※この作品はR-18です。

好色平凡な男がゾイドに乗る   作:触手スライム

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27話 マルワ島奪還作戦(4)

Z.E. 428年 2月19日 午前4時00分

 

 ヨウコの操るグライドラーは雲海の上まで上昇し、【AB-29】方面に急行していた。

 相手は浮遊している全長100mの巨大な球体。

 それほどの大きさでも、風雨の強い低空での確認だと確実じゃないと考えての行動だった。

 

 グライドラーの後ろには、エネミーゾイド【ハエ】が数をだいぶ減らしてはいるが、ついて来ていた。

 その後を、ツボミの操るシンカーが追いかけてきており、後方からハエを攻撃している。

 

「あとちょっと、あとちょっ……!」

 ボール級の近くまで飛行していた時に、磁気嵐にあったような異常が発生しはじめた。

 

「ツボミさん、逃げよう。

 これ以上は計器が狂ってこっちが危ない」

<了解した。 ……しかし、相変わらずでかいな。こいつは>

 

「旋回し始めているから急降下で雲で隠れよう」

<後ろは任せろ>

 

 目視で【AB-29】にいるボールを近くまで行って確認したヨウコは、雲海に潜るようにして味方のもとへと急いだ。

 

 彼女の頭にあるのは、港を蒸発させた荷電粒子砲で、あれを受けたら今の第五〇一実験中隊は蒸発してしまうと考えていた。

 

 ☨

 

 フナムシが接近しながらビームを撃ってくる中、ゲルダー二機とモルガ二機が戦線を支えていた。

 

<うぁぁぁ>

<オラオラ>

 ハンスとフリッツのモルガが【20mmガトリング砲】を乱射し、フナムシの足を止める。

 フナムシの装甲にあたっても弾かれてしまうが、装甲の隙間にあたることでダメージを与えていた。

 興奮している二人には関係ないのか、ひたすら攻撃を加える。

 

 ゲルダーTPは態勢を低くして、ビーム攻撃を受けながら砲撃を加えていた。

<ふん。 虫けらの攻撃が、ゲルダーの装甲を抜ける訳がないだろう>

 カミラのゲルダーが向きを変えて、砲撃をフナムシに行い撃破スコアを稼ぐ。

 

<これだけ数が多いと、機動戦なんて無理でしょうね。

 本国でこんな戦いになったらどうなることか>

 カミラの僚機として、死角を砲撃で埋めていたエイラは、ため息交じりの言葉を吐き出す。

 

<……考えたくもないな>

 着実にフナムシを吹き飛ばしながら、カミラとエイラはそんなことを話していた。

 

 

 異常に低空を飛んできたグライドラーとシンカーが、ドレンたちのいる【AM-20】まで飛んでくる。

 

<緊急!緊急! ボール発見、数二。【AB-29】に一機。

 北から移動中の【AT-2】付近に一機。

 【AB-29】のボールは旋回を始めていたよ。観測データこれ>

 ヨウコはそれを伝えると、追いかけてくるハエを振り切ろうと旋回しながら上昇していく。

 

 その通信は全員が聞いていて、エネミーゾイドの情報と共に危険性も聞いていたので、焦りが心をざわつかせた。

 

「落ち着け、やることは変わらない。

 ササツカ中尉。こっちは補給を終えたが、中尉はどうだ?」

 弾薬の補給のために後退していたレッドホーンAPが前線に戻ってきた。

 

<こちらも補給が終わりました。

 でも、今のボール二機というのは……>

 セナもボールが二機あるということに怯んでいる様子だった。

 

「【AT-2】のボールは、こちらとの間に岩山があるから、荷電粒子砲を撃たれても直撃は受けない。

 飛行ゾイドで警戒をしておけばいいだろう。

 だから、海岸線からのフナムシをどうにかしておけば良い。

 だが、今の情報だと旋回中という話だ、どこを向いているかもわからないが【AB-29】は攻撃しないとやばそうだからな、射程ぎりぎりだが砲撃をするしかない。

 しかし、悪天候だ。イザワ伍長のグライドラーによる観測射撃が必要になるわけだ。

 観測機がもう一機あればな」

<......では、イザワ伍長には【AB-29】のボールを観測に、ツボミ少尉のシンカーはその支援にあてましょう。

 海岸線までは私のシーパンツァーHとナシザキ軍曹、ヨノミヤ中尉のブラキオスに、バークス、ウィルソン伍長のガイサック二機、カグラ曹長のマルダーTPで対応します。

 他の機体は全てレッドホーンの支援にあて、危険性の高いボールを先に沈めます>

 ドレンが思いつく限りの状況と対応案を提示すると、思いのほか早くセナは決断した。

 

