※この作品はR-18です。

東方恋人探   作:一ノ瀬 崇

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恋娘の慕情。そして互いが溶けるまで。※

 朝食を終えた俺とチルノは大ちゃんを連れて、一路紅魔館へと足を進めた。

 理由は例の手伝いの件。

 美鈴の昼寝タイムを捻出する、という訳では無いが流石にアレだけの広さを誇る紅魔館を一人で掃除するのは無理が有るし、ここで見捨てる程腐ってもいないつもりだ。

 

 

 ──しかし俺も輪を掛けて丸くなったな。神奈子のお人好しが移ったか? 

 

 

 左腕に抱き付いて幸せそうに頬擦りしてくる青の妖精と、右手で恋人繋ぎをしながらも恥ずかしそうに俯く緑の妖精を見下ろし、しみじみと息を吐く。

 若干歩きにくいが、見目麗しい幼女二人を連れ回す為の対価と割り切るか。

 そう思っていると不意に顔を上げたチルノと目が合う。

 にへへ、とだらしない笑みを浮かべて腕に身体を擦り付ける様に強く抱き付く姿が何とも愛らしい。

 二人を連れてえっちらほっちら歩いて行くと、見慣れた紅い館が姿を見せる。

 重厚な門を通り扉の横に有る紐を引けばガランガランと鐘の音が響き渡り、数拍置いて扉の奥からぱたぱたと元気な足音が聞こえてきた。

 ん、元気な足音? 

 

 

「どーん!」

「ヌゥゥゥゥイ!?」

 

 

 疑問が浮かぶと同時、凄まじい衝撃が鼻っ柱を襲った。

 勢いをそのままに両腕の二人共々背後へと打ち上げられる。

 受け身も取れないまま落下し掛けたが、寸での所で身体が宙に固定される。

 両腕がピンと張られた事から察するに二人が支えてくれたのだろう。

 

 

「ケ、ケイっ、大丈夫!?」

「しっかり、傷は浅いですよっ」

「あれ、お兄さん何でそんな面白そうな体勢で浮いてるの? あ、チルノちゃんに大ちゃん。やほやほー♪」

 

 

 暢気な声が届く。

 何とか姿勢を立て直し痛む鼻をさすりながら向いた先、メイド服を着た幼女がこちらに小さく手を振っていた。

 波打つ灰色の髪の毛に、閉じた眼球の様なアクセサリー。

 

 

「……こいし、扉は静かに開けるもんだ」

「え? あ、こいしちゃんおはよう」

「おはようございます、って、こいしちゃんっ! 突然扉開けたら危ないですよっ」

「えへへ、ごめんなさい」

 

 

 頭をポリポリと掻きつつもにこやかに笑うこいし。

 どうやら余り反省はしていないらしい。

 

 

「次やったら尻叩き百回な」

「いやん、お兄さんのえっち」

「良し解った、今日のこいしのおやつは無しだな」

「もうしないからそれだけわっ!?」

 

 

 爛漫な笑顔から一転、眉尻を下げ今にも泣き出しそうな顔で縋り付いて来る。

 やはりちびっ娘にはおやつ禁止が一番効く様だな。

 その後もこいしは謝罪と宥め賺しを交互に繰り出し、最終的に身体で払うと言い出した辺りで頭に軽く拳骨を入れてやる。

 若い娘がそう簡単に身体を売るもんじゃない。

 ともあれ何とか俺の機嫌が直ったと見たこいしは漸く表情を天真爛漫な笑顔に戻し、背中を捩登り肩へ乗って御機嫌な様子で抱き付いてきた。

 

 

「えへへ、お兄さんの肩車♪」

「危ないから余り暴れるなよ?」

「はぁーい」

「ふふ、何だかんだでケイも甘いわよね」

「でもそんな所も格好良いよね、チルノちゃん」

「だよねー」

 

 

 聞いてるだけで小っ恥ずかしくなる会話を繰り広げる三人を連れ、気を取り直して紅魔館の内部へ。

 相変わらず色彩が紅一色しか無いロビーの中央、メイド服に身を包んだ女性一人と幼女三人が出迎えてくれた。

 

 

