Star Dust Space chapter3 作:深緑 風龍
-マリアの家 門前-
ガルッチside
遂にお別れの時が来た。未来達の準備も整ったところで、僕とフラン達は兄さん達に別れを言いに行った。
ガルッチ「此で最後になるね。」
ルッチ「確かに………。思えば、姉弟と共にするのがこれで最後と思うと、寂しくなるね。」
ラルッチ「そうね。」
ガルッチ「ごめんね、僕の我が儘で。」
ルッチ「いいよ、どうせ君の夢の第一歩を踏み出したんだ。」
やっぱり、優しいな。兄さん。
ガルッチ「もしヤバくなったら、幻影を作り出して君達を助けるよ。今の僕には、それが精一杯で、最後の恩返しだから。」
ルッチ「うん。」
そして僕達姉弟は手を翳してこう伝えた。
ガルッチ「じゃあな、姉さん。短い間だったけど、楽しかったよ!そして兄さん、僕のこと忘れないでね。」
ラルッチ「また会いましょう。私のこと嫌いじゃあなかったらね。」
ルッチ「忘れたくても、そんな罪深いことなんてしないよ。……………元気でね。」
ホントに寂しくなるな…………。息子達を、宜しく頼むね……………。
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フランside
どうやら未来達と一緒に行くと分かると、皆来てくれたわ。でも………。
咲夜「いいですか妹様、未来様に迷惑を掛けてはいけませんよ。それから他人様にも迷惑を掛けてはいけません。あとは──────」
DIO「落ち着きたまえ咲夜。フランお嬢様………、旅路のご武運を、お祈りします。」
フラン「有難う、咲夜、DIO。」
ペットショップ「クェー!」
フラン「ペットショップも、行ってくるね。」
美鈴「わーん!妹様、私寂しいですぅ!!」
パチュリー「美鈴、もうフランは子供じゃないわ。フラン、ごめんね。もう今更謝っても許してはくれないけど…………。」
フラン「パチェ、謝る必要は無いわ。それより、私の子供達を宜しくね。」
リドル「まっかせてください!」
パチュリー「貴方が言って如何するの。…………元気でね。」
でも…………、問題なのが……………。
レミリア「うわぁぁぁぁぁぁぁん!フランいがないでぇぇぇぇぇぇぇええええ!!!!!!」
このCharismaBrakeしたお姉様を、何とかしないと………。
フラン「お姉様。」
レミリア「ヒグッ、ヒグッ…………、なぁに?」
フラン「寂しくなるのは私もよ。でも、此からもお兄ちゃんや未来も一緒に行かなきゃらなら無いから。だから、私のお願い聞いて。」
レミリア「うんっ………。」
フラン「私の、子供達を…………宜しくね。」
レミリア「……………分かった!立派に育てるわ!」
うん、だから私のスカート引っ張らないで?お願いだから。
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こいしside
えへへ~、まさかお空達も来るなんて思わなかったなぁ…………。
お燐「こいし様、寂しくなるから行かないでくだブギャ!?」
お空「もう、ホントに困るんだから………。こいし様、たまには旅の事も教えて下さいよ?」
こいし「うん、勿論よ!」
後は…………、さとりお姉ちゃんと………………お別れだね。思えば、私達は姉妹じゃなかった。お姉ちゃんは主人で、私は奴隷。
でも、私にとってお姉ちゃんは…………、恩人であり、大事な、大事なお姉ちゃん。それも、全部終わる…………。
さとり「………………。」
こいし「言わなくても分かるわ、お姉ちゃん。顔に出さなくても、お姉ちゃんの心の深い部分は、凄く泣いているんだもの。」
さとり「……………こいし、貴方心が?」
こいし「うん。私の、精一杯の恩返し。お姉ちゃんに、ご主人様に出会えて、本当によかったわ。」
さとり「…………こいし。」
こいし「勝手ながら、私は貴方との契約を破棄させて貰うわ。さとりちゃん。」
さとり「う………うぅぅ…………!い…………行きなさい!に………二度と戻ってこないで!」
こいし「うん。もうさとりちゃんには、見せないわ。私の子供、お願いね。」
さとり「分かったから、さっさと……………さっさと私の目の前から消えて!!」
素直じゃないんだから、お姉ちゃんは…………。でも、言わないわ。だから…………。
こいし「さようなら、さとりお姉ちゃん。」
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イリヤside
切嗣「イリヤ、お願いだ!お願いだから考え直して!!」
イリヤ「キリツグ!いい加減にして!私は、お兄ちゃんと一緒に、行くの!」
切嗣「許しません!たとえ息子やアイリが許しても、パパは絶対に許しません!君には旅をする年齢じゃないゴヘェ!?」
クロウ「いい加減にしろ、その子が泣くだろ。」
って、あれって誰?
