※この作品はR-18です。

TDM IGLOO NE社開発秘録 第三話完全版(R-18)   作:howther


原作:防術機
タグ:R-18 防術機 エロ
防術機小説「TDM IGLOO NE社開発秘録」のカット部分を含めた完全版です。
https://www65.atwiki.jp/boujyutsuki/pages/111.html

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TDM IGLOO NE社開発秘録 第三話完全版(R-18)

 Noblefir Electronic R&Dセンター 野戦演習場

 

 「機体制御システム、正常に稼働中。リアクター出力、問題なし」

 「外部との通信も問題ないですね。準備は良いですか、アイリス少尉」

 「ええ。これまでの成果、見せつけてやりましょう」

 

 ついに訪れたヴィオレットⅡの模擬戦闘試験当日。急ピッチで進めてきた作業の疲れを身に感じながらも、ウェインの心は期待に踊っていた。小高い丘の上に設営されたテントからは、蒼く澄み切った空と起伏のある緑の草原を見渡すことができる。遠方には、距離を置いて立つ2機の防術機の姿があった。

 通信端末の声からは、緊張を隠し切れないヴィオラの声が伝わってくる。ノートPCの画面越しには、ドールのように華奢なポニーテールの少女の姿があった。パイロットスーツに身を包んだ彼女の表情は、緊張で少し引きつっている。ウェインは少女のバイタルデータをチェックする。

 

 「少し緊張されているようですね。心拍数と脳波に若干の乱れがあります」

 「うっ…やっぱりか…」

 

 少女が顔を赤らめる。無理もない、相手は先日辛酸を舐めさせられた宿敵なのだ。

 

 「安定化処置、実行しますね。終了の時間まで通信は切断しておきます」

 「うん、お願い」

 

 ウェインはキーボードに所定のコマンドを打ち込む。

 精神安定化処置―専用のパイロットスーツとヘッドセットから脳と身体に微弱な刺激を与え、精神的な緊張を解きほぐす処置。実行中に外部からの刺激が与えられると処置に悪影響を与えてしまうため、毎回通信を切断する決まりになっている。

 

 「さて、今のうちに計測機器のチェックでもやっておくか…主任、そちらの準備はどうですか」

 「おう、バッチリだ。記録の方はこっちでしっかりやっとくから、お前はお姫様のサポートに専念しな。その方がお姫様も心強いだろうしな」

 「あはは、気を利かせてもらってありがとうございます。クレオ、そっちはどう?」

 「ああ、問題ないぞ。クリスティー中尉は今日も絶好調だ」

 

 隣に座るクレオのノートPCには、パイロットスーツに身を包んだ金髪の女性の上半身が映し出されている。ローゼ・クリスティー中尉、NE社所属の防術機乗りの中でも屈指の実力を誇るエースパイロットである。ヴィオラとは対照的に、勝利の確信に満ちた余裕の表情を浮かべている。

 

 「ふふ、またわたしが勝っちゃったらごめんなさいね、ウェイン君」

 「今度のヴィオレットは自信作です。そう簡単にやられはしませんよ」

 「あらぁ、どれほど持つか楽しみだわ」

 

 言葉からも仕草からも、溢れんばかりの自信が伝わってくる。確かに、彼女は優秀なパイロットだ。だが、そんな彼女に一泡吹かせてやれたらどれほど愉快だろうか。絶対に勝ってやる―そんな思いを胸に、ウェインは返答した。

 

 「それじゃ、正々堂々と戦いましょう」

 

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 「あっ…くっ…ふっ…うぅん…」

 

 ヴィオレットⅡの狭苦しいコックピットの中では、スレンダーな体躯の少女が喘ぎ声を上げながら身悶えていた。全自動の快楽が断続的に彼女の心と身体を襲う。精神安定化処置プログラムの過程はクライマックスに達していた。

 

 「んっ…気持ちいいっ…んんんっ…!」

 

 スーツの裏側に取り付けられた電極から伝わる電流が、ヴィオラの全身を容赦なく責め立てる。肩書き上はテストパイロットだが、彼女は表沙汰にはできない精神操作技術のモルモットとしても扱われていた。その実態は開発3課のメンバーに対しても秘密とされ、密閉されたコロニーという空間の中で固く封印されていた。

 

 「嫌っ…駄目っ…ああっ…はあっ、はあっ、はあっ…!」

 

 下半身に熱いものがこみ上げる。自らの指で下腹部をなぞりながら、快楽の感覚を増幅させる。全身を締め付けボディラインを露にするパイロットスーツの内側は、噴き出した汗と熱気で満ちていた。

 

 「ウェインっ、ウェインっ…あっ…ああああっ!」

 

 絶頂を感じた瞬間、強烈な電流が身体中に走る。その強烈な快楽で意識が飛びそうになる。甲高い叫び声を発しながら全身を震わせた後、紅潮した頬を涙で濡らしながら、少女は甘い法悦の余韻に浸っていた。

 

 「精神安定化処置、完了。クールダウン後、システムを再起動します」

 

 AS-OS改の無機質な声がコックピット内に響く。タオルで汗をぬぐいながら、少女は画面に映し出された青年の笑顔に眼差しを向けた。

 

 「ウェイン…わたし、頑張るよ…模擬戦も、実験も…」

 

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 「アイリス少尉、準備はよろしいですね」

 「ええ、問題ないわ。とっとと決着をつけてやりましょう」

 

 数分後、画面上に映し出された少女の雰囲気は幾らか落ち着きを取り戻していた。

 

 「主任、いけます」

 「よし、模擬戦闘試験、開始!」

 「ヴィオラ・アイリス、ヴィオレットⅡ、行きます!」

 「ローゼ・クリスティー、エンキドゥ、やるわよぉ」

 

 ここに宿命の対決の火蓋が切って落とされた。




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