さぁて!遂に始まりましたアムステルダム泊地とマダガスカルの二正面作戦!
編成は以下の通り
アムステルダム泊地 光太郎 悟 通 護 司 藤吉 龍驤 神通 陽炎 不知火 天津風 神風 長月 蒼龍 飛龍 妙高
マダガスカル 戦治郎(+ペット衆) 空 輝 剛 シゲ 翔 扶桑 摩耶 瑞穂 木曾 阿武隈 フラリン 長門 利根 綾波
最初は泊地チームの航空戦力にちょっち不安があったが、大本営組加入によりそれが解消された時は心の奥底からホッとしたな~……
んで、通と神通が泊地チームになったのは、泊地の提督がやっている事の証拠集め等をやってもらう為だ
火力に関しては不安が残るところだが、高速統一の都合こうせざるを得なかったからな……。まあ夜戦に持ち込めれば何とかなるだろう、通もいる事だしな!
マダガスカルの方は道中で潜水艦を相手する事になった場合多少不安があるが、最悪長門屋勢の一部に潜ってもらって対処するか!
っとまあこんな感じでチーム分けが完了し、お互いの無事を祈りながら抜錨したわけだ
そんで、こちらはマダガスカルチームなわけですが
「このハタチさんだったか……、試射した時からとんでもない代物だとは思っていたが……」
長門が改二改修記念として姉様からもらったハタチさんを眺めながら呟く、道中で遭遇した敵性の深海棲艦との戦闘で長門は早速ハタチさんを使ったのである
「凄まじい早さで駆逐艦や軽巡を蹴散らしておったのう……」
その光景を思い出しながら利根が言う、ベースが20.3cm砲だから駆逐や軽巡の装甲だったら簡単に貫通するだろうからな。しかも発射速度もあるもんだから雑魚を一掃したり、戦艦や空母に集中的に当てて大物食いしたりと幅広く使えるときた
「まあ、その分重量と反動も凄まじいものになっているようだがな、恐らくこれを使いこなせる艦娘は私と陸奥、後は大和型の2人くらいなものだろうな……」
姉様が前に言ってたのと同じ事言ってやがらぁ
「そうなると、何故そんなものを扶桑さんが使いこなせているのかが不思議でたまらないのですけど……」
綾波が言う、まあそうなるよな~……
「その事なのですが……」
姉様がそう言って自身の事を長門達に説明し始め、その証拠として背負っていた艤装を変形させ形代を呼び出した。その光景を見た長門達はそりゃもうポカンとしてましたわ~
「……ハッ!い、いや済まない……。あまりの出来事につい……」
そりゃまあ形代については誰でも驚くだろうな~……
「お気になさらないで下さい、取り敢えずこれで私がハタチさんを使える理由が分かって頂けたと思います」
「あ、ああ……、要するに見た目は扶桑だが中身は戦艦棲姫だから使えると言う事だな……、しかし、扶桑はその……、辛くはないのか……?」
長門が姉様に問う、恐らく自身が深海棲艦になってしまった事についてなんだろうな~……。深海棲艦化したと言う事は1度沈んでいるって事だからな~……、辛くないわけないだろうが……、姉様はどう答えるのだろうか……
「辛くないと言えば嘘になりますね……、両親の事を思うと胸が締め付けられるように苦しいです……。ですが、だからと言ってその事でいつまでも落ち込んでいるわけにはいきません。それに……」
そこで言葉を区切り、俺の方へと視線を送る姉様
「1度沈んだとはいえ、戦治郎さんとグラーフさんのおかげで私は身体こそ戦艦棲姫のままではありますが、心は戦艦……今は航空戦艦でしたね、航空戦艦扶桑としてこの戦場に戻る事が出来ました。これほどの幸運を掴んでおきながら辛い、苦しいなんて言ってなどいられません」
長門へ視線を戻し、微笑みながら姉様はそう言った。何かそう言われると心がこそばゆいッス
「そうか……、無粋な事を聞いて済まなかった。……扶桑は本当に強いのだな……」
「それも戦治郎さん達のおかげです♪」
謝罪する長門に可愛らしく返す姉様、イヤン俺悶絶しちゃいそう……
「う~む……」
流れをぶった切るように利根が考え込みながら唸っていた、一体何を考えているんだ?
