このお話に出てくる艦娘は性交渉にほとんど抵抗がありません。
加えて、愛する提督に操を捧げてるわけでもありません。
給料日に焼肉食いに行く程度の感覚で男に抱かれちゃっています。
清純なイメージを壊したくない方には決してお勧めできません。
ただリビドーをブチまけただけの乱文なので、
深く考えないで見ちゃってください。他に書くかはリビドー次第。
「ドタキャン申し訳ございませんわ」
昼食前、熊野からの着信を確認した三日月はすぐに折り返した。
その最初の一声がこれだ。
「何かあったんですか?」
「コッチに戻ってきかかってるのが一人いまして。
ちょっと急いで対応しないとマズイんですのよ」
「というと、コトブキ組ですよね……具体的には?」
「山城」
「ああ、それは……わかりましたけど、明日は何人でしたっけ」
「8人。まあ少ない方ですわね」
「いやいやいや。私一人じゃちょっと!」
「この埋め合わせは必ずいたしますわ。今回はしのいでくださいましね。それでは」
「ちょっと、切らないで…………もう!」
通話が切れてしまったのがわかって溜息。
体力的にさすがにキツい。これでも艦娘としてはそれなりの古株で、
戦闘技能も中堅以上の自負はあるし、無補給の連戦に耐え抜いたこともある。
だが、アレは戦闘とは使う体力の質が違う。
何の話をしているのかわからないだろうので、鎮守府その他の歴史から説明する。
三行で説明するとこうなる。
・戦争と政治に強いパーフェクトなクズ提督がかつて日本を支配
・クズ提督、恨み買いすぎて鎮守府ごとブッ殺され、今は戦後処理中
・クズ提督が作ったスケベ部門の末端が同好の士(笑)だけでひっそり存続
詳しく言うと以下となる。読み飛ばして差し支えない。
10年くらい前、横須賀鎮守府に英雄が現れた。
英雄は戦争にも政治にもめっぽう強く、3年で日本近海から深海棲艦が消えた。
しかしこの英雄、残念ながら人間性が終わっていた。
自分一人を中心とした中央集権体制を作り、それでもって敵を退けたのはいいのだが、
艦娘を私物化し、自派閥の構成員と一緒になって囲っていたのである。
当然、反発する提督や司令官、艦娘も数知れずだったが、
白昼堂々、会議に出向した有力提督一同を鋼材で撲殺!
配下にいた艦娘を一人ずつ数十人がかりで死ぬまで輪姦させたり、
水面下で対抗派閥を作ろうとしていた艦娘を捕えてスナッフムービーを作ったり、
差し向けられた暗殺者を力任せに股から真っ二つに引き裂いて軒先に飾ったり、
ありとあらゆる残虐を尽くしてその口を塞いでいった。
あまりの蛮行に、日本国そのものが海外から孤立。
数多いる海外艦娘が日本にほとんど入ってこなかったのは大体こいつのせい。
だがそんなやり方も3年で破綻した。
恐怖のフタで押さえつけられていた艦娘達が同時多発的に一斉に反乱を起こし、
英雄と呼ばれた怪物を鎮守府ごとぶっ飛ばしてしまったのである。
この反乱には本当に計画も何もなく、一部の艦娘が起こしたヒステリーが
次から次に燃え移っていっただけ。
そのため横須賀鎮守府は対応策を講じることができず、
気づいた時には三千隻以上の艦娘に包囲されていたという。
甘い汁をすすっていた取り巻きも全国各地でほぼ同時になぎ倒され、
さらに4年経った今は残党もいない。
もっとも、これを読みに来た諸氏には、歴史などはどうでもいいだろう。
この場において重要なことは、今は亡きパーフェクトクズ提督が
艦娘に肉体の提供を強要して褒美や金策に多用していたことであり、
それを専門に扱う部門がかつて存在したということである。
今やとっくの昔に解体されたその組織だが、戦術研究会などの名目で
残された隠れ蓑が今なお点在しており、
この駆逐艦・三日月は、今も居残っている一人。
もはや誰も強要するものがいないのに、4年経ってもまだいる。
直球でぶっちゃけよう。彼女はドスケベだ!