「……まあ、そうなるわな。

 了解した。中尉はあまり無理するなよ」

 ドレンは、セナの決断に少し驚きつつ、見えないボールの恐怖とフナムシが沸いて止まらない海岸線側の地獄に向かうセナに言葉を送る。

 

「お前ら聞いていたな。

 これからレッドホーンAPは長距離砲撃態勢に入る。

 できるだけ戦線を押し上げろ、グッドマンのマルダーTPは対空砲でレッドホーンAPにハエが落ちてこないようにだけ注意してくれ、あとは前線への火力支援だ。

 モルガは抜けて来たフナムシを攻撃しろ。

 イザワ伍長、【AB-29】のボールの観測射撃を行う、向かってくれ」

 ドレンは気持ちを切り替えると、周囲に指示を出す。

 後方支援のシェル・モルガやグランチュラCEも戦線に参加する。

 

<またいくのかよぉ>

 ヨウコの恨み節が入った声が無線越しに伝わって来る。

 

「光学射撃をしたくても、視界が悪すぎる。

 諦めて飛んで来い」

<ちくしょうめぇ>

 ドレンの言葉にヨウコがそう答えると、上空を旋回した後、シンカーを伴いボールへと向かって飛んでいく。

 

 

「レイラ、レイシー。 徹甲弾を出力100%で撃つことになる。

 砲身冷却とコンデンサ内の電圧に注意しろ。

 ……これだけ離れていると外れてもともとだ、主砲にだけ集中しておけばいい」

 機内通話で血の気が引いているだろう二人にドレンはそう命じていた。

 

 火薬砲と違いレールガンであるため射程は理論上200kmを超える。だが、カノン砲に見せかけるために砲弾形状まで偽装した弊害は大きく、その射程は八割近く減衰し、40km程度まで落ち込んでいると考えられていた。

 

 レッドホーンAPが前進する中、両脇をゲルダーTPが固め前線が押し上げられる。

 その後ろからは、ハエの数が減ったことではじまったマルダーTPの支援砲撃が、絶え間なく続いていた。

 

<ボールの観測位置についた。座標送るっ! ヤバイ!>

 しばらくして雑音交じりのヨウコの悲鳴が聞こえてくる。

 

 ☨

 

 ヨウコのグライドラーは高度を稼ぎながらも、ボールが確認できる場所で正確な観測をおこなっていた。

 それが出来たのも、シンカーが周囲のハエを散らしてくれているおかげだ。

 

 雨が降って電波障害が減り、通信で観測情報を送れるのは救いだった。

「ボールの観測位置についた。座標送るっ! ヤバイ!」

<おい、ボールの目が開いているぞ>

 ヒダマの言葉にボールを見ると目が開き切ろうとしていた。

 勘でしかなかったが、その目は自分に向けられている気がする。

 

「ここを離脱する。あんなものに狙われてたまるか」

 グライドラーは垂直に近い形で海上に向かい海面擦れ擦れまで、垂直落下のような角度で飛行する。

 機体が限界だと《キイキイ》と泣き言をいいはじめ、異常な振動が襲う。

 それでも「逃げ切るんだ」と、ヨウコは速度を緩めない。

 

 やがて広い光が後方に落ちる。

 計器類は異常な数値を叩きだしているが、まだ生きている。

 

 荷電粒子砲は海面に落ちた様子で、ヨウコが周囲を確認すると、海中からシンカーがあがってきた。

 

「いいなー。海中に逃げられるの」

<いや、さすがに死ぬかと覚悟したよ>

 軽口をいいながら、ヨウコが観測を再開すると、近くまでビガザウロASが来ていた。

 

「あれ?」

<イザワ伍長、敵の情報と座標の報告を>

 ヨウコに問いかけてきたのは、クロエだった。

 

「はい。 【AB-29】【AT-2】にボールを確認。

 五〇一中隊ササツカ中尉の指示で【AB-29】を先に対処することになりました。

 これが、最新の観測データです」

 ヨウコはボールについての情報を報告すると、データを送信する。

 

<確かに受け取ったわ。

 観測を継続し、こちらにも適宜情報をよこして>

「了解」

 ヨウコはそう言うと、少し五〇一中隊に近い方向へと飛んでいく。

(めんどくさいなぁ)

 

 

 ☨

 

 ドレンたちは、海で発生した大爆発と閃光を確認していた。

 その光景に僅かに浮足立つ。

 

「騒ぐな、荷電粒子砲は一度撃てば次撃つまでに時間がかかる。

 今は目の前のことに集中しろ」

 ドレンがそう言うと、再び戦闘が流れに乗る。

 

「レイラ、砲撃準備はできているか?

