※この作品はR-18です。

東方恋人探   作:一ノ瀬 崇

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気ままな旅。そしてイベント大発生。※

 

 

「ケイ、そのクッキー貰えるかしら?」

「私も欲しいー!」

「ほれ、二人で仲良く半分こだ。美鈴の分はこの袋に入れてあるからな」

「あ、どうもです。すいません、お嬢様方をお任せしてしまって」

「気にするな、俺は御者が出来ないから美鈴のお陰で助かってる。……有り難うな」

「いっ、いえっ、とんでもないでしゅっ! い、いひゃい……」

「舌噛んだのか? 傷口は舐めると治りが早くなるらしいな。よし美鈴、舌出せ」

「ひゃいっ!? ひ、ひえっ、らいひょぶれふっ!」

 

 

 レミリアとフランの相手をしながら、時折美鈴をからかって遊ぶ。

 何とも気楽な馬車の旅だ。

 今はこうしてのんびり出来ているが、この状態に辿り着くまでが大変だった。

 一体幾つイベントをこなしたのだろうか。

 思い返すのも嫌になるな。

 

 

 

 

 一つ目のイベントは三日前、レミリアとフランに血を吸わせた後に起きた。

 正確に言うなら「起きていた」だが。

 昼御飯に魚を穫ってきた俺がホクホク顔で小屋に戻ると、なんと寝ぼけたレミリアが迎えに出て来た。

 時間は正午過ぎ。

 雨天でも無ければ曇天でも無い。

 晴天だ。

 日差しも強く、立っているだけで汗ばむ程の太陽光が降り注いでいる。

 間違っても吸血鬼が寝ぼけ眼で出歩ける様な天気では無い。

 異常過ぎる事態に呆然としていたが、すぐに美鈴を叩き起こしてレミリアを問い詰める事に。

 どうやら直射日光を浴びても問題無いらしく、皮膚に火傷の後も無かった。

 もしやと思いフランにも万全の体制で実験させて貰った。

 結果はレミリアと同じ。

 期せずして、レミリアとフランは『デイウォーカー』となった様だ。

 デイウォーカーとは日中行動していられる吸血鬼の事。

 早い話が日光という弱点を克服した吸血鬼だ。

 原因として考えられるのは、俺の血液。

 血を噴く程の生命力を取り込んだ二人の身体が一気に強化され、日光という弱点を消し去ったというのが俺の推論だ。

 以前ルーミアに「ケイに抱かれてから一気に妖力が増したのよね。ケイの精子に秘密でも有るのかも」と言われた事が有る。

 元は人喰い妖怪だったルーミアが俺の精子でパワーアップしたのだから、吸血鬼であるレミリアとフランが俺の血でパワーアップしても不思議は無い。

 ともあれそんな訳で、レミリアとフランは日光を克服したのだった。

 

 

 

 

 二つ目は二日前、森を抜けて街道を東に歩いていた時に起きた。

 本来なら街道を南に進んだ方が楽な行程では有るが、追っ手を撒いたとは言え早くこの近辺から離れるに越した事は無いとレミリアが主張。

 特に反対意見も無かったので進路を東に。

 やや暫く街道を進むと、何やら人間同士で小競り合いをしているのが見えた。

 どうやら商人が野盗に襲われている様だ。

 護衛も付けずに移動するのは不自然だと言う事で、俺達は商人がやられるのを見計らって野盗を撃退する。

 まぁ、実際に戦ったのは美鈴だが。

 全員ぽっくり逝ったのを確認して馬車の天幕を覗いて見れば、端の方に置かれたどう見ても違和感しか湧かない大きな二つの壺が目に映る。

 蓋を開けると、芥子の実が詰まっていた。

 芥子の実は阿片の原料。

 つまり商人は麻薬を輸送していたという事になる。

 やはり見殺しにして置いて正解だったな。

 芥子の実は少し離れた崖の下に捨て、壺は何かに使えるかも知れないので取って置く事にした。

 どうやら幾つか取引を終えていたらしく、大量の砂金が入った袋も発見した。

 何で砂金なんだと不思議に思っていると美鈴が「取引先が特定されない様に、硬貨は使わず金で支払ったんでしょう」と教えてくれた。

 流石メイド長、博識だな。

 こうして労せず馬車と資金が手に入った。

 幸運だな、と思っていたんだが……実はレミリアが一枚噛んでいた。

 

 

 

 