エミヤ「貴様、何故ここに………。」
クロウ「何、家族のお別れって言うんで、俺も来たって事なんだが?」
士郎「…………なんでさ。」
エミヤ「いいか衛宮士郎、此奴のようになるな!なろうとしたら、私が殺す!」
クロウ「何を言う、此奴は絶対ならん。そもそも其奴が結婚してる時点で、俺になる可能性なぞ、0に等しい。」
士郎「おいおい、ふたりとも喧嘩はやめろ。今日はイリヤのお別れだろ?」
クロウ「それもそうだな。」
クロエ「そうそう、だから喧嘩はダメよ?お兄ちゃん達。」
シロエ「もう、何でこの人も居るのかやら………。」
クロウ「…………イリヤ。」
イリヤ「?」
クロウ「…………すまなかった。俺の我が儘で、お前を………。」
あー、そっか。この黒い人も、シロウなんだね。でもこのシロウは…………。あくまで、正義の味方を貫いてきたシロウなんだね…………。
イリヤ「シロウ、私は貴方を知らない。」
クロウ「…………。」
イリヤ「だけど、それを許すわ。でも、許せないのなら、お願いがあるの。」
クロウ「……………なんだ?」
イリヤ「私の子供、お願いできる?」
クロウ「……………守ってみせよう。今度こそ、守るために。」
イリヤ「有難う。お兄ちゃん達もお願いね。」
エミヤ「ああ、任せたまえ。」
士郎「寂しくはなるが、元気でな。」
クロエ「大丈夫、ちゃんと良い子に育てるわ。」
シロエ「貴方の場合、絶対淫乱なこと教えそうで心配だわ………。」
3人「いや、もう手遅れだから。」
シロエ「そういえば、手遅れな子がいたわね…………。」
うん、ホントにそうだね…………。
アイリ「イリヤ、貴方の無事を祈るわ。」
イリヤ「うん…………、バイバイ。皆。」
さぁ…………、お別れは済んだわ。さて、未来のところに、お兄ちゃん達のところに!
