ルーミアと出会ってから三日。
俺は各地に散らばったレジスタンスを纏め上げ、帝国へのクーデターを起こす機会を今か今かと待ち……あぁ、うん、嘘だ。
朝っぱらから混乱していて申し訳無い。
だが俺自身、訳が解らないんだ。
あれから飯とトイレと睡眠以外はずっとルーミアを抱き続けていた。
今猿っつった奴、後で校舎裏な。
まぁ、それはいいとして、だ。
普通の男子高校生ならどんなに頑張っても一日に五回も発射すれば弾切れになるだろう。
だが俺の弾倉こと『玉袋』は何回発射しようとも、初撃の勢いを保ったままだ。
三日三晩ルーミアに注ぎ続けて確認したから間違い無い。
ん、ルーミア?
あぁ、今背面座位で腰振ってる。
ちなみに大人体型だ。
さっき気付いたんだが、ルーミアは体型で若干性格が変わる。
幼女体型の時は素直で甘えん坊、照れ屋でデレデレだ。
大人体型の時は思慮深く悪戯好き、意地っ張りでツンデレだ。
一粒で二度美味しいとはまさにこの事。
そして今、ツンデレ状態のルーミアは腰を振りながらも生意気に喋り続けていた。
「あんっ、もうっ、いつまで私を犯してるのよぉ、あぁん♪」
「何言ってんだ、自分で腰振ってる癖に」
「こ、これは、あっ、はぁん♪ こうでもしないと、ケイのおちんちんで、んぁっ、気持ち良くなれないから、ひゃぁう♪」
「言ったな? ならお望み通り激しくしてやるぜ!」
右手で腰の上を掴み上下に激しく振りたくり、左手はルーミアの可愛らしく勃起したクリトリスを摘む。
勿論、腰も激しく打ち付けてやるのを忘れない。
クリトリスを摘む度に愛液が迸り、床を汚していく。
「ひぎぃあぁっ♪ それっ、それダメぇっ、イクっ、イクイクイクぅぅぅっ♪」
「どうした、俺のじゃ気持ち良くなれないんだろ? もっと激しくしてやるからな」
「やぁぁっ、またイクっ、イクの止まらないよぉぉっ♪」
膣内を痙攣させながら舌を垂らして喘ぎまくるルーミア。
美しく整った顔は涙やよだれや精液でぬらぬらと淫靡に輝いている。
つるつるの割れ目からは愛液が絶え間無く溢れ出ており、いやらしいメスの匂いを小屋いっぱいに充満させていた。
駄目押しにクリトリスをギュッと摘み上げると、ルーミアは一際強く身体を跳ねさせた。
「んみゃぁぁっ、ごめ、ん、なぁぁっ♪ ごめんなさ、いひぃぃぃっ♪ ケイのおちんちんっ、きもちいいですぅ、んひぃぃぃっ♪」
堕ちた。
大人ルーミアはここからが楽しい。
腰を持ち上げてぐるんと体躯を回して対面座位へ移行する。
とろけ切った顔が俺を見上げる。
優しく唇を重ねながら、俺は囁いた。
「意地悪してごめんな、ルーミア」
「ううん、いいのぉ……わたしもナマイキいってごめんなさいぃ……あんっ♪」
「お詫びにたっぷり注ぎ込んでやる」
「ふぁぁっ♪ ダメぇ、想像しただけで、イっちゃうぅ……♪」
「愛してるよ、ルーミア」
「ひゃぁぁぁぅ♪ わ、わたしもぉ、わたしもケイすき、だいすきぃ♪」
最早初遭遇の時の威厳は欠片も無い。
ここに居るのはハートマークを乱舞させて腰を振る淫らなメスが一匹。
従順な今、ルーミアの心に俺という鎖を絡み付ける。
「ルーミア、お前は俺の何だ?」
「んぁぁっ、わたしはケイのお嫁さんですぅぅっ、あっ、あぁん、ひぁっ♪」
「それだけか?」
「あんっ、んぁっ、わたしはケイの、あぁん、ケイだけの、えっちな奴隷ですぅぅっ♪」
「他には?」
「ふゃぁぁっ、はぁん、わたしぃ、もうケイにあげられるもの、ないよぉっ、あぁん、ひぁぁん♪」
