「『神﨑さんに可愛いって言われたい?』」
「……はい」
今、女性だけでお茶会をしています。茜さんが神﨑さんに可愛いと言われたいそうです。
「可愛いですか……それは格好?それともキャラ?それ以外の?」
「それ以外?」
「メアさんが主人に言われる可愛いで言った方が分かりやすいですね」
「確かに可愛いってたくさん言われてますね」
私も言われるんですけどね、けどメアさんの方が可愛いと言われた回数は多いと思うのでそうします。
「メアさん全部じゃなくていいんで、大雑把に教えて上げてください」
「わかりました」
そう言ってメアさんは茜さんのことをじっと見ました。
「え、えっと……」
「こんな感じで仕草で可愛いと思わせるのも1つの手ですよ」
自然と上目遣いになるようにメアさんは覗き込んでいたようですね、為になりますね…
「あとは、服装と……えっと…」
「えっと?」
「お姉様…あれって言うべきですかね?」
メアさんも薄々気付いていたようです。
「言ってもいいと思いますよ」
笑顔で言う。
「こうやって笑うのは…可愛いとは違いますか…」
「ふふふっ」
「お姉様怖い怖いっ!」
「メアが言わないならここで実践しちゃいますけど?」
「それだけはやめてくださいっ!」
「そうですよね、主人がいるときにされたいですよね」
「そうですけど……」
「大体予想出来ました……」
「そうですか、う~ん、こんなのはどうでしょうか?」
―――――
「あらき……」
「どうした、あか――ね!?」
「だめぇ、身体が熱いのぉ……新輝のが欲しいのぉ」
茜が抱き付いてきた。息を荒げて身体を擦り付けてきている。
「何があった?」
「あらきの欲しいの……ダメ?」
茜が上目遣いでねだってくる。誰が原因なんだろうか、英門ぐらいしか浮かばないけど、英門はこんな風にやらないはずだ。となると、女性陣か
「ん~っ、あらきの、ちゅっ♡はむっ♡」
「茜…何でしゃぶっているんだ?」
「あらきのほしいのっ、あらきはえっちな子…嫌い?」
茜は瞳を潤ませながら上目遣いしてきた。
「いや…ダメじゃないけど…」
ダメだ。俺は茜に弱いな、茜はたまに見せる可愛さがいい、しかし、こう言うのもいい。
「あらき……わたしって可愛い?」
茜がそんなことを言ってきた。確かに俺は茜のことを可愛いと思っているが英門の様に声に出して言っていなかった。多分茜は声に出して言って欲しいんだろう。だから、俺は声に出して言うことにした。
「そ、その…か、かわ、可愛いと思う…」
「ほ、本当?」
やばいめっちゃ恥ずかしい。こんなことを平然と言える英門が凄いと思った。