ぐだ子の受難 作:謎のヒロインX
…………ルルハワの陽気にあてられて、気がつけば筆を執っていました。
特異点ルルハワでの七日間のループを体験した回数も10を超え、謎のフォーリナーを撃退しつつ、七日間で同人誌を作るという生活にもなれてきたころ、メイヴちゃんの写真集を上回る作品が出せず、作品作りに行き詰っていた。
「おんなじ内容でサバフェスに参加なんてBBちゃんの目が黒いうちは許しません!。先輩の必死になってる姿が愉しいんですから、そんなつまんないことしたら手が滑ってロビンさんをブタにしてしまうかもしれません」と元凶であるBBちゃんに釘を刺されているため、テキトーに仕上げてしまうこともままならない。怠慢で優秀なマネージャーをブタにするのはなんだか気が引ける。
サバフェス開催まで残り四日。進捗はほぼゼロに等しく、日に日にロビンの顔が胃痛に歪んでいく。状況を打開しようとジャンヌオルタが部屋にこもっているがあまり良い状況ではなさそうだ。
そんなわけでひとつ策を案じ、邪ンヌが缶詰している部屋を訪ねると彼女のイラついた声が聞こえてくる。
「……ここをこうして。くっ、これじゃありきたりな展開にしかならないじゃない!あぁ、もうっ!」
がりがりと頭を掻きむしりながらデスクに向かう姿は何とも痛ましい。
ベットには脱ぎ散らされた衣服が散乱し、床にはジャンクフードの包装紙やペットボトルが転がっている。集中して作業ができる環境とはお世辞にも言えないだろう。私が来たことに気が付いたのか、ペンを置き、ぐっと伸びをした。振り向いた彼女は、目の下に濃い隈を作っており、もともと青白い肌をさらに白くさせていた。いくらサーヴァントと言えども今にも倒れそうで心配になる。
「オルタ、大丈夫? ちょっと休憩したほうがいいんじゃない?」
「んー……さすがにちょっと疲れたわね。さっきから考えがまとまらないわ」
そう言い、肩を竦めるオルタ。机の上に置かれてノートには無数のメモ書きがされ、それが斜線で消されていた。かなりの間、葛藤していたのだろう。どうやら用意しておいたモノが役に立ちそうだ。
「ちょうどよかった。オルタ、ちょっとついてきて」
「ん?どこにつれいくわけ?」
オルタの手を引きスイートルームをあとにする。怪訝な表情をしながらも付き合ってくれるオルタと共に様々なサービスが受けられる施設が揃うフロアへ移動し、「リラクゼーションサロン」とプレートが掛けられた扉をノックする。
「すいません、予約していたカルデアのもので-す」
「……入れ」
「なんか聞き覚えがあるような、聞きたくないような声が……。まぁ、きっと考えすぎね。アイツがこんなところにいるわけないものね」
怪訝そうに首を傾げるオルタを他所に扉を開ける。ふわりとアロマが室内から香る。華美すぎずに綺麗に整えられた調度品からサービスの質に期待を高まらせられる。
「へぇ、ここ。こんな施設もあったのね。なかなかいいじゃない」
「ほぅ、突撃女が素直に褒めるとは。ルルハワに槍でも降らせるつもりか?」
「げ……なんであんたがいるのよ冷血メイド。フードコートはもう一つ下の階よ」
「メイドの仕事が掃除と給仕だけと思っているとは素人丸出しだな。メイドの本来の役割は主への奉仕だ」
「私がそんなこと知るわけないでしょ!!」
奥の部屋から現れたセイバーからライダー(メイド)へとクラスチェンジを果たしたアルトリア・ペンドラゴン[オルタ]を見るなり、隣にいたオルタが露骨に表情をゆがめた
出会って5秒で口喧嘩を始める二人のオルタを見て思わずにはいられない。
「二人って、仲いいよね」
「いいわけあるか!」「いいわけないだろう」
コンマ数秒で否定されてしまうが相性が悪いわけではないと思う。それは亜種特異点新宿での共闘が証明している。まぁ、セイバーオルタがジャンヌオルタを弄るのを愉しんでいる節はあるが。とはいえ、オルタを無下に扱うことはないだろう。多分。
「じゃ、ライダーよろしく」
「チップはたんまりもらっているからな。骨抜きになるまでその凝り固まったからだをほぐしてやろう」