純潔は建造直後に即刻奪われており、吹っ切りすぎて大暴投の結果、
今や彼女の貞操観念は大気圏を突破し太陽を撃ち落としていた。
他の現存メンバーもほぼ例外なく、そんな奴らばかり。太陽系は全滅するであろう。
もっとも、身の破滅は避けたいので仲間内でひっそりやる。
誰でもいいなんてわけにはいかないのだ。
そういう意味で、重巡・熊野には深い恩がある。
表沙汰にならないように組織をまとめ、調整から意思統一まで一手に引き受けているので
突然来られなくなったと言われても恨むのは筋違いだろう。
それにしても。
「1対8……体が三つ欲しいなぁ」
どう考えてもないものねだりである。
これ以上グズグズしていると昼食を食べそびれるため、
スマホをしまい込んで食堂の列に並んだ。
食べながら、夜の準備をいろいろ考えねばならない。
「始める前にちょっとだけお願いしますね。
今日は本番ナシで。皆さん全員相手じゃ身が持ちません。
確実に明日バテます。仕事に穴空きますから」
翌日の夕刻、集合先の密室。
集まった各所の提督、司令官にペコペコ頭を下げる三日月。
どうしようもない男どもは「えー」などと不満を露わにするが、すぐに納得してくれる。
ここに乱暴者はいない。そういう奴はすでに熊野が追い出していた。
「じゃ、着替えてきますね」
ここで着替えても一緒だろ、という突っ込みが早漏な提督から飛んでくるが、
こういうのは気分も重要だ、と脇の司令官にたしなめられ、うーん、とうなった。
三日月は後者派である。せっかく衣装を持ってきてるのに、
目の前で脱いでは実もフタもないではないか。
それにこの8人、『戦果』を持ち帰る義務もあるはず。
それを忘れては士気もダダ下がりだろう。
司令官の何人かがカシャカシャと機材し始めるのを後目に、
カーテンの向こうにそっと消える。
着替え終わってから出ると、皆ニマニマして携帯電話にスマホ、
うち一人は本格的なカメラを回している。
マットが用意されているのはいつも通り。
下半身に視線が集中するのも想定済み。着替えたのは体操服だ。
普通の学校ではすでに廃止されつつあるブルマーだ。
何色か持っているが、今日は紺。
普通に日々の訓練をこなすだけなら、色を揃える必要なんかないのだが。
靴下には白いハイソックスをチョイス。ニーハイソックスでは多分あざとい。
「それじゃ、お願いします。かわいく撮ってくださいね」
何に使われる写真なのかはわかりきっているが、
『さあ撮れ、エロ写真撮れ』では萎えるだろうので、
口だけでも一応は台詞を選んでおく。
というより、さすがにそれを言ったら女ではなくなる気がする。
いや、何人かいるが。言いそうなのが。
それはともかく、提督からの注文に従い、机に腰かけて立て膝のポーズ。
股は少し開き気味、クロッチがよく見える程度に留めておく。
どんな衣装、どんなシチュエーションの撮影でもそうなのだが、
度が過ぎると下品極まりないのだ。
そそらなければ撮られている甲斐もなく、残念な気分になるだけだ。
シャッター音とフラッシュが連続し、何人か近づいてきて股間のアップを狙ってくる。
拒む理由はないので、撮りやすいように体を向けたり、傾けたりする。
要求がエスカレートし始めた。ブルマー越しに恥丘に指の腹を押し付け、
軽くこすってみせるとシャッター音がひとつに重なるのが面白い。
一人の要望に応え、股間部分だけブルマーをずらして下のパンツを晒すと、
何人かがゴクリと唾を呑むのがわかった。少し体が熱くなってくる。
ちなみに、飾り気もとくにない普通の白いパンツだ。
このさらに中身を見せるのは今しばらく後。
次はマットへ横たわる。太ももに舐めるような視線が集中し、各自のカメラも音を立てる。
早漏な提督のリクエストで脚を上に開いていくと、また何人かが股間に寄ってきた。
背に手を回しブルマーを引っ張り軽くスジに食い込ませると夢中でシャッターを切るので、
向けられるカメラその他に流し目を送ってフフッと笑ってみた。
やがて、一人が後ろに回り、お尻を撮り始めた。その他もつられて後ろに寄って行くが、
一人だけ前に近づいてきたのがいた。
どこを撮っているのかと思えば、チラリと見えたヘソであるようだ。
(あれっ?もしかしてホントにかわいく撮ってくれるつもり?)
