※この作品はR-18です。

Hopeless chain of innocent girl   作:ゆるポメラ

10 / 18
ゆるポメラです。
昨日の雨から一変、
今日は晴れて良かったと思ってる作者です。
ただ明日の天気がよろしくないと聞いてウンザリしました。

それではどうぞ。



Diary8 教室にて・・・

寮から移動した後、

私と瑠菜ちゃんは教室に向かっていた。

 

「そういえば~この学校って広いよね~」

「そうだね。迷子になりそう……」

 

地図を頼りに教室に向かってるけど、

瑠菜ちゃんの言う通り藍音学院の校舎内は広い。

というよりは広すぎる……

 

「あ、ここが教室みたいだね~」

「1年1組……確かにここだね」

 

これから私達が3年間……と言っても今は8月上旬。

だから厳密には2年間この学校で過ごすという事……

 

「あ~、わたしの席発見~♪」

 

そう言うと瑠菜ちゃんは早速自分の席に座っていた。

私の席はどこなんだろう?

 

「ことりちゃんの席はここだよ~」

 

どうやら瑠菜ちゃんの隣だったみたい。

席に座った私は教室の周りを見渡す。

一見、普通の教室とは変わらないけど雰囲気というか空気が違う感じがした……

 

「なんか私達が一番乗りだね?」

「うん~♪ティアちゃん寝坊かな~?今ならお昼寝をしてても……」

 

瑠菜ちゃんがそう言った次の瞬間……

 

「問題に決まってるでしょ、馬鹿ルナ!!」

「あ、痛ッ!?」

 

ティアちゃんが瑠菜ちゃんの後頭部にチョップをしていた。

隣では海未ちゃんが苦笑いをしている。

2人共いつの間に……

 

「海未ちゃん、ティアちゃん。おはよう♪」

「コトリ、おはよ」

「ことり、おはようございます。瑠菜……大丈夫ですか?」

「うぅ~……」

 

海未ちゃんの心配に返事もせずに後頭部を手で押さえながら

瑠菜ちゃんは痛さで呻いていた。

 

「遅くなった理由だけど私とウミも自分達の寮で制服に着替えてたのよ」

「そうなの?」

「はい。穂乃果と花怜もさっきまで一緒だったんですが……」

「えっ?、私と瑠菜ちゃんも今ここに着いたばかりだよ?」

 

それを聞いたティアちゃんと海未ちゃんは……

 

「あのバカ2人は何処をほっつき歩いてるのよ……」

「ティア。これはもう説教決定ですね……」

 

こ、怖い……

ティアちゃんと海未ちゃんの目が笑ってないよぉ~

そんな時だった。

 

「やったー穂乃果と花怜ちゃんが一番乗りだー♪」

「イエーイ♪、これならティアちゃんと海未ちゃんにも怒られないー♪」

 

教室の扉が開き、

穂乃果ちゃんと花怜ちゃんがはしゃぎながら入ってきた。

あはは……2人共、手遅れみたいだよ?

何故なら……

 

「「誰・に・怒られないですって……?」」

「「ひっ!?」」

 

目の前に般若がいたからなの……

怯えてる穂乃果ちゃんと花怜ちゃんをよそに

ティアちゃんと海未ちゃんは……

 

「さてカレン?、何か遺言はあるかしら?」

「穂乃果も何か遺言があるなら聞いてもいいですよ?」

「「遺言って言ったよね!?、お説教だけで済むんじゃないの!!?」」

 

うん、完全に怒ってる。

 

「ティアちゃん、海未ちゃん? 穂乃果ちゃんと花怜ちゃんも反省してるんだし……」

「ことりは甘過ぎです!」

「そうよ、2人の為にならないでしょ!」

 

ど、どうしよう……

すると見かねた瑠菜ちゃんがポーチから何かを取り出す仕草をしている。

…あっ、もしかしてア(・)レ(・)を出すの?

私の言いたい事が分かったのか瑠菜ちゃんは頷くと穂乃果ちゃんと花怜ちゃんにお説教をしているティアちゃんと海未ちゃんに向かい……

 

「ねぇねぇ~、ティアちゃん~、海未ちゃん~」

「何よ、ルナ?」

「もぅ瑠菜。なんですか、一体……」

「ど~ん♪」

 

例の秘密兵器、寝そべりゆーくんを2人に突き出した。

本当に効くのかな?

 

「「……か、可愛い」」

「わあ~♪、ゆうちゃんのぬいぐるみだー」

「手乗りサイズゆうり君だー♪」

 

寝そべりゆーくんの効果って喧嘩の仲裁にも役に立つんだね……

気がつけば4人共、寝そべりゆーくんの可愛さの虜になっていた。

そして瑠菜ちゃんは穂乃果ちゃん達に寝そべりゆーくんを渡していた。

 

「相変わらず随分と凝ってるわね……まさかユーリの寝そべり型ぬいぐるみって……」

「やだ…///、悠里君あんまり見つめないでください……」

「えへ~、ゆうちゃん~そんなに見られたら照れちゃうよ……///」

「海未ちゃんと穂乃果ちゃん大丈夫?、ゆうり君のぬいぐるみだよ……?」

 

反応は様々。

海未ちゃんと穂乃果ちゃんの気持ちは分からなくもない。

笑ってるように見えるけど本当は……

 

 

 

 

『間もなく入学式が始まりますので1年1組の生徒は体育館に移動してください』

 

 

 

 

 

 

 

校内放送のアナウンスが鳴った。

今の声ってお母さんだよね……?

 

「…カレン、例(・)の(・)ア(・)レ(・)持って来た?」

「持って来たよ。瑠菜ちゃんコレで大丈夫?」

「うん、わたしの方も準備はいつでもいいよ」

 

ティアちゃん、花怜ちゃん、瑠菜ちゃんが小声で何か話してた……

何の話をしてるんだろう……?

 

「瑠菜ちゃん。どうしたの?」

「何でもないよ~、早く体育館に移動しようよ~」

 

私の聞き間違いだったのかな……?

未だに残る疑問を抱きながら私達は入学式が行われる体育館に

向かう事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして体育館に向かってる時……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう絶対に離しませんからね……悠里君…………ゼッタイニ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寝そべりゆーくんを強く抱きしめながら呟く海未ちゃんと……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アハハ……一緒……ゆうちゃんとズット…ズットイッショ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆーくんとずっと一緒と呟く穂乃果ちゃんが気になった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




読んでいただきありがとうございます。
終わり方が暗かったですけど……
次回もよろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。