「はぁっ?! ちょっと待ちなさい!いやよ、こんな奴にマッサージされるなんて!ていうか、こんな暴君にできるわけないじゃない!?」
「うーーん、こりゃ重症だなぁ……」
「なに、私に任せるがいい……おい、厨二病女」
「誰が厨二よ!かっこいいでしょ!!」
絶対に嫌!!と部屋を出ていこうとするジャンヌオルタを困ったように見つめているとセイバーが一歩前と出るなり、開口一番喧嘩腰で呼び止める。ハラハラと行方を見守っていると余裕がある表情をライダーが浮かべた。
「貴様がマスターの好意を無下にする輩とは思わなかったな。」
「ぐぬぬ……わぁったわよ! 受ければいいんでしょ!」
「ちょろい」と二人でうなづき合う。とはいえこれで言質は取ったので邪ンヌも断れないだろう。後はリフレッシュしてもらって、完成へ向けて突き進むだけだ。
「じゃ、ライダー。あとはよろしくー」
「あぁ。いくぞ、お客様。施術室はこちらだ」
「なんで偉そうなのよ」
憎まれ口を叩きながらも、ライダーの後をついていくオルタを微笑ましく見つめながら、私は部屋を後にした。
◆
一方で、施術室へと入って行ったジャンヌオルタこと邪ンヌは施術台であるベットに腰掛けつつ周囲を興味深そうに観察していた。 ルルハワに来て同人誌作りが習慣となってから身についてしまった一種の職業病である。
綺麗に整頓された薬瓶棚やシックな室内照明等々……色々と参考にするために見回していると奥の部屋で準備をしていたメイドオルタが戻ってきた。
「さて、始めるぞお客様」
「だぁから、なんでそんな偉そうなのよ。ていうかほんとにアンタがやるわけ?」
「言っただろう。メイドの本業は奉仕。マッサージくらいできて当然だ。 それにコレを見るがいい」
「はぁ、何やこれ。って、なんですって?!」
差し出されたタブレット端末を覗きこんだ邪ンヌが驚愕の声を上げた。ここ、ルルハワについての情報が載っているサイトにおいて、オルタが営むマッサージ店が堂々の
邪ンヌも観念したらしく、背中をライダーへと向けて体の力を抜く。ライダーも慣れたように手を伸ばし、肩へと触れる。触診によってからだの調子を診ていく。エーテルによって構成された身体とは言え、それは人間とほとんど変わりはない。
「思った通り石のように凝り固まっているな。どうせ体調なぞ気にかけずに机の前で無駄な時間を過ごしていたのだろう」
「うっさいわねぇ。ん、そこ気持ちいい……たっく、あんたに何がわかんのよ」
肩の凝りが解消されていく感覚に気持ち良さそうに声を漏らすも悪態を吐く口は閉じない。
「ふん。だから貴様は三流なのだ」
「あん?」
「一流は自分や仲間、そして作業環境に気を配れる。少しはルーラーを見習うがいい」
「ちょっと、白い方は関係ないでしょ。それよか、さっさと済ませなさいよ」
「いいだろう。そら、そこへうつ伏せになれお客様」
「……なんで偉そうなのよ」と不機嫌になりながらもおとなしく施術台へと寝る。大胆にさらされた背中をライダーは冷たい視線で見つめる。もとより面積の少ない水着を着ているせいか背中はほとんど裸と言っても差し支えなく、またベットと自身に挟まれ、潰された胸を見たせいかライダーが僅かに眉を顰める。チッと邪ンヌに気づかれないように舌打ちをすると棚から液体の入った瓶を取り出す。
中身を少量手のひらに垂らし、人肌になるまで温めててから背中へと塗り広げていく。
「ちょとぉ〜お気に入りなんだから汚さないでよぉ〜」
心地よいのか文句も間延びしている。まくらに顔を埋める彼女は安らいだ表情をしており、ライダーの挙動に警戒している様子はは微塵も感じない。
ビキニを止める紐は解かれる。塗布されたオイルは上半身についで太ももから足の先まで塗り広げられる。照明を受けテラテラと淫靡な輝きを放っていた。
オイルには血行を促進させる効能があるのか青白い肌に薄っすらと朱色が差し、ライダーの施術に気持ち良さげに声を漏らしている。うつらうつらと夢見心地の邪ンヌを見てニタリと笑みを浮かべる。