ちょっと嬉しくなった三日月は少しの間だけ彼の言う通りになり、
仰向けになった猫のようなポーズだの、座ったまま抱っこをせがんでいるようなポーズだの、
甘えた雰囲気を前面に押し出した写真を十数枚撮られた。
他の連中も右に左に散りながらベストアングルを探しているのが、いつもと違う優越感。
アイドル軽巡・那珂の気持ちが少しだけわかった気がする。
ここにいた那珂は、クズ提督の死と同時に真っ先に離脱したが。
今は解体されて地方ラジオのパーソナリティをやっている。
小さいながらライブもやっているらしい。
過去を懐かしむのは後にすることにした。
執拗にお尻を撮りたがっているのが少なくとも二人いる。
これ以上、一人の独占物になるのは避けようか。
物欲しそうな目をしている二人に軽く笑いかけると、
四つん這いになってお尻を突き出した。鼻息を吹いた音が聞こえる。
パシャパシャと機械音が鳴りやまない。劣情丸出しの視線も嬉しい。
それを浴びに来ているのが三日月その他居残りメンバーと那珂の最大の違いだろう。
彼女に言わせてみれば、脱ぐのはアイドルのオシマイなんだそうだ。うなずける。
アイドルとかそれ以前の問題として、
こんなのに進んで参加してる時点で擁護不能のド変態ではあるが。
お尻をフリフリしながら、自らの壮絶なケガレっぷりが今更嘆かわしくなる三日月は、
四つん這いのままブルマーを半分ずり降ろしてパンツを見せつけた。
周りの息が荒くなってくるのを感じる。そろそろ頃合いか。
皆のズボンの中がどうなっているか、今やもう見ればわかる。
だが自分から誘ったらなし崩し的に突っ込まれる気がするので今少し様子見とする。
明日が非番だったなら、このタイミングでお触りを解禁してもよかったのだが……
ブルマーを穿きなおして体育座りし、ゆっくりと股を開く。
とてもオーソドックスなエロポーズ、M字開脚だ。
こちらから言い出せない以上、向こうから言わせる。
食い込ませたり、ずらしてパンツを見せたり、そのパンツのクロッチ周辺を指でこすったり。
熱い吐息が漏れたのは聞かれてしまったようだ。
そして膝立ちし、体操服をたくし上げてスポーツブラを晒したところで、
三日月はようやく勝った。
早漏提督がズボンを下ろし、息を荒げて肉棒をこすり始めたのが見える。
三日月はそちらに向き直って、鈴口の正面で大きく口を開け舌を出した。
ぴちっ、ぴちっ。透明な臭い液体が頬っぺたや口の中に飛び散ってくる。
先端からしたたる滴を舐めとりたい衝動にかられるが、それもまだだ。
上目遣いで待ち受ける三日月を見た早漏提督は、一分も経たずに達した。
半透明な白い粘液が勢いよく飛び出し、三日月の鼻や口元を汚していく。
苦しょっぱいそれを指先でぬぐい取ってから口に運び、ゴクンと飲み込んだ三日月は、
一同に目を配ってから、本日のルールを告げた。
「もう一度言いますけど、本番は禁止ですよ。
やろうとしたら逃げますよ。それで、熊野さんに言いつけますから」
それから、少し表情を緩めて。
「皆さんがいい子にしてたら、私からすり付けてあげますから。
今日はそれで我慢してください。ね?」
言い終わるや否や、目前の男根に吸い付いた。
ぢゅうううううううっ、と吸い上げると、残留していた粘液がつるつると出てくる。
玉袋をもみもみ転がすと、すぐに半勃ちから復活し、口の中が亀頭でいっぱいになった。
裏筋を舐め上げながら、じゅっぽじゅっぽと音を立ててしゃぶる。
臭気が鼻をつき、パンツの中が湿り気を帯びてくるのを感じる三日月だが、
早漏提督は少し見苦しいくらいに悶えていて、油断したら笑ってしまいそうだった。
この人とはかれこれ7回くらいやっているので、弱点も知り尽くしている。
その上、早漏なので、中に直接もらったのは最初の一回だけ。
あとはみんな手と口で絞ってノックアウト。
どうもかなり意地になっているらしく、三日月が来ると聞けば無理してでも来ているそうだ。
ヒマ人ですね、と三日月は思った。そんなだから配下の艦娘に白い目で見られるのだ。
だが今ここでは、それを言っても誰もがブーメランである。
天に唾して自分にかかるようなもの。
二発目が放たれる。舌で吸う、唇でしごく、指の輪で絞る。
ぬめった汁を飲み干しながら、後に取っておく予定だっただろう
三発目にも火を入れ暴発させた。
最後の一滴を確認した三日月は、腰が砕けた早漏提督を放り、残る七本に向き直った。
「何かリクエストあります?」