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ガルッチside
アラヤ「未来お父さぁぁぁぁん!!」
鳳凰「会いたかったよぉぉ!!」
うん、なんだか複雑な気分。
簪「ねぇ、未来の子を産んで、如何だった?」
本音「きっと、複雑な気持ちを持ってるけど、実は興奮してるでしょ?」
ガルッチ「何で出産快楽的なことを?複雑な気持ちは否定しないが、大切な家族だって事は事実なんだ。」
鈴美「でも、連れて来てよかったの?」
ガルッチ「あの子達の覚悟には勝てないからね。それと、鈴美さん。」
鈴美「はい?」
ガルッチ「………………いずれ貴方は、自分の正体を知るかも知れません。僕と同じように、辛い現実が待ってるかも知れません。」
鈴美「……………かもね。でも、貴方が生き返らせてくれた以上、私も役立てたいの。だから、覚悟は出来てるわ!」
ガルッチ「………分かった。もし辛かったら、皆を頼ってね。」
さてと、時間も時間だし…………。
ガルッチ「未来、其奴らを、幸せにしろよ。」
未来「うん。ガルッチ。僕がコンプリート・フォームになって、フレディ君を呼び出した時、こう言われたよね?『未来の恋人の一人なら、全力で互いを守れよな』って。あのエルム街の悪夢を見せた男が、何を言うのやら。」
ガルッチ「ハハハ、ちょっと恥ずかしいけど………。しかし、悪夢か……………。まだ見ぬ奴らと戦えるって、楽しくなりそうだな。」
本音「ふむふむ~。みっくんツンデレだね~。」
未来「ち、違うよ本音!!/////////」
オーフィス「未来、顔真っ赤。」
未来「そ、そんなこと無いって!!////////////」
フラン「未来お兄ちゃん、素直になろう?」
未来「だから!////////////」
…………………………ああ、本当に僕は……………幸せ者だ。
ガルッチ「……………ギルガメッシュ。」
ギル「なんだ?」
ガルッチ「全令呪を以て銘じる。……………『例え僕がマスターでなくても、此からも何処でも僕らを救うと誓え』。」
ギル「愚問な事を言うな、我が雑種。例え貴様の令呪が無くなろうとも、我のマスターは、白野とガルッチ。それだけだ。何かあったら呼べ!力を貸してやるぞ。」
ガルッチ「ああ。」
ギル「とは言え、お別れには少々心持たないな。」
ん?雰囲気が変わった!?
ギル「別れとは言え、最後に一つ問おう。
貴様が少しでも満足の答えを出せばこのまま旅へ送り出そう。
だが下らぬ答えを返せば貴様も、貴様に付き合った我もそれまでの器。代償として貴様の首をもらう。いや、そもそも死すらないが一応な。
覚悟して答えるがいい。最後に問おう。我にとって、貴様はいかなるものなのか。」
いかなるものか……………、勿論。
ガルッチ「僕にとって君は、唯一の悦びであり、愉しみだ。」
ギル「ッ!?」
………………どうだ?
ギル「………フハハハハハハハ!!!見事だ、この我をこうもみるとは………。やはり貴様のマスターでよかったかもな。記念に、此奴を持っておけ。」
ギルガメッシュは、一つの宝物を取り出し、僕にくれた。
ギル「それは我が持つ『
ガルッチ「……………有難う。」
そして、ようやく僕のサーヴァントであり、友人のギルガメッシュの別れを告げることとなった。
未来「ガルッチ!行くよ!」
ギル「彼方の準備も整ったようだな。さっさと行くがいい。」
ガルッチ「…………うんっ。」
ギル「人の世に戻るがよい。
その無様で死ぬことのない生涯を全うし、退屈な世に花を咲かせよ。
その儀の完了を以て、我との契約を切るものとする!!!