 三つ目のイベント、それは二日前の夜に発覚した。

 目覚めてから更にくっ付いてくる様になったフランと共に夕食を探していた俺は馬車から少し離れた場所で兎を発見した。

 早速捕まえようと小石を構え、いざ投擲しようとした瞬間兎の頭がぽんと破裂した。

 敵襲の類かと思ったが周囲に気配は無く、他には何の異常も無い。

 フランも何かされた様子は無い為首を傾げていると、くいくい袖を引かれる。

 目をキラキラさせたフランの言葉を聞いて俺は再度驚いた。

 結論から言うと、兎を破壊したのはフランだった。

 日が暮れてから色んなものに黒い点が見える様になった事に気付き、試しに兎の黒い点を掌に移動させ握り潰したら兎が破裂したとの事。

 それと同時に、頭の中に『目に見えるものを破壊する程度の能力』という言葉が浮かんだらしい。

 俺の『想像を創造する程度の能力』より強そうだ。

 実際名前負けしてるからな、俺の能力。

 クリーチャーはまだしもアーティファクトも使えないし……いや、愚痴るのは後にして置こう。

 取り敢えず兎の血抜きを済ませ馬車へ戻りフランの能力を二人に説明する。

 するとレミリアも能力が使える様になったと言い出した。

 レミリアは『運命を見通す程度の能力』を得た。

 姉妹揃ってチート染みた能力だな。

 聞いてみれば街道を東に変える様に主張したのも、その能力で少し先の運命を見たからだった。

 そのまま南に進めば人間の自警団と鉢合わせていたらしい。

 急に発現した能力のお陰で助かった訳だが……やはりその原因は俺の血を取り込んだ事だろう。

 フランは無邪気に「お兄様すごーい♪」と喜んでくれたが、レミリアと美鈴の呆れた様な三白眼が地味に痛い。

 その後無闇に能力を使わない様フランに言い付けて置いた。

 説明の際にも一度能力で木を破壊したが、その時フランの瞳の奥で言い知れぬ何かが俺を覗いていたからな。

 妙なフラグは折るに限る。

 ……代わりにその日は寝るまで腕枕を提供する事になったが。

 

 

 

 

 そんな感じで大きなイベント三つ、小さなものは数えるのも面倒な程こなして今日と言う日を迎えた訳だ。

 なかなかハードだった。

 

 

「お兄様、疲れた顔してるよ?」

「少し眠くてな」

 

 

 くぁ、と欠伸が出る。

 デイウォーカーになった途端規則正しい小学生みたいな生活リズムになったレミリアとフランに付き合わされ、微妙に睡眠時間が足りていない。

 と、急にフランが俺の頭をがしっと掴まえそのまま引き倒してきた。

 導く通りに倒れ込むと、後頭部が柔らかくふにょんとしたものに受け止められる。

 頭上、やや照れを滲ませた笑みを浮かべるフランと目が合った。

 

 

「えへへ、フランのお腹まくらだよっ」

 

 

 成程、後頭部に当たる柔らかいものはフランのお腹だったか。

 更に両肩へ足が掛けられ頭をむぎゅっと抱え込まれる。

 顔の横に伸びる素足が眩しい。

 

 

「お兄様、捕まえたっ♪」

「うわーつかまってしまったー」

「これでお兄様はフランのお婿さんだね」

「ちょっ、フランずる……は、はしたないわよ! ケイもニヤニヤしないのっ!」

「妹様までライバルにっ!? い、いやっ、だから私と契さんはまだそんな関係じゃ無いから、落ち着け私っ」

 

 

 何とも賑やかな事だ。

 日本を出ても幼女への吸引力は変わらないらしい。

 元から嫌われてはいなかったが俺の血を摂取してからと言うもの、二人の俺に対する反応が変わった。

 常にべったり抱き付いてくるフランと隙を見て甘えてくるレミリア。

 美鈴は美鈴で悩んだり悶えたりと忙しい。

 恐らく仕事に打ち込む余り、今まで異性を意識した事が無かったのだろう。

 これ程の美人を放って置くとは妖怪達も見る目が無いな。

 まぁ、そのお陰で可愛い一面を見る事が出来たのかもしれんが。

 

 

「フラン、後で代わりなさいよ」

「うん、いーよ」

 

 

 フランに見えない角度で俺の指をにぎにぎしながらそっぽを向くレミリア。

 犯罪級に可愛いなこの姉妹。

 帰ったらルーミアにお持ち帰りしても良いか訊いてみよう。

 