「おはよう、美鈴、レミリア、フラン、さとり」

「おはようございます、契さん」

「ケイ、おはよう」

「お兄様、おはよー」

「おはようございます、お兄さん。早速こいしがご迷惑をお掛けしました。こらっ、こいし!」

「きゃー、お姉ちゃんが怒ったー」

 

 

 一先ずこいしを下ろし、改めて皆を見る。

 さとりは普段の落ち着いた雰囲気にメイド服が良く似合っているな。

 少し恥ずかしそうに裾を握っている所も初々しくて実に良い。

 こいしが着るとメイド服がオシャレに見えてくるから不思議だな。

 案外ファッションリーダーの素質が有るのかもしれん。

 美鈴は流石メイド長と言うべきか、着こなしが板に付いている。

 いつものチャイナドレスとはまた違って、清楚な雰囲気が非常に可愛らしい。

 ……ヘッドドレスに角っぽいリボンが付いているのは隊長だからなのだろうか。

 どこで覚えたそんな知識。

 フランは人形みたいな可愛さが有るな。

 保護欲に駆られると言うかギュッと抱き締めてやりたくなると言うか。

 レミリアがメイド服を着ていると、何やら妙な色気が有る。

 一人だけ気色が違う様な……何と言うか、肉欲に訴え掛けてくる艶めかしさと背徳感が沸き立っているな。

 それぞれ違った魅力を持っているが一つの事は共通している。

 

 

「皆似合っていて可愛いな」

「えへへ、お兄さん私達にメロメロ?」

「お兄様メロメロなの?」

「だな。一人ずつ抱き締めてやりたいくらいだ」

「あらあら、口が上手いわねケイ」

「生憎だが、世辞は生まれてこの方口にした事が無いぞ?」

「ふふっ、なら楽しみにしておくわ。後で皆を抱き締めてくれるのでしょう?」

「序でにお菓子をあーんで食べさせてやるオプションも付けようか」

「……そ、想像しただけで溶けそうだわ」

「そう言えば美鈴……消えた!?」

 

 

 向き直った先、美鈴の姿が忽然と消えていた。

 気配を感じられなかったのは単に俺の注意力が散漫だった所為だろうか。

 

 

「美鈴ならチルノと大ちゃんを連れて着替えさせに行ったわよ」

「質量を持った残像だったのかと思った」

「あはは、お兄さんにぶちん~」

「こいし、拳骨とチョップどっちが好みだ?」

「きゃー、お兄さんが怒ったー♪ フランちゃんの影にこそこそ」

「わわっ、こいしちゃん!?」

「庇い立てするならフランも拳骨だ!」

「えええっ!? わ、私は無実だよー!」

「お兄様のにぶちんー」

「ちょっ、こいしちゃん! お、お兄様、今の私じゃ無いからね!?」

「問答無用! 二人纏めて捕まえてやる!」

「きゃー、逃げろー♪」

「わ、わひゃぁぁっ!?」

「待てぇぇぇい!」

「さとり、ケイは何て?」

「二人纏めて捕まえたら、そのままむぎゅむぎゅ抱き締め攻撃だそうです」

「はぁ……何だかんだ言ってケイも子供っぽいんだから」

「ふふっ。でもレミリア、そんな所も好きなんでしょう?」

「それは貴女もでしょう、さとり」

「もちろん。……不思議な方ですよね、お兄さんって」

「好色で浮気性で人の心に入り込んで来るのが上手い鬼畜眼鏡よ」

「ほほぅ、言うじゃないかレミリア」

 

 

 背後から声を掛けると小さな身体がびくりと跳ね上がる。

 額に妙な汗を浮かべレミリアがぎこちなく振り返った。

 

 

「あ、あらケイ。二人を追い掛けて行ったんじゃなかったの?」

「とっくの昔に捕まえたぞ。ほれ」

 

 

 右手で背後を指し示す。

 指の向かう先ではこいしが頬を上気させ疲れ切った笑みを浮かべながら、時折ぴくんぴくんと身体を痙攣させていた。

 フランはこいしと同じく顔を赤く染めてどこか夢現な様子で中空を見詰めたまま、思い出した風に幸せそうな吐息を吐き出す。

 それを見たレミリアの口元が引き吊り、何とも微妙な笑みを形作る。

 

 

