※この作品はR-18です。

Hopeless chain of innocent girl   作:ゆるポメラ

17 / 18
ゆるポメラです。
久しぶりの投稿になります。
今回はサブタイ通りの内容になります。
途中から花怜の視点に変わります。

それではどうぞ。


Diary15 花怜が提案した殺害方法

「で、カレン? 貴女が言う作戦って?」

「ただ単に殺すだけじゃないんでしょ~?」

 

悠里の幼馴染み、

ティア、瑠菜、花怜の3人は作戦会議をしていた。

なんの作戦か……それは言わずもがな、悠里の敵討ちだ。

 

「まぁね♪ ティアちゃん、全クラスの写真って出せる?」

「愚問ね。ちょっと待ってなさい」

 

そういうとティアは、

備え付けのモニターを起動し、手慣れた手付きで、

キーボードを叩く。

そこに映されたのは、穂乃果、海未、ことり、そして自分達3人を除いた中学の全生徒と教師陣だった。

 

「それで、私の作戦だけど、このモニターに映ってる人物の抹殺だよ♪」

「でもそれだとあんまり変わらないんじゃない?」

 

ティアが問いかけると、

花怜はクスクスと不敵な笑みを浮かべながら……

 

「もちろん♪ それだと変わらないから、モ(・)ニ(・)タ(・)ー(・)に(・)映(・)っ(・)て(・)る(・)ヤ(・)ツ(・)ラ(・)の(・)親(・)族(・)や(・)家(・)族(・)の抹殺かな♪」

 

2人に言った。

これを聞いたティアと瑠菜は……

 

「ユーリに生き地獄に味わせたバカどもには、ちょうどいいかもね」

「まあ~、それくらいの報いを受けてもらわないとね~♪」

 

異論は無しの反応だった。

要は大切な友人を苦しめたヤツには、それ相応の罰を受けてもらおうという事だ。

何せここにいる3人の家系は国家も恐怖するほどのものだからだ……

相手が泣き言を言おうが今の彼女達3人……正(・)確(・)に(・)は(・)6(・)人(・)には知ったことではない。

 

「「「まぁ……人を1人や2人殺したってなにも変わらないよね。そういう家系だし♪ フフフフフフ……♪」」」

 

 

 

不気味な笑い声が部屋を支配していた。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

「話は変わるけどティアちゃん。ここって、ゆうり君の治療所なんだよね?」

「ええ。そうよ」

「それって逆を言うと、ゆうり君が生き返るって事?」

 

この場所に着いた時、

ティアちゃんからここがどういう場所かを聞かされてから私は疑問に残っていた。

ゆうり君は死んでしまった筈……

それなのにティアちゃんはリハビリ兼治療所と言った。

それはつまり何かしらの方法で生き返らせる……という意味になる。

 

「ええ、そうよ。正確には、ユーリを延命させる……が正しいけどね」

「でも~、ゆうくんを延命させるにしても依り代がないよ~?」

「……2つ」

 

瑠菜ちゃんの疑問にティアちゃんは、

指を2本立てながら口を開いた。

 

「2つあるわ。1つは、気絶してたユーリが大事そうに持ってた、このチョーカー型のペンダント。そしてもう1つは……これ」

 

そう言いながら私と瑠菜ちゃんにある物を見せてきた。

それを見た私達は思わず反応に困った。

その正体は……

 

「え、ええ? ベ、ベルト……?」

「……どうせ2人もそんな反応をすると思ったわ。そうよ、ユーリが密かに集めてた特撮ヒーローのベルトよ」

 

ゆうり君が密かに集めてた特撮ヒーローのベルトだった。

正確にはライダーベルトなんだけど……

しかもコレって『最強』をテーマにしたやつだよね?

 

「ゆうくん、こういうの好きだったもんね~♪」

「そうね。ルナとカレンは、このベルトいくらだと思う?」

「え~? わたしは~……4500円くらいかな~?」

「私もそのくらいだと思う。パッと見てだけど……」

「2人とも不正解。実はコレ、税込みで12960円するのよ。ユーリ曰く、CSM版とかって言ってたけど」

「「高ッ!?」」

 

い、12960円!?

予想してた以上に高かった……

そういえば、ゆうり君……欲しいのがあるけど、お小遣い貯めないと買えないって小さい頃に言ってたような……

もしかしてコレの事だったの!?

 

「あれ~? でもティアちゃん~、ゼクターがないよ~?」

「それはそうよ。ユーリが私の家に置いていった忘れ物だもの」

「えっ? じゃあ、ゆうり君……今まで気づかなかったの?」

「気づかなかったというよりは……恐らく敢えて置いて行ったのかもしれないわね。ユーリって妙に勘がいいでしょ? 特に嫌な事に関しては」

 

それを聞いた私と瑠菜ちゃんは納得がいった。

 

「話を戻すわ。このベルトに多少の改造と、ユーリだけの専用のゼクターを創ろうと思ってるの。」

「てことは……ゆうり君がライダーにでも変身するとか?」

 

私が苦笑い気味に訊ねると……

 

「そんな訳ないじゃない……正確には、ユーリの好きな二次元キャラクターに変身するのよ。ユーリの趣味全開の姿になるから、本人にとっては軽い羞恥プレイになるかもね♪」

 

楽しそうに答えるティアちゃん。

 

「さて。カレンとルナには悪いけど、ウミ達をここに連れて来てもらってもいいかしら? 私は早速、ユーリの延命装置を作るのに取り掛かるから」

「うん~、わかった~♪」

「そういえば、海未ちゃんはどこにいるの?」

 

穂乃果ちゃんは自分の寮部屋にいると思うし、ことりちゃんは瑠菜ちゃんが知ってる筈……

 

「ウミなら多分、噴水広場か最悪でも自分の寮にいる筈よ。まぁ…3人共、精神状態が良くないのは確かだけどね……」

 

まぁ…それもそうだもんね……

穂乃果ちゃん達は完全に復讐に取りつかれている。

ただ1つ、1つだけ不安な事が私にはあった。

それは……

 

(後遺症で人格が変わったゆうり君を見ても受け入れてくれるのかな……)

 

その不安を抱きつつも、

私と瑠菜ちゃんは、穂乃果ちゃん、海未ちゃん、ことりちゃんの3人を迎えに広間を後にした……




読んでいただきありがとうございます。
次回も暗いですがよろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。