中沢と見滝原中ガールズSecond ~お相手は先輩!?~ 作:レパード☆アブデカ
今回より続編『中沢と見滝原中ガールズSecond ~お相手は先輩!?~』を開始いたします。
以前から申し上げておりましたとおり、ハノカゲ先生の『The Diffarent Story』に登場する、マミさんこと巴 マミのクラスメイト2人が、今作からメインキャラとして新たに加わり、それに合わせた新たな要素も組み込む予定です。
この2人については、『The Diffarent Story』本編を読んだ当時から魅力的に感じて、まどかたちのクラスメイト6人の使い回しでない独自の画風も気に入りました。
2人は今回、6人の女の子を通じて中沢と接点を持ち、少しづつエッチの方向へ向かいます。
果たして中沢は、この前代未聞の学年を越えたエッチを、どう乗り切るのでしょうか。
登場人物は新キャラ2人以外、ほぼ前作からの引き継ぎで次のとおりです。
【主な登場人物】
中沢:見滝原中学校2年B組
先輩たちの大胆なアタックに、戸惑いを見せるが……。
島本 ひかり:見滝原中学校3年A組
巴 マミのクラスメイト。6人の女の子たちを通じ、中沢に接近する。
紺色のショートカット+アホ毛。
(ハノカゲ先生『The Diffarent Story』より)
坂口 みやび:見滝原中学校3年A組
ひかりの友人。同上。
赤茶色のロングヘア。
(ハノカゲ先生『The Diffarent Story』より)
赤井 れいか:見滝原中学校2年B組
赤い七三分けロングヘア、長身。(クラスメイトA)
緑谷 なつき:見滝原中学校2年B組
緑のショートヘア+アホ毛。(クラスメイトB)
水森 あやか:見滝原中学校2年B組
水色のショートヘア、やや色黒。(クラスメイトC)
小川 つぐみ:見滝原中学校2年B組
薄い赤の七三分けセミロングヘア、クラスで一番小柄。(クラスメイトD)
速水 よしえ:見滝原中学校2年B組
緑のロングヘア/ポニーテール、赤淵メガネ。(クラスメイトE)
坂本 つばさ:見滝原中学校2年B組
薄い茶色のツインテール。(クラスメイトF)
鹿目 まどか:見滝原中学校2年B組
前作に続き、今回もストーリー上出番はほとんどなし。
美樹 さやか:見滝原中学校2年B組
まどかの親友。同上。
志筑 仁美:見滝原中学校2年B組
まどか&さやかの親友、資産家のお嬢さま。同上。
暁美 ほむら:見滝原中学校2年B組
東京のミッション校からの転校生。魔法少女。同上。
早乙女 和子:英語教諭 2年B組担任
まどかたちの担任。同上。
巴 マミ:見滝原中学校3年A組
まどかたちの先輩、ひかり&みやびとは1年生以来の友人。魔法少女。
ストーリー上、今回は名前のみ登場。
呉 キリカ:見滝原中学校3年A組
ひかり・みやび・マミのクラスメイトだが、直接のつき合いはない。魔法少女。
(ムラ 黒江先生『魔法少女おりこ☆マギカ』より)
間宮 えりか:見滝原中学校3年A組
キリカの旧友で、父母の離婚により一度町を離れたが、母の再婚で帰郷する。
(ムラ 黒江先生『魔法少女おりこ☆マギカ 別編』より)
美国 織莉子:白羽女学院3年1組
有力市議の娘だったが、父の不正疑惑と自殺をきっかけとして世間の風当たりが
強くなり、肩身の狭い思いをしていたころにキュウべぇと契約、魔法少女に。
ふとしたことからキリカと出会い、共に魔法少女活動をすることになる。
学校が違うため、キリカとの電話などのやり取り以外はほぼ出番なし。
(ムラ 黒江先生『魔法少女おりこ☆マギカ』より)
新キャラが新キャラだけに、今度こそマミさんの登場を期待されるみなさんが多いと思いますが、名前だけは出てくるものの、今回も出番はありません(魔法少女活動に忙しいので)。
もちろん一緒に活動している杏子も同様です。
その代わりに、ムラ 黒江先生の外伝『魔法少女おりこ☆マギカ』から、主人公・織莉子の相方、キリカと旧友のえりか(別編)を登場させることにしました。
織莉子は学校が違い、中沢との接点を作り出しにくいことから、キリカとの電話のやり取りなどちょっとしたシーンに留めるつもりです。
ご期待ください。