「な、何をしたの?」

「口を手で塞いで、全力でくすぐってやったんだ」

「へ、へぇ、そうなの。所でケイ、何で両手をわきわき動かしているのかしら?」

「いやなに、色々と失敬な言葉が聞こえた気がしたからな」

「き、気のせいじゃないかしら?」

「そうか、気のせいか」

「ええ、きっとそうよ」

「成程……って騙されると思ったか!」

「きゃぁぁぁぁっ!?」

 

 

 悲鳴を上げて逃げ出そうとするレミリアだったが、背後から伸びる手がそれを阻止した。

 急に身体の制動を止められた事に焦りながら振り返ると、にこやかな笑みを浮かべるさとりが居る。

 

 

「え、ちょっ、さとり!?」

「お兄さん、捕まえました」

「良くやったさとり。レミリアへのお仕置きが終わったら、フランにしたみたいにむぎゅっと抱き締めてやろう」

「い、いえ、それには及びません。というかお兄さんにギュッてされたら……」

 

 

 顔を赤らめつつ小さく何事か呟く。

 何となく想像は付くが、まぁそれは一先ず置いておこう。

 さて、どんな風に弄くり倒してやろうか。

 そんな事を考えていると背後から呆れた様な声が掛かった。

 

 

「契さん、余り遊んでるとお昼になっちゃいますよ」

「んあ? あぁ、美鈴か」

 

 

 振り返ると苦笑いを浮かべた美鈴の左右にこれまた可愛らしい小さなメイドが二人。

 もじもじと恥ずかしそうに指を突き合わせる大ちゃんと、腰に手を当てむふーと得意気に胸を張るチルノだ。

 元の素材が良い所為か何を着ても似合うな。

 そんな俺の考えが表情に出ていたのかチルノは満面の笑みを浮かべて、大ちゃんは少し照れながらも嬉しそうに腕へ抱き付いてきた。

 二人纏めて抱き締めてやろうと身を屈めたその瞬間、

 

 

「あっ、レミリア!」

 

 

 声に振り向くと、小さな蝙蝠が何十匹と群れを成してさとりの腕の中から逃げ出していた。

 ぱたぱたと腕を必死に振るいながらロビーの中を四方八方に飛び回り、瞬く間に屋敷の奥へ散らばって行ってしまった。

 事態を上手く飲み込めずにぼんやりしていると、不意に左肩へトンと軽い衝撃が落ちる。

 首を巡らせてみれば、一匹の小さな蝙蝠が肩に乗っていた。

 キィキィと鳴き声を上げながら擦り寄ってくる。

 普通、蝙蝠と言えば足の力が弱く立ち上がる事は出来ない筈だ。

 だから天井や木の枝に逆立ちの状態でぶら下がっている。

 が、この蝙蝠はしっかりと二本の足で立っている。

 序でに言うなら蝙蝠は大き過ぎる耳や特徴的なブタ鼻で、およそ可愛いとは言い難い顔付きをしている。

 が、この蝙蝠は耳は小さく目も大きめでどことなく狐を思わせる様な愛くるしさが有った。

 右手を上げて指を伸ばしてみれば、キィと嬉しそうに鳴いてじゃれ付いてくる。

 

 

「あの、契さん? イイ笑顔の所申し訳無いんですが」

「ん? どうかしたのか、美鈴」

「いえその……お嬢様逃げちゃいましたけど、良いんですか?」

「んぁ? そう言えばレミリアはどこに行った?」

「蝙蝠になって逃げちゃいましたけど……」

「は、蝙蝠?」

 

 

 聞けばあの蝙蝠の群れはレミリアが吸血鬼としての能力を使い変身したものだと言う。

 さとりにとっ捕まっていた所から逃げ出す為に細分化したそうだ。

 それにしては一匹だけやけに懐いているけどな。

 

 

「前にお嬢様に聞いた話では細分化した蝙蝠一匹一匹にお嬢様の意識が備わっている訳では無く、大本で有るお嬢様の意思を優先するだけで他は普通の蝙蝠と大差無いそうですよ。簡単な命令くらいなら聞けるみたいですけどね」

「ちょっと違うよ、美鈴。全部のこーもりにお姉様がちょっとずつ入ってるんだよ。んーと、意識と自我の分割と再分配、って言ってた。詳しくは分かんないけど」

 

 

 復活したフランが息を整えながら訂正する。

 上気した肌が艶かしい。

 眼福眼福、と一つ頷いた所で顎に手を当て考えてみる。

 意識と自我の分割と再分配……記憶や感情なんかを一つ一つ切り分けて、それに蝙蝠の身体を与えた様なもんか? 

