Star Dust Space chapter3 作:深緑 風龍
……………凄かったな、さっきの曲。
ヴォルデモート「俺様のところにも、聞こえたぞ。正直あそこまで歌うまいとか、ガルッチはもしや、歌王子なのでは?」
確かに、全王神もウルトラマンキングも涙流しまくってたしな……………。
ダンブルドア「あのディルーラーの士ですら、感動していたようだしな。」
みんな笑いツボのとこを突かせて大笑いさせていたしな。ツボどんだけ弱いんだよ。
-舞踏会 会場-
ギル「ふん、出来ればもっと広いところを期待してたのだが………。」
白野「まぁまぁ、仕方ないよ。それより、ガルッチ達何処に行ったんだろう。」
霜月「父さん、文句言わない。」
ギル「クッ、フハハハハハ!!ならばこの一時を楽しむとするか!!」
ギルガメッシュが楽しそうで何よりです。
サフィール「皇帝殿……、お久しぶりです。」
フォルニーア「お前は、確か…………。」
サフィール「元サンクワールの王です。あの時は、誠に失礼した。」
フォルニーア「………驚いたな、ここまで変わるとは。」
サフィール「いえ、貴方方の襲撃のお陰で、変われたのですから。」
フォルニーア「しかも、衣装も変わるとは、あのガルッチと呼ぶ者もなかなか凄い者かも知れないわね。」
ルディック「そういえば、レイン殿もガルッチ殿もいませんな。」
フォルニーア「ああ、レインは外へ出て行き、ガルッチは知らぬ。おそらく外だと思うのだが……。」
ルディック「意外だな………、彼が参加しないとは…………。」
それもその筈、実はガルッチは、ワルツは踊れない質なのだ。というよりは、優雅さなんて皆無なガルッチですし、優雅さ=うっかり(元凶は遠坂家)というのも定着していますので、ワルツなんて踊らないと思います。
-舞踏会会場 庭園-
一方で、ご本人のガルッチ達はというと……………。
ガルッチ「…………よもや、お前自身からくるとはな。バルボッサ。」
バルボッサ「よう、久しぶりだな。破壊仕事を放棄して、遊びに来てやったぜ。」
ガルッチ「って、放棄したんかい!?」
仕事放棄しに来たというだけで、ガルッチはずっこけた。
バルボッサ「仕方ねえだろ!?あんな地味な作業とかやってられるかよ!俺は強者と戦うことを夢見てるってのによ、ドリルで内郭部分まで到達するまで待つとか、どんな暇人がやることだっての!!」
ガルッチ「やり方があれだが、地味すぎるだろ!?」
バルボッサ「だろぉ?ホントに嫌になっちゃったよ………、お陰で機械を破壊して、こっちまで来たって訳。」
ガルッチ「態々遠いところから、ご苦労さん。(-_-;)」
どんだけ戦闘狂なんだよ、しかも強者と戦うことを夢見てるって、なんか僕と似てるなぁっとガルッチは思っていた。
レイン「なんだ?あれは?」
ガルッチ「ヴェルバー・バルボッサ、『星の勇者を阻む者』であり、僕らが探していた奴だ。」
バルボッサ「ほう、もう一人の強敵もいたのか。いやぁ、こっちに所属して正解だったねぇ。」
ガルッチ「?」
バルボッサ「いやなに、実はというとな、元々は普通の剣士だったんだ。だがよ、俺の世界には、もう強敵が全くいなくなっちまって、退屈になっちまったんだ。そんなときに誰かが、暇なら俺達のところに来ねぇか?って誘われてな。お陰で、世界中の強敵と戦えて、満足してるって奴さ。」
ガルッチ「地味な仕事を放棄してでもか。」
バルボッサ「当たり前さ!無の神に忠誠心なんてねぇが、俺は強敵と戦えるってんなら充分さ。」
どうやら相当、強敵と戦える事にワクワクしているようだ。未来の言うとおり、無の神に忠誠心はない奴もいるようだ。だが、そうなればもう一つの仮説が生まれる。と言うことは、星の勇者の中にも、裏切る奴もいるのではないのか?
