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気まぐれに書いたので、短いです
人の三大欲求は、食欲・睡眠欲・そして性欲である。食欲と睡眠欲については、一部を除いて大体の者が満たされているだろう。しかし、こと性欲においてはなかなか満たすことはできない。
性欲を満たす一番てっとり早い方法は、自慰をすることだ。方法は人それぞれだが、多くの者がこの方法を使う。だが勿論、それが出来ない者もいる。
例えば、家族がそばにいる、とか。よく人が訪ねてくる、とか。
それ自体は別に恥ずべき行為ではないのだが、見られてしまうと、どうも恥ずかしくなってしまうので、大っぴらにできないのが心情である。だから普段は夜、皆が寝静まってからこっそりと行う者が多い。
もしくは、そういうお店に行くか。
ここ、幻想郷においても、そういった店は存在した。だがそれは全て男性向けのものだった。というのも、幻想郷の文化の進みは遅く、男性は仕事、女性は家事といった風習がある。たとえ事故で親をなくしたとしても、男の子なら仕事に就けるが、女の子はなかなかできない。金持ちの女仲になるか、そういう店で働くしかないのだ。
そういった理由もあって、女性向けの店というのは無いのだ。
なら女性はどうやってその欲を満たすのか?
──店がないことはない。正確には店ではなく、ある一人暮らしの男の家で、夜の間そういうことが行われる。女は全員、そこで欲を満たすのだ。
今宵もまた、一人の客がやってきた。
「いらっしゃい。久しぶりですね、慧音先生」
「あぁ。今日もよろしく頼むよ」
上白沢慧音、半人半妖でありながら寺子屋の教師を勤める、真面目な人。その信頼は人里でも大きく、何か困ったことがあれば慧音先生に相談しろ、とまで言われるほど。そんな慧音がここにくる理由、それは
「そうですか、今夜は満月でしたね」
慧音は半妖、白沢と人間の間に生まれたワーハクタクだ。それゆえか満月の夜には普段眠っている妖力が増大し、角と尻尾が生え極度の興奮状態に陥る。
慧音はは教師とは別に、歴史を記す仕事もしている。それは満月の夜、白沢としての能力が強くなる時にしかできないのだが、上記したように興奮状態になってしまう。非常に好戦的になるため、以前は人里から離れ、妖怪を倒すことで発散していたのだが、どうも効率が悪い。妖怪が見つからないこともあり、そのときは仕事がはかどらなかった。それ以来、満月の夜は、ここで発散し、落ち着いてから作業に入るようになった。
「じゃあ、始めましょうか」
「……お願い、します」
妖怪には理性があるものとないものがいる。白沢はあるほうで、人間とのハーフである慧音も理性があるが、何しろ普段は存在しない力が湧き出てきて興奮する。理性が歯止めをかけようにも、ブレーキがかからない。
「んんっ!」
初めからむさぼるような口づけを交わし、舌と舌を絡めながら男の身体をまさぐる。男もそれに応えて、慧音の胸を服の上から揉みしだいていく。その豊満な胸は男の手によって形を変え、捏ねられ、次第に汗ばむ。
「っぷはぁ! はぁ、はぁ」
「脱がしますよ?」
乱雑に服をはぎ取られ、顕わになった裸体は、興奮しているのもあってか、すでに汗ばみ、メスの匂いを充満させる。それは男も同じで、オスの匂いを立ち昇らせる。それが刺激し、より感度を増していく。
何もつけていない胸を触ると、しっとりと蒸れていて、手に吸い付くようだ。女性としての手入れも怠っていない慧音の肌はきめ細やかで、とても触り心地がいい。撫でるように手を滑らせると、敏感になっているのか、ビクビクと身体を振るわせる。
「気持ちいいですか?」
「あぁ、とても、いい……」
男は胸の先端にある蕾に吸い付いた。直後に慧音は嬌声をあげる。ちゅうちゅうと赤子の様に吸いあげ、歯で軽く嚙む。痛みも快感となっているのか、小刻みに喘ぎ声が漏れる。
(もういいだろう)
片手で胸を揉み、もう片方の手を秘部へと伸ばす。それを察して慧音も触りやすいように腰を出す。すでにそこは濡れそぼっていて、容易に男の指を飲み込んだ。中はウネウネと動き、指をきつく締め付ける。少し進めたところで、指をくの字に曲げる。
「──~~っ!」
所謂Gスポットを責められた慧音は、声にならない嬌声を挙げる。脳天まで貫くような快感が一気に押し寄せ、慧音の男をまさぐる手も止まった。それでもなお男は指をぐいぐいと押し込み、さらに刺激を加える。
(そろそろ、仕上げかな)
中指を入れながら、親指で陰核を擦りあげる。押し込んだり、挟んだり包皮をむき直接刺激する。余程気持ちいいのか、男に抱き着き、なされるがままとなる。さらに薬指を中に入れ、かき乱す様に動かす。中が痙攣し始め、絶頂が近いことを知らせる。
「イクときは言ってくださいね」
「んっ! くっ、ふっ、あっ! い、いっく!」
痙攣が身体にまで伝染し、弓なりに反る。ぐちゅぐちゅと音を鳴らす秘部から、大量の体液が流れでて、そして
絶頂に達した。
「────!」
男の家に、大きな声が上がった。