Hopeless chain of innocent girl 作:ゆるポメラ
今回は人格が崩壊手前になってます。
誰かというと……お察しください。
暗さ多めにいきます。
それではどうぞ。
「………………」
私は1人で庭園に座っていた。
もう何時間くらい経ったのかな?
(ゆーくん……)
ここにいれば、
ゆーくんがまた現れてくれるんじゃないかって思ったから。
穂乃果ちゃんと海未ちゃんはこれからどうする気なんだろう……?
(私は……ゆーくんに何をしてあげれたの?)
ここのところずっと思っていた。
もしかして私は彼に何もしてあげれなかったんじゃないかって……
逢いたい……もう1度だけ逢って謝りたい……
だけどそれすらも叶わない……
「どうして……どうして……どうしてぇ……」
そもそも彼が死んだのは誰のせいだ?
そう考えるのとある結論に辿り着く……
他でもない自分だった……
「わ…私の……私のせいで………あ、あああぁああああああああッ!!」
根本的な事を考えてみれば当たり前の事だった。
最後に彼と会ったのは紛れもない自分自身なんだから……
私が殺したんだ、私が気づかない内に彼を殺したんだ……
(死のう……こんな自分勝手な私なんて……)
死のう。死んで償おう……そうだ、それが良いよ……
なにか刃物みたいなモノはないのかな?
そう思った私の視界に入ったのは台座に置かれた
一振りの破損したパン切り包丁……
「そうだ……コレがあった……アハ……アハハ……」
破損してるけど切れる部分はあるから問題なかった……
ソレを手に取った私は自分の首をめった刺しにして死のうと思い、
振りあげ掲げた瞬間……
(腕に力が入らない……?)
パン切り包丁を持った右腕に目線を向けると、
誰かの手が私の腕を掴んでいた。
私が後ろを振り返るとそこにいたのは、
氷のように冷たい表情をした瑠菜ちゃんだった。
「……なにしてるの」
いつもののんびりした声ではなくドスの効いた低い声だった……
「
気づけば私は自分でも分からない口調になっていた。
どうしてこんな喋り方になっちゃったんだろ……
正直に言うとどうでもいい。
「ことりちゃん……ちょっと鏡を見た方がいいよ」
瑠菜ちゃんは私に手鏡を渡しながらそう言った。
言われるがまま鏡に映った自分を見て驚いた。
何故なら……
(わ、私の目が……な、なんで……)
私の目の色は黄色に近い色なのにどういう訳か自分でも知らない色になっていた。
「簡単に言うとその目は今のことりちゃんの気持ちみたいなモノなんだよ」
「私の……気持ち?」
「本当は分かってるんじゃないの? 自分が今何をしたいのか」
瑠菜ちゃんは私にそれだけ言うと、
その場から去ってしまった。
「私…は…………」
鏡に映った自分をもう1度だけ見る。
すると今度は普段の私の姿が映し出された……
私はどうしたい?
このまま何もしないで学校生活を送るの……?
そんなの嫌だ……
嫌だ……イヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだ!!!
ゆーくんを殺した奴等を全て殺す……
もう……弱い自分なんてまっぴらよ!!
私の……手で纏めて殺すッ!!!
読んでいただきありがとうございます。
次回はかなり暗い内容になります。
それではまた次回。