オナニー! と即答した奴がいた。
最初にブルマーずらしを要求してパンツを見たがった提督だ。
この人とは今日で二度目だ。今日のこれを記念して、オナニー提督とでも呼んでやろうか。
「えーっと、脱いだ方がいいですか?」
着たまま! と、また即答だった。なんとも通らしい男だ。
黙っていれば怜悧なハンサム眼鏡なのに残念すぎる。
これに指揮されてる艦娘達は新進気鋭のホープだったはずだが、
これを知ったらどうなるやら。
リクエストを先んじられて不満げな他の提督や司令官になにやらボソボソ耳打ちし、
少しして全員の目がキラリと輝いた。ただし、土留め色に。
どうせロクなことではあるまいと思ったら、全員ズボンを下して三日月を取り囲んだ。
「あ、なるほど。じゃあ始めましょうか」
モゾモゾと自家発電が始まる陰茎を眺めながら、
三日月も体育座りをして、自分の胸と股に手を回す。
精を飲んで気分も高まっている。いじるとすでに陰核が自己主張を始めていた。
「ん……はぁっ」
左手ではあんまり無い胸をつかんでゆっくりと円を描き、
右手はブルマー越しに入口を上下になぞる。人差し指の腹で、だいぶ強めに。
じわじわした快感が体の中心に駆け上ってくると、自然と勢いがついてくる。
男たちの方でも、いくらか水音がし始めた。
お互いオカズ。盛り上がれば盛り上がるほどいい。
「ふぅ、ふぅ……あぅぅっ」
ブルマーも濡れてきて、シミがくっきりと浮かんでいる。
くちゅっ、くちゅっ。わずかに音も立っていた。もっと立てよう。
三日月を取り囲んでいるダメ男どもに、存分に聞かせてやりたい。
しかし、さすがにそろそろもどかしくなってきた。
布越しではなく直接触りたかったが、その前にちょっと欲しい。
体育座りのまま、三日月は仰向けに転がって脚を開く。
そしてブルマーをかき分けて下のパンツをまた晒す。
今度は液体でぐっしょりだ。ちらっと見れば、白いパンツが濡れてばっちり透けている。
男たちがザザザッと近寄ってきた。
全員、片手は機関全速。初弾の装填もまもなく終わると見た。
三日月は標的艦だが、的を外されたらもったいない。
濡れて透けた割れ目に指を当て、パンツの上から左右に開く。
にちゃっ。生々しい音を立ててから十数秒、男二人が低く唸って白濁を撒き散らかした。
出始めると同時に慌てて三日月に駆け寄り、思い思いの場所に噴きつけて汚していく。
顔、胸、開いた割れ目の上。ビチビチと熱い粘り気が付着して臭い立つ。
三日月の指も加速した。パンツの上から指を突っ込む。
くっちゅくっちゅくっちゅ!
「ん、うぁっ、あっ、あはぁ!」
激しく音と嬌声を上げながら乱れる。
経験上、意識を失うことはないのはわかるが、
快感で頭の中がトビそうになっている。
残り五人の一斉射撃が始まった途端、三日月はイッた。
「んっはああああっ!……」
絶頂しながら全身にまんべんなく降り注ぐ男の欲望を感じ取り、
へたりながらも体操服に染みたネバネバの感触を味わう。
出し終えた男たちが空いた片手で写真を撮っているのを見て、
髪の毛に貼りついた塊を指先ですくい取り、ねぶってみせた。
チュバチュバ音を立てて、カメラに物欲しそうな視線を送ってやると、
狙い通り、萎れかかった男性器が、またムクムクと復活していく。
「……ひとりずつ仰向けになってください。できる限り素股します。
手と、お口もいけますよ」
体操服は脱ぐことになった。
乱交とはいえ、やはり他の男のヨゴレに進んでまみれたくはないらしい。
男同士でもイケる司令官を何人か知っているが、
今ここにはいないし、三日月も趣味ではない。
着衣に手をかけてきた男たちに任せて、体操服をスルッと脱いだ三日月は、
続いてブルマーも下ろされる。ついでとばかり、乳房や恥丘を揉みしだいてくる手に
悩ましい呼吸を漏らしながらも、要望だけはきちんと伝えた。
「今日は下着でお願いします。入れたら明日、始末書確定ですから。
それと、お尻の穴も禁止です。こっちは単純にイヤです」
そのぶん可愛がってやるよ、と司令官の一人が言うと、全身に手がからみつく。
口元に首筋、脇に下乳。太ももと内股。
明日が非番ならこのまま身を委ねるところだが、何度も言ったがそれは無理。
「んぁっ、くふぅ!……もうっ!やってあげませんよ?」
ぷりぷり怒った顔を見せると、参った参ったとばかり男たちは身を引く。
入渠すれば体調が整う艦娘に、体調不良なるものは欠勤理由として考慮されない。