「そうだ、それでいい。ルーミアの全ては俺のモノだ。それを忘れない限り、俺にとってお前は最高の伴侶だ」
「わすれないっ、わすれないからぁっ、あぁっ、ケイのいちばんでいさせてぇぇっ♪」
「あぁ、忘れない限り、ルーミアを世界で一番愛してる」
「あぁん、うれしいよぉっ、ケイっ、ケイっ、すきぃ、だいすきぃっ♪」
「中で出してやる。おねだりしてみろ」
「ふぁぁっ、ケイのせーし、わたしのなかで、はぁぁん、いっぱい、いっぱいとぷとぷだして、だしてくださいぃぃっ♪」
「ルーミア、イクぞっ」
「んぁっ、あっ、あぁっ、あぁぁっ、ふみゃぁぁぁぁん♪ でてるぅっ、ケイのせーしがびゅるびゅるでてるぅっ、しきゅうがせーしでおぼれちゃうよぉっ、んひゃぁぁぁぁぁっ♪」
熱くたぎった精液が子宮の奥に叩き付けられ、ルーミアの中を満たしていく。
だらしなくアヘ顔を晒しながら快楽の波に沈むルーミアを抱き締め、後ろに倒れ込んだ。
体液で湿った毛布の感覚が気色悪い。
というか洗濯しないとダメだなこれは。
ルーミアが復活するまで、俺はしばらくびしょ濡れの毛布に背中を預ける羽目になった。
「偵察?」
ルーミアが不思議そうに首を傾げる。
俺達はあの後洗濯と水浴びの為に、近くの河原へ来ていた。
服を手洗いして河原の岩の上に置き天日干しにする。
今日も日差しが強いから、すぐに乾くだろう。
どうやら季節は夏。
気温も高いから全裸でいても風邪は引かないと思う。
水浴びするルーミアが可愛くてついつい立ちバックで犯したりとハプニングは有ったが、毛布を洗って一先ず落ち着いた。
下流が物凄い勢いで汚染されていったのは見なかった事にしよう。
そうして毛布が乾くまで日向ぼっこをしながら、何気なく放った一言にルーミアが反応し、冒頭のセリフと相成った。
「そ、偵察。その集落がどんなもんだか様子を見て来る。もし友好的に接触出来れば食い物を分けてくれるかもしれないしな」
「敵対的だったらどうするのよ?」
「走って逃げる」
「……はぁ」
溜め息を吐かれた。
これでも足はクラスで四番目に速かったんだぞ?
それに何時までも乾物食ってたら体壊す。
ビタミンの補給は大事だぞ。
するとルーミアは眉尻を下げて俺に凭れ掛かりながら、上目遣いに見つめてきた。
その技はポイント高いぞ。
「心配なのよ。ケイは只の人間だし、呆気なく死んでしまうわ。……もし、ケイが怪我をしたらって考えただけで、怖くて堪らないの」
「ルーミア」
「解って、ケイ。私にはケイが必要なの、ケイじゃなきゃ駄目なの。私をこんなにしたんだから、責任を取ってよ。絶対、無茶はしたら駄目」
寒さとは違う震え方をしながら、キュッと抱き付いてくる。
……ちょっとやり過ぎたか?
ヤってる最中に鬼畜仕様になるのは俺の悪い癖だな。
原因は悪友に借りた凌辱催眠調教エロゲの所為に間違い無い。
それは置いといて、やはり偵察に出て置かないと拙い。
周囲の地形や状況を把握するのも大切だが何より他の人間が何を考え、どんな装備を持っているか知っておく必要が有る。
安寧と暮らしている所に襲撃されたら堪ったもんじゃない。
ルーミア一人ならなんとかなるかもしれんが、俺という荷物を抱えては不利だろう。
最悪俺を人質に取りルーミアをレイプされる可能性だって有る。
そこまで考えて、俺は腸が沸々と煮えくり返るのに気付いた。
──ルーミアをレイプ? ふざけやがって、ルーミアは俺の嫁だ!
人一倍執着心の強い俺は自分のモノを他人に扱われるのが大嫌いだ。
寝取りは好きだか寝取られは好かん。
帰れ、ゴーホーム、おめぇの席ねぇから!
