいわゆる「足」もない。歩くための体組成でないことは一目瞭然である。

 現在、レ級はつま先だけのような脚と尻尾の三カ所でバランスを取っている。これで尻尾を持ち上げれば転ぶのは目に見えている。

 海で見かける時は自在に尻尾を操り主砲をあちらへこちらへ振り回しているのだからよくわからない。そもそもで海の上に直立して好き勝手動いているのだから、艦娘しかりなにかしら不思議パワーが働いているのだろう。

「なるほど……」

「陸地で歩くのは一苦労ダ。せっかく脚がついてるのにヨ」

 レ級は尻尾の重みを利用してバランスをとり、体を前に傾けるようにかつかつと、あるいはずりずり歩く。ベッドまで移動して腰掛けると、尻尾を持ち上げて横に流す。どうやらそれが楽な姿勢のようだ。

 わざわざベッドの隅の方に座ったところを見ると、空けたのだろう。提督はそこに座った。

「デ? テメーなんでこんなところにいるんだヨ」

「ここはもとより我々の設置した休憩地点だが」

「ホーン。これまで見たことネーケド」

「タイミングが悪かったんだろう。頻繁に来るわけでもないしな。おまえはよく来るのか?」

「暇な時は向こうの海岸あたりで浮いてル。ンデ、天気が悪くなるとここに来るナ。雨よけにちょうどいいシ、あんまり陽射しが強いのもナ」

 レ級にとって晴れ渡った空も好ましくないらしい。

「まあ、いいけどな。しょせんこの程度の小屋だし、使用料金を取るほどでもない」

 なぜレ級と雑談に興じているのか。疑問を脳裏に浮かべながらも、このような経験はまず体験し得ないことだ。提督は理性あるレ級に感謝のような念も感じていた。

 びしょ濡れだったレ級の体が乾く程度に適当な雑談で時間を潰したが、雨はいっこうにやむ気配を見せない。まだしばらく降り続けるようだ。

 会話が途切れたところで、畑は無事に済むだろうかと思考を飛ばす。雨が降らないのも面白くないが、降りすぎても困りものだ。時期的に降るのも仕方がないが。

「……ん?」

 意識をレ級から外していると、なにやらごそごそやっていた。体を横にして、提督の股間の辺りに倒れ込んでいる。膝枕という様子でもない。

「なにをしているんだ?」

「ギシシシ。狭い小屋、男と女、ひたすら暇。やることはひとつだロ」

 鋭い爪で股間のチャックを下ろして、陰茎を取り出す。レ級は指先でつまむようにそれを触っているが、見るからに凶悪な爪にさらされているのは恐ろしいものがある。

 見た目は愛らしい少女で、性格も悪くない。冷たい指先でいじられるのも悪くない感覚だが、それでも勃起には少し遠い。

 やることはひとつ、と積極的姿勢を見せたレ級だが、普段からこのようなことをしているのだろうか。そうだとして、誰と――いやなにと? 深海棲艦には雄もいるのだろうか。時雨がそうであるように、突然変異のようなものが?

 そのように考えていると、レ級から見て陰茎の向こう側を包み込むように手を添えて、手前側を厚く大きな舌でべろりとなめる。

 奇妙な感覚である。人の体温ではあり得ない、しかし唾液でしっかり滑るそれは、どのようにしても体験しえない。このような状況でもない限り。

 丁寧に舐り上げられた陰茎は当然と言うか、みなぎった。

「オッホ! デケーナ!」

 変な声を上げて、なにやら興奮している様子だ。

「オイ、こっちに向いて股開ケ。このままじゃくわえにくイ」

 レ級は体を起こして提督に姿勢を変えさせる。

 提督がレ級の真正面に陣取る体勢に変わると、レ級は大きく口を開き、一気に逸物を飲み込む。

「うおお!?」

 普通なら、えづいて吐き戻しかねない行為である。レ級がなにもためらわず急に喉奥まで陰茎を押し込んだため、提督は驚きとともに快感に身を震わせる。

 実際にやったことはないが――死体の口に陰茎を突き入れたらこのような感覚なのかも知れない、と提督は思った。

 平均から比べても太く長い陰茎がまるまる小さなレ級の口に収まっているのを見ると、ふつふつとなにかがわき上がってくる。それは、陰茎がさらに硬く、さらに膨らもうとするのに現れた。

 不規則に喉が締まり、舌が陰茎の周囲をなぞる。その状態でレ級は大きく頭を前後に振って、口唇と喉で陰茎を激しく扱く。じゅっぷじゅっぷと唾液が音を立てながら泡立って陰茎の付け根や陰嚢にまとわりついていく。

 これほど豪快なフェラを受けたのは初めてである。もはや口でされていると言うよりも喉でされている未経験の快感に提督は腰が浮きそうになるも、レ級に押さえつけられただ快感を享受させられる。