いや、あり得ないが、否定しきれない。現にミシェールも無の神に裏切っている。そうなれば、逆の可能性も有り得てしまう。
ガルッチ「レイン。フランとこいし、イリヤ、アラヤ、村正、雁夜、あとヴラドを呼んでくれ。どうやら、レイグルもやって来そうだしな。」
レイン「俺が呼ぶんかよ…………。」
そう言い、レインは急いで会場に戻っていき、フラン達を呼びに行った。
ガルッチ「しかし、ハルバードか………。厄介なもんを扱ってるな………。」
バルボッサ「へへ、此奴で倒れた血も、今も残ってるからな。此奴がお前を食らおうと待っているぜ。」
ガルッチ「いいね、食われるのも嫌いじゃないが、逆に僕が食らってやるよ。」
バルボッサ「面白ぇ、案外俺と波長が合いそうだな。」
ニヤリと笑いを浮かべたバルボッサは、ハルバードを構え、ガルッチは絶望の力を解放させ、常闇月の刀と月光・闇夜丸の抜刀の構えをした。
バルボッサ「和を感じさせるスタイルか………、いいぜ。気に入った。こっちから行くぜ!」
先手必勝と言わんばかりに、バルボッサは血に塗れた刃でガルッチを襲いかかった。それを待ってたかと言わんばかりに、ここで2本の刀が抜かれ、血に塗れた刃を止めた。そっからは、攻防が続いた。
薙ぎ払いをすれば、スライドジャンプをし、横に斬りかかれば、別の剣で防がれる。互いに一歩も譲るつもりも無かった。
ガルッチ「剣とハルバードの扱いが上手いんだな。」
バルボッサ「そいつは、どうも!」
ハルバードの突きが来るも、それを避けて、逆に蹴りを入れて顔にぶつけようとするも、防がれた。というより、摑まれた。
ガルッチ「しまっ!?」
バルボッサ「悪いな、その動きは利かねぇz………。」
ガルッチ「なんて、な!」
バルボッサ「ぬぉ!?」
だが、摑まれない足を使い、バルボッサの股間を蹴った。
バルボッサ「ぁ………こ………此奴…………、今まで、こんな攻撃する奴いなかったぞ!?」
ガルッチ「悪いな、どうも犯してくる野郎が多くて敵わんから、玉藻の前伝授の一夫多妻去勢拳を覚えてたんだ。恨むなら、其奴らに恨みな。」
バルボッサ「へっ、確かにな。逆に惚れそうだぜ。」
ガルッチ「野郎に惚れられるのは、ホントに勘弁だがな………。」
バルボッサ「いや、今の一撃で、興奮してきたぜ。」
ガルッチ「や め ろ。それはM発言だ。」
バルボッサ「…………悪かった、だがお前の可憐さにも責任はあるぜ。」
ガルッチ「そうだとしても、余計に質が悪いわ!!」
ガルッチは複数の刃の波を召喚させ、バルボッサに当てようとするも、何かの防壁に阻まれていった。
バルボッサ「残念だったな、此奴は近接以外の攻撃は受付ねえ鎧なんだ。やりあうなら、直接の方が、お似合いだろ?」
ガルッチ「やれやれ、魔術系はお呼びじゃねえって訳か。だったら、此で行くか。『アインソフオウルソード』!いや、正式には『
二刀の刀をしまい込み、空から現れた白銀と翼と膜にはそれぞれ水色と深紅色をした剣が現れ、掴んだ。
ガルッチ「無限光の力、見せてやる。」
バルボッサ「良いだろう、俺の力………見せつけてやる。これは憎悪によって磨かれた我が魂の咆哮、暗黒郷を見せつけしは、我が剣!」
ガルッチの剣は虹色に輝き、対してバルボッサはハルバードをしまい、代わりに黒く染まってる剣を持ち、魔力を込めた。
ガルッチ「『
バルボッサ「『
二つの閃光が放たれ、互いにぶつかり合った。まるで、この一帯を更地にするのではという勢いで、ぶつかり合っていた。だがここで、ガルッチは不思議に思った。此だけドンパチやってるのに、何故人が気付かないのか?
