Star Dust Space chapter3 作:深緑 風龍
-新宿-
ガルッチside
宇宙「神様気取りに成ったつもりか!!ガルッチィィィィィィ!!!!」
無の力か………。
ガルッチ「神様気取りなんかじゃない…………。僕は神様にも、『正義の味方』にすらなり得なかった、贋作者さ。」
その閃光が当たると同時に、それを弾いていった。攻撃はやめることもなかったが、どれも此も、貫通さえあり得なかった。
宇宙「何故だ………、無の力なら、貴様ですら無事で済むはずが!?」
ガルッチ「簡単な話だ。完全生命体イフ、此奴が居るからこそ、お前の力を弾くことが出来る。」
宇宙「あり得ない、あり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得なァァァァァァァァァァァァァァァァァァい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガルッチ「もう、終わりにしよ。宇宙。僕と、君の苦しみも全て、終わりにしてあげる。
『
我らの刃は善の心と悪の心を用いた贋作の魂。去れど、我が意志は贋作に非ず。心技、無欠にして盤石。力、山を抜き、剣で水を別つ。生命、離宮に届き、我ら、共に天を抱かん!!
『
セフィロトソードには光を、クリフォトソードには闇を纏わせ、そのまま宇宙の喉元を………………止めた。
宇宙「え?」
ガルッチ「………………。」
宇宙「何で、何で止めた!?」
ガルッチ「『死人』を、もう一度殺すなんて事は出来ない。」
宇宙「……………知ってたのか。」
ガルッチ「お前は最初から、無の神を完成させたときから、死んでいたんだな。だがそれでも、生きたかった君は、ミクに頼み、サーヴァント化して支えていた。独りになりたくなかった、夢半ばで死にたくなかった。だからこそ、自分自身を媒体にして、ミクが生き続けるかぎり、ずっと現界し続けてた。」
そして消えていったのが、僕。正確には、虚王魔神として生きることになった僕だった。
未来「………………ともだち、ごめんね。」
ガルッチ「え?」
宇宙「ファ?」
え?何で謝ってんの!?っていうか解除してる!?そしてケンジ!?2人とも、何で泣いてんの!?
未来&ケンジ「俺が悪かった!!「本当にごめんなさい!!!!」」
宇宙「え?何で消えてるんだ!?」
ともだち「やめろ謝るな!!!そんな事したら、何もかも終わっちゃうじゃないか!!」
ガルッチ「…………ミク。」
何で、何でお前も泣いてるんだよ。ミク。
未来&ケンジ「ごめんなさい!!!!!「ごめんな!!!!!!」」
ともだち「やめろーーーーー!!!!!」
ガルッチ「あのロボットが………、止めないと!!」
宇宙「させるかァァァァァ!!!」
ガルッチ「やめろ!!お願いだ!!考え直せ!!」
宇宙「嫌だ!!!離さない!!ミクに近づかせやしない!!」
未来「もうやめて…………お願い…………。」
ともだち「嫌だァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
まずい、このままだと…………。
オッチョ「うあああああああああああああ!!!!!!!!!!」
ガルッチ「オッチョ!!」
召喚された者達は、歯痒い思いと苦しみの表情をしながら、ともだちの意のままにオッチョを攻撃しようとした、その時。
『ズドオオオッ!!!』
ともだち「ガハッ………!」
宇宙「み………………ミク!!!!!!!」
ともだちが…………、討たれて……………。でも誰が?
万丈目「ケンヂーーー!!!!未来ーーー!!!!これで俺は、正義の味方になれたのか!!!!」
…………巫山戯るな。
ガル宇宙「巫山戯るなァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」
万丈目「ブヘッ!?」
ガルッチ「貴様!何をやったのか分かってるのか?!お前がやったのは、人のためじゃない!ただの殺人だ!!!」
僕はすぐさま万丈目を殴り飛ばし、睨みを利かせた後に、討たれたミクを見た。そして、もう消えかけの宇宙を見た。
宇宙「あ…………ああ…………、死にたく…………ないよ……………。消えたく…………ないよぉぉ……………。」
ガルッチ「……………ともだちを救えなくて、すまなかった。」
宇宙「ぁ………………ぁぁ………………。」
最後まで泣き続けていた宇宙は消えていってしまい、残ったのはスタンドDISKだった。
ともだち「終わらないよね?」
いや……………。
ガルッチ「GAMEOVERだよ、ミク。もう、終わりなんだ。」
それを最後に、ともだちはゆっくり目を閉じて、静かに、息を引き取った。
ガルッチ「そうだ、NOTCONTINUEで、GAMEOVERなんだよ。」
これで、無の神の本体と僕と訣別が──────────
『■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!!!!!!!!!!』
未来「何!?」
ケンジ「何の叫びだ!?」
この気配、まさか!