 喉を刺激されても平気なのか、レ級の頭を振るペースは衰えない。常に一定のペースで、まさに搾り取ろうと陰茎を攻撃する。

 艦娘たちにも口でされることはある。どれもこれも、弱点や心地よいところを責められて快感に身を震わせたものだが、これはそんな生やさしいものではない。

 ただひたすら射精感を呼び起こす、いっそ暴力的なまでの責め立てである。

「はっ……! ぐうう、ふっ……!」

 身をよじらせたくとも、人外の怪力で押さえつけられ下半身はほとんど動かない。提督は体を後ろに倒して腕で支え、腹に力を込めて呼吸を整えながらうめいている。

 そろそろ耐え切れない。提督が限界を感じると、それを見て取ったレ級が頭を引いてぱんぱんに膨らんだ亀頭のみを口に含める。

 器用にも、舌をぐるぐるべろべろと動かして亀頭をなめ回す。舌の疲れを感じないのだろうか、動きは乱れない。

 じんじんするような、しびれにも似た感覚が亀頭から下半身に満ちて、射精感につながる。

「うあっ!」

 まさに射精させられた、というような感覚である。提督は大量の精液を鈴口から吐き出していく。

 それでも、レ級の舌技はとどまるところを知らない。射精中であっても亀頭を舌でこすり上げるのをやめない。

「ぐう! あがっ……!」

 暴れそうな体を押さえつけられ、亀頭に刺激がくわえられる。敏感になった亀頭には、ただでさえ強烈だった快感が苦痛めいて感じられる。

 とは言え濃厚な快感であることに違いなく、射精感の次は尿意を強く覚える。堪えようにもそんな余裕はなく、尿意に身をゆだねてしまうと――精液でも、尿でもない液体、潮が鈴口から噴出する。

「おああっ! あぐっ、ぐあ!」

 何度も潮吹きさせてから、しっかり吸い出してようやくレ級は口を離す。

 敏感になりすぎた陰茎がなにをするでもなくびくびく跳ねる。

 呼吸を荒くし、手をついてどうにか上半身を支えている提督はうなだれ、上を向いたレ級と視線を合わせる。レ級は口をもごもごさせて精液と潮を舌でかき混ぜ味わっているようだ。口の中に液体を溜めすぎたのか、やや白濁した液体を鼻から垂らしている。

 何度かに分けて喉を鳴らし、口に含んだ液体のすべてを飲み干してから舌で口の回りや鼻の辺りをなめとって、それから口の中を見せつけるように大きく開いて舌をだらりと下げる。ぴくりぴくりと動く舌が艶めかしい。

 口の中に何も残っていないことを確認させて、舌をしまう。

「なかなかイイ味ダ。健康優良男児ってやつカ?」

 妖しく笑いながら、レ級は提督に顔を近づける。死人のような色のない顔だが、不細工かと言われれば完全に否定する。悪童めいた笑みと年齢を感じさせない態度を加味しても、レ級の顔立ちが可愛らしく美人であることは違いない。

