いつもと変わらぬ静かな夜。
ここはいつも使っている学生寮、僕はその一室に一人でいた
本当はルームメイトが1人いるのだが、今日は用事が長引いて戻れないのだと聞いていた。
少し寂しさを感じながらも、2つのうちいつも使ってる右のベッドの下段で僕は携帯端末を弄りながら、そろそろ眠りに就こうと思い携帯端末を置こうとした。
そのとき、「コンコン」と扉を叩く音が聞こえたのだ。
僕は起き上がって「はーい…」と気だるそうに答えながら扉を開けた。
扉の向こうには赤と紫の寝巻き姿の女の子が立っていた。
流れるような赤髪、遠くを見通せるような碧の目、余裕のあるにこやかな表情ーーーー
「なんだ、アウロラか…何か用?」
2つ隣の部屋に住んでる同級生のアウロラだった。
彼女とは夜に他の何人かで集まって夜の暇を潰すくらいの仲だ。
しかも互いに呼び捨てで。
「あら、〇〇、起こしてしまったかしら? それは申し訳ないことをしたわね……ってなんだとは何よ、もう…」
「あ、いや…別に大丈夫だったけど…でも今日はあいつはいないぞ」
「そうだったのね、静かだと思ったら」
「で、どうするの?」
「今日はいつもの皆ももう眠っちゃったみたい。 だからちょっと寂しいから、話し相手が欲しくて…」
少し照れ臭いような顔で彼女は言った。
「そういうことかー……まあ上がりなよ、散らかってるけど」
少し戸惑いながらも部屋に招いた。
「ありがとね、〇〇」
「まあこっちも寂しかったし……」
こっちまで照れ臭くなってくる……。
「そうそう、もし良かったら、一緒に寝ても良いかしら?」
!!!!????
「うぇっ!?」
僕はその一言で過剰に動揺した、そのせいでベッドに足の指ぶつけるわ転ぶわでもう明らかに平常心を打ち砕かれた。
「ちょっと、大丈夫!?」
「きゅ、急にそういうこと言わないでよ…いたた……」
ぶつけた足を擦りながら言う。
「この前は一緒に寝てくれてたわよね?」
「いや、あれは皆酔ってたから仕方なく……」
僕は一回だけ、彼女と一緒に寝たことがある。
歓迎会の際に、3人で一緒に飲んでたのだが、終わった後に全員酔ってしまい、かろうじて部屋には帰ったもののシャワーも浴びれずに彼女も一緒に僕のベッドで眠ってしまったことがあった。起きた時も皆何が起きたのかわからずしばらく頭が回らなかった。
「もう一度くらい良いじゃない、〇〇?」
「あー…仕方ないなぁ…僕は明日休みだし良いけど…」
「本当に?ありがとう!ふふっ…」
僕の手を握りながら嬉しそうにしている彼女を見て、先程までの事はどうでも良くなった。
しばらく他愛のない話で盛り上がって、時計の針が1時を指した頃、もう寝ようということになった。
僕のベッドに2人分の体が沈む。
「じゃ、あの……おやすみ…」
「ええ、おやすみ」
僕達は添い寝、のような感じで寝た。
だが…………眠れなかった。
もう30分くらい経った頃だろうか………全然眠気が来ない。
「うーん……」
彼女を起こさないように状態を起こそうとしたが、出来なかった。
横を見るとそこにはすやすや寝息を立てている彼女がいた。
………僕の右腕を抱き締めながら。
「おいおい、どんな夢見t………」
僕の言葉は失われた。
ただ抱き締められただけかと思ったら、アウロラの豊満な胸で挟まれているのだ、僕の腕は。
その柔らかい感触で僕の眠気は吹っ飛んでしまった、かといって彼女を起こす訳にはーーーーー
穏やかな寝顔、腕を挟んでるせいではだけそうな胸、布団から覗く艶かしい足………
ついつい彼女の肢体を直視してしまう、こんなに色っぽい子だったなんて、今までよく知らなかったのだ。
女の子に興味がない訳じゃないけど、彼女はいわゆる「可愛い遊び友達」として見ていたから、こんな気持ちになったのは初めてだったんだ。
………襲ってみたい
………悪戯していつもと違う反応を楽しみたい
ありきたりなエロ本みたいな展開を自分もしてみたい、そんなドス黒い感情が溢れだしていった。
「アウロラ……ごめん……僕は……」
掴まれた右腕をそのままに、僕はアウロラの方に向いて左手で彼女の胸を鷲掴みにした。
「すー……すー………」
彼女は変わらず寝息を立てている。
手はしだいに彼女の寝巻きに潜り込んで、豊満なものを生の肌で感じていた。