僕は急いでスタンドDISKの姿を見た。そこには……………。『アズラエル・ラヴォス』、星の破壊者ラヴォスの姿があった。
ガルッチ「……………そう言うことか。」
未来「え?」
ガルッチ「無の神の本体は、飾りに過ぎなかった。ミクが死んだことにより、無の神こと、星の破壊者ラヴォス、いや、今じゃ時喰いが目覚めたんだ。」
ケンジ「そんな!?」
未来「んじゃあともだちが死んだら、そのラヴォスって奴が目覚める仕組みがあったのか!?」
ガルッチ「多分な……………。こうなったのは、全部僕のせいだ。」
ケンジ「いや、お前のせいなんかじゃ───」
ガルッチ「僕のせいなんだよ!!!僕が、無の神を作りさえしなければ!!!!あんな奴を、生み出さなければ……………!!!」
オッチョ「……………ガルッチ。」
ガルッチ「こっからは、僕一人でケリをつける。フラン達にも、兄さん達も、例え未来達でも手を出すな!!これは、僕だけの贖罪!!!!!もう二度と、何も失わせてたまるものか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
今度こそ、終わりにしてやる!!!いや、救ってみせる!!!!行くぞ、ラヴォス!!!!!!!!!!!!!
sideChange
未来side
ガルッチ、もしかして……………。
宇宙「くっ…………、あの馬鹿……………!」
未来「お前!?消えたんじゃ!?」
宇宙「い、一時的……………に、現界出来るようにしたけど……………。」
未来「一体、ガルッチは何をしようと?」
宇宙「彼奴は………………、ラヴォスを……………無の神を倒そうとしてる。」
未来「え?」
宇宙「彼奴に…………、課せられた最後の役目が、『星の破壊者』ラヴォスを亡き者、そしてサラを救うという…………役目があるんだ。」
未来「サラ?」
宇宙「……………かつて、彼奴がロスト・エンドだった頃、魔王ジャキと、ある約束を交わしたんだ。ジャキっていう奴の姉で、そしてラヴォスに取り込まれた奴なんだ。」
取り込まれた!?
宇宙「確かに、今のガルッチなら、ラヴォスを倒せるだろうけど…………。」
ケンジ「けど、なんだ?」
宇宙「もし役目を終えてしまったら、不老不死の呪いが解かれ、彼奴は死ぬんだ。」
未来「えぇぇぇぇぇぇ!?」
ケンジ「そんな!!」
ヨシツネ「あの子、それを分かった上で!?」
宇宙「いや、彼奴は役目が終われば死ぬなんて知らない。だが、彼奴は死ぬつもりで、ラヴォスを倒し、………サラを救いに…………!クソッ!もう時間切れか……………。頼む…………、彼奴を…………………。世界と、サラと………………俺の後世を………………助けて………………。」
それを伝えた後、今度こそ消えていった。
未来「……………ガルッチ、君はそこまで自分自身を………………………。」
でも、消えちゃうなんて嫌だ!!助けないと!!
ガルッチside
ガルッチ「………………よう、ラヴォス。サラを助けに、貴様を殺すために、地獄から舞い戻ってやったぞ!」
『■■■■■■■■■■■■■■…………………。』
フィル系のエレメントは既にある。そして、クロノクロスを発動させるのには十分。だがその前に……………。
???「ラヴォス様のために、お前を倒す。」
ガルッチ「……………後に僕になる奴を、倒さなくてはな!!」
これが、最後の戦いだ!!
-to be continue⇨-