 

「あ、村が見えて来ましたよ」

「久し振りにベッドの上で寝られるな」

 

 

 アレだけイベントをこなした所為か、精神的な疲労が半端無い。

 宿屋に着けば後は食べて寝るだけだ。

 レミリアとフランに羽を隠して置く様に伝えて、俺はもう一度欠伸をした。

 

 

 

 

 その後は無事村に到着。

 俺達は親戚の家に旅行中、この村に立ち寄った兄妹とメイドという設定だ。

 これならフランやレミリアもボロを出す事は無いだろう、姉妹とメイドという関係はそのままだからな。

 特に怪しまれる事も無いまま宿屋に入り部屋を二つ取る。

 部屋割りは男女別だ。

 まぁ当然だな。

 のんびり雑談を交わし旅の疲れを癒やして布団に潜り込む。

 やっと平和に一日が終わる……筈だった。

 

 

「んっ、んふっ、ちゅ、ケイ、ケイっ」

 

 

 俺に跨がり大量のキスマークを付ける青髪の幼女。

 一糸纏わぬ姿は彫刻品の様に美しく、幼い肢体から恐ろしいまでの妖艶さを醸し出していた。

 その幼い肢体は、明らかにサイズの違い過ぎる肉棒の先を淫らにくわえ込んでいた。

 破瓜の血らしきものが愛液と混ざり合い、薄いピンクとなって滴り落ちている。

 が、レミリアに苦悶の色は無い。

 有るのは快楽に溺れた幼い吸血鬼の顔。

 

 

 ──いや待て、何でレミリアが夜這いに来てるんだ!? 

 

 

 間違い無く寝る時は一人だった。

 だからレミリアは俺が寝静まってから布団に潜り込み、事に及んだと考えられる。

 だが何故そうなったのか。

 ふと、脳裏を過ぎるのは俺の血液の事。

 寝る前にレミリアが血をせがんだ為、少量の血を吸わせたんだが……もしかしてアレが原因か? 

 

 

「んあ……かぷっ」

 

 

 レミリアは妖しく微笑むと、混乱する俺の左腕を取り噛み付いてきた。

 一口ちゅぅ、と血を吸って身体を大きく震わせる。

 それと同時にぷちゅっぷちゅっ、と愛液が秘裂から勢い良く溢れ出た。

 恍惚としながら腰を押し付ける様に動かし肉棒を貪り喰う。

 

 

「んぁぁっ、ケイ、良い、良いわぁ、もっと奥まで、あぁん」

 

 

 艶めかしい声を上げるレミリア。

 その真紅の瞳が俺を捉えた。

 深い紅を覗いた瞬間、一気に快楽が増す。

 誘われる様に腰を突き上げれば、ぷちゅりと淫猥な音を響かせて肉棒が埋没する。

 膣肉は柔らかく肉棒を包み込みながら、ちぅちぅと赤子が乳をねだる様に吸い付いてくる。

 今までに感じた事の無い、強烈な快感が襲い掛かってきた。

 魔窟。

 そう称するに相応しい快楽を与えてくる。

 無意識の内に俺はレミリアを組み伏し、滾る肉棒を幼い秘裂に打ち付けていた。

 腰を突き入れる度に、小さな身体が跳ね膣から愛液が迸る。

 激しく突けば突く程レミリアはその可愛らしい声に愉悦を乗せ、娼婦等足元にも及ばないだろう快楽を与えてくれる。

 

 

「んひゃぁぅ、うぅっ、んぁぁぁっ、すごっ、すごいぃっ、ケイの太くて硬くて、うぁぁっ!? ダメぇっ、私のお腹がぐちゃぐちゃになるぅぅぅっ、あっ、あぁぁっ、ケイぃっ、ケイぃぃぃっ!」

 

 

 言葉とは裏腹に組み付いて離れない。

 重ねた手がきゅっと握られ、愛おしいという気持ちが込み上がってくる。

 目が、合った。

 真紅の瞳を覗き込んだ瞬間、全身がカッと熱くなる。

 血液が沸々と煮え滾る様な錯覚と共に、思考に靄が掛かり頭が真っ白になった。

 脳内に言葉が響く。

 

 

 ──犯したい。

 

 

 他には何も考えられない。

 更に激しく、レミリアの小さな身体に何度も何度も肉棒を突き入れる。

 獣の交尾の様に、お互い腰を振り続けた。

 

 