≪20××年9月某日 見滝原中学校・2年B組教室≫
キュ、キュ、キュ……
キュ、キュ……
「えーと…。ここは、大事なところなのでよく覚えてくださいね。」
(……あと、ちょっとか……。)
「中沢くん?大丈夫?ぼんやりしてるけど…。」
「あ、大丈夫です…。すみません。」
中沢は6時間目の授業を受けていた。
この日は国語で、あと5分ほどで終了を迎えるところだった。
5分後、
「起立。」
号令とともに、クラスのみんなが立ち上がる。
中沢も立ち上がり、
「礼。ありがとうございました。」
「ありがとうございました!」
国語の先生が立ち去り、入れ違いにホームルームを行うために担任の和子が入ってくる。
そのホームルームもいつものとおり終了し、再びみんなで立ち上がり、
「礼。ありがとうございました。」
「ありがとうございました!」
「それじゃ、気をつけてね。」
机といすを床下に収納し、ロッカーのかばんを持って教室を後にする中沢。
(自分で、言うのもなんだけど……。オレ、ずいぶん変わっちゃったな……。)
廊下を歩きながら、そうもの思いにふけっていた。
ほんの2週間ほど前まで、彼は女の子にまるで縁がなかった。
女の子の扱いのいろはも知らなかったので、もっぱら交流しているのは男子の友だちだけ。
そんな学校生活を、中学校だけで実に1年半も送っていた。
それが、クラスの6人の女の子たちが綿密に計画した、あの宿題会の日の夜の、“ブルマプレイ”によって一転したのだ。
直前にさりげないパンチラ/パンモロ攻撃を受けたのもあったが、ミニスカ制服の次に見滝原中のトレードマーク的存在であり、今となっては中学生の女の子に、学校公式で着せることそのものがもはや反則級を飛び越した、お色気ムンムンの体操服をもって迫って来られたのだから、たまったものではない。
胸をもみ、お尻をさわり、女の子たちの持ってきたコンドーム越しに、女の子たちの秘密の亀裂を無我夢中で突きまくった。
コンドームがなけれは、おそらく全員を妊娠させてしまいそうなほどの射精も繰り返した。
中沢はそれ以来、女の子たちからメールで送られてきたエッチな自撮り画像を“おかず”にして射精したり、先生やほかの生徒、警備員たちの目を避けるように放課後の校内、公園のトイレと目立たない場所で女の子たちとのエッチを重ねていった。
命がけとも言うべきものだったが、どうにも止まらず、やめることができなかったのだ。
そんな彼の様子を、事情を知らないほかの男子たちはもちろん不審に思ったのだが、中沢はそれを必死に覆い隠し、なに食わぬ顔で学校生活を続けていた。
ちょっとでも隙を見せれば、あっという間にすべてがパーになってしまうのだ。
しかし、6人の女の子たちに続く第2の“刺客”が、中沢のもとに迫りつつあった。
その“刺客”というのが………。
≪先週 放課後・3年A組教室≫
「ねぇ。みやび…。」
「ん?なに?」
「中沢くんにさ……声、かけてみない?」
「えっ!?マジで?」
「あたしたち、男子とつき合いなんてほぼなかったでしょ。ほとんど、巴さんと一緒だったし。」
「そうだけど…。でも、学年違うじゃん。」
「関係ないって。男女のつき合いだもん。3年生も、2年生もないじゃん。」
「まぁ、そりゃぁ……。」
「巴さんも最近忙しいみたいだし、毎日教室で受験勉強ばっかりっていうのも疲れちゃうでしょ。みやびだって、そう思わない?」
「そうだね…。」
「中学生も、あと5ヶ月切ってるしさ。中沢くんはもう1年あるけど、あたしたちはないんだよ?その前に、ちょっとはエンジョイしてみようよ。ね…?」
「…よし。わかった。ひかりがそう言うんなら、あたしもやってみよ♪」
「うん。そうこなくっちゃ♪」
「ねぇ。まず、中沢くんと一緒にいる子たちに当たってみようよ。」
「あの子たちに?」
「あたしたちが、いきなりアタックするのも悪いじゃん。どんな関係なのか、聞いてみるのも悪くないんじゃないかな。」
「そうだね。まずは、遠回しってとこだね。」
「で、いつにする?」
「そうだなぁ……。来週で、いいんじゃない?」
「よっしゃ!それで、決まったね。」
「おしっ♪待っててね、中沢くん……♪」
「うふふ……。」