 提督はけだるい体に鞭を入れて自力で上半身を支え、レ級と顔の距離をさらに近づける。両手で頬を包み込むように、レ級の顔に触れる。死人の冷たさを感じた。

 少し見つめ合い、やおらレ級が口を大きく開き、舌をちろちろと突き出す。わずかに提督の唇に触れない距離感。

 提督はそれをくわえて吸い付くように扱く。何度か繰り返して、舌を触れ合わせる。舌端で相手の舌を撫でるようになめるのをお互いに行ってから唇をふさぐ。

 口唇を密着させて口内を接続し、互いの舌が行き交う。

 レ級の唾液分泌が多いのか、提督の口に冷たい唾液が何度も運ばれる。それを自身の唾液と混ぜて送り返し、二人の口内に唾液が溜まっていく。

 舌裏、舌根、口蓋、歯茎と冷たい感覚を味わい、味わわされる。

 飲み込まずにあふれた唾液が合わせた口の隙間から漏れ出し、レ級の顎を伝い、喉頸から胸元に流れ、腹へ行き着く。

 いつまでも続けていられそうな深いキスを、提督が唾液を吸い取りながら頭を上げて中断する。

 レ級は舌を出して大口を開けて待機している。提督は口の位置を合わせて舌をやや出して緩く口を開ける。それだけで、よく混ざり合った唾液が糸を引きながら垂れていく。

 レ級は口を開けたまま垂れ落ちる唾液を喉に流し込んでいく。

 垂れ落ちる唾液の量がなくなり、銀糸を残すだけとなると、軽く口づけしてまた顔を離した。

 レ級をよく見ていると、心なしか顔が熱を帯びるように赤みをもったように思える。顔を包んでいた手から熱が移ったのだろうか。

 にい、と目を細めて口角をつり上げる笑みが、今はどこか満足げに見えた。

「もう臨戦態勢カ。なら次に行けるよナ」

 柔い指先がたぎった陰茎に絡む。かりかりと竿に鋭い爪を立てられると、今度は恐ろしさよりも背筋に走るような快感が先立つ。

 提督はレ級に口づけを落としながら、自身の上着のボタンを外していく。同時に、レ級がズボンのベルトを外して脱ぎやすくしている。

 作業着の上を脱ぎ捨て、レ級を少し遠ざけてビキニと体の間に手を通し、バンザイさせてはぎ取る。

 真っ白い肌に緩やかな膨らみ。かすかにくすんだ乳首が僅かに主張している。

 舌で転がせば、小さいながら硬くなっているのがわかる。吸い付けば、小さな膨らみながら柔らかさがある。

「吸ったって出やしねーゾ。そーゆーのは港湾あたりにヤレ」

 小さく笑いながら言うものの、提督の頭を抱えるように腕を回している。

「あいにく知り合いにいなくてね。それにこの可愛らしい乳首は好みだ」

「なら、今度紹介してやろうカ。俺様みてーに男に飢えてるやつガ、ちょうど知り合いにいるんダ」

「……非常に気になるところではあるが、おれの体がもたない気がする。きっと、おまえたち一人を相手取るだけで精一杯だぞ」

「ナアニ、最初だけダ。最初に満足させてくれりゃア、あとはそれなりの対応でイイゼ」

「その最初で死にかけるんじゃないのか」

「疑り深えナア」

 レ級はけらけら笑って、胸元に提督を抱えたまま身をよじって仰向けになる。釣られて横から覆い被さるような体勢に移った提督だが、身を起こして様子を見る。

「マ。とにかく今は俺様を相手にシロ。あんまりおざなりにしてっとホントーに食っちまうゼ」

 今のところ、本気ではないのだろう。しかし、普段の関係でもあるような敵意をわずかに向けられ、提督は言いようのない寒気を覚える。

 だがそれも一瞬のことだ。あやうく萎えかけた陰茎も、レ級の裸体を前にどうにか持ちこたえた。

 仰向けになったレ級は尻尾に腰を乗せているようなもので、股間をやや上向きに突き出しているようである。正常位で突き入れるのに、この体格差では有利に働く。

 提督は下半身も脱ぎ去り、ローライズビキニの中へ手を入れて鼠径部を撫でる。

 一撫でしてすぐに、レ級の股間がローションをぶちまけたごとくねとねとになっているのがわかった。

「すごいことになってるな」

「オウ。そんだけ久々なんダ。興奮しっぱなしダ」

 ローライズビキニを下ろせば、股間から幾筋もの銀糸が伸びる。

 お互い丸裸になって、提督はレ級の尻尾にまたがる。

 レ級は自ら大きく開脚し、受け入れる準備を整えているが、股間は穴を隠すように左右の肉が寄り添っている。

 ぴっちり閉じているレ級の割れ目は、撫でれば撫でるだけ愛液があふれ出る。それをすくって陰茎に塗りたくりながら、筋を作る柔肉を広げる。

 閉じた肉の中は鮮やかながら落ち着いたピンクで、小さな穴がなにかを求めるようにぱくぱく開閉を繰り返している。

 提督はそのままずりずり前に進み、亀頭を穴にあてがい、ゆっくり、沈めるように腰を押す。

 穴自体は小さいが、よく滑り柔らかく広がるため簡単に大きく怒張した陰茎を飲み込んだ。

「オ、オ、オ――」

 じっとりと進入していくにつれてレ級の表情が喜びに満ちていく。

 その挿入感は、まるで穴のない肉を亀頭が掘り進めていくようで、それだけ陰茎のかたちに膣が密着している。

 やがて、亀頭が最奥に到達する。それまでにない抵抗感があり、しかしレ級の中に入りきっていない竿がまだ残っている。

「――オ、ア。ヘヒッ」

 レ級の顔を見やれば、なにかを期待するような笑み。

 提督はおもむろに腰を回して膣をこねくり回し、亀頭で奥を撫でる。

「ハ、ヘ。ウア――」

 それから腰を僅かに引いて、レ級の骨盤をつかんで無遠慮に腰を打ち付ける。

「――アヒイイイ!」

 嬌声と言うにはあまりに獣じみた叫び声を上げ、レ級は全身を震わせた。

 提督は己の恥骨を無毛の丘にこすりつけるようにして、前後でなく上下に動かす。特に陰核をすりつぶすように意識すれば、レ級は無意識に暴れようとする体をベッドフレームに指を食い込ませるほど握り込むことで押さえつけ、快楽におぼれる。

