※この作品はR-18です。

Star Dust Space chapter3   作:深緑 風龍

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第9-2章 異世界へと渡る

-スピリットレストラン- -朝ノ刻-

 

ある日の事だった。偶々今日は天皇補佐にとっての長期休みをもらったガルッチは、とある写真集を持ってきたのだ。

 

ガルッチ「はぁ、今思えば懐かしいなぁ………。子供の成長を見るのって……。」

アラヤ「母さん、何を見てるの?」

ガルッチ「アラヤか、今君達の成長を見てたんだ。」

アラヤ「へぇ、あ。これってバルッチ兄さんの写真?可愛いなぁ………。」

ガルッチ「こんな顔だったな、懐かしいなぁ………。」

 

微笑ましい顔をしながら、ガルッチとアラヤは次のページをめくった。

 

アラヤ「あれ?この写真って……。」

ガルッチ「あー、こんなところに飾ってたのか……。」

 

そこには、以前バットマンVSスーパーマンの世界に離れる前に、思い出として写真を取った時が写真集に保存してあった。

 

アラヤ「これが………、僕のお父さん?」

ガルッチ「うん、門矢未来。『完全生命体イフ』のスタンド使いで、アラヤ。君の父親さ。」

アラヤ「結婚してないのに?」

ガルッチ「まあね。でも、アラヤにとっては、父親だと言うことには、変わりないさ。普通僕は野郎とヤルつもりは無かったんだけど…………、何故だか未来なら、安心出来るっていうか、なんて言うか………。」

アラヤ「母さん………。」

ガルッチ「未来達、今頃何してるかなぁ………。」

アラヤ「…………僕にも、会える?お父さんに。」

ガルッチ「会えるさ。僕らが強くなれば、きっとね。」

 

未来とは約束をしていた。再会を楽しみにしてると、ガルッチは言った。

 

フラン「あ、お兄ちゃん。何を見てるの?」

ガルッチ「写真集を見ていたんだ。」

フラン「へぇ、あ、これって未来達と取った写真!こんなところにあったんだ。」

アラヤ「フラン母さんも知ってるの?」

フラン「もっちろんよ、それに、アラヤちゃんを産ませたのは私とこいしちゃんとイリヤちゃんよ。」

ガルッチ「あの時はどうかしてるって思ったよ。でも、あれはあれで良かったかもね。」

アラヤ「母さん…………、子供の目の前でそう言う話はやめたほうが………。」

ガルッチ「まあね。でもさ、アラヤも何時かするかもしれないよ?誰か好きな人が出来たら、子孫を残すためにしなくちゃならないかもしれない。まぁ、如何するかは君次第だからね。僕の人生は僕だけであり、アラヤはアラヤの人生があるんだからさ。」

アラヤ「母さん……。」

 

するとアラヤは、ガルッチの膝の上で眠ってしまった。

 

ガルッチ「くっ、こ………この寝顔は、ヤバいほど可愛い………。」

フラン「お兄ちゃん、鼻血。」

ガルッチ「ご、ごめんフラン。」

フラン「でも、お兄ちゃんの言うとおり………、可愛いよね。まるで天使みたいに……。」

ガルッチ「ふ、フラン。君も………。」

フラン「あ、いけない。あー駄目、ティッシュが足りない………。お兄ちゃん。」

ガルッチ「分かった。起こさないように、ね?」

 

そしてガルッチは、フランの首筋のところで血を吸おうとしていた時だった。

 

 

 

『バーン!!!』

 

 

 

突然の轟音がなったのか、アラヤは起き、2人も振り向いた。

 

3人「何事!?」

 

3人はすぐさま外に出ると、そこには黒い翼が着いた青年がいた。

 

???「見つけたぞ、ドブネズミ。」

ガルッチ「(………なんだ此奴。)」

???「フフフ、あまりの登場で言葉も出ない様子だな。」

アラヤ「(ねぇ、何この人。)」

フラン「(……なんか痛い人いるわね。)」

???「まあいい、名乗らせて頂こう!俺はあらゆる世界を救ってきた正義の味方、悪を討つために生まれた『漆黒の翼』だ!覚えておけ。」

3人「(名前まで痛々しい人だァァァァァァァァァ!)」

 

まるで中二病と言っても過言じゃ無いかのように、顔には傷に眼帯、腕には包帯、まるで魔法陣のような本を持っている青年が、ガルッチ達を指差した。

 

「さぁ、そこの悪党共!」

ガルッチ「(何あれ……。)」

アラヤ「(あれって、中二病って言う者なの?)」

フラン「(うん。あんなありきたりかつ痛々しい人、見たことないかも。)」

「どうやら何か悪事を働いていそうだな。この俺が粛清してやる!この『ブラック・ビート』の力でな。」

 

どうしようって思いながら、ヒソヒソしているが、さすがにうるさいと迷惑がかかると思い、とりあえずどこまで本気なのかじーっと見ることにした。

 