一方で………。
レイグル「………まさか、『俺』がいたとはな………。」
ヴラド(未来レイグル)「驚いたか、過去の『俺』よ。」
レイン「どうだ、未来のお前と出会った感想は?」
ジョウ「まさか、レイグルが2人もいたとは…………。」
フォルニーア「レイン、これはどういう事ですか!?」
フラン「どうもこうも、私達が異世界から来たって言う、なによりの証拠よ。」
レイグル「……………まぁいい、今回は様子を見に来ただけだ。だから、これ以上は邪魔をしない。」
ヴラド「だろうな、いずれ俺達に挑むのであろう?」
レイグル「ああ、その時はお前達と決着を着けてやる。ではな。」
どうやらレイグルとの戦いで、助力は出来なかったようだ。だが、何とか追い払う事に成功し、急いでガルッチ達のとこに向かった。だが、そこには既に、終了したかのような雰囲気だった。
バルボッサ「やっぱり、お前と戦えるってのは良いもんだな。本気で惚れたぜ。」
ガルッチ「だから野郎はお断りだって。」
バルボッサ「いや、俺はマジだぜ。俺の必殺技ですら、圧倒させちまう程すげぇ威力を持ってるからな。正直突破する奴なんざ、全く居なかった。出来たとすれば、それを防げる程度、または回避出来た奴。だから、その技を受け止め、況してや突破したお前は、マジで俺のハートを射抜きやがった。」
ガルッチ「あの、僕は男────」
バルボッサ「男でも構わねえぜ!強い奴ほど、俺は燃え上がるんだぜ。」
レイン「…………何が一体どうなってんだよ。」
こいし「今度は本当の男に惚れられちゃってるよ…………、お兄ちゃん。しかも敵なのに………。」
全員「うんうん。(・_・)(._.)」
バルボッサ「出来れば、お前達と戦いたいが、今日は引いてやるぜ。おっと、そうそう。もし俺に勝ったら、お前に着いてってやるぜ。」
ガルッチ「何ッ!?」
これは想定外っと言っても過言じゃなかった。まさか、自分から言うなんて、逆に不思議に思っていた。
バルボッサ「ちなみに、負けたら俺のものになれ!」
ガルッチ「何でさ!?」
バルボッサ「じゃあな、ガルッチ!また会おう!」
そしてそのままバルボッサは、姿を消していった。
ガルッチ「………………厄介な奴に惚れられちまったよ。しかも、負けたらバルボッサの物になるって………………。」
村正「ガルッチさん、これは負けられないですね。」
ガルッチ「そもそも、彼奴が仲間になってくれるのなら、僕らは構わない。だが、負けたらバルボッサの物には………、絶対避けなければ、僕の貞操が危ない。」
イリヤ「もう既に、私達や未来に貞操奪ってるのに?」
ガルッチ「フランやこいし、イリヤ、クロエ、村正、あと未来なら構わない。寧ろもっとして欲しいぐらいさ。だが、バルボッサは無理だわ。あの様子、マジだしな。」
ため息をつくが、ある意味チャンスでもあった。ああ見えて、あのバルボッサは無の神に忠誠心など無い。しかも、仕事すら放棄する(おそらく内容にもなるが…………。)勢い。
勝てば仲間になってくれて、逆に負ければガルッチが奪われる…………。これは出会った時の為の一世一代の賭けなのである。
ガルッチ「まっ、もしもの時は……………アラヤ。頼んだ。」
アラヤ「え?」
ガルッチ「こっちだって、負けたくないんだ。未来との約束、自分から破る訳にも行かねえからな。」
『未来、早速その候補者を見つけたよ。ヴェルバー・バルボッサって言う名前なんだが、何でも彼奴は無の神に忠誠に誓っておらず、強者と戦えれば充分だという。
『俺』的には、嬉しい限りなんだが、ちょっとヤベぇ事態が起こった。
それがバルボッサに負ければ、バルボッサの物になれっていう事だ。
有り得ないよ!?何で僕に惚れちゃってるの!?負けたくないよ!!
『私』だったら、あ──(何を書いているのか分からない)
ごめん、ラクトが余計な事を言ったんで、無理矢理引っ込ませた。もし僕が負けたら、未来助けに来てくれ。
正直野郎に惚れられるとか、嫌なんだけど!?どっちかというと、これ未来の物なのに!!何で僕こんなこと─────(落ち込み過ぎて、滅茶苦茶ネガティブな事を書きまくっている。)
んまあ、その…………なんだ。『俺』達が負けたら、未来が代わりに勝って、取り戻してやってくれ。勝ったか負けたかは、『俺』が報告するんで。
ps,
彼奴が再び『
『俺』的に、あんな上手く歌いながら踊れねえし………。』
ガルッチside
シェルファ「あれ?レイン戻らないの?」
レイン「ああ、俺はいい。」
ガルッチ「おいおい、それは無いんじゃあないの?」
レイン「いや、ホントにいいんだって…………。」
ガルッチ「?」
シェルファ「(T^T)」
レイン「おいおい、シェルファ泣くな!?俺とて行きずれぇの!」
ガルッチ「何で?」
あれ?なんか滅茶苦茶戸惑ってる、一体如何した?