 

 

「だからその肩に乗ってるこーもりは、お兄様に甘えたくてしょうがないお姉様の部分が一際強く出てるこーもりなんじゃないかなぁ?」

「……そうなのか?」

 

 

 答える様にキィと鳴いて首筋に抱き付いてくる蝙蝠。

 成程、レミリアの素直で甘えん坊な部分がこいつに凝縮されている訳か。

 指の腹で頭を優しく撫でてやるとくすぐったそうに一つ、キィと声を上げる。

 なんか普通に可愛く見えてきたな。

 

 

「……まぁ、こいつが居る以上レミリアも暫くしたら出て来るだろう。美鈴、音頭を頼む」

「この場合は音頭と言うより号令の方が正しい気がしますけど。それじゃ皆さん、今日もお掃除頑張りましょう!」

『おー♪』

 

 

 数分して寂しさに耐えられなくなったレミリアが出て来たので抱き締めてやった。

 ちびっ娘は扱い易くて良いな。

 

 

 

 

 

 

「……はふぅ。今日はいつもよりたくさん遊んで、たくさん働いたね」

「あぁ、美鈴に次ぐ仕事量だったな。疲れてないか、チルノ」

「ん、大丈夫。ケイにくっ付いてたら元気になるから」

 

 

 そう言って俺の膝に乗り背中を預けてくるチルノ。

 紅魔館での仕事とお茶会を終えた俺達は大ちゃんと別れ、チルノの家で一休みする事にした。

 湖畔に程近い場所に開けた原が有り、その中央で存在感を放つ大木がチルノの家だ。

 大木をくり抜いて造られたこの家だが入ってみると中は意外な程に広い。

 一階は台所と居間が有り二階は寝室になっていて、どちらも良く整頓され清潔感が有る。

 家の前には表札代わりなのか、先日俺が戯れに作ったチルノの氷像が置いてある。

 随分とお気に入りらしく溶けない様に能力で凍ったままにしているとの事。

 と、意識を飛ばしていた俺の頬にひんやりしたものが当たる。

 視線を下げるとチルノが両手で頬をつんつんと弄んでいた。

 

 

「ん、どうした?」

「なんとなくー。ケイのほっぺ、あったかいわね」

「チルノは氷精だけ有って冷たいな」

「ひゃわ、くすぐったいー」

 

 

 首筋を指先で撫で上げれば身を捩りながらやんやんと可愛らしい悲鳴を上げる。

 小さな身体を抱き締めたまま寝転ぶとチルノはもぞもぞ這い上がり、嬉しそうに微笑んで胸元に顔を埋めてきた。

 頭を優しく撫でてやるとさらさらの髪が指先をなぞる様に流れていく。

 

 

「ねぇ、ケイ」

「ん?」

「えっとね……大好き♪」

 

 

 そう言って首を伸ばし、不意打ち気味に唇を奪っていく。

 軽く触れ合っただけで離れる瑞々しい唇に物足りなさを感じながら見返すと、チルノは照れた様にはにかみながら両手を回してきた。

 頭ごと抱き竦められ身動きが取れなくなった俺を満足そうに見、再び唇を重ねる。

 今度は唇を割って、小さな愛らしい舌が口内に潜り込んできた。

 ちろちろと砂糖菓子を舐め上げるかの様に甘えてくる舌を捕まえ、弱過ぎる程に優しく吸ってやる。

 ぴくん、と身体が揺れる。

 その反応に気を良くした俺はチルノの舌を弱く吸い上げたまま舌先同士を触れ合わせる様にそっとなぞった。

 

 

「んむぅっ、んっ、んふぅ……っ♪」

 

 

 劇的な反応を返すチルノ。

 青く澄んだ瞳は官能的に揺れ、見る間に顔が赤く染まった。

 しかし舌は動きを弱めるばかりか更に激しくうねり、俺の唾液を嬉々として舐め取っていく。

 こうしてチルノのやりたい様にさせてやるのも良いが、それだけでは俺の中の鬼畜眼鏡が納得しない。

 背中に回していた右手を下げ、柔らかな尻へと手を伸ばす。

 むにゅっと柔らかな尻肉が掌を押し返す感触と共に、可愛らしい悲鳴が漏れる。

 