「……ふん、そろそろ頃合いか」
「ん〜〜、なんか言ったぁ〜〜?」
「なに、貴様は為されるがままにしていればいい。これ以上によくしてやる」
「あ…………ん…………」
首筋から肩、腕、脇腹へと揉みほぐしていく。無意識に漏れる吐息が次第に大きくなっていくことを当人は気がつかない。
そして、ライダーの手のひらが脇腹をなぞった瞬間、邪ンヌはピリピリと脳を焼く刺激に嬌声を上げていた。
「……んひゃぁ!」
「ほぅ、生娘みたいな声を上げるのだな突撃女」
ぬるぬると掌が脇腹を滑るたびに抑えきれない声が漏れてしまう。
「ん……、くぅ……んぅ、ちょ、待ちなさい!なんかこのオイル変よ!」
「ほぅ? 『肌に優しい、無添加、自然素材使用』のパラケルスス特性オイルだが?」
「余計に怪しいじゃない!! って、へ?」
何かと黒幕ポジションにいる錬金術士製のオイルに怪しさを募らせ、施術を中断させるため起き上がろとした時だった。起き上がろうと腕に力を込めるがかすかに動かすことしかできない。腕どころか身体の力が入らない自体に急激に焦りだす。
ライダーはベットの上でもがく邪ンヌを面白そうに見下ろしていた。
「ちょ、ちょっと!あんた、私に何使ったのよ!」
「コレにはな、サーヴァントの身体を弛緩させる効果がある。ついでに催淫効果もあるぞ」
「ちょっ!!?そんなもん使って何するつもりよ!」
「動けない子猫が鳴いても可愛らしいだけでしかないな。さて、仕掛けに気がついたところで第2ラウンドと行こう。脳まで凝り固まった身体をトロトロにしてやる脳筋女」
♦︎
仰向けに寝かせられ、胸を隠していた布が取り払われる。整った身体に大きくも張りのある胸を視線に晒されてカッと頬に熱を感じる。
「こんなはしたない身体をしながら聖女とは笑わせるな」
「はん、自分のが小さいからって僻んでじゃないわよ」
「……まだまだ余裕そうだな」
「…………っ、くぅぅ」
邪ンヌの頭上で小瓶を傾け、粘性の高い液体がゆっくりと溢れ、胸元へと落ちる。 鎖骨から胸、そして臍へとローションが流れていく感覚に敏感になった身体は反応してしまう。ライダーはお腹へと溜まったローションを塗り広げるようにお腹周りを撫で回す。
ライダーの手はそのまま上へと登っていき、胸の付け根へと到達する。周囲をなぞるような愛撫に軽微な快感を受け、知らないうちに邪ンヌは興奮を高まらせていく。
とろりと糸引く手を覆い被さるように胸をわし掴む。優しく揉みほぐすようにすれば手に余る乳肉が指の隙間から覗かせ、柔らかさを視覚的に訴えてくる。
声を抑えるために口をきつく結んだ邪ンヌをライダーは愉快そうに見下ろした。
「…………ん、くぅ」
「ほう、そそる顔をするようになったじゃないか。
これはマッサージですので、気持ちよくなってお声をお出しになられてもけっこうだお客様」
「だ、れが声なんて、出すもんですか、」
ライダーは楽しめそうだと愉悦に表情を歪める。
敏感な部分には触れない
まだイカせる段階ではないというように性感帯へと触れない愛撫は続く。たゆんたゆんと胸を揺らしては、ローションを追加し左右の胸同士でこすり合せるように塗り広げていく。ぬるぬるとした感触を両方の味わうことになり、邪ンヌはキュッと眉根を寄せて抑えきれない声を漏らす。
硬く閉じられた瞼とキュッと強く結ばれた唇は邪ンヌがかなり限界に近いことを物語っている。 先程から、声が抑えきれおらず、甘い息が聴こえてくる。
「頃合いだな」
一人呟いたライダーは、狙いを赤く色づいた尖りへと定める。右側の乳首の上で先程の小瓶が傾けられる。 とろりとした液体は的確に右乳首を捉え、ひんやりとした液体が敏感な乳首へとまとわりつき、邪ンヌは驚きのあまりに瞳を大きく見開いた。
「ひゃぁぁっ!!」
「可愛い声を上げたな。そら、こちらにもくれてやろう」
「くんんぅぅぅぅ」
左側にも同様にローションが垂らされ、冷たい感触が邪ンヌを責める。そしてキュッと両方の突起が強くつままれた。
