この二人にはそんな関係が似合うと思う
今宵の月は満月である。
その輝きは寝静まった街を静かにやさしく照らすほどであった。
何時もは賑やかで遅くまで灯りが点っている八神家も、この日はその灯りが無く月の輝きに照らされていた。
しかし灯りが無いからと寝静まっている訳では無く、この家の家長である八神はやての部屋、正確にはその部屋のベットの上に二つの動く影があった。
動く影は何も身にまとっていず、互いに生まれたままの姿であった。
そしてお互いを求め合うかのように絡み合っている。
「ん…ピチャ、ヴィヴィオどうや?」
「ハァハァ、キ、キスだけなのに、何だか頭がふわふわしちゃいます…ジュル」
唇を離し、唾液の橋を作ってはまたどちらからともなくにキスを求め唇と舌を絡めあう。
唾液を交換しあう水の音により興奮しはやてはヴィヴィオの舌をひと舐めし、顎をのど元を舐めながらヴィヴィオの豊満に実った二つの果実の間までたどり着く。
「ヴィヴィオのおっぱいもすっかり大きくなった物や」
14歳になったヴィヴィオの体は小さい頃に使っていた大人モードと大差無いほどに手足を伸ばし、胸も大きく膨らんでいた。
その成長を確かめるように、谷間に顔を押し付け、両方の果実を揉みしだきながら己の顔に押し付ける。
「は、はやてさんが揉んで育ててくれたおかげですよ…アン」
「ホンマ、羨ましいわ~ 私のより大きくなってるやん」
「んぁ…行き成りは…アン///」
お山のてっぺんでピンと自己主張する二つのピンクの突起物の片割れをベロで片割れを指で弄ばれ、思わず相手を滾らせる様な声を上げてしまう。
それに答えるかのようにジュルルルルと更にいやらしい音を立て追加の攻めを加えた。
「そんないやらしい音、立てて吸わないでください!んんんん~///はぁぁ」
その懇願を待ってましたと言わんばかりに吸い付きは止まり、次の瞬間やさしく噛まれる感触と指で強く摘まれる感触の両方が同時に押し寄せた。
「~~~~~!!」
快楽の波を耐えたヴィヴィオに追い討ちでそのまま弾く衝撃が走る。
「んんんうううううううううう///」
そのまま声にならない声をあげ、絶頂を迎えるヴィヴィオに更なる追い討ちをかけるように、はやての舌がいやらしくヴィヴィオの体を撫で回しながらある場所を目指し下がっていく。
谷間、お腹にへその更に下にあるヴィヴィオの秘部であるその蜜壷にたどり着いた舌がそのまま攻め立てる事を期待していたヴィヴィオを裏切るかのように、クリトリスぎりぎりの部分をペロリと一回舐め離れていった。
(ハァハァハァ?)
離れていった事に疑問を持った瞬間に自らの蜜でテカテカに濡れてしまった蜜壷は、その入り口を広げられ中から蜜がこぼれシーツを汚していった。
開かれ普段空気に触れない部分がヒヤァッと冷える感触と、自分の奥まではやてに見られてしまっている事による恥ずかしさで顔に熱が集まる感覚の二つが押し寄せた。
しかし今度は冷える感触から生暖かい息が当たっていた。
それははやてがより近くまで顔を近づけている証拠であった。
「そんなに近くで見られると恥ずかしいですよぉ」
「恥ずかしがる事ない、ヴィヴィオのここピンク色でヒクヒクしてて綺麗や」
「そんなこと言わないでください~」
抗議しながらはやての頭を必死に引き剥がそうとするが、つい先ほど絶頂を迎えた体にはそれを実現するだけの力が残っては居なかった。
抵抗空しく視姦を終えた顔は開いている蜜壷に近づき、先ほどと同じようにその舌で攻め立てた。
最初はやさしくその花びら一枚一枚を丁寧に舐め回して行く。
「ピチャピチャ、ペチャ……ちゅぷ…じゅぷ…ん」
「ひゃ!…ん、あああああ!私のいやらしいところ、はやて…さ、んにぬちょぬちょ舐められるの気持ちいい…」
今舐められる部分は言わば前座部分、それなのにこんなに気持ちいいなら、メインである部分を攻められたらどれほどに気持ちいいのだろうと期待と恐ろしさでたまらなくなったヴィヴィオは、無意識に両手で先ほどのはやてがしてくれていたように自らの蜜壷を開いていた。
「ズゾ…ヌヂュ、ヌヂュヌヂュ…自分から開くなんて随分誘ってくれるやないか」
「そういうはやてさんこそ両手が開いた瞬間に自分の弄りに行ったじゃないですか」
はやては両手が自由になったのとほぼ同時に、その片方の手で自らの蜜壷を弄りまわしていた。
「それは愛しのヴィヴィオのHな声を聞いたら興奮しない訳無いやろ」
「愛しいってあああああああああああ♥」
一瞬の隙をつかれ本番が始まり、その舌がヴィヴィオの中に入れられた。
「うぅあああああああああああぁぁ?それ凄い!凄い気持ちいですぅ? もっと激しく舐め回して!…吸い付いてくださいぃぃぃぃ?」
「ズジョ、ヌチョヌチョ…ビヂャ…ジュルジュルジュジュルジュルジュル」
「いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい///」
ヴィヴィオがよだれを垂らしながら黄色い悲鳴を上げるのを聞いて、自分の中をえぐっている指もより力強く自らの弱点をこすりあげて行く。
「グチュグチュグチュグチュグチュグチュ」
「はやてさんのオナニーも♥あぁぁ!…よ、より激しくいやらしい音を立ててますよ!んん駄目、駄目ですもうイッちゃいます!」