 さっきの座標に砲撃を仕掛けるぞ」

 言いながら、ドレンは機体が一番安定するように向きを変えていた。

 

<本当に何も見えない>

 レイラの声はこわばっていた。

 

「安心しろ、この距離と天候だ、最初からあたるなんて誰も思わねぇよ」

<くそったれ、座標は入力した。

 ……本当に有効射程ぎりぎりだな>

「射程内にあいつがいるよりは、マシだと思え。

 よし、撃て!」

 周囲にいるフナムシの攻撃が収まった瞬間に、ドレンが砲撃指示を出す。

 

 バリバリと空気が割れる音と共に砲口から、衝撃波と共に青みを帯びた煙が吹き出す。

 ケースが割れると被帽付きの弾芯が強烈な速さで飛翔する。

 

 それは飛翔する過程で弾芯が露わになっていくが、軌道もずれていった。

 

 

<ボールの中心から200m程外れたよ。

 相手も移動しているから、最新の座標送る>

 ヨウコからの報告と共に座標の更新情報が送られてくる。

 

「レイラ。座標を更新したら左方向に少しずらして撃ってみろ

 ……レイシー。砲身冷却とコンデンサの電圧は大丈夫だろうな」

<わかった>

<冷却効率80%、電圧も問題なし。

 ただコアからのエネルギー変電機が異常過熱しているので直接水冷を開始、内部湿度が急上昇中。

 コアが落ち着かない状態でエネルギー変動幅が大きくなっています>

「機体はそれでいい、コアも後しばらくは持たせろ」

<はい、なんとかやってみます>

<次弾発射>

 ドレンとレイシーの話の切れ目で、レイラは次弾を発射する。

 

 【七七式十五糎加農・改】と偽装されたその正体は、第四開発部が誇る【試作八〇式電磁投射砲】だ。

 従来弾を電磁加速で極限まで叩き出すその威力は、現時点での第五〇一中隊における最大火力。

 引き金が引かれると同時に、砲身冷却のミストが放電光を散らし、青白い噴煙となって機体を包み込んだ。

 

 その砲弾がボールに命中すると、大きく張られたエネルギーシールドを歪ませる。

 

<命中弾を確認。エネルギーシールドが張られているけど歪んでいる。

 座標更新送る>

 興奮気味に、ヨウコの報告が入る。

 

「レイラ。 次弾用意出来次第撃て」

<わかってる>

 フナムシにレッドホーンAPの【20mm機関砲】を浴びせながら、ドレンは接触させないように機体の向きを調整する。

 レイラは座標の更新とさっきの手応えから次弾を撃つ。

 

Z.E. 428年 2月19日 午前4時15分

 

 最初にボールを二つの衝撃が襲った。

 洋上、ビガザウロASのレッドホーンCの【七七式十五糎加農】から放たれた重い一撃は、一撃目でエネルギーシールドを崩壊させる。

 続いて二撃目が荷電粒子砲の砲口側面を深々と抉る。

 

 三撃目以降、レッドホーンAPから放たれた連撃がボールの下半分に突き刺さった。

 比較的短い間隔で撃ちこまれた、レッドホーンAPから放たれた三発の砲弾は、重要区画を貫いたのか、ボールが落下する原因になった。

 

 ボールはそのまま海に沈んでいった。

 

<ボール沈んだよ!やったなぁ!!>

 ヨウコは喜びのあまり敵中だというのに、アクロバット飛行を見せていた。

 

<気持ちはわかるが、追手がきているぞ>

 ヨウコに、シンカーでついて来ているヒダマが警告する。

 

「イザワ伍長、喜ぶのは早い。

 もう一つボールがあったんだろ?

 そっちも観測を頼む」

 

<あー、忘れていたかったよー。

 了解っす>

 ヨウコの通信にヒダマのため息がのっていたようにも聞こえた。

 

 ☨

 

<おい、ほんとに落としたのかよ>

<落としたのは事実、でも観測装置が破壊されて肝心なデータ取得に失敗した。

 ハエめ!おちろ!おちろ!!>

 ライアンの問い掛けに、ケイトが答えながら狂乱していた。

 数度ハエの攻撃で被弾したケイトのマルダーTPは、煙をあげ積み込んだ観測装置が破損したのだ。

 過程ですら見ることのできなかったエマは黙り込んでいた。

 

<天候が悪すぎたな、これでは目視可能距離でも確認は難しい>

<まあ、次があるのだから、目の前のこれをどうにかするしかないわね>

 カミラの感想に、エイラが同意しながら尽きないフナムシを砲撃で潰していた。

 

 

「ここにいても射線が取れない。

 【AP-20】に移動したいがササツカ中尉、そっちの状況は」

 

<現状、戦線の維持はできていますが、押し返すには狭い上に数が多くて>

「了解した。 合流したら榴弾で薙ぎ払おう。

 多少無理をしてもボールを近寄らせる前に落としてしまいたい。

 ここの戦線は任せるぞ、モルガとグランチュラCEはここでゲルダーTPを支援してくれ」

 ドレンの言葉の後、レッドホーンAPは海岸へと向きを変えて進み始める。

 