「食らいやがれ!『エタノール・ブリザード』!」

 

─しかし、何も出なかった。

 

「ちっ、ならこれはどうだ?『ドラゴン・ベルゼブブ』!」

 

─何もこなかった。

 

「なっ、これだけの最上級魔法がきかないとは………。」

ガルッチ「もう終わりでいいか?次はこっちの番ね。」

 

そう言うと、ガルッチは絶望の魔神の力を解放し、痛々しい青年に向けた。

 

ガルッチ「所詮貴様のような雑種は、これで充分だ。真の闇の力を見せてやる。」

「なっ何を!この俺の最強の盾に勝てる奴など、誰もいな──」

ガルッチ「『深淵への絶望(ディスペア・ブラスター)』!」

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!」

 

 

-名も無き正義の味方 自称漆黒の翼 再起不能(リタイア)死亡-

 

 

ガルッチ「…………。」

フラン「弱かったね。」

アラヤ「また生きてたら、今度は僕のスタンドでいい?」

フラガル「勿論!」

 

本当何だったんだろうと思い、店に戻ろうとしていた時、また何かを察知したのか、すぐ振り向いた。

 

「なかなかやるではないか。だが、彼奴は我ら四天王の中でも最も最弱。面汚しのような───」

ガルッチ「行こう、付き合ってらんねえ。」

フラン「そうね。」

アラヤ「そういえば母さん、お昼はなにするの?」

ガルッチ「そうだな………、何かあったか─────」

「待てぇぇぇ!悪かった!中二病的な発言して悪かった!悪かったから、相手をしてくれ!頼む!この通りだ!」

 

いつの間にか土下座を始める始末だったため、仕方なく相手をする事にした。

 

ガルッチ「はぁ、んで何の用?悪いけど、茶番を付き合ってあげるほど暇じゃないんだ。」

「分かってる、あの者に釣られて一遍やってみたかったって思ってたけど、あんなの恥ずかしいよ!」

3人「でしょうね………。」

「まあ、お前達の敵とは変わりないけどね。何しろ、ほら。」

ガルッチ「あれって!」

フラン「『星の勇者を阻む者』!?」

「そう、さっきの奴もそうだが、どうだった?」

ガルッチ「凄く、痛々しいです。」

「なんか済まなかった、俺とて何故あんな奴が俺達の仲間なのか、不思議に思ってるよ。俺達全力で、お前達星の勇者に謝るよ。」

 

何故か謝られる始末に、少し戸惑いを起こすガルッチ達。まあ、あんな奴がいたら誰でも戸惑うよな。

 

「さてと、早速お前達を倒すと言いたいが、別世界で破壊命令が下されていてね。悪いが付き合ってられないんだ。何で俺がやらなきゃいけねえんだ、そこは破壊担当がやれってのに巫山戯んな畜生戦わせろよ………。」

アラヤ「愚痴言うかな、普通。」

フラガル「無いよね、絶対。」

「まぁ、もう一人も行動に移してるし、仕方ねえか。あ、止めに来るなら、この世界に来な。そこで俺達の仲間がいるからよ。」

 

そう言うと、1枚の紙を手渡された。

 

ガルッチ「………何でそこまで、気前よく教えてくれるんだ?」

「何でって、そりゃあ俺は強い奴が好きなんだよ。弱い者虐めとか、俺には性に合って無くてね。見たところ、お前女っぽいが………男か?」

ガルッチ「…………そうだが?」

「へっ、女だったら俺好みだったんだが、仕方ねえか。んじゃ、俺は待ってるぜ。ちなみに俺の名前は、『ヴェルバー・バルロッサ』だ。覚えておきな。」

 

バルロッサと呼ぶ男は、闇の渦の中に入り込み、残ったのは1枚の紙だけだった。

 

ガルッチ「………どうも彼奴、清々しかった奴だな。」

アラヤ「あんなタイプな人がいるなんて…………。」

フラン「とにかく、中に入って皆に伝えましょ。」

 

 

-昼ノ刻-

 

ガルッチside

 

DIO「………有り得るのか、そんなことが。」

ラルッチ「ガルッチ…………、流石に弱すぎる『星の勇者を阻む者』なんて、いないはずよ?」

ガルッチ「僕もそう思いたいが、実際あったよ、しかも痛々しい奴だったし。」

フラン「お姉ちゃん、ホントにいたのよ?疑いたくなるようなものだけど。」

 

全員頭を支えているけど、マジでいたからな?信じられんかもだけど。

 

レミリア「だ、だけどねガルッチ。流石に弱すぎる奴なんて、普通いないでしょ?」

さとり「そ、そうですよ。仮にいたとしても、夢物語のようなものですよ?」

ガルッチ「さとり?心読めるのに何故嘘を付く?」

さとり「え?わ、私嘘なんて付いて────」

こいし「ペロペロ。」

さとり「キャーッ!こ、こいし!私のおっぱいを舐めて何を───」

こいし「うん、これは嘘を付いてる味がします!お姉ちゃん!」

 