中沢にとって1年先輩の、3年A組の女の子2人だった。
島本 ひかりと、坂口 みやび。
3年生という学年柄、自主的ではあったが、受験勉強に疲れていた2人は、残り少なくなってきた中学生を、一度なにかで思いっきりエンジョイしようと考えていた。
その“エンジョイ”の相手に選んだのが、ほかならぬ、あろうことか後輩の中沢だったのだ。
クラスメイト以外には、まるで存在感の薄かった中沢が、大勢の女の子に囲まれているのを校内で見かけた2人は、その好奇心の強さから、女の子にモテるなにかを持っているのかもしれないと、おしゃべりに興じる中沢と女の子たちを物陰からひそかに観察していたのだった。
将来有望なバイオリニストの卵として熱い注目を浴びていた、恭介のことはもちろん知っていたのだが、彼が病院暮らしを送る今、2人の関心は中沢に移っていた。
実は2人には、1年生のころからのつき合いである友人がいた。
巴 マミ、15才。
2人と同じ、3年A組だ。
金髪に、クルクルと巻かれたツインテールが特徴の女の子で、頭の両後ろに、花の形をした大きなヘアピンがトレードマークについている。
ブラウス越しでもわかるDカップの大きな胸は、あらゆる男子諸君をとりこにしそうだった。
2人の会話にあった“巴さん”とは、彼女のことであった。
車で移動中の多重事故で父母を失い、現在は市内のマンションで1人暮らし中であった。
2人とも、そのことはよく知っており、マンションにもちょくちょく足を運び、お得意のケーキをごちそうになったりするほどの仲であった。
ところが最近、マミは2人の前に姿を現さなくなった。
いや。“現して”はいるのだが、厳密にはそれ以上のつき合いがほとんどなくなったのである。
もっとも、それの少し以前から、マミの様子はどうも自然ではなかった。
あるときなどは同じく市内のショッピングモールへ、買い物に行こうよとお誘いをかけると、
「ううん…。ごめんね。用事があって…。」
とにかく、ことあるごとに“用事”を理由につけては、それを断るのが日常茶飯事のようだった。
ある日の放課後、いつにも増して様子のおかしいマミを、2人はそれとなく問い詰めてみた。
なんと言うのか、ものすごくウキウキした感じなのだ。
推測を巡らせ、マミに“彼氏ができたのかも?”とえげつない発想をぶちかました。
マミから返ってきた答えは、新しく“友だちができた”というものだった。
“友だち”と聞いて、2人は自分たちが突き放された気分になったが、マミはあわてて訂正し、次のようにつけ加えた。
「……なんて、言うのかな。普通の、友だちとは少し違うのかも…。ある意味…お互いに、友だち以上の信頼がないと、成り立たないものだと思うの。…まだ、知り合ったばかりだし。そうなれるかは、わからないけど…。安心して、命を預けられるような仲になれたらいいな、って……。」
この日を境に、3人が学校やプライベートで交流することは事実上なくなった。
マミはほむらと同じで、“同業者”以外には誰にも内緒の“仕事”を、ひたすらにこなしていた。
その、新しい“友だち”と一緒に……。
その事実をなにも知り得ない2人にしてみれば、やんわりと絶交されたも同然だったのだが、それでもマミのことを片時も忘れはしなかった。
マミがそんな、薄情な子であるはずがないのだ。
用事が片づけば、いずれまた3人でのつき合いが戻ってくることを信じて。
それから進展らしい進展も見られないまま、とうとうこの時期になってしまったのである。
今もどこかで“用事”という名の、2人の知らない“仕事”に励んでいるのだろうか。
翌日。
「楽しみだね。ひかり。」
「ふふっ♪」
2人はとりあえず、先週話していたようにまず6人の女の子たちに当たってみることにした。
授業が終わるのを待ち、放課後にかばんを持って、2年生教室のある階へ行ってみると、中沢も、女の子たちも姿が見えない。
次に校舎裏に行くと、案の定、中沢が女の子たちとなにやら話に興じていた。
女の子は、れいか・なつき・あやか・よしえの4人である。
「あ…いたよ。」
「しっ…。気づかれちゃうから、今はだまってたほうがいいよ。」
2人は物陰に隠れて、中沢たちの様子を観察していた。