 ☨

 

<数が多い上に、確実に仕留めないと自爆されるというのは厄介ね>

<ああっ、もう!進まない!>

 二機のブラキオスのビーム砲とビームキャノンが放たれ、数体のフナムシが爆散するがその後ろからもフナムシがやってきて、穴を埋めてしまう。

 サクラの言葉の後に、アカネが憤懣をぶつける。

 サクラのブラキオスは首こそ無くなっているが、砲撃能力は持ち続けていて正面にビームを集中させていた。

 アカネのブラキオスは奥まったあたりに砲火を浴びせかけて、前に出てくるフナムシの数を減らす。

 

<このっ、落ちろ>

<火力が足りてない>

「本当に切りがないですね」

 セナのシーパンツァーは、ライアンとエマのガイサックと共に最前列で敵の攻撃を受けつつも、確実に仕留められる火力で戦線を支えていた。

 少しでも前に進もうと、爪やハサミ(マニュピレーター)でフナムシの残骸を撥ね退けるのだが、偶に死んだふりをしているフナムシがいるので進むのが遅くなっていた。

 

 セナ達の上空にやってくるハエは、マルダーTPの対空砲により撃墜数を増やすだけの餌食と化していた。

 

「カグラ曹長、【AO-20】に対地攻撃を」

 シーパンツァーHから3連魚雷が発射され、敵の一団が減った時、セナがそう要請する。

 

<了解。対地攻撃【AO-20】撃ちます>

 マルダーTPからの連続砲撃でフナムシで満ちていた峡谷に隙間ができる。

 

「あとすこし、せめて【AO-20】までは戦線をあげます」

 

 

<緊急! 緊急! 北方にいたボールの姿が見えない。

 探査は続行するけど、注意して>

 ヨウコからの報告が聞こえてくる。

 

「イザワ伍長、姿が見えないというのは海に潜っているの?」

<わからない。

 周辺を飛んだけど、電磁波の影響もないし上空に存在を確認できない>

 すこし焦りを含んだヨウコの声に、セナは頭を抱えたくなった。

 

<気にするな。

 やることは変わらない。イザワ伍長は探査を継続。

 地上は【AP-20】までの道を開いて、【AL-21】の戦線を維持する。

 そうすればボールがでてもどうにかなる>

 セナの混乱を見透かしたように、ドレンの声が聞こえてくる。

 

 レッドホーンAPが到着し、榴弾の雨で敵が掃討されると、あっさりと【AP-20】に到達する。

 そして、フナムシもハエも、その姿がうそのように消えていった。

 

Z.E. 428年 2月19日 午前6時30分

 

 叩きつけるような風雨の向こう、海上から浮上してくるビガザウロASの巨影がぼんやりと見え始める。

 安堵の息を吐いたセナの耳に、クロエからの通信が入った。

 

<総員、お疲れ様。市街地及び軍施設の奪還が完了し、作戦は成功よ>

 その言葉に歓声が上がるよりも早く、クロエは冷水を浴びせるように続けた。

<――ですが、休息許可は出せません。

 直ちに資材とトレーラーを回収し、ビガザウロASへ収容。

 本隊はこれより、間髪入れずに【ツキシマ攻略作戦】へ移行します>

 

 通信機越しに、誰かの息を呑む音が聞こえた。

 第五一大隊の面々は、その命令の意味を理解できず、疲労した思考を一瞬停止させる。

 

<ぼさっとするな! 置いて行かれたいのか!>

 凍り付いた空気を、ドレンの怒声が切り裂いた。

<特大型整備トレーラーはレッドホーンAPが牽く!

 他のトレーラーはモルガで分担しろ!

 手空きの機体は残敵を掃討しつつ、残骸をどかして道を作れ! 急げ!>

 指示を出しながらドレンのレッドホーンAPが、特大型トレーラーへと向かう。

 その強引な動きに、呆然としていたセナたちも正気に戻り、操縦桿を握り直した。

 

「しょ、少佐! この状況でツキ島攻略戦を行うのですか!? みんな限界です!」

 セナが悲鳴に近い声を上げる。

<ええ、ササツカ中尉。無茶は承知の上です。

 ですが……当初の想定よりマルワ島の生存者が少なすぎました。

 嵐が抜けるのを待っていては、ツキ島の生存者も全滅します>

 

 クロエの声は冷静だったが、そこには拒絶を許さない響きがあった。

<幸い、この嵐の中なら【ハエ】の動きは制限されます。

 天候を味方に付け、敵の防空網を突破して一気に攻略を行います>

 

「そんな……」

 セナは絶句し、雨に打たれるモニターを見つめることしかできなかった。

 

 

 

 

 

 

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