「っ…………」
「や、やわらかい…なぁ…」
初めて触った彼女の、いや、女の子の身体の豊満な部分。
僕は完全に彼女の身体を触ることに好奇心すら覚えてしまっていた。
「っ……はぁ……アウロラ……」
「ん…………」
胸に触れて反応を楽しんでいると、突然彼女が仰向けになり、掴まれていた右腕がほどけた。
起きたのかと思い見構えたが、寝返りをうっただけのようだ………
「ほっ……」
安堵を浮かべては見たがさっきの反応だけで僕の怒張はすでにズボンからでも分かるくらいピンとそそりたっていた。
自分のなかでもうよしておこう、後で自分で処理すればいい、さっさと寝ようと良心が囁き、こんなことは滅多にない、だから堪能するべきだ、と悪魔が囁く。
これらに、僕は逆らうことが出来なかった。
「アウロラ……っ…」
僕の左手は彼女の寝巻きの下に手を伸ばしていた。
見るとわずかに紫色のパンツが見えた、少し湿っているようだ、やっぱり彼女も感じているのだろうか。
「結構濡れてる…? …感じてるのかな…?」
そう独り言を言いながら、僕はエロ本やその他の類いで知った知識をもとに、アウロラに愛撫を始めた。
「ぁ………ん………」
微かに声はするが起きる様子はない、ただ二人の吐息がだんだん荒くなっていく。
左手でグチュグチュと恥部を弄りながら、寝巻きをはだけさせて右手で胸を揉みながら乳首を舐める。
「うわぁ……どんどん湿って……僕もなんだか……アソコが痛くなって…きた…」
「っ………ぁ……」
官能的な水音がどんどん2人だけの部屋に響いた。
それを聞いていると、こっちも興奮を抑えることができなくなっていった。
だんだんと、速く、深く指を出し入れしていると、
「ん…ハァ…ハァ…」ビクンッ
急に彼女の体が震え、僕の指が締め付けられた。
おそらく彼女は絶頂を迎えてしまったのだろう、パンツの染み、シーツの染みが広がっているのが分かるし、彼女の寝顔も息を荒げて顔も紅潮してるのが見て取れる。
指を引き抜くと、そこにはアウロラの愛液らしいものがびっしりくっついていた。
「イッちゃったんだね、アウロラ……その顔、とても、エロいよ……はぁ……はぁ……」
こっちも我慢の限界だった。
怒張からは我慢汁が分泌され、パンツと擦れて先端が濡れてるのが分かった。
「アウロラ……ごめん……もう……」
そういって僕はさっきから収まらない怒張を引っ張りだした。
先端から透明な液体が迸ってパンツから糸を引いていた。
うっかり垂らさないように、掴みながら彼女に近づいたが、この前悪ふざけで友人に押し付けられ鞄のなかにしまってあったゴムを思い出し、それを着けて、彼女の前に見せつけた。
アウロラは相変わらず眠ってしまってるが、先程の反応をみても未だに感じてるのがバレバレだ。
寝巻きのスカートを捲り、紫色の湿った下着を片足に引っ掛かるようにゆっくり脱がすと、そこには愛液でグショグショになった恥部が見えた。
「これが…アウロラの…女の子の…ま〇こ…」
それを見つめて少し唾を飲みながら、僕はアウロラの足を上げさせ、両足をゆっくり開いて、僕はその間の恥部にゴムを付けた怒張をあてがった。
「はぁはぁ…アウロラ…ま〇こに、ちん〇…いれるからね…っ…ごめん…よ…っ…」
そう囁いて僕の怒張は彼女の膣内を貫いた。
「んっ…❗んぁっ……!?」
「くっ……キツい……!」
僕は今まで感じたことのない快楽に襲われた。
自分でオナニーした感覚とは違う、四方から容赦なく締め付けてくる感じーーーーそれだけで僕は絶頂しそうになった。
しかし、
「ん……あ、〇〇…っ…なに、やって…!?…こ、これは…っ……!?」
「あ、アウロラ……!?」
なんと、アウロラが起きてしまったのだ、がくがく身体を震わせ、僕との接合部から血が出てるのを見て驚いたようにながら。
「ご、ごめん、い、いま止めるから……!」
そういって僕はアウロラから怒張を引き抜こうとする、だが
「まって、〇〇…ぬかないで…はじめてでっ……い、いたいからぁ……!」
そう涙声で言われ僕は思わず動作を止めた。
そして、急に我に返ったのか底知れない罪悪感が僕を襲った。
僕は、なんてことをーーーーーー
「う、うぅ……ごめん、なさい…グスッ…アウロラ……っ……ぁ……グスッ……」