「あうっ、あぅぅっ、んぁ、あ、あぁ、あはぁっ、んぁっ、あっあっあっ、あひゃぁぅっ、あがっ、あ──、あ──ー♪」

 

 

 意味の有る言葉は出て来ない。

 快楽の虜となったレミリアは、ただ喘ぎ声を上げるだけの愛人形になっていた。

 幼い秘裂は絶え間無く愛液を吐き出し、乳首もクリトリスも淫らに勃起している。

 

 

「うぁ、あ、あ──、あ────、んぁ、あっ、んあぁぁぁあぁぁぁっ!」

 

 

 どぷっ、と精子が噴き出す。

 一瞬で子宮を白く染めていくのを感じながら、それでも腰は止まらない。

 互いにイキ続けたまま、性器を擦り合わせる。

 見る間にレミリアの下腹部が膨れ上がっていくが、構わず射精する。

 ぶびゅっぶびゅっ、と胎内に収まり切ら無くなった精子が逆流して膣から漏れ出た。

 

 

「あぁ、あ、んぁ、あっ、あぁっ」

 

 

 充分過ぎる量の精子を注ぎ込まれたにも拘わらず、レミリアは腰の振りを再開し更に射精をねだる。

 秘裂に肉棒をくわえ込ませ、へこへこと振りたくる。

 淫魔と化したレミリアに抗える筈も無く、俺は応える様に肉棒を叩き付けた。

 幾度と無く体位を変え、幾度と無く精子を注ぎ込む。

 

 

「んぁ、あ──、あっ、あはぁ、あぁっ、あんっ、あ、あ──、あ────♪」

 

 

 壊れた嬌声が響く。

 空が白み、力尽きるまで、俺達は交わり続けた。

 

 

 

 

 

 

「……朝、か」

 

 

 微妙な気怠さに意識を刈られながら目を開ける。

 仰向けに寝ていた為視界には天井が映し出されていた。

 が、その視界の下に動くものが有る。

 

 

「おはよう、ケイ」

 

 

 愛おしげに俺の名を呼ぶのは、青い髪の吸血幼女。

 穏やかな笑顔に、一瞬胸が高鳴る。

 俺の身体をよじ登ってきたレミリアはゆっくりと顔を寄せて、唇を重ねてきた。

 小さな舌が奉仕する様に俺の口内を這う。

 

 

「んちゅ、んっんっ……ぷはっ♪」

 

 

 唾液を飲み干して満足気に微笑む。

 紅い瞳が俺を映す。

 そのままじっと見つめ合うが、昨晩の様な衝動に襲われる事は無かった。

 レミリアは俺の思考に気付いたらしく、くすくすと笑みを零した。

 

 

「大丈夫よ、魅了の魔法は真夜中しか発動しないわ」

「やはりアレは術の類か」

「夜の眷属なら誰でも持ってるわ。……だけど、今度は魅了無しでケイを篭絡してあげるから」

 

 

 再び唇が重なる。

 その後ピロートークと称して色々聞き出した結果、原因は案の定俺の血だった。

 肉欲に抗えなくなったレミリアは魅了の力を使い、俺で性欲を発散させようとした。

 ……実際にはリミッターが外れた俺を受け止め切れず、逆にレミリアが愛人形となってしまったが。

 幸せそうに抱き付いてくるレミリアを優しく撫でながら、俺は今後の対応について頭を悩ませていた。

 一度関係を持った以上、レミリアは遠慮する事無く血を吸っては身体を求めてくるだろう。

 流石に誤魔化し切れるものでは無いし、どう美鈴に説明すべきか。

 教育係として思う所も有るだろう。

 それにフランの情操教育にも悪影響だ。

 十歳の姉が毎夜爛れた淫行に勤しんでいると知ったらショックで不良になるかもしれない。

 

 

「もう、ケイったら。今は私の事だけを考えて欲しいわ」

「そうも行かんだろ、二人も起きてくる」

「お昼まで起きないわよ」

「何?」

「だって、そういう運命だもの」

 

 

 悪戯が成功した子供の様に笑う。

 突発的な行動かと思っていたが、どうやら準備は万端らしい。

 レミリアは太ももで肉棒を挟み込むと、そのまますりすりと刺激してくる。

 

 

「だからケイ、もう一回……しましょ?」

 

 

 答える代わりに、俺はレミリアの秘裂に肉棒を宛行った。

 どうせやるならとことんやってやる。

 だからレミリア、良い声で鳴けよ? 

 

 

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