『ヴィヴィオのイき声!きかせてぇ』
「ああああああああああああああああああああああああああああ~♥」
はやてからの念話に答えるよう、ヴィヴィオは盛大に潮を吹きながら二度目の絶頂を迎えた。
その潮を顔面にそのまま浴びたはやても、それがスイッチとなったかのように釣らるように自らの指でイってしまう。
ハァハァハァとどちらか、あるいは両者が発している荒い吐息のみが音として存在していた。
そしてまたどちらからともなく唇を求め合い、激しいキスを始めた。
「ハァハァハァハァ…ピチャピチァピチャ………」
「ピチャピチャ…ペチャ…ん、ジュルルルルルル」
片方が舌を絡めたキスを求めれば、今度はもう片方が相手の唾液を啜る。
そんな行為がしばらく続いた後、互いに膝立ちになりより体を絡めあい、相手の下半部をまさぐり始める。
はやてはヴィヴィオの大きいが引き締まっていて弾力のあるお尻を揉みしだき。
ヴィヴィオははやての太もも部分を撫で回す。
そして十分に堪能し終えると、どちらの手もヌルヌルの蜜壷へと伸ばされた。
『クチュクチュクチュクチュ……♥もっとグチャグチャにしてくださいぃ…んん~~』
『ヴィヴィオも激しく♥…ズチュズチュズチュ……あぁ!そこ気持ちいい所やから強くぅ!』
『はやてさんのが私の指に強く絡み付いて♥まるで指が食べられちゃってるみたい♥』
上と下の口から二人の混ざり合った体液がこぼれ落ち、シーツにどんどん黒い染みが出来て行く。
しかしそんな事などお構いなしに二人は更に激しくすすり、かき回す。
『あかんヴィヴィオ♥…もう我慢できへん!イクイクイクイク~♥』
『私も♥大きいのが来ちゃいます!…あぁぁ駄目です出ちゃいますぅ♥』
プシャァと盛大に潮を噴出しながらほぼ同時に絶頂を迎えた二人は、そのまま糸が切れたように互いが濡らしたシーツへと沈み落ちた。
「ハァハァ…あかん、燃え尽きたー…」
「気持ちよすぎてしばらく立てないかも…」
「私もや、久しぶりに燃えたわー」
月明かりに照らされた二つの女体は力無くベットに横たわったまま互いの顔を眺めあう。
そのまましばらく眺めあった後はやてが手招きし、ヴィヴィオはそれに従いはやての元に這いそして抱きついた。
それは先ほどのような相手を気持ちよくする行為では無く、相手の存在を確かめる為の行為であった。
はやてはヴィヴィオに抱きつかれその体温に安心を得て、ヴィヴィオははやての抱きしめに母性を感じる。
「シーツ…冷たいですね」
「せやなー、ヴィヴィオが盛大にお漏らしするから」
「なっ!はやてさんだって出してたじゃないですか!」
「ハハ、朝起きたら洗濯やな」
「あーごまかした」
堪忍なとカラカラ笑いながらより強くヴィヴィオを抱きしめた。
「…はやてさん、何で何時もは逃げる癖に急に抱いてくれたんですか?」
「ん~今日は満月やからかな、そう言うヴィヴィオは何で私何かに抱かれたん?」
「それは、満月だからです」
「そっか」
「そうです」
今晩の出来事は満月のせいだと二人で笑いあい、そして今度はお互いの存在を確かめるようにキスをした。
―――
――
―
はやての腕の中に居る聖王はイき疲れたのか、今は静かに寝息を立てている。
(あーあ、やってもうたなー)
ヴィヴィオが以前から自分に対して特別な感情を持っていることは知っていた。
もちろんそれが本気の恋愛感情という事もはやては十分に理解していた。
しかしはやてはその気持ちに答える事ができなかった。
その恋愛感情は誰もが通る、はしかのような年上への憧れで無くてはならないと思うからだ。
(恋は盲目っちゅーけど、まさか自分がそうなるとわ)
ヴィヴィオにはもっと別に相応しい相手が身近に居る。
そう自分よりもあの覇王様のほうが相応しいと考えていた。
(それもこれも全部、満月のせいや!)
そう一線を引いて誤魔化していたが、今晩はそれを抑える事ができなかった。
簡単な話だ、はやてもヴィヴィオに恋をしていたのだ。
そして満月がその気持ちを隠すことを許さず、欲情したはやてはヴィヴィオを抱いてしまった。
(もし私が答えてしまったら…)
このままこの子を一人占めする考えも浮かんだが、その選択は選ばなかった。
仮に今ヴィヴィオの気持ちに答えたとしてもそれはただ流されてしまっただけで、いずれ相手を傷つけてしまうかもしれない。
だからこの気持ちは満月のいたずらとして自分の胸に戻そうと決めた。
(だけど、これぐらいはええよな…)
寝息を立てている唇に自らの気持ちを込め、一つキスを落とす。
「…なぁヴィヴィオ、月が綺麗ですね」
心地よさそうに眠ているので答えが返ってこないと分かっているのに、その言葉を発したとたんにはやての顔は茹でダコのように赤く染まっていく。
(あーもー寝よ寝よ、起きたら私の気持ちは元通りや)
ヴィヴィオが寝苦しくないように抱きしめなおし、はやては目を閉じる。
「おやすみ、ヴィヴィオ」
疲れが一気に押し寄せたのか、そのままはやてはまどろみに沈んでいった。
今宵の月は満月である。
その光に二人の女性が美しく照らされる。
その二人は生まれたままの姿でお互いを抱きしめて、眠りについている。
その美しい姿を目撃していたのは夜空で輝く満月だけであった。