セクハラ行為でそれを言えるって、ある意味こいしはプロだな。

 

こいし「勿論です、プロですから!」

さとり「自慢持って言うんじゃあないわよ!」

村正「話それてるよ、二人とも。問題は、バルロッサっていう敵が、何故こんな紙をくれたかよ。」

承太郎「どう見ても、罠だろうな。」

ガルッチ「いや、バルロッサはああ見えて戦闘狂って自分で言ってたし、真っ正面から相手をしたいって言ってたから、恐らく罠なんて仕掛けないだろ。しかも、罠を仕掛けるなら、残り3人だろうな。」

 

むしろそっちがあり得そうだ。

 

DIO「承太郎、如何する?」

承太郎「この紙の言うとおりだと、これは3チームに分かれて行動するしかねえな。」

DIO「なるほど……。」

ギル「この我を差し置いて会議とはな。まぁ、霜月が可愛いから良いのだがな。」

霜月「もう、ギル。私はもう子供じゃ無いのよ?」

ギル「フハハハハ!そう照れるでない!初奴だな、霜月。」

霜月「ギルったら、仕方ないんだから。」

エミヤ「まるで親バカだな………。」

切嗣「親バカと聞いて。」

フィン「親バカと聞いて。」

ガルッチ「あんたら黙っとれい!!!」

父親2人「アツカイヒドイ………。(´・ω・`)」

ラルッチ「まぁクソ親父のショボン顔は放っておいて、その方がいいわね。」

ガルッチ「賛成。」

イリヤ「そうね。でも如何するの?流石に、フラン達との別行動は無理よ。」

ラルッチ「何で?」

イリヤ「あれ。」

ガルッチ「(´・_・`)」

全員「納得。」

承太郎「確かにガルッチは、フラン達との別々はやめておかないとな。」

DIO「じゃあ如何すれば………。」

???「俺に考えがある。」

 

そんなとき、階段から降りてくる青年らしき人物、レイグルが降りてきた。そして、いつでもくっついてるソフィアも。

 

レイグル「今この3つの世界があるが、その中で一つ、この世界だが………俺の故郷なんだ。」

ガルッチ「そこって、確か『ミュールゲニア』って呼ばれる世界だよな?」

ソフィア「そして、私とレイグルが結ばれた場所でもあるの。♡」

レイグル「………まあともかく、この世界だけはある程度知識はある。そこで、ガルッチ。フラン。こいし。イリヤ。この4人は固定だ。他は?」

村正「私もお願い。」

アラヤ「あの、僕もいい?」

 

え?

 

アラヤ「僕だって、母さんの役に立ちたいんだ!お願い、僕にも参入させてくれ!」

レイグル「しかし………、お前は───」

ガルッチ「アラヤ、いいのか?」

アラヤ「へ?」

ガルッチ「僕達について行くと、誰かが死ぬかもしれない。それでも、行く?」

アラヤ「…………行く。」

ガルッチ「だって、この子も編入させてくれ。」

レイグル「…………分かった。他は?」

 

 

それが結構時間がかかるものの、編入が終わったのは夕暮れの時だった。

 

 

レイグル「よし、まず俺とソフィアの故郷に行くのは『ガルッチ、フラン、こいし、イリヤ、村正、アラヤ、雁夜、ギルガメッシュ、白野、霜月』でいいな?」

ガルッチ「うん。」

DIO「では『ゼノブレイド』の世界は『ルッチ、レミリアお嬢様、さとり、このDIO、ラルッチ、ブラッド、クロエ』でよいな?」

承太郎「ならば残った俺が『二ノ国』の世界ってこ────」

???「待った。俺達も行かせてくれ。」

承太郎「その声は………。」

 

暁光!無月!マリーにアタランテにマルッチ!?

 

マルッチ「承太郎殿、遊びで無いのは承知の上です。どうか、我々にも連れてって下さい!」

暁光「そう、私さえいれば、どんな問題でもすぐ解決ゴハァ!?」

無月「此奴の馬鹿発言は兎も角、承太郎。頼む、俺達も同行を頼む。」

承太郎「ハァ、やれやれだぜ。ならこの5人は俺が連れていくが、構わないか?」

ガルッチ「………抵抗はあるが、分かった。ただし、無茶だけはするな。」

 

全員頷いた。よし。

 

ガルッチ「皆、外に出て!僕がゲートを開く!」

 

久々だ。この魔法を使うってのは………。

 

ガルッチ「時渡り『タイムドミネートディメンション』!」

 

そして僕は3つのゲートを開き、2チームは先に入っていった。

 

レイグル「行くぞ、皆。『ミュールゲニア』へ!」

全員「おー!」

 

僕らは一つのゲートに入り込んだ。この先に、一体何が待ち構えているのだろうか。そして、どんな敵どんな仲間が相見れるのだろうか。このワクワク感を抱きつつ、僕らはゲートの先へ走った。

 

 

 

-to be continue⇨-

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