「ア! ア! ンギ、アアアア!」

 白濁液がレ級の股間からこぼれ続ける。伴い、提督の腰の動きはさらになめらかに激しくなる。当然レ級の享受する快楽は増していく。

「イイイ! アガ、ア! ア! オアッ、カハ」

 どこから絞り出しているのか、絶叫と同時に唾液も口からあふれ出る。口回りを唾液で汚すのも気にしない。

 提督はさらに腕に力を込め、骨盤を己の股間に押しつける。

「……! ……!」

 レ級はもはや声を出すこともなく、全身をこわばらせ、歯を食いしばる。口の端からあふれるのは唾液だろう。鼻から出ているのは、口から逆流した唾液か、それともただの鼻水なのか。

 快楽に打ち震えるレ級を構うことなく、充分潤滑な膣をえぐるように、腰を前後に振る。

 レ級の膣は愛液を垂れ流し続け、すでに両者の股間回りと太腿の辺りを濡らしており、腰を引けば幾筋もの銀糸がかかり、腰を打てば泡立って濁る。

「アッ! ギイッ! アア!」

 陰茎が膣の奥に突き立てられる度にレ級は体を震わせる。

 何度も何度も大きく音を立てながら膣をえぐると、レ級は全身のこわばりをなくし、脱力した。ただ膣だけが、断続的に強く収縮し、陰茎を圧迫する。

 提督はぐったりしているレ級に片方の腕を首筋に回して、もう片方の腕に頭を乗せて胸元に抱え込むように覆い被さる。

 レ級は息を荒くしているものの、全身が温まったわけではなく、やはり冷たいままだ。しかしそれが、体温の上がっている提督には心地よく感ぜられた。

 レ級を押さえ込むようなかたちで提督は腰を振る。それまでの激しさはないが、膣の奥を小刻みに叩きながらこすっていく。

 腰をぶつける音はないが、かわりに大量の粘液がぐちゅぐちゅ淫靡に響く。

 提督がそろそろ限界を感じて少しペースを上げると、レ級は体温を求めるように腕を背中に回し、脚を腰に絡めた。

 まるで甘えるかのような仕草に、提督はさらに射精感を高める。

「ハアー……アー……ハヒ、ヒ、ヒイイー」

 提督の下で、だんだんペースの上がっていく抽送に合わせるようにレ級が感度を高めていく。

「アハッ……!」

 レ級の最奥で、提督が白濁を果てる。

提督は何度も脈打ち、レ級に注ぎ込む。

「フヒイー……フヒイー……」

 果ててなお陰茎を引き抜かずに上半身だけを起こすと、レ級はどろどろになった顔をとろけさせていた。

 窮屈に体をかがめてレ級の顔をなめ、唇を何度かついばみ、まだ名残惜しそうに提督を抱きしめようとしているレ級の意を汲んで姿勢を戻した。レ級の腕はまた提督の背中に回され、提督は陰茎での責めたてを再開した。

「ヘ、フ、ハフ、ハ――」

 激しさはない。だが、奥をつく度にレ級は断続して肺から空気の漏れるように声にならない声であえぐ。

 膨らんだ亀頭が精液をかき出し、股間をさらにどろどろにしていく。

 亀頭が膣をかき分けこする度、レ級は絶頂に導かれる。提督が次の精を吐き出すまでに、レ級は数え切れないほど、全身を震わせた。

 

 提督は仰向けになっているレ級の右足を抱えて腹を撫で、左脚を腿に挟み陰茎を挿入している。左腕を枕にして、向こう側から胸を揉み、深い口づけを交わす。

 レ級は骨抜きになっているのか、なされるがままだ。時折体が跳ねる以外に、動く気配がない。

 提督の腰の動きは緩慢だが、レ級の膣が精液を搾り取ろうと不規則に動き、射精に充分な刺激が陰茎に与えられる。

 レ級の膣は、まるでレ級の意志から外れ自ら活動しているかのようでもある。

「……!」

 何度目かの射精。もはや陰茎が脈動するだけで、精液は微量すら出ていない。

 提督はレ級から口を離し、楽な姿勢を取る。

 すでに膨らみどころか張りすらなくなった陰茎は、膣の収縮に逆らえずに吐き出された。同時に、これまで注ぎ続けた白色液と多量に分泌された愛液とが混じり合い、あふれ、こぼれていく。

「……もう、出ないぞ、これ以上は」

 心なしげっそりした様子の提督が、都合レ級の耳元にささやく。

「ハヘ……俺様も、もう、ムリ……」

 喋ることすらおっくうだと言わんばかりである。

 レ級の意識は、すでに朦朧としている。提督はレ級を抱きすくめ、心地よい冷たさを感じながら倦怠感とまどろみに身をゆだねた。




艦娘じゃねーじゃん、とは思うけどレ級は可愛いからね、仕方ないね。
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