(おかげさまで、艦娘である限り妊娠も考慮不要なのだが)
認められるのは、満足な休息がとれない環境にあったことを書面で証明できる場合のみ。
つまり、この場で倒れたら帰れなくなってアウト。
提督や司令官も任務がある身。送迎など不可能。
その程度のことがわからない関係者もまた、熊野がとっくに追い出している。
「じゃあ始めますよ。一緒に気持ちよくなりましょう」
仕事着を汚せない男たちも服を隅に脱ぎ捨てた。
体を倒した男の上にまたがった三日月は、
節くれだった男根へ、膣口をパンツ越しに擦り付ける。
愛液とカウパーが混じり合い、ぬらぬらと卑猥な光沢を帯びていく。
その先端からビチッと飛び散った飛沫を目ざとく見つけると、
それをつまんで指先で糸を引かせて見せつける。
「あ、先走りましたね。出ちゃったら交代ですよ?」
待ってくれ、と言いかけた彼の口は行動でふさいだ。
ここでやめるなんてひどいことはやらない。
こすりつけるのを再開して、それと同時に左右から近づけられた二本にも手をつける。
右手、左手で鷲掴みしてシコシコ扱き、
たまにペロッと舌を這わせるとビクンビクンと反応した。
どうやら右手が先だな、と見切った三日月は、
右手に握った剛直をくわえ込み、カリを丹念に舐め回す。
口の中で限界まで反り返っていくそれの先端に舌を当て、
やや強く吸ってやると、頭をガシリと掴まれた。
二度、三度と脈動するたび、喉にからみつく粘液が流し込まれるのを
ゴクンゴクンと喉を鳴らして受け入れる。
その光景に触発されてか、左手側もビクビク暴れて三日月の肩から胸を白く汚していく。
股に挟まっている肉棒にも、結局それがトドメになってしまった。
噴き出してくる液体を感じながらも三日月は腰を止めず、
8の字を描いてぬめりを塗りつける。
「っはぁっ、イく、ふぅ、んあぁっ……!」
高まるままに宙に舌を突き出し、二度目の絶頂に達する。
甘い痺れに押し負けて男の上に倒れこむが、まだまだ始まったばかりだ。
漏れなく素股してあげるなら、これをあと七回。
ハードだ。せめてあと二回少なければ後先考える必要もなかった。
だが、よく考えれば早漏はノーカンである。そのために念入りに絞ったのであるし。
なら、あと六回。どうにかなる。
口角を持ち上げて身を起こし、選手交代を促す。
下の男が引きずり出されて、次が滑り込んでくる。
両手の平にも次の二本がスタンバイ。
整った呼吸もすぐに乱れていき、やがて、七回目までが終了した。
都合、21発の砲火にさらされた三日月は、
白くまだらにペイントされた肢体をマット上に投げ出して荒く浅い息をついていた。
室内は死屍累々。男どももゾウさん丸出しでうなだれたり大の字になったりしている。
今すぐ、掃除しなければならない。立つ鳥跡を濁さずは生存の知恵なのだ。
こんなイカくさい部屋を残すわけにはいかない。
よたよたと立ち上がると、早漏に消臭スプレーを渡された。
ついでに、覚えてろよ、とも。
くんずほぐれつしてヨガッてる横で掃除の準備をそっと進めていたらしい。
「賢者ですね」
賢者だな。賢者だ。
三日月の感想に、へばっていた男たちが首をあげて同調する。
突然、称号を授けられてしまった早漏は、
チッキショオと吐き捨てながら男たちの顔面に雑巾を叩きつけていった。
さて、まずはぐっちょぐちょの下着を着替えなければ掃除にならない。
体操服と下着とをビニールに詰める。これはここで洗濯していく。
このまま持ち帰って発見されたら大事件だ。
ここに至っては恥じらいもない。
ポイポイと脱ぎ捨てて身体を拭い、持参の下着に取り換えた。
上着を羽織って足早に廊下を通り過ぎ、
洗濯機にひどいシロモノを放り込んで洗剤をぶち込み、スイッチオン。
その足でさっさかシャワーに向かう。
浴びずに帰ったら100%バレる。髪の毛がカピカピだ。
持参したシャンプーと石鹸で念入りに全身を泡立てながら、
三日月は中途半端な疼きに襲われていた。
自分から止めたとはいえ、ことに及びながら一本も中に入らなかったので内側が切ない。
帰ったらディルドーを使おう。
そんなしょうもないことと、晩御飯は駅近くで見かけたラーメン屋にしよう、
などと考えながら、止まった洗濯機の中身を乾燥機に投げ込み、
消臭スプレーをかけに部屋に戻っていった。
書き終わると賢者になる。
というか、書いてる最中に賢者になる。
何やっちゃってんのオレ?と。
あとあと黒歴史として消去するかもしれんですばい。