※この作品はR-18です。

月虹の元で生くる者達   作:名も無き呟き

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遅れてすみません。
ちょっと個人的に忙しかった。

あ、今回エロなんで苦手な人はリターン。


輝夜···現実と夢想の廻間

露になった胸元に、彼の手が触れた。

 

少しの躊躇と戸惑い。

 

それを示すように、彼の手は微かに震えていた。

 

「さっきまでの意気込みはどうしたのよ···。焦らされても···困るだけなんだけど···」

 

「···いや、本当に大丈夫かなって思っただけ。壊しても···構わない?」

 

「···どっちの意味でも、"壊される"のは困るけど、まあ、さっきも言った通り好きにして。」

 

「了解」

 

止まっていた手が再び動き出す。円を描くように、優しく、ゆっくりと。

序の口とはいえども、擽ったいような、焦れったいような、ぞくぞくする感覚が身体を襲う。自分の口からは、色香を含んだ、艶めかしい嬌声が零れた。

 

幽かな喘ぎ。

 

私に蕩けそうな程の快楽を与えてくる彼の愛撫。

 

全身を巡る血が、煮え滾るように熱かった。

 

そして、身体の内部では何かが昂り、早く解放して欲しいといわんばかりに、更なる快楽を求め始めていた。

その事に驚きつつも、全身で、一片たりとも無駄にしないように、受け入れた。

 

直後、高ぶっていた何かは破裂し、巨大な津波となって、全身を駆け抜けた。

 

荒い息を吐きながら、潤んだ瞳で、彼を見つめる。

 

「···その顔反則。俺以外にやったら殺しちゃうぞ。」

 

からかう様に笑みを浮かべていたが、その蒼い瞳には、果てしない情熱と欲望を浮かべていた。

 

興奮した息遣いとともに私の下肢を押し広げる。

 

「痛かったら、爪、立てていいから。」

 

彼の言葉を理解する前に、お腹の辺りに灼熱と激痛を感じた。何かが、私を内側から広げていた。

 

堪らず呻きながら、痛いだろうなと思いつつも、思いっきり爪を立ててしまった。今までとは打って変わって、激痛しか訴えてこない行為が、酷く辛いものに感じた。

 

苦痛に歪んだ私の顔を見た彼は、謝罪の言葉を口にした。

 

「ごめん···。痛いのはわかってる。でも、俺も限界が近いんだ。」

 

確かに、初めの頃に比べて、彼の息遣いは荒くなっていた。それが何を意味するのか、全くわからないが、多分、彼も快楽を求めているということだろう。

 

「···動くよ?」

 

「あっ···うん···。神威も···私で···気持ち良くなって···」

 

彼がゆっくりと腰を動かす。

 

殆どを痛みと認識したが、極僅かな快楽も感じた。

 

少しずつ、痛みが快楽へと変わっていく。

 

初めは辛かったものの、慣れてくれば、非常に心地の良いものだった。

 

恍惚感が心を満たす。

 

あの高ぶりが再びやってきて、さっきよりも強く私の意識を揺さぶった。

 

目の前が少しずつ暗くなる。完全に意識が飛ぶ前に、彼は私の耳元で囁いた。

 

「愛してるよ。」

 

笑ったのか、必死だったのか、分からないが、頷く事だけは、出来た。




ギリギリだー···

眠い···
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