「ぼく…こんな…こと…うっ……グスッ…しちゃう、なんてぇ……っ…ごめんっ…!」
繋がったまま、僕は涙が止まらなかった。
自分にいつも優しくしてくれた友達の気持ちを裏切って、自分の理性が保てなかったせいでこんなひどいことを……という後悔でいっぱいだった。
「そんなに泣かないで…ね? わ、私なら大丈夫だから……それに…」
痛みに耐えながら、彼女の指が僕の涙を拭った。
「やってしまった事は仕方ないわ……私のはじめて、は今とられちゃったけど……あなたなら…私は構わないわ…だから……自分を責めないで、〇〇…?」
涙目になりながらも優しく、消えそうな声でアウロラが僕の目を見て言った。
「あ、りがとう…ごめんよ…っ…グス……」
「私はいいから、最後まで…していいわよ…っ…もう…いたくないから…」
そう、いつものやさしい口調で僕の全てを受け止める覚悟をした声で言う彼女に対し、僕は罪悪感を感じながらもそうするしかなかった。
「じ、じゃあ、うごくから…クズッ…」
「ええ、来て…っ…」
涙に濡れた顔を互いに拭ってから、行為を再開した。
僕は理性に任せて、あのエロ本のように、獣のようなピストン運動を始めた。
「あっ…んん…き、きもちいい…わ…っ…!」ズリュ ズリュ
「こ、こっちも…だ…っ…これがっ…アウロラのっ…なかっ…なんだ…ね…っ…!」
結合部から血と透明な液体がシーツに染みながらも、がむしゃらにピストン運動は続く。
緩急なく、僕は溢れる欲望に従って腰を激しく打ち付けた。
「ハァハァハァハァ…アウロラの…なかっ…いいよ…ぉ…!」
「あ、〇〇っ…ぁっ…は…はげしい…よぉ……!」
寝巻きの肩がはだけ、そこから豊満な胸がぷるぷる揺れてこぼれるのが見えて、それを両腕で鷲掴みにしながらし、乳首を弄ったり舐めたりしながら、さらに僕は腰を強く振り、アウロラの奥を突いた。
その快楽を享受しながら、僕の名前をいつもと違うトーンで呼ぶアウロラを見ながら、僕は絶頂に差し掛かった。
「あ、あうろらぁ…ぼ、ぼく…もう…だめ…だっ……いくっ、いくっ……なかっ…だすよ…っ…あうろらぁ…!」
「んんっ…あ、あらひも…〇〇…〇〇っ…なにか…のぼってきちゃう…よぉ……!」
アウロラが快楽に溺れた女の顔になるのを見た刹那ーーー
ビューッ…ビュルッ…! ビュルルル…!
「ふああぁっ…!」
「~~~~~~っ!!」
僕は女の子みたいに甲高い声で、アウロラは口を抑えながら押し殺すように声を出した。
怒張を締め付けられるような快楽に、僕はただ受け入れて悶えるしかなかったーーーーーー
それから少しして落ち着いた僕は、アウロラと繋がっていた怒張をゆっくり引き抜いた。
するとゴムが抜け、そこから僕が今まで溜めてたであろう精液がドプッとこぼれ落ちた。
「はぁ……はぁ……きもち、よかったよ…あうろら…」
「ハァ…ハァ……」
アウロラは予想以上の快楽に初めて襲われたのか、涙を流しながらだらしなく足を開き、ぐったりして荒い息を漏らすばかりだ。
赤と紫色の寝巻きも行為のシワと汗と自分の愛液でグチャグチャになってしまっていた。
とにかく、アウロラからゴムを引き抜き、それを処理してアウロラの寝巻きを整えて抱き抱えて空いた左のベッドに横たわらせ布団をかけ、行為したことを示すように汚れたシーツを洗濯機に投げ込み、僕はシャワーを浴びた。
とにかく自分が暴走した現実を、さっきまでの快楽を、あんな一方的な「はじめて」をアウロラに経験させてしまった事への自己嫌悪を強く意識するばかりで、俯きながらシャワーに打たれていた。
エロ本の再現がしたかったから、って最低の理由で寝込みを襲ってーーーー
女の子とまともに付き合うまで行けなかった、エロ本で一人性欲を解消するばかりの自分を変えたくてがむしゃらだったーーーー
ふと、アウロラが自分を責めないで、と言った事を思い出した。
それを考えていると、不思議とまた落ち着くことが出来た。
アウロラちゃんには朝になったらちゃんと謝ろう、そして、
自分の本当の気持ちを、彼女に話そう。
そう決心しながら、シャワーと一緒に涙が流れていっ
た。
それが彼女を襲ってはじめてまで奪ってしまった後悔なのか、自分のアウロラに対する本当の感情を知ったからなのかは、誰にも分からなかった。
終