 

「ふやぁ……っ、ケイのえっちぃ……♪」

 

 

 甘い声が耳をくすぐる。

 すっかりふにゃふにゃになったチルノが、ぎゅっと身体を密着させてきた。

 ぷにぷにと柔らかい感触を堪能しつつ上体を起こす。

 互いに服を脱がし合い生まれたままの姿になる。

 艶やかな肌はほんのり桜色に上気し、僅かに表皮を湿らせた汗が何とも背徳的な色香を醸し出している。

 ぴったりと閉じた幼い秘所からは本能を揺さぶる甘い香りが放たれ、否応無しに情欲が高まっていく。

 

 

「あっ……ケイのおちんちん、大きくなってる……♪ あたいの身体で、興奮したの? えへへ、恥ずかしいけど、ちょっと嬉しいかも……♪」

 

 

 頬に手を当て、いやんいやんと身体を捩るチルノ。

 それ自体は非常に愛らしいのだが、くねくねと動く度に息子が尻肉で擦られるので余り動かれると暴発しそうで拙い。

 どうせ出すなら膣内一択。

 そんな爛れた信条を胸に胸に抱きつつ、小さな身体をひょいと持ち上げた。

 亀頭の先が軽く秘裂に触れる。

 擦る様に撫で上げれば幼い花弁がくにゅくにゅと蠢き、その奥に秘めていた淫蜜をとぷっと吐き出した。

 

 

「良いか、チルノ?」

「うん……きて♪ あたいの中で、いっぱい気持ち良くなってね?」

 

 その言葉に従いゆっくりと持ち上げた腰を落としていく。

 ぴたりと閉じた秘裂が徐々に押し広げられていくが、やはり入り口からして見た目相応に狭い。

 自重に因り少しずつ肉棒が膣内へ埋まっていくのを感じてか、チルノは口の端を淫らに吊り上げた。

 

 

「んぁぁ……っ、ケイのおちんちん、おっきいよぉ……」

「痛くないか?」

「大丈夫ぅ……♪ 妖精は好きな人とする時は、初めてでも血が出なくてすぐ気持ち良くなっちゃうんだよぉ」

「そうなのか?」

「大ちゃんが言ってたの、あひゃん♪ やぁっ、ケイっ、急に動いちゃやぁっ♪」

 

 

 なら遠慮は要らないな、と俺はチルノの細い腰を掴み上下に動かした。

 最初はゆっくりと、次第に激しく。

 未熟な膣内へ肉棒の形を焼き付ける様になぞり上げる。

 その狭さ故に締め付けはなかなかにキツいが、奥から大量に溢れ出てくる淫蜜が滑りを良くしスムーズな抽送を助けてくれる。

 数回往復すると次第に膣壁も解れてきたらしく、侵入してきた肉棒への反応も単なる締め付けから精を搾り取ろうとする動きへと変わっていった。

 それに導かれる様にして、腰を軽く引き反動を付けて突き上げる。

 

 

「んあぁぁぁっ! き、きたぁっ、ケイのおちんちんが、あたいの子宮まで届いてるよぉ……っ!」

 

 

 コツ、と堅い感触が返る。

 チルノの身体の、一番深い場所まで辿り着いた。

 同時、子宮口が僅かに開き母乳をねだる赤子の様に亀頭へ吸い付いてきた。

 そしてそれは少しずつ口を広げ、徐々に亀頭全体を呑み込もうとする。

 突如肉棒を襲う強烈な快楽に驚く反面、このまま呑み込まれたなら一体どうなるのかという期待と好奇心が首を擡げる。

 どうせなら味わってみたい。

 その誘惑を受け入れ、俺は静観する事にした。

 子宮口に捕食されていく感覚が亀頭の中程まで来た時、不意にチルノが顔を上げて口を開いた。

 

 

「ふぁぁ……♪ んっ……あのね、さっき言おうとした続きなんだけどね、大ちゃんに教えて貰ったの。妖精は好きな人におちんちんを奥まで入れて貰ったら、子宮がおちんちんを離さない様に食べちゃうんだって」

