内容はちょっとアレになってますけど。
かなり濃密な日を過ごした次の日、臨時収集として組織に呼び出されていた···
「おっ、藍華。3日ぶりだけど元気にしてたか?」
「まぁ、はい、元気にしてましたけど···」
早く来すぎてぼんやりと待っていると、私より年上の幹部が現れた。元気にしていたか?という問いに、はい、と答えると、そーかそーか、と言って私の頭をクシャクシャと撫でる。
「ちょ···雪村さん、髪の毛崩れちゃうんですけど···」
「良いじゃないか!俺にとってお前さんは実の娘同然だからな!ハッハッハッ!!」
「いえ···あの···」
百戦錬磨の古参、
「お前もますます美人になってなー。お父さん、嬉しい限りだ···!」
「あのですね···いつから貴方は私の父親になったんですか?」
こんな風に子供扱い+父親面をする。
まあ、悪い人では無い上に、幼い頃に呼んでくれと言われて面白半分で「パパ」とか「お父さん」とか呼んでいた名残があると思えば腹も立たない。
「何言ってるんだ!あの頃からずっと「お父さん、お父さん」って呼んでくれただろ?それを忘れたのか?」
「いや忘れてませんよ?けど、あれは本当に一時的なもので···」
「忘れてないんだったら今だって俺はお前のお父さんだァァァー!!!」
「······」
駄目だ。最早話が通じてない。
「ほーらほら。雪村サン、藍華を困らせない。3日ぶりネェ!元気にしてたァ?」
「···してました。進助姐さん。」
「やっだァ〜、"進助姐さん"なんて呼ばなくていいのよん?梨花ちゃんって呼んで♥」
「···それは、女装した時に使う偽名じゃ···」
「細かい事は気にしないの〜。それに女装じゃなくて男装をといただけ!アレがアタシの本当のす・が・た♥」
···とまあ、かなり強烈な個性を放つ人だが、悪い人では無い。それに、仕事している時は流石にこんな風じゃない。冷酷と沈黙の似合う、立派な殺し屋だ。
「···ところでェ、藍華は成長したわネ。」
「はい?」
唐突な進助姐さんの言葉に、かなり裏返った声で返事をした。
雪村さんと違い、独特な響きを持った言い方だったからだ。
困惑しながら進助姐さんの顔を見ていると、急に私の肩をガッと掴んだ。
「しっ、進助姐さん···?」
「···男の人の匂いがするわ。藍華、アンタ抱かれたでしょう?しかも、ここ2、3日の間···。···そうね、程度はかなり激しく。」
「なぁぁぁんだとぉぉぉぉ!?」
「···」
―なんとなく嫌な予感したんだよなぁ···独特な響きあった時から···。進助姐さん、そういう所鋭いんだよ···。
「···で?どうだったの!?凄かった?気持ちよかった?やばかった?ねえ、ねえ、ねえ!!!」
「···えー、あー、まあ、その···」
―どうやって言い逃れよっかな〜。こういう話だと進助姐さん、人一倍しつこくなるから···
「藍華!お前俺の知らない内に、俺の知らない奴と性行為なんかしてたのかぁぁ!?誰なんだ教えろぉぉぉぉ!!!お父さん、激おこプンプン丸だぞぉぉぉ!!!」
「···あ"ー···」
―こっちにも面倒な人居るの忘れてたー···。
その後、他の幹部が来て藍華から2人を引き離すまでこのやり取りは続きましたとさ。
来年もこの作品を宜しくお願いします!
それでは皆さん、良いお年を!
ॱ॰*❅HAPPY NEW YEAR❅*॰ॱ
っと、一応皆さんが疑問に思う所の補足をします。
①坂垣進助というのは板垣退助の所から板と退を弄って作りました。銀魂特有の一字違ったりする所を利用させていただきました。
②真田雪村というのも同様です。幕末じゃなくね?そう思った方々いるでしょうが、真田丸が終わった事が結構悲しいんです(要するに作者の個人的な事)
③何故姐さんと呼ぶのを躊躇う事がないのかと言うと、進助さんと呼ぶと本人が全く返事をしないという設定があるからです。
···まあ、好きに想像して頂いて結構ですし、その方が助かります。あくまで補足です。