先に進むがいい、雑種。お前の旅ならば、それは見応えのある物語となるであろう!!」
ガルッチ「ああ、さらばだ英雄王!我が偉大なる王よ!!」
ギル「貴様もな!我が臣下であり勇者王ガルッチ!」
こうして、『星の勇者』としての、次元を超えた物語が終わった。
-Star Dust Space the end-
-???-
???side
???「ふん、結局失敗に終わったか。」
???「無の神ですら、無理でしたからね。無だけに。」
???「黙らないと、貴様の首を斬るぞ!」
???「…………まぁ、元より失敗する運命でしたので、致し方ないです。」
???「……………まぁ良い。次の手を考えるだけだ。」
???「ところで、無の神を倒した奴らは?」
???「恐らく、GTAⅤの世界です。しかも厄介なことに、我々でも侵入出来ない仕組みになっています。」
???「クソ!いや………、むしろそれでいい。少しでも一時を楽しませてやればいい。
精々楽しめよ、ディケイドの継承者。門矢未来。そして虚王魔神、ガルッチ。今度は我々が貴様を葬ってやる。その次は、星空英竜…………。貴様だけは、この手で葬らせてやる。」
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-GTAⅤ ロスサントス-
ガルッチside
未来ガル「「此処が、『GTAⅤ』の世界か。」」
なるほど、確かに母さんが作りそうな世界だなぁ。
僕等は軈て、ポケットに入ってるバッジに気が付く。
それは、『CHINATU』と英語で書かれていた。確か、『千夏』だったね。
未来「全王神様と、その協力者が創った世界らしいし、僕等の役職みたい。」
リサ「ガルッチさん達は知らないけど、私達、あるコンビニ経営をするギャングの幹部なんだって。」
ガルッチ「うーん………、僕の方は…………え?」
おいおい、まさかの暗殺者かよ。しかも…………。
レティシア「如何だった?」
ガルッチ「伝説とも呼ばれる暗殺者だって。指名手配はなさそうだが。っていうか、ギャングだと副官って。」
未来「…………君って、時折ぶっ飛んだ方向になるね。フラン達は?」
フラン「私は簪ちゃんと一緒。」
こいし「私は怪盗。ギャングだと、参謀長になってるわ。」
イリヤ「私のは、かんちゃんと同じよ。」
アラヤ「僕らも同じだよ、母さん。」
鳳凰「私はあるコンビニの隣にあるレストラン経営するギャングの幹部だって。」
ガルッチ「そうか。しかし、何処に行けば?」
僕がそう言ったら、突如声を掛けられた。
???「君達が、全王神様の言ってた新人かな?」
現れた少女は、リボン付きのハットを被り、そして白い男装スーツを着ていた。
???「初めましてだな。私は『千夏』。全王神様の命により、君達を雇うよう言われている。宜しく頼むぞ。」
ガルッチ「母さんが?」
千夏「ええ、こちらにお乗り下さい。」
皆が高級リムジンに入り、最後に僕が入ろうとしたとき、何かを感じ取った。
千夏「どうかしたか?」
ガルッチ「……………………………………終わりがないのが終わり……か。」
千夏「?」
ガルッチ「我らに挑む見ず知らずの雑種よ、精々愉しませろよ。」
そして、僕等は『千夏』の高級リムジンに乗って、彼女達のアジトへ向かった。
無の神の戦いが終われど、どうやら序幕だったようだ。恐らく、僕らの知らない誰かが、僕達を殺しに来るだろう。あのレインの世界に出会った、『ロイ』のように………。
まぁ、来るのなら来い。僕等を愉しませるのならな!
終わり?違うさ。
ガルッチ&???「「NEXT STORYだ。」」
-始原の城-
はぁ…………やっと終わった!
アラン「お疲れ。」
予定とは全く違う展開になったが、これはこれで良いかもな。
全王神「此からも小説を書き続けるの?」
さぁ、それは僕次第だな。高校卒業したし、大学に入学したら、忙しくて書けなくなるかもだしね。っていうか全王神いつの間に!?
士「俺が連れてきた。」
お前かよ?!何の用なの!?
士「ちょっと悪いが、手伝ってやってくれないか?」
なんでさ、僕の能力分かってんだろ?
士「良いから、来い。」
強制ですかそうですか。でもせめて、此だけは言わせろ。見てくれてる人らのために。
皆さん、予定より早めになりましたが、これにてStar Dust Spaceはこれで終わります。次のタイトルですが、『Moon Light Another fate』になります。
主人公は今まで通りで、コラボ者である門矢未来も入れる事になります。
そして、彼らをほくそ笑み、謎の目的を持つ組織。
それを知ってる謎の少年達。
未来とガルッチの旅と戦いは、まだまだ続く。
っていうか、引っ張るな士ぁぁぁぁ!
全王神「そんじゃ皆、未来の物語と私の息子の物語、どちらも見てね。」
ディマイズ「そりゃコラボだからな……。」