口の端から涎を垂らしながらも堪えるが、今までを上回る強烈な刺激に声を上げた。
「そこだ!」
「ーーーーーひゃぁっっっっ!!??」
焦らされると思っていただけに不意打ちの強烈な一撃を喰らい、嬌声と共に身体を大きく跳ねさせた。
ツンと尖った乳首を
「軽く達したか。堪え性のないやつめ」
「はぁぁぁぁ……んくぅっ!やめっ……あぁっ!」
一度達してしまった身体は我慢が効かず、声が抑えられない。
さらにローションが追加され、二つの山を下から持ち上げるようになぞりあげる。 手のひらが肌を撫で、指が敏感な突起を弾くたびに甘い声がライダーの耳朶を打つ。
邪ンヌは青白い肌を朱色に染め、熱い息を漏らしもどかしげに腰を揺らす。
「さて、こちらも出来上がっているか」
ライダーの指が下の布へと向かう。左右で結ばれた紐が解かれ、あっけなく取り払われる。そして、割れ目へライダーの指が這わされ、ぬちょりとした感触を伝えてくる。
「たっぷりと濡れているではないか淫乱女」
「っっ! あんたが使ったローションに、決まってるでしょ!」
「ほう? ならばこの突起はなんだ」
「そ、そこはダメっ! んーーーーーーっ!!」
割れ目から溢れる蜜をすくうと控えめに主張する淫芽へ塗りつける。くにくにと敏感なそこを虐められ、とろりと蜜を垂らしてしまう。
「ふぁ……んはぁ! やめっ、そこ、わ!」
「感じていると認めればやめてやってもいいが?」
「だ、れが、認める、ものですか。っ……くぅ」
「頑固な奴め。下の口はこんなに素直になっているのにな」
邪ンヌの足を大きく開かせると閉じられないように間に体を入れる。 淫芽と割れ目をなぞるようにしていた指は遂に中へと差し込まれ、邪ンヌは異物感に苦悶の声とともに中を責められる感覚に甘い声を漏らす。
「……くぅぅ、やめ、なさい」
「ほら、ここはどうだ?」
「ん、はぁっ……だめっ、」
入り口のごく浅い部分を重点的に責められ、敏感な胸への愛撫を加えられ、着実に絶頂へと追い詰められていく。ライダーは覆い被さるように、体を密着させる。滑らかな素材の服とオイルまみれの胸が擦りつけられる。むにゅりと二人のオルタの胸同士が潰れ合う。
「どうした?腰が揺れているぞ。それに自分で胸を擦りつけて」
「ふぁ、や、んやぁ……」
余裕がなくなってきた邪ンヌを面白そうに眺めると体を離す。そして、痛々しそうに充血した乳首を口に含んだ。ちゅうときつく吸われ、もう片方を強く抓られ、しなやかな指が蜜壺の中へと深く挿入される。
敏感な3点への強烈な刺激は容易く邪ンヌの我慢を決壊させた。
「ひゃ、ひああああああーーーーー!」
チカチカと視界に白い光が舞い、腰が跳ねる。胸を突き上げるように反らし絶頂を極めた邪ンヌはピクピクと体を痙攣させ、淫部からはドロリと蜜が零れだす。しかし、ライダーは一度達しただけでは許してはくれない。
敏感な突起に歯が立てられ、痛いほどに抓られる。指を締め付けるナカを深くえぐられる。
達したばかりで敏感な体は簡単に絶頂へと上り詰めてしまう。
邪ンヌが悲鳴とも言える嬌声を上げて達したのを見て満足げな表情を見せたライダーはようやく指を離した。
「スペシャルマッサージの感想を聞かせてもらおうか」
「こんなマッサージ、あってたまるもん、ですか」
はぁはぁと吐く息は熱く、宙へ向けられた視線は焦点が合っていない。息も絶え絶えになりながらも強気な態度を崩さない邪ンヌに、ライダーはどこか楽しそうな表情を浮かべた。
邪ンヌをごろりとうつ伏せへと寝かせる。胸がシーツに擦れただけでいじめ抜かれた乳首から悩ましげな快感が走ってしまう。
腰からお尻のつるりとした曲線へとオイルを垂らされ、怪訝な表情を浮かべた。
「ま、まだ何かするつもり……?」
「プライドの高い輩を屈服させるには昔から決まっている」
「まっ…………!? ちょっ、そっちはやめて!?」
ライダーの魔の手から逃れようと身体に喝を入れるが薬が効いているのか、少し揺らせるだけでほとんど動かせない。むしろ、お尻を振り誘っているように見えるためライダーはサディスティックな笑みを深める。
