どうにか3話更新だぜ。
新世界の神となる···!
↑デス〇ートパクってんじゃねぇ!!!
「···ちょっと待て。なんでお前がついてくる。」
「何がです?」
「いや、お前女だろうが。女のホストなんざおかしいだろ。」
「···頼んだのは万事屋の方々ですから。理由はそちらに聞いて下さいな、土方さん。」
私が知りたいくらいですよ。
そう呟く藍華。
すかさず総悟が尋ねた。
「···という訳で何でなんですかィ?旦那。」
「あ?あー···依頼人の奴の話だと、女同士なら気持ちが通じる部分とかあって売上が伸びるとかなんとか···」
銀時が語り出すと、すぐ側からひょこっと顔を出す店長らしき男。色白肌で、美少年の様な凛々しい顔立ちだ。
「その通り!そして其処の美しいお嬢さんがやってくれるんですね!」
そう言って藍華の両手を掴み、上下にぶんぶんと振った。藍華は困った様な半笑いを浮かべて、その手を離した。
「私の事アルカ?」
恐らく見てなかったであろう神楽が聞く。しかし、店長は穏やかに言葉を返す。
「ノンノン。でも、其方のお嬢さんはとってもキュートですよ。」
とニッコリ笑顔で言った店長に、神楽はやや不満そうにしたものの、渋々認めていた。
「···まあ、藍華だからいいアル···」
「···あはは···。」
新八も思わず苦笑い。
「···藍華ならわかりやすが、チャイナが美しいとか似合わないでさァ。凶暴って言葉の方がお似合いでさァ。」
「るっさいアル!サドには言われたくないアル!」
総悟の発言に神楽が噛み付く。
両者間にはバチバチと火花が飛び散っていた。
「まあまあ。二人共落ち着いて。」
見兼ねたのか新八が宥める。
収まる気配は無かったものの、店長が間に入って仲裁する。
「はいストップ。荒事厳禁・安全第一。お店のモットーですから。それに、ホストは可愛いより恰好いいを求める傾向が最近ありますから、十分ですよ!」
さあさあ
と更衣室に移動させられた一同。
其処にはスーツだけでなく、夜兎族の愛用するチャイナ服も存在していた。
「へぇ、チャイナ服もあるのね。」
「ええ!最近はチャイナ服がいいって言うお客様もいらっしゃいますから!枚数に限りはありますが、着たいなら是非是非。」
と、店長オススメ!と言わんばかりに進めるが一同は全員却下した。
「俺は普通のでいいな。」
「俺もだ。下手に危険を犯す必要も無いだろう。」
「俺もチャイナと同じは嫌でさァ。」
「···うーん。私もスーツかな。」
「私もアル。」
「そんなぁ···」
「···ってなんで僕だけ台詞ないんだよ!!!」
と、ガッカリする店長とツッコむ新八をスルーして着替えを完全に終えた一同。
「皆さん良くお似合いですよ!」
「へいへい。」
「柄じゃねぇな···」
「偶には良いですねィ。」
「スーツって···意外にキツイのね···」
「慣れないアル。」
「いやだから何で僕のセリフだけないんだよ!?」
一同様々な反応を示す中、店長がパンパンと手を叩く。
「じゃ、頼むよー。会計士だから。」
「「「「「「何ー!?」」」」」」
一同総ツッコミを食らった店長はスタタタタ、と走っていき、開店のベルが鳴った。
△▼△▼
「どうもGin☆でーす。」
「キャー、銀さん恰好いー!」
「···ん?なんかお前何処かで見た事ある様な···」
「うふふ♪何処でしょうねー」
とある席では銀髪侍がやや不思議な女性を相手にしていたり···
「···トッシーだ。宜しくな。」
「総でさァ。」
「あれ、貴方達真選組の誰かに似てる様な···」
「はっ、ははっ!他人の空似ですね!」
「···」
「···うーん、確かに誰かに似てると思うんだけど···」
「(土方さん、誤魔化すの下手すぎでさァ。)」
またとある席では真選組隊員の素性がバレそうになってたり···
「Sin!七番テーブルにウォッカ!」
「はっ、はいっ!」
「あと追加でジンも!」
「はいっ!!」
そしてテーブルの周りでは駄眼鏡が慌しく給仕していたりしていた。
続いて女性陣は···
「よろしくアル!」
「やだー、アルだって!可愛いー!」
「ね!ほらほら、間座って〜!」
「わかったアル!」
「「かわいいー!!」」
明らかにホステスらしき女性に可愛い可愛いと連呼されていたり···
「ご指名いただきありがとうございます。蓮です。」
「かっ、恰好いい···」
「いえ、大したことありませんよ。蝶のように美しく、華のように艶やかな貴女には敵いません。」