「……じゃ、オレ帰るね。」
「バイバイ!」
数分ほど会話して、中沢は帰っていった。
2人はここぞとばかりに、
「…いこっか。」
「うん。」
中沢を見送って、同じく帰ろうとする女の子たちのもとに、足早に歩み寄った。
「あ……。ちょっと、いいかな?」
「……えっ……?」
女の子たちのうち、中沢と話していたれいかが振り返る。
「な…なんですか……?」
「ごめんね。あたし、3年A組の島本 ひかり。こっちは、クラスの友だちで坂口 みやび。きみたち、2年B組の子たちだよね。」
「そうですけど……。どうしたんですか?」
「ちょっと…折り入って、聞きたいことがあってね。」
「聞きたい…こと…?」
ひかりとみやびは、まず控えめに、中沢のことをれいかたちに尋ねた。
「中沢くん…ですか?」
「うん。」
「どんな子なのかな、って思ってね。」
れいかたちは一瞬、答えにつまりかけた。
「なんて言うか……。一応ですけど…好青年、ってとこですかね。」
「上条くんには、あと1歩なんですけど……。」
「そうなんだ……。」
それから2人は、どんどんといけない方向に舵を切っていった。
4人の名前をそれぞれ確認すると、
「ねえ。れいかちゃんたちさ……。」
「はい……。」
「中沢くんと……キスなんて、した…?」
「え……?」
「いや…。もしかしたらさ、エッチまでいっちゃってる?」
「えっ…!?あ…あの、その……。」
れいかたち4人は、2人の先輩の発言に飛び上がりそうになった。
(………!?)
(な…な…。なんで、先輩たちそのこと知ってるの…?)
(まさか…中沢くん、教えちゃったのかな…?そんなことないよね…。あたしたちも、中沢くんも先輩のことなんて知らないし……。)
「あっ♪もしかして、図星だったりして……?」
「あっ……。その……。そんなんじゃ………。」
「大丈夫だよ。隠さなくたって♪」
「中学生でエッチしたいのって、男子でも女子でも、誰だって一緒じゃん。あたしたちだってそうだしさ…。この際、堂々と話しちゃいなよ♪」
「うぅ………。」
こうまで迫られては、れいかたちも隠し通しではいられなかった。
仕方なく、洗いざらいを包み隠さず、ひかりとみやびに話して聞かせた。
「ふーん……。中沢くん、相当女の子に縁がなかったんだね。」
「だから、溜まりっぱなしだったんだよ。ウブな子って、大抵そうだから。」
「あの……。先輩たち、中沢くんに会ったんですか……?」
「ううん。れいかちゃんたちと、楽しそうに話してたからどうなのかなって。」
「……そう言えば、ほかの子たちは?あと2人、いたよね。」
「え?つぐみたちですか?」
「もう、先に帰ってると思いますけど…。確か、喫茶店行くって言ってたよね。」
「うん。」
「れいかちゃんたち、今日は部活じゃないの?」
「わたしたち、今日は先生が出張でいなくて、休みなんです。明日から、また普通どおり練習なんですけど。」
「それで、中沢くんとおしゃべりしてたんです。」
「ふ~ん…。」
「ねえ。その…つぐみちゃんたちって言ったかな…?」
「はい。小川 つぐみと、坂本 つばさって子なんですけど。」
「今日、電話とか…。なんだったら、メールでもいいからさ…。あたしたちのこと、ちょっと伝えといてくれるかな。」
「その子たちにも、中沢くんのことで話したいから。」
「はい…。」
「わかりました。」
「それじゃ、邪魔しちゃってごめんね。」
「バイバイ!」
「さよなら…。」
2人はその場を立ち去って行った。
「……ねえ。どうする?」
「つぐみたちに、連絡する?先輩たちのこと。」
「そうしようよ。先輩たちが、そう言ってるんだし。」
「そうだね。」
「電話か、メールって言ってたけど……。どっちがいいかな?」
「電話で、いいんじゃないかな。急な用事だし。」
「うん。」
れいかは携帯を取り出し、つぐみの番号をリダイヤルした。
プルルルルルル……。
プルルルルルル……。
3回ほどコール音が鳴ったところで、つぐみが出た。
プルルル……
---はい。れいか、どうしたの?---
「あ、つぐみ?ちょっとね、急な用事なんだけど……。」
---用事…?なんの?---
「実は、ほかでもないんだけどね………。」
---???---