「誘っているのか、淫乱女」
「だれがそんなこと!!ひゃっ?!」
尻肉を鷲掴みにされ、可愛いらしい叫びを聞かせてしまう。きゅうきゅうと収縮を繰り返す窄まりにオイルがまぶされた指があてがわれる。少しでも抵抗しようと腰を揺らすが目の前で振られる尻はむしろ誘惑の踊りを踊っているようでライダーの目を楽しませる。
「いくぞ。覚悟を決めろ」
「いや、いや!?いやーーーっ!」
躊躇なく指が後ろの穴へと突き入れられる。前へと入れられたときを上回る異物感に邪ンヌは下唇を噛んで耐える。ゆっくりと指が抜き差しされ、お尻のナカをほぐされてる感覚に次第に酔わされていく。
「ふわっ……ふやっ、や、やめっ……」
「よくなってきたぞジャンヌオルタ」
邪ンヌの抵抗力が落ちてきたのか指を締め付ける力が弱くなる。一度指を引き抜くと、二本へと増やし再び腸内へとつき入れる。ギュウギュウと指を締め付け、体の中に入る異物に否応なしに感じてしまう。
「さすがにキツい、か」
「はぁ、はぁ!だめ、ぬい、てっ」
「くくっ、ようやく素直になってきたな。どうだ、尻の穴を掘られて感じる気分は?」
「ふーーっ!ふーーっ!ふーーっ!」
「憎まれ口を叩く余裕もないか。仕方あるまい」
二本の指を奥まで差し込まれてはゆっくりと引き抜かれる。邪ンヌはシーツを噛んで声を堪える。
そしてオイルと体液でどろどろになった指を引き抜くと、ライダーはスカートのポケットを探る。 取り出されたのは、布が巻かれた細長い棒だ。それを邪ンヌの目の前にこれ見よがしにちらつかせる。
「さて、これが何かわかるか?」
「…………棒?」
「窓のサッシなど狭い場所のホコリ取りに役立つ、お掃除棒だ!」
「っ……!」
キリリとした表情で棒の役割を説明するメイドに対し、その意図を察したのだろう、シーツを咥えた邪ンヌに焦りの表情が浮かぶ。それを知ってか、見せつけるようにライダーは小瓶にお掃除棒を入れ、たっぷりとオイルを塗す。となれば、あとは
後孔へとあてがわれ、ほぐされたそこに挿入される。 棒に巻かれた布が腸内を擦り、邪ンヌに快楽を促す。指より細く、長いために先程は届かなかったへと届く。ズンとお腹に重く響く鈍痛にシーツを離し、悲鳴が上がる。そして、一度上げてしまえば声を抑えることはできない。 腸内を擦られる感覚に我慢など無意味でライダーの思わく通りにはしたなく鳴いてしまう。
「ぐう、はうっ、はぁっ、やぁっ……!いやっぁーーーーーー!!」
お尻を責める棒に加え、左手がタラタラと蜜を零す割れ目を責める。二つの穴に深く挿入され、同時に責められ、媚薬で敏感になった邪ンヌが耐えられるわけがなく呆気なく果てる。
下の口からはだらしなく蜜が零れ、棒を咥えこんだお尻はピクピクと痙攣を繰り返す。深く突き入れられていたお掃除棒を勢いよく引き抜かれ、軽く達した邪ンヌはベッドへと沈みこんだ
「ん〜〜〜〜〜〜っ!んはぁ、はぁ……はぁ……」
「にゃんにゃんと良い声で啼いたではないか淫乱め」
「この……やろ、う」
カラダこそ許したものの負けてたまるかとライダーを睨みつける。その視線の先でライダーの水着を脱ぎ捨て、ぴったりと体を密着させる。 逃げようにも逃げられない邪ンヌはライダーから伝わるひんやりとした熱にドギマギしながらも、ひしひしと嫌な予感を感じていた。
「さて、最後にとびきりの快楽をくれてやる」
「ま、ちなさ、いよ。だれ、も頼んで、ない」
「遠慮するな」と邪ンヌの足を持ち上げ、股の間へと体を滑り込ませる。蜜引くアソコ同士がキスするようにぴったりとくっつき、くちゅりと淫らな水音が立てる。
グッと押し付けるように腰を揺らせば、お互いの秘部同士が擦り合わされ敏感な肉豆が刺激される。ぐちゃぐちゃと水音に混ざり、二人の喘ぐ声が響く。
「あ、あ、あっ」
「ふ、んっ。腰が揺れているな淫乱女」
「ふ、ざけん、はぁーーー!」
擦り合わせるテンポを上げ、喘ぐ声も余裕がなくなる。
そして二人の淫らな演奏も終演を迎える。
「イクときはイクと言えオルタ!
