要望があれば続きを書く
美しい木々に囲まれた森の中にその城はあった。
そこは噂の絶えない城だった。
…曰く…そこに近づいてはならない…曰く…そこには金銀財宝が眠る…曰く…王国騎士団が全滅した…曰く…そこには魔女が住まう…
さて、このような噂が流れているにもかかわらず日々そこには様々な種族がお宝を求めてやってくる。
おや?今日も一人勇敢で無謀な愚か者がやって来たようだ…さてさてどうなることやら。
君も見て行くかい?なんだ、帰ってしまうのか…ふーんつまらないね。
なら、用はない…消えな『ーーーーー』
「な⁉︎テメェなんのつもりーーー」
「そ、そうか!お前がーーー」
その城に住まう者…過去、王国最強と言われた裏切りの女魔法使い
美しい銀髪と白い肌しかし右腕に広がるのは魔の紋章
その名を『セツナ』
現在世界最高にして最強の賞金首である
○
「ほ、本当にこの先にあの魔女の城が…?」
「もちろん、情報に嘘はつかない。情報屋の鉄則だぞ少年」
森の中を二人の人間が歩く
一人は初見では確実に女の子に間違えるであろうオトコの娘
名を『モカ』…名前まで女の子っぽい
もう一人は全身を覆い隠す様にロープを着る者
こちらは女性である
「ところで、ここまで道案内してもらってますけどやっぱり名前は教えては…」
「あげないよ。悪いね少年。名前も私達には立派な商売道具なんだ。なに、心配しなくてもすぐにわかるさ」
「え?それはどうゆう意味ですか?」
「さあね?…っとほら見えて来たよ。あんたの目的地の城さ」
「あれが…魔女の城…」
二人の目の前に広がったのはひらけた場所に立つ大きな城だった
「ここまでで大丈夫です。お姉さんは街に戻っててください」
「ヘェ〜カッコつけるね少年。でも、私もプロだよ?最後までついて行くさ。強さは少年なら、知ってるだろ?」
「……わかりました。でも、お姉さんは安全第一ですからね!」
「はいはい、ほら行くよ」
「あ!待ってください!」
こうして二人は城内部へと進んでいった
○
「……っは!ここは…僕は城に入って…そうだ穴に落ちて…」
暗い、辺りを見渡しても数メートル先すら見えない様な場所でモカはひとりごちて居た。
城に入り情報屋の女性と二人は進んで居た時、城の罠にはまり分断され入り口に戻ろうとするも落とし穴へ落ち現在に至る。
「早く出てお姉さんを探さないと…でも、随分とここは濡れてるな…服がビシャビシャだ……っな、なにこれぇ…体があついよぉ…」
『へぇ、やっと効いてきたんだ』
暗闇の奥から声がする
「…そこに誰かいるの?」
『ええ、いるわよ。ここに』
声が近づいてくる…そして、ようやく声の主が姿を現した
「お、お姉さん……?無事だったの?でもその姿は?」
『いらっしゃい少年。私の城へ』
「私のって…まさか…」
『そう、そのまさかあなたたちが裏切りの魔法使いと呼ぶ存在
王国最強の魔法使いそれがあなたをここまで連れてきた女の正体よ』
少年の悪夢はこれから始まる
キャラ設定
少年モカ
姿古明地こいし
性別オトコの娘
魔法使いセツナ
姿博麗霊夢
性別女