 

 

 とろんとした瞳で愛おしげに見上げてくるチルノ。

 背中に両手を回し、ぷっくりと膨らんださくらんぼをくにくにと押し付けながら、悦楽を多分に含んだ甘い声を上げる。

 

 

「──それで、ぱくっておちんちん食べちゃったら、子宮が満足するまでおちんちん抜けなくなっちゃうんだって♪」

 

 

 言い終わるのと時を同じくして、やわやわと侵食を続けていた子宮口が遂に亀頭を完全に呑み込んだ。

 カリ首に引っ掛かった子宮口と、絶え間無く絡み付いてきた膣壁がぴったりと肉棒をくわえ込む。

 亀頭を子宮内に呑み込んだ事で肉棒が根元まで埋まった。

 その根元から、一気に吸い上げられる。

 吸う力はそこまで強く無いが、今までに感じた事の無い快楽が脳髄を焼いて行く。

 

 

「うぁっ、チルノ、で、出る……っ!」

「あはっ、良いよぉっ、ケイの赤ちゃんの素、いっぱいちょうだい♪」

 

 

 抽送時には無かった強い快感が肉棒を攻め上げる。

 必死に抱き付きながら卑猥なおねだりをするチルノの姿も相俟って、一気に絶頂へと押し上げられた。

 脳を焦がす甘い痺れが背筋を駆け抜け、直後大量の精子が鈴口から迸る。

 

 

「んはぁぁぁぁっ! きたきたきた、きたぁぁっ♪ ケイの赤ちゃんの素が、あたいの中で暴れてるぅぅぅぅっ!」

 

 

 背筋をピンと反らしたまま大きく二度、身体を跳ね上げるチルノ。

 小さな子宮を特濃精子が蹂躙していき、一度の射精で胎内が満たされる。

 カリ首にぱっくり喰い付いた子宮口が蓋となり、流れ込んだ精子は僅かな量さえ漏れ出ては来ない。

 普段より少し多いくらいの精子を吐き出し終えると、それまで為すがままに犯されていた子宮が再び肉棒へと吸い付いてきた。

 最後の一滴まで欲しがる淫猥な身体に愛おしさの様なものを感じながら腰を引く。

 

 

「……ん?」

 

 

 が、抜けない。

 腰を引いたままチルノを持ち上げてみるが、しっかりとカリ首をくわえ込んだ子宮口は、ぐずる赤子の様に肉棒をキュッと捕まえて離さない。

 と、眉尻を下げながらも愉悦に顔を染めたチルノが口を開いた。

 

 

「んふふっ、ダメだよケイ? まだあたい全然満足出来てないんだもん。もっと気持ち良くなろ? 溶けちゃうまで、一緒に気持ち良くなろ?」

 

 

 細められた瞳が妖しく光る。

 ぞわりと背中を撫で上げるのは恐怖か期待か。

 だがやられっ放しというのも癪だ。

 どこか余裕に見える微笑みを浮かべるチルノの顔を、強過ぎる快楽でぐしゃぐしゃに歪めてやりたい。

 愛らしく見上げる氷精に敢えて穏やかな笑みを返す。

 

 

 ──久し振りに、壊すつもりで遊ばせて貰うとするか。

 

 

 

 

 

 

 ……すっかり夜も更けた時分。

 あの後二階に上がり、やや小さめの布団へチルノを組み敷き存分に幼い身体を弄ばせて貰った。

 序でだからと次々に体位を入れ替え、余す事無く子宮を犯した。

 何度精を吐き出したかさえ定かでは無い。

 その甲斐有って、という表現が正しいかは知らないが、チルノの腹は妊婦の様に膨れ上がっていた。

 負担を掛けない様、今は騎乗位で淫らに腰を振っている。

 が、未だその瞳に理性の光が宿っていた。

 その事が俺の嗜虐心と敵愾心をくすぐっている。

 

 

「ふぁっ、あっ、あぁんっ、やっ、やらぁっ、しょ、しょれっ、しょれしゅごいぃぃぃっ! んやぁぁっ、あたい、こわ、こわりぇりゅぅぅぅぅっ!」

 

 