「ん!んやっ!やだ、いやぁ……だめっ、イク!イクーーーーーッ!」
「んーーーーーー!」
感極まった声が室内に木霊する。ぴしゃりと愛液が吹き出しお互いの秘部を穢しあう。ベッドに下半身を絡ませて倒れ込んだ二人のオルタの姿がある。
疲労困憊で大きく呼吸を繰り返すたびに胸が揺れる。一方で余裕があるライダーは絶頂から復帰すると回復しきれていない邪ンヌをよそに秘部を擦り付け始める。
「ん、いやぁ……いい加減に、はぁっ……!」
「まだ続けるぞ。時間はたっぷりとあるからな」
「もう……いやぁ……」
それからしばらくリラクゼーションルームからは二人の艶やかな声が響いた。
◆
サバフェス当日。
なんとか間に合わせた邪ンヌはぐったりとした様子でブースに突っ伏していた。
「こ、今回のループはやけに疲れた気がするわ」
「そう?マッサージ受けてから邪ンヌ、すごく頑張ってたけど」
「あれは…………あんな目にあったんだから、意地でも完成させなきゃ納得いかなかったのよ」
「…………?」
事情を知らないマスターがこてんと首を傾げていると、同人誌を買い求める客が訪れる。
「おっす、オイラ黒ひげ!さて、お宝をもらいにーーー」
「はい本。はいお金。はいおつり」
「拙者の扱いひどくない!?」
「毎回、パターンが同じなのよ」
「毎回……?まぁ、本が買えればいいって事よ。それでは拝見!」
黒ひげが買ったばかりの同人誌をパラパラとめくっては、コマ一つ一つを追うように丁寧に読み込んでいく。時折、ほうと感嘆の声をもらす。ニマニマと、ときには真剣に、批評家としての姿がそこにはあった。
しかし、何度も経験しているとは言え自分で描いた作品を誰かに読まれるというのは慣れない。オルタも同じことを思っているのか、刀の柄を掴む右手を理性の左手が必死に抑えている。
黒ひげが読み終わるが先か、黒ひげの首が飛ぶが先かハラハラと見守っているとどうやら黒ひげは首を飛ばす前に読み終えれたようだ。
「百合はよいですぞ!!特にクールな美少女とドSなメイドと一見、噛み合わなさそうな二人がマッサージを通して距離を縮めていくこの感じ!それにマッサージの豆知識もついてるとは良心的ですなぁ」
「気に入ってもらえてよかったね
「…………そ、そうね」
バツが悪そうに邪ンヌが視線を逸らす。王道バトルモノや青春、コメディとやってきたが百合系の作品は作るのが初めてで少々不安だったが、満足してもらえたようで安心した。
パラパラと読み直していた黒ひげが怪訝そうに首を傾げた。
「……ところでこの二人、誰かに似ていない?」
「
「く、くろひー!!!?」
邪ンヌが総受けってハッキリわかんだね。
また気が向いたら、書くかもしれません。気長に待ってていただけると幸いです。