■国家・組織
ヘリック共和国
■概要
地球から来た移民船団の内、移民船団の旗艦を務めていたへリックは、宇宙で未確認の敵艦隊に遭遇、護衛艦隊も勇敢に戦うが、へリックは海中に突入する予測が立てられた。 それを支えたワダツミは大気圏内でへリックを押し上げた後で離れ、へリックは中央大陸(デルポイ)の東に不時着する。
全長30kmの船体は無事不時着できたが、被弾や不時着後の火災で物資は散々な状態だった。
その後、襲い掛かってきたエネミーゾイドを撃退し、ゾイド・イブ【ミカエル】との契約を完了。
イブを移民船へリック内部に招き入れ、【へリック共和国】を建国した。
ゾイド・イブの生み出したゾイドコアで、試行錯誤のなか戦車にゾイドコアを搭載し、ゾイドの始祖が誕生する。
初期は砂漠と荒地が広がり、わずかにある湖も【酸の水】という有様だったが、ゾイドからのエネルギー供給と併せて、テラフォーミングの一環でドームを作り、その中で土壌改良を開始。
これが数十年後に実を結び、現在では世界に植物系素材(木材、紙等)、皮革製品、食肉を輸出する経済大国となった。
■イメージ国家:アメリカ、英国(連邦制、資本主義、産業国家)
■環境
中央大陸東側を中心に支配権を広げている。
冬は雪が少なく、雨が多い(雨季)。夏は乾燥した晴天が続く。
昼夜の寒暖差が大きい乾燥地帯や荒れ地が多いが、ドーム都市内は快適に保たれている。
■国政
民主共和制(連邦制)
大統領を盟主とするが、帝国や倭国のような統一国家ではない。
各都市ごとの自治独立を認め、独自の都市法が存在する。
議会は、都市・経済界代表の「上院」と、民衆から選出された「下院」の二院制。
政治汚職が蔓延しており、国軍内にも監視役としての【政治将校】が幅を利かせている。
人口1000万人程度。
◆支配地域
◇都市、拠点
ヘリッシティ:デルポイ大陸東部の山岳に囲まれたヘリック共和国の首都。
ヘリックの不時着地点、三方向を険しい山岳に囲まれた天然の
城塞都市でもある。
クック砦:デルポイ北部の氷河地帯に位置する北部方面軍の軍事基地を兼ねた都市。
クロケット:クロケット湖があり、ヘリックシティに一番近いコロニー、
ゾイド生産工場があり、重工業施設が大半を占める。
ウィルソン:人工のウィルソン湖があり、農業コロニーとなっている。
中央山脈を挟んで、ゼネバスに近く軍事基地も置かれている。
グラント:クロケット湖を挟んでクロケットの対岸にある。
農業コロニーとなっている。
グレイ:大河を利用し、イリューシャンと水運で結ばれている。
セシリア:開拓地、人工湖の造成中でコロニー外の都市では初めての都市つくりとなる。
フロレシオ:デルポイ大陸中央の山岳地帯南端にある港、へリック共和国南方方面軍の軍事施設。
クーパー:デルポイ大陸南部沿岸に面した港湾都市。
■ゾイド・イブ
ミカエル(第一世代)
契約は「社会組織」との契約となっており、その代表者として大統領が選出される。
大統領にはゾイド・イブの端末となるバイオロイドが常に傍に控える。
■食
食料は倭国からの輸入が大半で、へリック移民船をコロニーとして利用した農産物は高級品。
へリックが不時着して間もなく湖で植物プランクトンの養殖がおこなわれたが間に合わず、広大な土地にドームを作り、土を土を作りながら遺伝子改良した植物を植えてしのいだ。
倭国との交易が始まると、輸入した水や酸素などを利用し、開拓した土地でドーム状の畜産ケージにて羊、豚、鶏のような家畜が飼育される。
■風土・風習
都市毎に砂族、風族がまとまっている傾向が強く、国よりも自分達が開拓した都市、土地に愛着がある。
「機会は平等だが、結果(富)は平等ではない」という実力主義。
ゾイドを「信頼できる労働力(ワークホース)」、あるいは「社会インフラ」として捉えている。
そのため、個体の個性よりも「規格統一」と「整備性」を最重視する文化がある。
■教育
各都市毎に任せ、共通の義務教育終了試験を受けて合格すれば成人となる。
成人かつ十五歳以上になると五年の兵役がある。
一部技術大学などは、猶予される。
■軍事
陸軍主体。空軍がそれに次ぎ、海軍は沿岸警備程度。
軍は大統領の指揮のもと、七つの「方面軍」に分かれ、その下に師団、航空師団が存在する。
大統領直轄にした理由は、都市防衛軍同士の武力衝突を防ぐためである。