……まぁ、起きてもいない事に腹を立てても仕方が無い。
落ち着け俺、ステーイ。
見れば俺の怒気に中てられたルーミアが少し顔を青くしている。
「あぁ、悪い。お前に怒ったんじゃないんだ。よしよし」
優しく頭を撫でてやると嬉しそうに目を細めて擦り寄ってくる。
が、パッと離れてムッとした顔を向ける。
「わ、私の方がお姉さんなんだから子供扱いしないでよねっ」
「じゃあ撫でなきゃいいのか?」
「そ、それは……たまになら良いって言うか……か、勘違いしないでよね、ケイに撫でられたら気持ち良いだけなんだからっ」
見事にツンデレになれずにミスってるぞ。
依存度上げすぎてツン二割デレ八割って所だな。
と、左手の藪がガサゴソと動く。
目を向ければ一匹の……いや、一羽か?
白い兎が草を食べていた。
「晩飯だ」
「どうやって捕まえるのよ?」
「石でも当てりゃ気絶するだろ」
「……無理ね」
失敬な奴め、後でお仕置き……こら、お仕置きというワードに目を輝かせるのは止めなさい。
調教し過ぎたか?
取り敢えず手頃な大きさの石を手に乗せ、水切りの様にサイドスローで放り投げる。
びゅぉぉぉっ、と空気を揺らして凄まじい速度の石が兎の頭部に向かう。
結果は、命中。
お、ナイスコントロール、等と普段なら自画自賛している所だ。
だが物凄い風切り音を鳴らして飛び、命中した兎の頭を吹き飛ばすというイリュージョンを前に、俺は馬鹿みたいにポカンと口を開けていた。
「なんじゃ今のは────ー!?」
頭蓋骨を撒き散らしピクピクと痙攣する兎に若干引く。
なにあれグロい。
ルーミアが何かしたのかと振り向けば、首を左右にぶんぶんぶんぶん。
じゃあ一体なんなんだ。
俺は水切りは得意でも、あんな豪腕を唸らせた経験は無いぞ。
てか頭蓋骨吹き飛ぶとかどれだけの速度出せばいいんだよ。
その時激しく混乱する頭の片隅で、あるワードが検索に引っ掛かった。
所謂転生モノ、異世界トリップモノと呼ばれるジャンルの小説だ。
そのジャンルの主人公には二つのパターンがある。
一つは、知識を持ったまま異世界に降り立ち、訳も解らぬままに巻き込まれて行くパターン。
もう一つが、転生したら超人的な力を持って好き放題生活出来るパターン。
これに俺が当てはまるなら、どうやら俺は後者のチート仕様になったと考えられる。
信じられない様な話だが、そう考えれば今のピッチングも夜の絶倫王子も、一応の説明は付く。
ここ異世界っぽいし。
だが思考に走る前に取り敢えず。
「兎の血抜きでもするか」
「そうね」
腹が減っては戦も出来ぬ。
存外逞しい二人だった。
あの後洗濯と乾燥を終えて、身体能力の確認序でに兎や鳥を数羽捕まえてホクホク顔で帰参。
途中野生のアザミやバライチゴ、大葉やきゅうり、カボチャなんかも見つけた。
食べられる野草大全集とか無駄に図書室で読み漁った経験が生きたな。
ルーミアから向けられる尊敬の眼差しが実に心地良い。
今夜は鍋だと言った時のルーミアのハシャぎっぷりは可愛かった。
大人ルーミアをあれだけ童心に返すとは。
鍋、恐ろしい子!
しかしルーミアはご機嫌で気付いていない事が有り、俺はその事に冷や汗を掻いていた。
──鍋、有ったか?
まずはそこから。
食器が無ければお話にならない。
次に調味料だ。
鶏肉や兎からダシが出るとはいえ、やはり味噌が欲しくなる。
贅沢を言えば米も欲しい。
俺一人なら我慢して食うが、この愛らしい嫁さんには良い物を食わせてやりたい。
となると、集落への偵察と訪問を行い物資交換で調味料を得なければならないだろう。
幸い、俺が並大抵の事では傷付かないというのが解った事で説得はしやすい。
俺は大丈夫だ、嫁に良い物を食わせてやりたい、ルーミア愛してる、と説得なのか口説き文句なのか解らない言葉を並べて、なんとかルーミアを納得させた。
そして食材の下処理を終えて玄関前。
「しゅっぱぁ~つ♪」
「どうしてこうなった」
幼女モードのルーミアと仲良く恋人繋ぎで練り歩く。
納得した後で封印すると、幼女ルーミアが目に涙を溜めてうるうるしながら俺を見上げ「わたしもつれてって」と来たもんだ。
いや、ズルいぞルーミア。
断れる訳無いじゃないか。
一枚上手だった嫁さんを連れ立って、俺は集落へと旅立つのであった。