レイン「なぁ、2人とも。これは『天才剣士』にとっての、史上最大の弱点でもあるんだ。笑わないって、約束するか?」
シェルファ「?私、笑いませんけど?」
ガルッチ「そもそも、何で笑うってんだ。言ってくれ。」
レイン「あーうん。
お、踊れない?え?フリだよね?どう見ても、踊れそうなのに。やば、こっち笑いそう……。
シェルファ「
レイン「笑うか!コンニャロォォ!」
ガルッチ「ハハハ、レイン!それはひょっとしてフリで言ってんのか?」
レイン「お前もかよ!」
ガルッチ「まぁ、悪かったよ。僕だって、踊れないやつだってあるさ。」
シェルファ「え?ガルッチさんもですか?」
レイン「ほう?其奴は一体なんだい?」
ガルッチ「ワルツ、踊れないんだよ。貴族的な踊り系は、全く。」
レイン「へぇ、意外だな。」
シェルファ「ガルッチさん、踊れそうに見えますのに。」
いや、実際踊れねえんだよ。この間全大陸でのパーティーの時は、できる限り踊りの時は決まって庭に居たんだよ。
ガルッチ「………あー、なんか踊りの話をしてたら、歌いながら踊りたくなってきた……。」
レイン「え?」
シェルファ「そういえば、ガルッチさんの踊りってどんな物ですか?」
レイン「俺は、見たことあるな。滅茶苦茶魅了しちまうほどの、歌と踊りだったぜ。」
シェルファ「見せて!」
ガルッチ「いいけど、今回はレインにもシェルファさんにも、踊って貰うよ。」
あら?2人ともキョトンとしてるけど………。
シェルファ「あの、私………ガルッチさんがいる世界の歌と踊り、分からないですけど………。」
レイン「俺もだぞ?」
ガルッチ「安心しろ。僕が手取り足取り教えるから。曲はもう決まってる。ただ、この力も必須だな。来い!『
んじゃ、後は『Climax Jump』の曲を入れてっと。
ガルッチ「『
(≧ω≦)b
ガルッチ「よし、じゃあまずは…………。」
暫くして……………。
ガルッチ「おお、いいじゃん。いいじゃん。スゲーじゃん。2人とももうマスターしていったな。」
レイン「俺も驚いた…………、ここまで上手くなっちまうとは。俺って天才だな!」
シェルファ「あの、もうそろそろ…………。」
ガルッチ「OK,Let's dancing!」
さぁ、全次元に響け!我が歌よ!
ガルッチ「『
さて、僕は最初っからクライマックスに踊るぜ!!
-to be continue⇨-
-光の国-
キング「…………結構歌ってるな、お前の息子。」
いや、興奮しまくって、全く聞いてないよ。しかも踊り出す始末だし………。
キング「未来とデュエットしたら、絶対ヤバいことになるよな?」
ビルス「ああ、あり得そうだ。」
ビルス!?いつからそこに!?
ビルス「暇だったんで、ちょいときたんだ。」
未来に興味があったんじゃ………。
ビルス「ああ、未来に興味があるぞ。全ての頂点に立つ、それに興味があるんだ。あのギルガメッシュが真作の頂点、ガルッチは贋作の頂点ならば、未来は全ての頂点。あの者らが手を組めば、負け無しかもしれんしな。」
アハハ、言われてみれば、そうだな。
ビルス「しかし、ガルッチの歌は、何かと上手いな。地球では『Climax Jump』だったか?あれを聞いただけで、僕のテンションも上がったよ。」
お気に召して何よりです。
キング「星空英竜、清浄星花、門矢未来、転生して何よりだが、どうやら何者かがあの者らを倒すために、何かと対策する輩もいるようだ。」
うーん………、だけどまずは無の神を倒すことが重要だと思う。奴の暴動を止めないと、次元の全てが消えてしまうしな。
ビルス「そうなっても、僕が"無"諸共消してやるさ。」
油断はしないでよ、ビルス。
ビルス「安心しろ、風龍。地球の美味しい食べ物を食べ尽くすまで、死にはしないさ。」