「···ゆっ、夢じゃないよね···?イケメンにそんなふうに褒められるなんて···」
「···夢?そんな事ありませんよ。だって、僕と貴女の手は···こんなにもしっかりと結ばれているじゃないですか。」
「キャアァァァ///」
女同士なのに完全に相手を堕としていたりした。
△▼△▼
「何か飲みます?」
「···えへへ、何でもいいの〜?」
「勿論ですよ。」
残りひとりの客は、藍華に完全に堕とされた客。腕なんぞ組み、藍華に甘えている。それに優しげな笑みで応える藍華。
「ならぁ、私、テキーラのタワーやって欲しいな♡」
その女性に頷くと、藍華は叫ぶ。
「テキーラのタワー入りましたー!」
「っ!?テキーラ!?」
「なん···だと?」
「しかもタワーですかィ···」
明らかにまずいという感じで顔を見合わせる男性陣。
「ヤバいアルカ?」
「かっ、神楽ちゃんは絶対飲んじゃダメなやつだよ。」
「···飲んでみたいアル···」
「絶対駄目!」
飲む飲まないで揉める神楽と新八。
そうこうしている内にタワーは出来上がり、藍華がグラスを取り女性客に渡し、自らも取った。
「お客様の美しさに、乾杯。」
「うふふふ♪」
グイッと一気に飲み干す二人。そして、二杯目三杯目と続いていく。
「···これ、俺らも飲まないといけないパターン?」
「···だろう。幾ら何でもあの量を二人で消費するのは無理がある。」
「あまり気は進みやせんが···仕方ないですねィ。」
男性陣も参加する。
喉を焦がすような強いアルコール。
「っっ!!」
「···これは、ちょっと拙いな···」
「···ですねィ。けど、飲むしかありゃあせん。藍華は、もう10杯に到達しそうでさァ。」
確かに、総悟が指さした先では藍華が談笑しながらテキーラを次々と飲み干していく。相手の女性も同じ···いや、それ以上のペースで飲み干す。
「なっ!?」
「···おいおい、なんだよあの化け物···」
「···わかりやせん。一つだけ言えるのは、あのままだと藍華が危ないってことでさァ。」
「背に腹は抱えられねぇってか。···しゃーねぇな··················っ!!」
グイッと銀時がグラスを飲み干す。土方、総悟も同じ様に飲み干し、段々とグラスが積み重なっていく。しかし、それにつれて三人の顔の赤さは増していく。
「···っ。お客様、まだお飲みになりますか?」
「···ううん、もういいな。最後の一杯、蓮君飲んで。」
「ありがとうございます。······。美味しかったですよ。」
「良かった。じゃあ、私帰るわ。お会計〜」
藍華は顔色が全く変わらず、涼やかに微笑んでいた。そして、見送りを済ませると―――
「やっ、ヤバい、世界が、廻って·········」
フラフラとソファに倒れ込む。顔色は打って変わって朱色に染まり、軽い寝息さえ立てていた―――
△▼△▼
「うっ、うぶっ······おええええええ···」
「っ···!汚ねぇな、万事屋ァ···」
「そういう、土方さんだって、顔真っ赤でさァ···」
男性陣三人も見事に泥酔し、今は二日酔いの前兆状態である。
「···飲み過ぎですよ、皆さん···」
「情けないアル。」
「···るせぇ。ほら、総悟、帰っぞ···屯所に···」
「···っ···。わかってやすよ、土方さん···」
「うぶっ、······テメェら、此奴どうすんだよ······」
帰ろうとする真選組二人に、銀時が藍華を指さして問う。
「···どうするも、何も···屯所にゃ置けねぇっつの···」
「···それに、俺らは家知りやせんよ···」
顔面真っ青で今にも吐きそうな二人は早口に答えた。
「···それに万事屋、テメェが預かりゃ良いだろ···」
「···連れてきたのは、旦那達ですからねィ···」
そしてふらふらと歩いていってしまった。
「うぶっ···仕方ねぇ、神楽、背負ってやれ。新八は俺背負え···」
「わかったアル!」
「いや何でだよ!?アンタ自分で歩けよ!?」
「目が回るンだよ。頼んだぞ、新八ィ···」
「あっ、コラ寝るな!?······結局背負うのか、はあ···」
二日酔いで苦しんだ話はまた後に。
余談ですが、ポーランド、アメリカ、アイルランドの順で世界3位の酒が決まってました。
テキーラは40度位。つかこれアニメ見た人ならわかる
パないねー、ゴクゴク···
↑未成年が酒飲むんじゃねぇ!!!