「扶桑の事は分かったのじゃが……、何で戦治郎達は使える艦種が限られるような装備を作ったのじゃ?どうせなら吾輩や綾波でも使えるような装備を作ればよかったのではないか?」
ああ、それな……、それについてなんだが……
「その事についてはアタシが説明するわ~」
おぉっとぉ!ここで剛さんがエントリー!確かに剛さんだったら上手く説明してくれるはず!
「例えば綾波ちゃんみたいな娘でも戦ちゃんや扶桑ちゃん、長門ちゃんみたいな火力や射程が出せるような武器を作るとするじゃない?そうなると戦艦や重巡ってカテゴリーの存在価値がなくなってしまうのよね、そのあたりは分かるかしら?」
剛さんの言葉に、真剣な表情で頷く利根。そうなんだよな、大火力で高機動、更にコスパもいいとなると真っ先に消されるのが戦艦なんだよな~……、次いで重巡
「つまり、戦ちゃん達はそれぞれの艦種の役割を理解して、艦種の存在意義を遵守する為に制限の付いた装備を作っているのよ。後は悪用防止と趣味の領域かしらね?」
俺の対潜用のクローアンカーとか一部例外はあるけど、大体は剛さんが言った通りなんだよな。お互いが助け合ってこそ艦隊ってもんだろう、俺達長門屋の面々もそうやって得意ジャンルを駆使してお互いを支え合って頑張って来たからなっ!
悪用防止について言えば、俺や護の装備に空や光太郎の艤装なんかは途轍もなく強力だから悪用なんかされたらえらい事になる事間違いなしだからな~。それを防ぐ為にも制限を付けたり、専門知識がないと動かせないようにしてあったりするんだ
剛さんの話を聞いていた皆が頷いていた、剛さんマジ感謝!
「まあ……、アタシ達が戦うべき相手が相手だから、皆の装備が驚くほど強力になってしまうのは仕方がない事なんだけどね~……」
……ん?何か話が変わってきてるっぽい?一体どうした剛さん
「アタシが使っているこの銃器類、これって実は艦娘でも深海棲艦でもない普通の人が使っても深海棲艦を倒せる仕様なのよね……」
そう言って皆にケルベロスを見せる剛さん、ちょっち待って剛さん、俺それ初耳なんですけどぉ~?聞いてる皆が驚愕してる、そりゃそうだろうな、だってそれって……
「その武器があれば、艦娘は不要になるとでもいうのか……っ?!」
「その通りよ長門ちゃん、この銃器類があれば艦娘は必要なくなってしまう……、そしてこの銃器類が世界中に流出してしまうなんて事になると、どうなっちゃうか分かるかしら……?」
そうなるとまず海軍が大混乱になるな……、そしてそういった武器類の扱いに長けている陸軍あたりが台頭してきて海軍のやり方を糾弾し始める。主に艦娘の扱いに関する事でな……、そして今度は国民が艦娘肯定派と否定派に分かれて争い始めて……
「世界中が大混乱になるじゃないですか……、なんつー爆弾仕込んでやがんだよ剛さんの元嫁さんは……」
「恐らくそれらも織り込み済みでそのような武器を作っているのだろうな……。アレクサンドラ・稲田……、恐ろしい女だな……」
シゲと空が呟く、ホントになっ!どんだけ戦争したいんだよ、アリーさんって人はよぉっ!!!
「アタシ達はこのまま進めば、きっと何処かでアリーと戦う事になるわね……、アタシは何としてでもアリーを止めたいと思っているの……。その時、皆はアタシに力を貸してくれるかしら?」
剛さんの問いに、皆が静かに頷いた。この世界の為にもアリーさんを止めないとだな……、まあ皆で力を合わせればきっと何とか出来るだろう!
……って気が付いてみれば当初の話から内容がガッツリ変わっているな……、まあいっか!
「見えてきた!あの島に港湾棲姫様の拠点があるはずだっ!」
そんな事考えてたらフラリンが前方を指差しながら叫んでいる、どうやら俺達はマダガスカルが視認出来るところまで接近していたようだ……、さてこれからどうなる事か……
何かグダグダ……