 余裕は無くなった様だが。

 細い腰を痛くしない程度に掴んで固定し、ぐりぐりと亀頭で子宮の奥を削る様に容赦無く突き上げる。

 抽送が出来ない分、子宮そのものを揺さぶる事で無理矢理快楽を与えたのだが……どうやら、予想以上に良いらしい。

 

 

「んひゃぁぁぁぁぅっ! っ、あ、んぁぁぁっ、ケイ、ゆるひ、んぁっ、も、もうイった、イったかりゃぁぁっ! やぁぁっ、イクぅっ、まひゃイク、イクのぉぉっ!」

 

 

 涙と涎と鼻水で顔はぐしゃぐしゃだ。

 何度も何度も絶え間無くイカされた事で快楽の許容限界を超えたらしく、必死に押し寄せる絶頂の波を耐えようとする姿が何より美しく、愛おしい。

 もっと快楽に歪む顔を見たい。

 もっと注がれた精に打ち震える姿を見たい。

 もっと、もっと。

 止まる事を知らない欲望の連鎖にあっさりと身を委ね、俺は身体を引き起こしチルノを抱き寄せた。

 膨らんだ腹がたぷんと揺れる。

 それを潰してしまわない様注意しながら、瑞々しい唇を貪る。

 柔らかな弾力が返り汗と涙が入り混じった塩気が口内を満たしていく。

 舌でそれらを舐め取り、同じ様に唇を舐め上げる。

 チルノは身体を震わせながらも小さな舌を伸ばして応えた。

 互いの舌を絡ませ合い、唾液を啜る。

 

 

「んぅぅっ、んっ、うぅぅ、はぷっ、ちゅるっ、んっ、んんっ!」

 

 

 白く美しい喉がこくりと音を立て、とろとろに混ざり合った唾液を嚥下していく。

 それと同時、子宮の吸い付きが激しくなった。

 互いに絶頂が近い。

 じわじわと精子が肉棒を上り詰めていく感覚が有る。

 

 

「ぷはぁ、あぁ、っ、はぁん、ケイ、ケイっ、ケイぃ……っ!」

「チルノっ、出るぞ」

「あぁん、ケイっ、いっしょ、いっしょがいいのっ、あ、ぁっ、イク、イクイクイクぅっ、ぅああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

 

 

 鈴口を割って灼熱の精が胎内に吐き出される。

 勢い良く噴出したそれは子宮壁に叩き付けられ、チルノの思考を快楽という刃で掻き切っていく。

 同時、動きが生まれた。

 

 

「────な……?」

 

 

 初め、俺は反応出来なかった。

 視界いっぱいに広がるのは淡い青の色。

 茫然とする俺の眼前を、ふわりと何かが横切った。

 

 

「羽根……?」

 

 

 青く透き通った羽根が、ちらちらと部屋中を舞っていた。

 抱き締めたチルノの背中から三対六枚の大きな羽が、ばさりと広がっていた。

 余りに幻想的なその光景に言葉を失う。

 

 

 ──ちょっと力の強いだけの氷精? そんな訳が無い、今俺の腕の中に居るのは、紛れも無い天使だ。

 

 

 神々しくさえ有る美しい羽に、俺はただただ見惚れていた。

 どれだけの時間が経ったのだろう。

 不意に俺は我に返った。

 

 

 ──そうだ、チルノは。

 

 

 これだけ急激な変化を起こしたのだから、もしかすると身体に何か異常が出ているかもしれない。

 そう思い視線を下ろすと、異常かどうかは解らないが劇的な変化が起こっていた。

 精子で膨れ上がっていた筈の腹が、元通りになっている。

 無理矢理引き伸ばした事に因る皮膚の弛みも無く、まるで時間を巻き戻したかの様に直っていた。

 くてっ、と脱力し気を失っていたチルノを抱き上げる。

 にゅぽん、と音を立てて肉棒が抜けた。

 ……どうやら満足したらしい。

 肉棒を抜くと羽も見る間に収縮していき、青色の突起へと収まった。

 

 

「……考えるのは明日にして、寝るか」

 

 

 謎が思考を埋め尽くす前に布団へと倒れ込む。

 今考えても答えは出ないだろうし、何より体力的にキツい。

 取り敢えず『疲弊の休息』を唱えて、俺は瞼を閉じた。

 

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